記録ID: 7607790
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢
【丹沢表尾根:道迷い登山者をサポート】三ノ塔・烏尾山・行者ヶ岳(新茅山荘P→戸川林道→表丹沢林道→牛首→三ノ塔尾根→▲三ノ塔→▲烏尾山→▲行者ヶ岳→▲政次郎ノ頭→政次郎尾根→戸沢出合→戸川林道→新茅山荘P)
2024年12月19日(木) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 09:48
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,005m
- 下り
- 1,015m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 10:20
距離 11.7km
登り 1,005m
下り 1,015m
18:14
ゴール地点
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■駐車場代替案(検討した駐車場): ・牛首駐車場(無料):【メリット】三ノ塔尾根に直接アクセスできる。【デメリット】政次郎尾根下山口の戸沢出合から遠い。下山を烏尾尾根や仲尾根にルート変更した場合でも、牛首まで長い林道歩きをすることになる。また、まだ牛首に行った経験がない。 ・戸沢出合駐車場(協力金300円/回):【メリット】政次郎尾根から下山したら直近。烏尾尾根や仲尾根にルート変更した場合にもやや近い。【デメリット】牛首の三ノ塔尾根には、長距離の林道(戸川林道、表丹沢林道)を下り登りしてから取り付くことになる。 ■戸川林道は、塔ノ岳に最も近くまでクルマでアプローチできるので、政次郎尾根、天神尾根にアクセスするマイカー登山者に良く使われる林道だが、こぶし大の石がゴロゴロしたダート道で相当荒れている。車高が低かったり新車だったりするならお奨めしない。(追記:2024.12.28)2024年台風10号で土砂崩れ等が発生し、暫く全面通行止めだったようだ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■新茅荘前(烏尾尾根登山口)駐車場〜戸川林道〜表丹沢林道〜牛首: ・戸川林道はいつもの荒れた道だったが、表丹沢林道は最近補修されたのかよく整備された舗装道だった。落石等も少ない。(追記:2024.12.28)戸川林道と同様に2024年台風10号による土砂崩れ等が発生し、最近補修整備されたようだ。 ■〜三ノ塔尾根〜▲三ノ塔: ・メジャールートだけあって、よく整備された登山道で歩きやすい。前回山行の二ノ塔の方が荒れている。 ・地図にない林道を何度も横切るので道迷いの可能性はあるが、「登山道➡️」という掲示がされているので安心感がある。 ・崩壊地に繋がる尾根筋にもロープや貼り紙で注意喚起がされている。が、下山時には見落とさないように注意したい。 ・事前の天気予報は快晴だったが、三ノ塔尾根の途中で雪が舞い始め、昼前には本格的に降って積もりだした。念のためチェーンスパイクを携帯していたがこの時点では装着する判断には到らなかった。 ・三ノ塔尾根で擦れ違ったパーティーが、「ヤビツ峠から塔ノ岳に向かう予定だったが行者ヶ岳の鎖場が降雪で危険だと通過者に聞いたので撤退してきた」とのこと。自分も三ノ塔までで撤退(三ノ塔尾根ピストンに変更)することを考えた。 ・三ノ塔山頂に到着する頃には降雪はやんで晴天になってきた。積雪は多少あるが悩んだ末に予定通り政次郎尾根に進むことに。下山が夕暮れ後になることは想定内。 ■〜▲烏尾山〜▲行者ヶ岳〜▲政次郎ノ頭〜政次郎尾根分岐: ・1センチに満たないほど積もった雪は太陽に照らされて溶け始めた。ただ撤退話を聞いたので、念のため行者ヶ岳山頂でチェーンスパイクを装着。結果的に、雪は多少残っていたものの溶けたのか、それほど問題ではなかった。 ■〜政次郎尾根〜戸沢出合: ・政次郎尾根は2回目の下山。伐採した間伐材が散乱していて、1年前よりも荒れていたかもしれない。 ・チェーンスパイクを装備した代わりにクルマに置いてきたトレッキングポールを持参してくれば良かったと後悔した。痛めている膝が相当痛くなってきた。 ★★ 道迷い登山者をサポート。塔ノ岳下山時の道迷いに注意! ★★ ・政次郎尾根の下山途中、日の入りを過ぎて暗くなったので、リスク事前回避のためにヘッドランプ予備と替え電池をザックから出してサコッシュに移す作業をしていたところ、後ろから降りてくる登山者に出会った。自分にとっては想定内のコースと時間だったが、こんな暗闇の政次郎尾根でソロ登山者に出会うとは思わなかった。出会って最初の一言が「あ〜、助かった」で、そのまま地面に座り込んだ。なんでも塔ノ岳から大倉尾根を降りる予定が下山口を間違えて表尾根に進んでしまったらしい。新大日で道迷いに気付くものの、足が痛く、登り返す体力も尽きていたのでそのまま表尾根を下山。行者ヶ岳の厳しさは知っていたらしく、政次郎尾根分岐の注意看板(写真参照)を認識しつつも他に手段がなくて初めての尾根を降りてきたとのことだった。登山歴半年でヤマップを使っていたものの、2回目の塔ノ岳登山で油断してしまい、下山時にルート確認しなかったらしい。 ・実は、塔ノ岳山頂から大倉尾根に下山するつもりで、下山方向が近い表尾根に誤って降りてしまう道迷いは多い。悪天候時に遭難救助に繋がった例もYoutubeその他で報告されている。 ・その方とは一緒に下山し、最寄り駅までクルマで送ることにした。 ・国土地理院地図において、政次郎尾根登山口(=下山口)から戸沢出合(戸沢山荘)に到る破線道は、簡単な渡渉をするコースになっている。今回もそのコースに向かってしまったが渡渉場所の水量が多かったために、地図に記載されている建物(=おそらく昔の登山研修所の廃墟)の横を抜けて石階段を降りたところにある天神尾根登山口からの実線道に迂回した。そちらの道はクルマが渡渉できるように沢にはコンクリート道が架けられている。橋とは違ってコンクリートの上を沢の水が流れているので多少靴は濡れるが、自然の沢を渡るよりも楽なので、夕暮れ後などは実線の道を通ることをお奨めしたい。この場所まできて、道迷いをされた方は「一人でここまで下山できても、林道までどう進んでいいかわからずに詰んでいたかも」とおっしゃっていた。自分は政次郎尾根の初登山前にYouTubeで10本近くの動画を見て、戸沢出合近辺の状況を確認した経験があったので役立った。 ■〜新茅山荘駐車場: ・暗闇の中、二人で色んな話をしながらも、荒れた道をとにかく進んで駐車場に着いた。一応、ザックに付けた熊ベル&鈴を手で揺さぶって鳴らしながら・・・。 |
その他周辺情報 | ■下山後にいつもの「名水はだの富士見の湯」にて入浴&食事。 |
写真
■新茅荘前(烏尾尾根登山口)の駐車場から戸川林道を表丹沢林道分岐(=表丹沢林道終点)まで進む。
■戸川林道(秦野市道52号)は相当荒れている。道が凹んでいたり、野球ボール大の石がゴロゴロしていたり。2024年台風10号で土砂崩れが発生して通行止めだったらしい。
■戸川林道(秦野市道52号)は相当荒れている。道が凹んでいたり、野球ボール大の石がゴロゴロしていたり。2024年台風10号で土砂崩れが発生して通行止めだったらしい。
■緊急時連絡先看板「三ノ塔尾根コース《No.3》」
・秦野市丹沢遭難対策協議会が設置している看板。丹沢の中でも秦野市管轄の登山道にのみ設置されている。神奈川県や他の市町村でもぜひ真似てほしい。
・秦野市丹沢遭難対策協議会が設置している看板。丹沢の中でも秦野市管轄の登山道にのみ設置されている。神奈川県や他の市町村でもぜひ真似てほしい。
■道標「萩山林道/大倉」「三ノ塔尾根/三ノ塔」「三ノ塔尾根/大倉」
■正面の「三ノ塔尾根/大倉」が大倉に下る登山道。
■見出し標柱「地域水源長期施業受委託??」。
■「見出し標柱」は行政用語。「見出し」とは上に赤い線が入っていることなのか、単に文言が入っていることを指すのかは不明。
■正面の「三ノ塔尾根/大倉」が大倉に下る登山道。
■見出し標柱「地域水源長期施業受委託??」。
■「見出し標柱」は行政用語。「見出し」とは上に赤い線が入っていることなのか、単に文言が入っていることを指すのかは不明。
■石碑「万人愛林緑風万里」
■「横野共有林野は 江戸時代初期から三百八十年に永きにわたり 横野に居住した先祖から引き継がれ 現在も住民の手によって管理運営が行われている 明治二十二年に市制町村制が施行され、同年四月には 横野村 戸川村 三屋村 菩提村 羽根村の五か村が合併し 北秦野村が誕生した 明治四十三年には 部落有林の統一が行われ 横野部落有林八十六町七反歩が北秦野村有林となった 大正十五年六月には 原野百三十一町三反四畝二十一歩 山林二十九町一反六畝二十九歩 その他入会林野を含め 百五十年の地主権の設定が行われた 昭和三十年ころから 茅 雑木の利用が・・・・(以下写真では判別不可)」
■「横野共有林野は 江戸時代初期から三百八十年に永きにわたり 横野に居住した先祖から引き継がれ 現在も住民の手によって管理運営が行われている 明治二十二年に市制町村制が施行され、同年四月には 横野村 戸川村 三屋村 菩提村 羽根村の五か村が合併し 北秦野村が誕生した 明治四十三年には 部落有林の統一が行われ 横野部落有林八十六町七反歩が北秦野村有林となった 大正十五年六月には 原野百三十一町三反四畝二十一歩 山林二十九町一反六畝二十九歩 その他入会林野を含め 百五十年の地主権の設定が行われた 昭和三十年ころから 茅 雑木の利用が・・・・(以下写真では判別不可)」
■途中、地図にない林道(作業道)と何度も交差するが、「登山道⇒」の掲示がされているので道迷いしにくい。
■三ノ塔尾根のこれらの林道は、行政に登録された林道ではないので「作業道」と呼ぶ方が適切だろう。
■三ノ塔尾根のこれらの林道は、行政に登録された林道ではないので「作業道」と呼ぶ方が適切だろう。
■先の写真をさらに山頂側に進んだ場所から撮影。ロープが無いと下山時に直進してしまい崩落地に迷い込んでしまう。右に黄色掲示物「登山道⇒」があるので道迷いしにくいが、下山時は要注意。
■今回山行の目的は、丹沢表尾根ルートの未踏破部分である「三ノ塔地蔵〜政次郎ノ頭」を踏破して、ヤマレコの踏破済み線をヤビツ峠から塔ノ岳まで繋げることと三ノ塔尾根の初踏破だが、三ノ塔より先に行くかを迷いながら登っていた。
■三ノ塔山頂の山座同定盤アップ。
■Wikipediaだけではなく、この山座同定盤でも丹沢三峰を間違えている。寄贈品なので仕方がないかもしれないが、秦野市は把握しているのだろうか。
■国土地理院地図の山名表記に従うと、正しくは以下の通り。
1.本間ノ頭(一三四五) ※東峰
2.無名ノ頭(一三五〇) ※地図に山名なし
3.円山木ノ頭(一三六〇) ※中峰
4.太礼ノ頭(一三五二) ※西峰
※瀬戸沢ノ頭(一三七五)は4と5.丹沢山の間
■Wikipediaだけではなく、この山座同定盤でも丹沢三峰を間違えている。寄贈品なので仕方がないかもしれないが、秦野市は把握しているのだろうか。
■国土地理院地図の山名表記に従うと、正しくは以下の通り。
1.本間ノ頭(一三四五) ※東峰
2.無名ノ頭(一三五〇) ※地図に山名なし
3.円山木ノ頭(一三六〇) ※中峰
4.太礼ノ頭(一三五二) ※西峰
※瀬戸沢ノ頭(一三七五)は4と5.丹沢山の間
■烏尾尾根分岐。
■道標:烏尾山「表尾根線/塔ノ岳3.1km/所要時間2時間30分」「表尾根線/三ノ塔0.9km/所要時間40分」「管理外/戸沢・大倉方面」
■「管理外」とは「烏尾尾根」のこと。
■ここを下ると今回駐車した新茅荘前に降りることができるが、今回山行の目的は、政次郎尾根までの表尾根未踏部分を踏破することなので、このまま表尾根を進む。
■道標:烏尾山「表尾根線/塔ノ岳3.1km/所要時間2時間30分」「表尾根線/三ノ塔0.9km/所要時間40分」「管理外/戸沢・大倉方面」
■「管理外」とは「烏尾尾根」のこと。
■ここを下ると今回駐車した新茅荘前に降りることができるが、今回山行の目的は、政次郎尾根までの表尾根未踏部分を踏破することなので、このまま表尾根を進む。
■地理院地図(Web)では「行者ヶ岳」の表示位置が縮尺によって異なっていて、拡大すると「政次郎ノ頭」の場所に「行者ヶ岳」が誤って表示される。(国土地理院の印刷地図は未確認)
■現地の道標が正しいとすると、この南東側のピークを行者ヶ岳山頂とすべきだろう。
■ヤマレコ、ヤマップ、山と高原地図、東丹沢登山詳細図のいずれも正しい位置を山頂としている。
<「行者ヶ岳」位置の正確性>
【凡例】〇=正確、×=政次郎ノ頭を指す、△=表示縮尺による
〇 ヤマレコ(アプリ)
〇 ヤマップ(アプリ)
〇 山と高原地図(アプリ)
〇 東丹沢登山詳細図(紙地図)
△ 地理院地図(Web)
△ スーパー地形(アプリ)
△ カシミール3D(アプリ)
× Yahoo!マップ(Web)
× Google Maps(Web)
■スーパー地形は、 地理院地図データをベースにしているので縮尺によって表示位置が異なる。自分が携帯している紙地図はスーパー地形の画像出力に独自の情報を追記して印刷、ラミネート加工したもの。
■現地の道標が正しいとすると、この南東側のピークを行者ヶ岳山頂とすべきだろう。
■ヤマレコ、ヤマップ、山と高原地図、東丹沢登山詳細図のいずれも正しい位置を山頂としている。
<「行者ヶ岳」位置の正確性>
【凡例】〇=正確、×=政次郎ノ頭を指す、△=表示縮尺による
〇 ヤマレコ(アプリ)
〇 ヤマップ(アプリ)
〇 山と高原地図(アプリ)
〇 東丹沢登山詳細図(紙地図)
△ 地理院地図(Web)
△ スーパー地形(アプリ)
△ カシミール3D(アプリ)
× Yahoo!マップ(Web)
× Google Maps(Web)
■スーパー地形は、 地理院地図データをベースにしているので縮尺によって表示位置が異なる。自分が携帯している紙地図はスーパー地形の画像出力に独自の情報を追記して印刷、ラミネート加工したもの。
■鎖場。
■雪はたいしたことがないが、ゆっくり慎重に降りる。
■この辺りを降りていると、三ノ塔を先発した高校生らしきパーティが「うゎーー」という叫び声をあげたのが聞こえた。滑落したのではと心配になるが、その後会うことは無かった。
■雪はたいしたことがないが、ゆっくり慎重に降りる。
■この辺りを降りていると、三ノ塔を先発した高校生らしきパーティが「うゎーー」という叫び声をあげたのが聞こえた。滑落したのではと心配になるが、その後会うことは無かった。
■道標:政次郎ノ頭「三ノ塔2.1km」「塔ノ岳1.9km」「戸沢」
■読みは「まさじろうのあたま」で、「せいじろう」ではない。Youtubeでは間違えている方が多い。丹沢では「かしら」ではなく「あたま」。
■読みは「まさじろうのあたま」で、「せいじろう」ではない。Youtubeでは間違えている方が多い。丹沢では「かしら」ではなく「あたま」。
■道標:政次郎ノ頭「三ノ塔2.1km」「塔ノ岳1.9km」「戸沢」
■道標では「政次郎ノ頭」となっているが、正確にはここは「政次郎尾根分岐」。前の写真のピークが「政次郎ノ頭」となる。
■ただし、地図の一部には「政次郎ノ頭」のピークを「行者ヶ岳」としているものがある。「行者ヶ岳」山頂の道標からすると、それは誤りだろう。
■道標では「政次郎ノ頭」となっているが、正確にはここは「政次郎尾根分岐」。前の写真のピークが「政次郎ノ頭」となる。
■ただし、地図の一部には「政次郎ノ頭」のピークを「行者ヶ岳」としているものがある。「行者ヶ岳」山頂の道標からすると、それは誤りだろう。
■看板「政次郎尾根方面:こちらの登山道は荒れており遭難や事故の多い道です。安易に通行されませんようご注意ください。秦野市丹沢遭難対策協議会」
■予定通り、政次郎尾根を下山する。
■後に出会う塔ノ岳から道迷いで表尾根に降りてきてしまった方は、この看板を認識していたが他に選択肢がなくて、政次郎尾根を下山したらしい。
■予定通り、政次郎尾根を下山する。
■後に出会う塔ノ岳から道迷いで表尾根に降りてきてしまった方は、この看板を認識していたが他に選択肢がなくて、政次郎尾根を下山したらしい。
撮影機器:
装備
個人装備 |
ヘッドライトx3
予備電池
レインウェア上下
着替え
バラクラバ
グローブ
アマチュア無線機 TH-D74
iPhone12mini SIMあり
モバイルバッテリー
USBケーブル
ココヘリ発信器
熊ベル・鈴
熊撃退スプレー
地図
コンパス
ライター
エマージェンシー・ファーストエイドキット
ツェルト
ツェルト用ペグ・細引
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感想
■偶然とはいえ、政次郎尾根で道迷い登山者をサポートできたのは良かった。あともう少し降雪が長引いていたら、三ノ塔ピストンに切り替えていたところだったし、雪が全く降っていなかったら、日の入り前に政次郎尾根を下りきっていただろう。
★★ 塔ノ岳登山をする初心者ハイカーの方へのアドバイス ★★
・塔ノ岳は、初心者向けのようにガイドブック等で書かれていることもありますが、大倉尾根(通称バカ尾根)、表尾根、鍋割山経由ともに登山口から距離が長いハードな山行になります。比較的距離が短くなる政次郎尾根経由、天神尾根経由も道が荒れていて初心者には向きません。
・最もリスクが少ないのは「大倉尾根」往復のピストンになりますが、下山するときに誤って表尾根コースに行かないように、道標や登山アプリをよく確認してください。
・また、大倉尾根、表尾根ともに私の山行記録の写真にも多数登場している「緊急時連絡先看板」が一定距離ごとにあるので、その看板の「コース名」と「番号」を確認しながら登山・下山すると良いです。
・万が一、誤って表尾根に降りてしまった場合は、塔ノ岳に戻りましょう。塔ノ岳へのコース上の山小屋で平日も含めて通年営業しているのは、塔ノ岳山頂の尊仏山荘のみです。その他の山小屋や茶屋は平日は休業していることが多いです。
・平日に表尾根に降りた場合、緊急避難できる出入り自由な建物は「三ノ塔休憩所」(写真参照。宿泊は禁止)になりますが、そこに到るにはアップダウンが激しく、また、鎖場のある行者ヶ岳を越えなければなりません。
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