御岳〜大箆柄岳 高隅山縦走

2025年01月02日(木) [日帰り]

• GPS: 07:02
• 距離: 11.3km
• 登り: 1,112m
• 下り: 1,112m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:29
• 休憩: 1:34
• 合計: 7:03

距離 11.3km 登り 1,112m 下り 1,112m

7:54 スタート地点
7:57 8:04 林道終点登山口
9:06 9:18 御岳
9:52 スマン峠
10:18 10:21 小箆柄岳
11:12 12:11 大箆柄岳
12:49 スマン峠
13:44 13:53 御岳
14:50 14:54 林道終点登山口
14:57 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御岳登山口の駐車スペースを利用
・駐車スペースのキャパは5〜6台分くらい。
・垂桜登山口にアクセスする林道は路面がかなり荒れているらしいが、御岳登山口にアクセスする林道の路面状況は良好。道幅は狭い。

コース状況／危険箇所等

・登山口〜テレビ塔まではコンクリート製の階段になっていて歩きやすい。
・テレビ塔〜御岳は急勾配の登山道＋たまに岩場の通過あり。
・御岳北西斜面（妻岳側）はガレた急勾配や登山道が崩壊している場所があるので注意。
・妻岳分岐〜スマン峠〜小箆柄岳分岐は平坦で歩きやすい道が続き、深い照葉樹林のトンネルが心地よい。
・メインの縦走路から分岐する小箆柄岳の登山道は粘土質の急斜面が非常に滑りやすい。そして急斜面が落ち着いてきたかと思うと今度は深い笹藪が待ち受けている。どちらにしても快適な道ではないので小箆柄岳のピークハントに興味がないならスルーで良いかも？
・小箆柄岳分岐⇔大箆柄岳も背丈を越える高さの藪に囲まれている場所があるが足元は刈り払われているので支障なく歩けた。

その他周辺情報

・雄川の滝を観光（南大隅町）
・ねじめ温泉ネッピー館で温泉＆夕食（南大隅町）

写真

1/2 7:53

御岳登山口の駐車場
最初は自分だけでしたが歩く準備をしているうちに続々とクルマ増えました

1/2 7:54

高隅山はこの辺り一帯の山の総称
目指すは最高峰の大箆柄岳です

1/2 7:58

登山口

1/2 7:58

登山口の時点で既に絶景
少し霞んでいるけど錦江湾と開聞岳が綺麗

1/2 8:00

登山口から見えているピークは平岳かな？
大箆柄岳ではないと思う

1/2 8:05

それでは出発
登山口からテレビ塔まではコンクリート製の階段で歩きやすいです

1/2 8:09

たまに東側の展望が開ける

1/2 8:16

NHKのテレビ塔

1/2 8:16

地図と照らしわせると左のピークが平岳、右のピークが妻岳で間違いなさそう
大箆柄岳は妻岳の向こう側でここからは見えない模様

1/2 8:20

妻岳の手前に大きく聳えるは最初に目指す御岳のピーク
高隅山系は関東の人間にはまったく耳馴染みのない山だけどこうして見ると想像以上に大きな山で驚く

1/2 8:22

テレビ塔の広場から望む錦江湾

1/2 8:26

テレビ塔から少し御岳山に向かって登り始めたところで陽石の標識

1/2 8:26

おー、ご立派だ😆

1/2 8:27

険しい岩場

1/2 8:46

八合目

1/2 8:50

なかなかの急登が続く

1/2 8:57

九合目

1/2 8:57

御岳のピークがかなり近づいてきました

1/2 9:05

午前9時、御岳登頂！

1/2 9:06

御岳から望む小箆柄岳と大箆柄岳

1/2 9:06

大箆柄岳の奥には霧島連山が見えます

1/2 9:06

妻岳から小箆柄岳まで弧を描くような稜線がとても綺麗

1/2 9:09

宮崎方面にも山が見えるが土地勘ゼロで名前が分からん😇

1/2 9:10

霧島連山をアップで
左から韓国岳、新燃岳、高千穂峰が並ぶ

1/2 9:12

東の方向
逆光の中に志布志湾の形が微かに見える

1/2 9:12

錦江湾と開聞岳

1/2 9:12

妻岳の後側には桜島の姿
遠くの霧島はクリアに見えているのに何故か近くの桜島は霞んでいます🙄

1/2 9:14

1/2 9:16

御岳から大箆柄岳に向けて縦走開始！

1/2 9:17

御岳の北西斜面はガレ気味の急斜面
ここは慎重に下ります

1/2 9:29

急斜面を下りきると照葉樹林の尾根道に
植生が何となく南国っぽい

1/2 9:34

妻岳分岐

1/2 9:51

スマン峠
この辺りは平坦で歩きやすい道が続きます

1/2 10:07

小箆柄岳が近づくと植生が笹藪っぽくなってきた…

1/2 10:08

小箆柄岳分岐
片道15分だしせっかくなので小箆柄岳にも寄り道してみる

1/2 10:08

軽い気持ちで足を踏み入れてみた小箆柄岳への登山道
ドロドロの急勾配です😇

1/2 10:10

分岐点から少し進むと勾配は緩くなってきたけど今度は笹藪ががが…

1/2 10:14

かろうじて足元は見える程度の笹藪が続く

1/2 10:17

小箆柄岳に登頂
山頂も笹藪だらけ😇

1/2 10:18

背伸びをすると御岳と妻岳が見えました

1/2 10:50

縦走路に復帰して大箆柄岳へ向かいます
こちらも背丈を超える笹藪が茂っているけど足元は基本的に刈り払われていました

1/2 10:58

笹藪に混じって棘のある植物も茂っているので要注意

1/2 11:02

振り返ると開聞岳

1/2 11:11

高隅山系最高峰の大箆柄岳に登頂！
"オオノガラダケ"
読めないし書けない😇

1/2 11:08

妻岳〜平岳
その後ろに薄っすらと開聞岳

1/2 11:07

錦江湾の眺め

1/2 11:08

垂水の街と桜島
御岳から桜島を眺めた時は少し霞がかかっていたけどこの2時間でだいぶクリアになったみたい😊

1/2 11:09

煙噴く桜島
この眺めをとても楽しみにしていたので見れてよかった🤗

1/2 11:13

霧島連山の眺め

1/2 11:15

桜島と霧島連山
姶良カルデラの一角

1/2 11:16

桜島を眺めながらお昼休憩にします🍙

1/2 11:17

望遠で撮ると火口の迫力が凄い
火口を覗き込むような角度からの写真は大箆柄岳に登らないと撮れないね…

1/2 12:05

大箆柄岳に1時間ほど滞在するうちに桜島方面の空が一層クリアになってきたみたい

1/2 12:06

錦江湾を挟んで対峙する鹿児島の街と桜島
日常的に噴火している活火山のすぐ隣にあんな大都市があるなんて本当に凄いなぁ

1/2 12:06

1/2 12:07

いつまでも眺めていたい桜島ビュー

1/2 12:09

お、少し噴気が増えた？

1/2 13:29

大箆柄岳を後にして御岳の手前まで戻ってきました
不安定な北西斜面の登山道を登り返します

1/2 13:37

御岳に戻ってきました
逆光で輝く錦江湾が美しい

1/2 13:38

煌めく錦江湾に薩摩半島のシルエット

1/2 13:38

ふと振り返ると桜島が噴火していました！

1/2 13:38

小規模な噴火だけどそれでも凄い迫力！！

1/2 13:39

1/2 13:40

2〜3分で噴火は終息
良いものを見れました😊

1/2 13:42

1/2 13:44

大隅半島南部方面の眺め
中央に見える大きな街が鹿屋

1/2 13:49

錦江湾と開聞岳が本当に美しい

1/2 13:50

噴火から10分が経って桜島の噴煙は横長に
呑気に眺めているけどこっちに流れてきたら火山灰で大変なことになるな😰

1/2 14:32

御岳を下りてテレビ塔前まで戻ってきました

1/2 14:32

シラス台地の眺め

1/2 14:35

錦江湾は輝きを増してますます神秘的に😊

1/2 16:07

【下山後】
以前から気になっていた南大隅の「雄川の滝」を観光しに来ました

1/2 16:21

駐車場から15分ほど遊歩道を歩いて雄川の滝に到着

1/2 16:22

コバルトブルーの滝壺
これは感動(*´ω`*)

1/2 16:23

1/2 16:26

1/2 16:31

1/2 16:35

大隅半島まで遠征する機会はなかなか無いので大箆柄岳の登山とセットで来ることができて本当に良かった

1/2 17:14

道の駅根占で錦江湾に沈む夕日を眺める

1/2 17:15

夕焼けに浮かぶ開聞岳のシルエットが美しすぎる

1/2 17:16

1/2 17:17

夕陽に赤く染まる渚

1/2 17:21

1日が終わるのがあっという間だ(´・ω・`)

1/2 19:20

ねじめ温泉ネッピー館で温泉＆夕食😋

1/2 19:20

ねじめ黄金カンパチの刺身が絶品😆

1/2 19:44

ネッピー館に貼られていた大隅半島とすみっコぐらしのコラボポスター

1/2 21:01

霧島へ向かうため垂水市内を北上していると「噴火活動による噴石・降灰・スリップ注意」の電光掲示
全国津々浦々遠征をしていてもこんな電光掲示を見られるのは桜島の麓だけだろう…

撮影機器：

NIKON D750 NIKON CORPORATION

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感想

kuge

（2024 - 25年 九州登山遠征)
12/27　0日目…所沢夕方発〜三重県まで移動
12/28　1日目…竜門岳登山〜福岡県まで移動
12/29　2日目…脊振山登山
12/30　3日目…経ヶ岳〜太良岳登山 天草松島観光
12/31　4日目…傾山登山
1/1　5日目…九重中岳〜大船山登山 阿蘇神社初詣
1/2　6日目…高隅山登山 雄川の滝観光
1/3　7日目…韓国岳登山 霧島温泉観光
1/4　8日目…鶴見岳登山 湯布院観光
1/5　9日目…東京九州フェリーで帰宅

九州遠征6日目、遠征の舞台は昨日までの九州北部から一気に南へ。とうとう九州の南の果てに近い大隅半島まで来てしまいました…😇

今日登った山の名前は大箆柄岳（オオノガラヤマ）。
正直、300名山を意識した遠征をしていなければこの山の存在も読み方も一生知らないままだったかもしれません。。
しかし、御岳から大箆柄岳まで大隈山を縦走してみるとその優雅な稜線美と懐広い山裾にびっくり。そして、御岳と大箆柄岳の展望の素晴らしさに二度びっくり。大隅半島にこんなに素晴らしい山があったなんて驚きの連続でした。

大箆柄岳からの展望でとにかく印象的だったものと言えばやはり間近に見える桜島の存在。これも今回の遠征中に初めて知ったのですが、実は大箆柄岳は桜島より少しだけ標高が高く、桜島を少し見下ろすようなアングルで俯瞰できます。
下から見上げる桜島は過去の九州遠征の時に何度か見たことがありますが斜め上から桜島を俯瞰して眺める体験は初めてで、天気の良い日に大箆柄岳に登れて本当に良かったなぁと思います。

そして帰りがけのこと、見晴らしの良い御岳を通過するタイミングでちょうど桜島の噴火が発生して、モクモクと立ち昇る灰色の噴煙に大興奮してしまいました🌋
あまり喜んでいると火山灰に悩まされている地元の方から怒られそうですが、やはり桜島が噴火する瞬間を見るのは憧れだったのでタイミング良く噴煙を上げてくれた桜島に感謝ですね😊