名郷から武甲山へ ウノタワで全天球撮影してみた
- GPS
- 09:20
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,555m
- 下り
- 1,625m
コースタイム
- 山行
- 7:28
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 9:20
天候 | 朝方は晴れるも、その後曇り。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になし。武甲山から林道に下りる道がやや急なので注意が必要。 |
写真
感想
今月発売のコミック『ヤマノススメ』10巻で、奥武蔵の秘境『ウノタワ』が紹介されたという。今後アニメ化されて聖地として有名になる前に一度訪れてみたい。これまで何度もウノタワに行こうと思いながら果たせなかったが、もう後延ばしにできなくなった。今日、平日に休みが取れたので、行ってみることにした。
名郷から鳥首峠を経由して、ウノタワへ。そしてついでに、大持山・子持山・武甲山にも行ってみたい。長いコースになるので、私の足では日没ギリギリだが、最後の1時間は林道歩きだから何とかなるだろう。
平日にも関わらず、意外にも名栗方面のバスは座席がほとんど埋まっていた。奥地に入るにつれて徐々に人が少なくなり、名郷まで乗っていたのは私ともう一人の登山客だけになった。そして鳥首峠方面に向かうのは、私だけとなる。
長い林道を歩き採石場に着くと、その脇から登山道が始まる。ここからの道は多少ガレていたり沢を渡ったりするが、特に難しくはない。途中でずっとヘリが飛んでいたが、鳥首峠に着くと峠の反対側から荷物をピックアップしているのが見えた。多分10往復以上は飛んでいたと思う。何を運んでいるのだろうか。鳥首峠から少し北に行くと、鉄塔の解体工事が行われていたので、もしかしたらここから解体した鉄塔を下ろして、ヘリで運んでいたのかもしれない。
しばらくアップダウンを繰り返すと、突然開けた場所に出た。ここがウノタワか。これは……人気が出る理由がわかる。こんな奥地にこんな風景があるとは。落ち葉が地面を敷き詰めていて、これはこれで趣深いが、紅葉の頃はもっと綺麗だっただろう。ここで、Ricoh theta Sで全天球写真を撮った。実はこれをやりたかったのだ。
https://theta360.com/s/kcFPsNDMOgKQa2cDUqp6sLiXU
ちょうど先ほどのヘリが飛んできたので、その瞬間を狙ってみた。
ここから一度間違えて名郷に降りてしまう道を行きかけたが、何とかリカバーして大持山への道を行く。この登りが滑りやすく、一番きつかった。大持山の肩からは、奥武蔵の山々が一望できる。ここで、女性の登山客から、自分も武甲山まで行ったことがあるが素晴らしい道だったということを教えてもらう。これは、その通りだった。
ちょっとした岩場などを越えて子持山に着くと、目の前に武甲山がそびえ立っている。これを登るのか…と覚悟を決めたが、案外これはスムーズに登れた。頂上の神社を抜けて、ついに山頂に着いた。
この景色はすごい。秩父が、そしてその周辺の山が一望できる。登るのが大変な割に人気があるわけだ。ここでも全天球写真を撮る。
https://theta360.com/s/esiZHo1Osl83Z4aJRGZbcxQUm
今日はここから裏参道を降りて浦山口駅に向かう。途中までは問題無い。だが、等高線を見て分かっていたことではあるが、最後のつづら折りの200m下りがきつい。
それでも、何とか日没前に降りられた。そして、ここの景色が今日一番だった。沢沿いの木々が黄葉していて、本当に美しい。これから、一生の間にこれだけの景色を何度見られるだろうか、と考えたほどだ。
林道を行く間に日没を迎え、やがて真っ暗になった。さすがにヘッドランプを出さざるを得ない。ヘッドランプを出すのは半分遭難したようなものだからあまり褒められたことではないが、今回は林道だからまあ許して貰えるだろう。
浦山口駅に着いたのは、電車出発の5分前だった。ともかく充実した一日だったと思う。
奥武蔵の秘境 ウノタワ - Spherical Image - RICOH THETA
大持山の肩でお会いした女性登山客です✨武甲山への道はご期待を裏切らなかったようで安心しました(*^^*)浦山口駅まで歩いたことはなかったのですが、計画したことがありまして、えらく長いな〜と思い躊躇していたのですが、紅葉が素晴らしいとのことでいつかチャレンジしてみたいと思います🎶
全天球撮影というものをお恥ずかしながら存じ上げていなかったのですが、お写真拝見してとっても素晴らしくて感激でしたd(^_^o)✨
おお、あの時のですね。
なんとか無事に浦山口駅までたどり着きました。長いですが、景色がどんどん変わって面白い登山道でした。奥武蔵も良いものです。
全天球撮影は実は何度かやっていてイマイチな写真しか撮れなかったのですが、今回自撮り棒などを駆使してやっとそれなりのものになった感じです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する