記録ID: 767880
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沢登り
甲信越
大峰山(社段川の滝が巻けずに尾根へ)
2015年11月22日(日) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:27
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 1,025m
- 下り
- 1,021m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:28
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:28
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県道23号。太田川と社段川が合流する手前の細い道に入り、路肩に駐車。 合流点には延命地蔵の祠がある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
延命地蔵の祠から社段川の上流方向へヤブに入り、高さ10メートルほどの堰堤の先で社段川に入る。かわいらしい小川で、深さは足首かせいぜい脹脛くらい。川の脇の草ヤブが踏み跡のようになっていて、ほとんど水に入らずに遡ることができる。 やがて3メートルほどの小滝があらわれる。小さな淵があるので膝上まで水に入らなければならない。その先から引き返して来る場合、小滝のクライムダウンは可能だがロープが出せると安心。 小滝を越えると古い堰堤がある。その先に10メートルほどの黒い滝があらわれる。名前を知らないので、ここでは「巻ケズノ滝」と呼んでおく。 「巻ケズノ滝」の右にはルンゼがある。これまで2回挑戦して2回とも登り切ることができなかった。支点になるブッシュがないので、ハーケンなどを使わなければならないのだろう。1回目は滑落して怪我をし、2回目は手の届かないブッシュにロープを投げて何とか支点を取り下降した。20メートルの補助ロープがいっぱいだった。 「巻ケズノ滝」の手前、社段川両岸の草つきは、ある程度上まで登らないと手がかりとなるブッシュがない。土が浅いのでハンマーバイルのピックが思うように刺さらない。足はずるずる滑る。チェーンスパイクでもつければなんとかなるのかもしれない。 「巻ケズノ滝」の左には社段川の支沢の滝がある。今回はその支沢を登り、「巻ケズノ滝」の左を巻こうとした。支沢の滝のはじまるところから右の草つきを数メートル登るなりトラバースするなりすればブッシュがある。しかし、そこまでの手がかりがなく滑り落ちる危険があるので断念。 古い堰堤の手前まで引き返して、ようやく尾根に上がれそうな斜面が右岸側にあらわれた。かなりの急斜面になるがブッシュの手がかりがある。ただしブッシュが岩ごと引っこ抜けることもありうるので、力まかせの登り方はできない。 尾根の上には踏み跡があった。葉の茂っている季節にはほとんどヤブ尾根状態だが、冬枯れで踏み跡がかなりわかりやすくなっていた。それでも部分的なヤブこぎ箇所は多かった。大峰山の三角点のすぐそばには頭くらいの高さの枝に鳥の巣があった。ヤブの茂る時期の人の訪れの少なさを物語っている。大峰山の先555Mほどの小ピークからは蓬平方面に下れそうな踏み跡があった。その小ピークで方向を変え、社段川左岸の尾根に回り込んで下山した。こちらの尾根にも踏み跡があった。 注意:沢でのGPSログには正しい位置が記録されていない。 |
ファイル |
(更新時刻:2015/11/23 16:44)
|
写真
装備
個人装備 |
時計
GPS
地形図
カメラ
沢靴
ヘルメット
8mmx20M補助ロープ
5mmx20M細引き(ロープ回収用)
ハーネス
下降器
カラビナ
スリング
ハンマーバイル
ナイフ
水
食料
救急用品
ヘッドランプ
笛
ビバーク装備
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感想
沢登りには、所属する山岳会で5回ほど連れて行ってもらったことがある。弥彦の滝ノ沢の赤滝が登れなかったくらいのへたくそだ。それをあえて1人で沢に入るのだから、難しいところは登れなくて当たり前。安全に行動できるかどうかが自分の課題だ。たとえば携行している補助ロープはあくまでも下降用なので、ロープで確保して登るような場面があるのは本当はまずい。今回ブッシュで支点が取れれば、そういう危なっかしいこともするところだった。現在反省している。とはいえ、初心者にとってはロープなしで安全に登れるかどうかの見きわめがそもそも難しかったりする。社段川の「巻ケズノ滝」で昨年以来3回試行錯誤してみて、「登れそうに見えたのに登れない」という経験を積むことができたのはよかった。
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