岡山県玉野市 両児山〜児島湖〜小丸山 神社＆城跡＆野鳥
岡山県
Machapuchare
その他1人 
体力度について
- GPS
- 02:40
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 94m
- 下り
- 93m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所やヤブコギはありません。両児山（ふたごやま）頂上周辺の南から東の道がきれいな落ち葉道、八浜八幡宮東の参道は土と石段の道、小丸山＜写真49,50＞に登る道はきれいな土道、宗蔵寺＜写真61〜63＞から三角点「両児山」＜写真04＞までは石段、この4か所以外は舗装道路です。雨の日に傘を差して運動靴でも歩けます。 |
| その他周辺情報 | 両児山（ふたごやま）の南南西に道の駅みやま公園があります。祝日をのぞく火曜定休で、イギリス庭園など一部の施設は水曜定休です。営業時間は施設ごとに異なるので、事前にHPで確認したほうがいいでしょう。日によってはキッチンカーの出店もあるようです。 |
写真
04三角点「両児山」越しに八浜八幡宮鳥居…標高36.3mの三角点「両児山」が東端の木の下にあります。北側にある八浜八幡宮鳥居＜写真08＞が奥に見えています。
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05両児山城跡南郭八濱城址碑越しに金甲山…両児山（ふたごやま）と八浜八幡宮のある青龍山は両児山城跡（別名八浜城跡）になっています。両児山頂上となっている南郭には僧侶の墓らしき古い墓石が並んでおり、天保（1830〜1844年）、嘉永（1848〜1854年）、安政（1854〜1860年）などの元号が刻まれていました。振り返ると北東方面に金甲山（きんこうざん）が見えました。
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06両児山城跡南郭横堀＆土塁…城の遺構は南郭のほうが見学しやすいです。右側が土塁で、横堀の奥に見えている遊具は立ち入り禁止になっていました。横堀は全長140m、幅5m、深さ0.5〜1.5mと、岡山県随一の規模を誇ります。今回は初めて南から東に延びる落ち葉道を歩いてみましたが、南郭の竪堀のいくつかは素人目にもわかりやすくきれいに見えました。
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10備前焼狛犬…左側の狛犬には角がありました。正確には、角があるほうが狛犬で、対になっている角のないほうは獅子ですが、どちらも狛犬と呼ばれることが多いです。最近は両方角なしの獅子が増えていますが、ここは昔ながらの狛犬と獅子のセットでした。ここから歩きながら動画を撮りました。
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13快神社随神門越しに拝殿…お正月らしく門松が飾られていました。八浜八幡宮の摂末社です。享保14（1729）年、児島湾に流れ着いた音楽の聞こえる不思議な材木を割った際、中から現れすぐに消え去った衣冠束帯の老翁を祀ったのが始まりだそうです。
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14快神社拝殿…ご祭神の快（こころよし）様は岡山藩池田家が代々子宝祈願をしてきた神様です。名君と称される光政公誕生のご利益がありましたが、公は後に淫祠であると取り壊しを指示、金色の蛇に睨みつけられてできなかったという報告を受けて断念したとか。蛇は言い訳だと承知の上で、公も許可したのでしょう。この寛大さも名君の証😊
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19八浜八幡宮本殿天狗の彫刻…天狗は男性を表しているそうです。鼻を男性のシンボルに見立てたのでしょう。お多福＜写真20＞と対になっています。快（こころよし）神社の本殿の説明板に書かれていたので、今まで誤解していましたが、八浜八幡宮のほうの本殿軒下です。
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21快神社本殿彫刻…明治42年に町内の神社を合祀する際、社殿が荒廃していたため、波知の八幡宮の建物を移転改築したものです。彫刻が素晴らしく、玉野市の重要文化財に指定されています。扉の彫刻はおめでたい鶴と亀です。
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25天神宮＆日車宮…天満宮ではなく天神宮です。菅原道真を祀る鳥居は文政6年（1823年）に建立されました。左奥にある日車宮の由緒は不明です。名前からすると、太陽信仰や天照大神と関係がありそうです。
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26八浜八幡宮参道越しに金甲山…石段の上からちょうど前方、東北東方面に金甲山（きんこうざん）が見えました。左に見えている金甲山西尾根も存在感があります。
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29化粧地蔵…玉野市の東児・八浜地区には、年に一度、お盆の前に子供たちが地蔵に彩色を施すという風習があります。京都から広まったとされ、青森や若狭湾を中心とした近畿地方などにも見られます。亡くなった子にせめてきれいな格好をさせてやりたいとの思いがこうした風習を生んだと考えられています。
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30「児島湖ふれあい野鳥親水公園」キンクロハジロ♂…近くに人がおられたためか、カモたちの数は少なかったです。寝ぐせのような冠羽が特徴のキンクロハジロは、オスが白黒、メスはこげ茶と茶色です。マガモは動画だけ撮りました。
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31オオバン…潜って餌を採るのが上手なクイナの仲間です。カモたちに餌をとられても怒らない温厚な性格で、「幸せを運ぶ黒い鳥」と呼ばれます。のんびり屋でちょっぴりドジ、好奇心旺盛で我が家では人気者です。うん、今日も可愛い😍
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34ナンキンハゼ＆キジバト…正確には、白いのは実ではなく種です。人間には有毒ですが、野鳥たちはこれを食べます。動画には映せませんでしたが、このキジバトも食べていました。
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37マガモ♀幼鳥＆マガモ♀…左はくちばしがほぼ真っ黒です。オカヨシガモのメスかとも思ったのですが、額からくちばしにかけてのラインが少し緩やかな気がしました。マガモのメスの幼鳥はくちばしが黒く、成鳥は少なくとも先端は黄色です。動画には後ろを泳いでついてくるオスも映っています。
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38ツルウメモドキの実？…直径1cm程の実が3つに割れて赤い種がのぞいていました。岡山県内にはよく似たオオツルウメモドキやイワウメヅルもありますが、葉のない時期は見分けにくいです。
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41バタ足で泳ぐオオバン…こちらに向かって泳いでくるので動画を撮りました。犬かきかと思いきや、足の裏が上を向いています。まさかのバタ足でした。どうやら、急いでいるときはバタ足のようです。あっという間に泳ぎ去りました。
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43チュウサギ冬羽…普通、冬にはいなくなるのですが、この冬はなかなか寒くならなかったので帰りそびれたのでしょうか。コサギより大きく、チュウダイサギやアオサギよりも少し小さいです。短めのくちばしは冬には黄色くなります。あまり見かけないのでうれしかったです。
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45シロハラ…飛び立つときにプチプチプチと鳴くので、いるのはすぐにわかるのですが、なぜかなかなか撮れません。たいていは地面で落ち葉を跳ね飛ばして餌を探しており、木の枝に止まっているのは珍しいです。木の実を食べる様子を動画に撮りましたが、逆光で暗かったのが残念でした。
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48丸山城跡堀切…東側にはきれいな土道が延びており、城跡の遺構の上を通過して主郭＜写真49,50＞に至ります。北側には堀切がはっきりと遺っていました。
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49小丸山頂上三角点「小丸山」越しに金甲山…標高41.4m頂上三角点「小丸山」の周辺は一段高くなっています。この土壇が丸山城跡の遺構かどうかは意見が分かれるようです。北北東方面に金甲山（きんこうざん）がなんとか見えました。
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50丸山城跡…三角点の東側が平坦で丸山城跡の主郭になっています。鎌倉時代初期の佐々木盛綱の居城である小丸山城がここだとする記述がありますが、現在の遺構は戦国時代のものと考えられています。
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52シーバス「庄入口」停留所越しに金甲山…シータクの乗り場にもなっていました。事前予約が必要などの条件がありますが、シーバスと組み合わせるとより便利でしょう。北北東方面に金甲山（きんこうざん）が見えています。
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54「八浜のだんじり」収納庫…八浜八幡宮＜写真11,16,19,20＞のお祭りで使用されるだんじり2基は岡山県の重要有形民俗文化財に指定されています。どちらも三国志や源平合戦などの歴史物語をモチーフにした彫刻が施されており、1基には文化7年（1810年）の銘があります。
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55旧山田醤油店越しに両児山…岡山県南の児島から東の地域でつくられた備前醤油は、京都市場には享保11年(1726年)頃から登場し、ここ八浜も重要な産地のひとつでした。文久3年（1863年 ）創業の山田醤油は2008年に残念ながら廃業しました。南西方面に藤原酒造の煙突＜写真56＞越しに両児山城跡（別名八浜城跡）南郭＜写真05,06＞がある両児山（ふたごやま）が見えています。
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56藤原酒造の赤煉瓦の煙突…ツタの絡まる赤レンガの煙突越しに見えているのは民家だろうと思います。もう少し早ければツタの紅葉が見られたのですが、さすがにもう坊主でした。
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57藤原酒造＆旧山田醤油店の煙突…慶応元年(1865年)創業の蔵元で代表銘柄は亀乃井です。「清酒あります」の小さな看板がありました。右奥に見えているのは旧山田醤油店＜写真55＞の煙突で、こちらのほうがかなり低いです。
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58八浜町並み保存拠点施設（藤原元太郎旧宅）…旧八浜町長や衆議院議員を務めた藤原元太郎の旧宅です。 貝の養殖で財を成した人物で、東児銀行（後に第一合同銀行に合併）の頭取でもありました。開館時間は9〜16時で、月曜日（祝日の場合はその翌日）が休館です。2016年に見学したときは、タイプライターや電話室などがありました。ここから八浜の町並みを動画に撮りながら歩きました。
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60イソヒヨドリ♂…メスは全身茶色です。光の加減でくすんだ色に見えますが、オスは色鮮やかです。鳴き声が口笛のようで可愛いです。近年は我が家の近所でもよく見られるようになり、昨年は巣立ち雛がベランダに来てくれました。
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64金星に接近している月…この日は南西の空に月、土星、金星が並んで見えるはずでした。夕方は雲が多かったのですが、なんとか夕焼けが見られ、18時前には連れが月が出ているのを確認。すぐに撮影を開始しました。
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
防寒具
手袋（防水加工）
軍手
雨具
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴（防水加工）
靴ひも予備
ザックカバー
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
タオルハンカチ
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
非常食（栄養補助食品）
スマホ（地図アプリ使用）
eTrex22x（GPSナビゲーター）
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感想
【城跡と神社、八浜のパワースポット両児山へ】
玉野市八浜町に南北に二つの峰があるひょうたん島のような山があり、南峰を両児山（ふたごやま）といいます。
青龍山という北峰には八浜八幡宮があり、境内からは児島湖などを望むことができます。この八幡宮の創建時期は不明ですが、現存する最古の棟札に応永34年(1427年)12月27日とあるので、それ以前に創建されたものと思われます。この棟札は天正14年（1586年）のものと合わせて玉野市の重要文化財に指定されています。八浜八幡宮は岡山藩主池田家が代々崇敬した神社で、第3代藩主・継政公直筆の絵馬が現存しています。
一方、境内社の快（こころよし）神社＜写真12〜15＞は、享保14（1729）年、児島湾に流れ着いた音楽の聞こえる不思議な材木を割った際、中から現れすぐに消え去った衣冠束帯の老翁を祀ったのが始まりだそうです。子宝に恵まれると評判で、実際に名君と称される池田光政公誕生のご利益がありました。しかし、公は後に淫祠であると取り壊しを指示、人夫が金色の蛇に睨みつけられてできなかったと戻ってくると、あっさり諦めたそうです。池田家が代々子宝祈願をしてきた由緒ある神社で、地元の反対も多かったことから、人夫が言い訳に金色の蛇の話をしたのでしょう。「生まれてこられたのはワシのおかげなのに、みだらでけしからんとは、この罰当たりめ！」と快（こころよし）様がご立腹なさらずにすんでよかったです😁
子宝つながりで八浜八幡宮の本殿軒下には、男女を表す天狗とお多福の彫刻＜写真19,20＞や二股の大根とネズミの彫刻があります。快神社の本殿＜写真21＞は波知の八幡宮の建物を移転改築したもので、やはり彫刻が素晴らしく、玉野市の重要文化財に指定されています。
また、265段の石段がある東の参道には、石鎚神社＜写真22＞や稲荷宮＜写真23＞など、さらに南には宗蔵寺（しゅうぞうじ）＜写真61〜63＞などのお寺が点在しており、この山一帯がパワースポットとなっているようでした。
一方、両児山（ふたごやま）のほうは、両児山公園として整備されており、小規模ながらも散策しやすくなっています。北峰の青龍山と合わせて両児山城跡＜写真05,06＞ですが、神社が多い北郭は参道から逸れないと遺構がわかりにくいです。両児山にある南郭には、全長140m、幅5m、深さ0.5〜1.5mと、岡山県随一の規模を誇る横堀の上に遊具がありますが、現在は立ち入り禁止です。今回は初めて南から東に延びる落ち葉道を歩いてみましたが、南郭の竪堀のいくつかは素人目にもわかりやすくきれいに見えました。
この両児山城は、天正10年（1582年）の八浜合戦の舞台となりました。天正7年（1579年）、宇喜多氏は毛利氏から離反して織田家重臣・羽柴秀吉の傘下となったため、毛利氏と激しく対立するようになりました。そのため宇喜多直家は毛利氏の攻撃に備えて、天正8年（1580年）、養子であった基家（もといえ）に両児山城（八浜城）を築かせました。しかし、天正9年（1581年）に直家が没すると、毛利元就の三男・小早川隆景（たかかげ）は児島郡制圧のため常山城に進出、対する宇喜多氏は、宇喜多基家を総大将に両児山城を本陣としました。毛利軍は両児山城攻略のため、毛利元就の四男・穂井田元清（ほいだもときよ）を大将にして常山城と両児山城の中間点にある麦飯山（むぎいさん）に陣城を構えました。
天正10年（1582年）2月、麦飯山近郊で小競り合いから本格的な合戦（八浜合戦）に発展、総大将基家が流れ弾で討ち死にしたため、宇喜多勢は両児山城へ退きました。これを八浜総崩れといいます。毛利軍は両児山城を包囲しましたが、八浜七本槍と呼ばれる宇喜多の家臣たちの活躍と、参戦の構えを見せた羽柴秀吉の動きもあり、結局、撤退しました。その後、羽柴氏と毛利氏の和議によって毛利氏と宇喜多氏の領土境界が確定し、城の重要性も薄れ廃城となりました。
合戦に備えて築かれた陣城ながら、両児山も北峰の青龍山に負けないくらいパワーに満ちていました。
【野鳥に満ちた八浜】
八浜町八浜の北側には児島湖があります。昭和34年（1959年）に児島湾の湾奥を締切堤防によって締め切って造られた湖で、面積約10.88㎢、最大水深5.4m、平均水深1.9m、締切堤防の総延長1,558mの規模を誇り、ダム湖を除いた人造湖としてはオランダのアイセル湖に次ぐ世界で2番目の広さを持ちます。西日本有数の野鳥の集団飛来地でもあり、冬にはカモなどをゆっくりと観察することができます。
最初に立ち寄ったのは「児島湖ふれあい野鳥親水公園」＜写真30〜33＞です。野鳥観察舎が設けられているのですが、近くに人がおられたためか、警戒して近くには寄ってきませんでした。それでも、キンクロハジロやマガモ、オオバンなどが見られました。そのまま児島湖沿いを北東方向に進んだところ、徐々に野鳥の数が増え、八浜中学校を過ぎて庄田川の河口付近にはマガモの群れ＜写真39＞がいました。
庄田川にはオオバンが数羽、こちらを気にすることもなく潜って餌を探すなどしており、バタ足で泳ぐ姿＜写真41＞も見られました。そのまま川沿いを歩いていると、久しぶりにチュウサギ＜写真43＞やシロハラ＜写真45＞を確認、この日は寒かったのですが、元気そうでほっとしました。
ゴール後、車で岡山市に移動中、児島湖にはいつもどおりカモの大群が。観察時間を間違えたかな😅
【玉野光南高校出身の黒田朝日選手が駅伝で大活躍】
両児山（ふたごやま）のすぐ南西に県立玉野光南高校があります。同校出身で現在青山学院大学3年の黒田朝日選手の箱根駅伝での活躍をたたえる貼り紙が八浜八幡宮拝殿＜写真11＞にありました。
黒田選手が任されたのは、各大学のエースが集まるという第2区でした。終盤に「戸塚の壁」といわれる最大の難所があり、この区間を制する者が勝負のカギを握るといわれるぐらい重要な区間です。もちろん、他にも好記録を出した選手は大勢おられ、今年はなかなか見応えがあったようです。リアルタイムで見なかったことを後悔しました。
黒田選手の成績を気にしながら帰宅後に、「ザ！鉄腕！DASH!!」の特番「ウルトラマンDASH 2025冬SP」を見ました。青山学院大学の選手5人とDASH出演者3人からなる計8人の混成チームが富士山麓電気鉄道の列車に駅伝（リレー）で挑戦する様子が放映されており、黒田選手の姿もありました。
富士吉田市の登山鉄道沿いに設定された全長5.8�劼了嚇个螢魁璽垢如�第1走者と列車が同じ時刻に出発し、黒田選手は第3区の0.9�劼鯒い気譴泙靴拭�最大の急勾配「富士吉田の壁」を駆け上がる姿に、「あれ、坂道のスピードちゃうよねえ。」と連れ。激走直後に余裕の表情を見せておられた黒田選手、箱根駅伝前のいいトレーニングになったことでしょう。
両児山から玉野光南高校までの距離はおよそ800mです。玉野光南高校陸上部の坂道トレーニングは、両児山でやっていたのかもしれないなど、想像が膨らみました。
こうして、この日は玉野ネタで大いに盛り上がりました。
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