記録ID: 473308
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沢登り
甲信越
大峰山(鬼面沢)
2014年07月05日(土) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 07:12
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 750m
- 下り
- 733m
コースタイム
7:45 駐車地点 ― 8:05 林道合流 ― 8:30 鬼面沢入渓 ― 9:40 出合 ― 11:10 大峰山山頂 ― 11:32 三角点566Mピーク ― 14:45 圓融寺 ― 15:00 駐車地点
天候 | 曇りのち晴れ 気温 26〜30℃くらい 日の出 4:27 日の入り 19:10 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
集落内の道路路肩に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届 新潟県警察にメールで登山届を提出した。 http://www.police.pref.niigata.jp/osirase/sangaku/ 道の状況 ■今回のルート 地形図を見ると、大峰山や567Mピークから発し村松集落内で太田川に合流する小さな川が記されている。それが鬼面沢川だ。鬼面沢川の上流で林道から沢に下り、大峰山の山頂部まで沢をたどった。下山は、旧道の破線が記されている尾根を圓融寺の裏手に下りた。 ■林道からの入渓 村松集落各所には「入山禁止」の看板が出ている。入山にあたって集落の人から注意点などを聞くとよい。入山するなとは言われないはずだ。林道の途中にはゲートがあって、車では上がれない。ゲート付近の駐車も不可。麓から林道を歩いてもよいが、勝覚寺の裏門付近から林道までの近道がある。林道に出たところには広い工事現場がある。その先は車道が草に覆われているが、比較的最近の轍が残っていた。釜沢石の壁(採石場跡か)[写真1]のあたりから道は完全にヤブ化するが、入渓地点[写真2]まではっきりした踏み跡がつけられていた。そうでなければたいへんなヤブこぎになるところだった。入渓地点までは事前に下見をしておいた。 ■鬼面沢の巻道 前夜まで長岡市内では時折小雨が降ったので沢の水量が心配だったが、増水はしていなかった。入渓地点からしばらくはほとんど靴を濡らすことなく歩ける。水に入らなければならないところには必ず巻道があった。巻道は刈払いがされたばかりで、伐られた枝の切り口やおが屑がまだ生々しかった。ただし、その巻道は途中で唐突に消える。その付近にまるで天然の登山道のような枯れ沢があり、大峰山手前の530Mピークの方向に向かっていた[写真4]。巻道の様子といい林道のヤブの踏み跡といい、ひょっとしたらここに新しい登山コースを開こうとしているのだろうか。 ■鬼面沢 刈払いされた巻道がなくなると、しだいに沢自体が巻きにくくなる。やがて567Mピークからの沢の出合と566M三角点ピークからの沢の出合が連続してあらわれる。その付近からは水に入らないと進めない。水の深さはせいぜい脹脛くらいだった。それとともに小滝があらわれる。大きいものでも3、4メートル程度だった。手がかり足がかりがしっかりしており、すべて直接登ることができた。沢がミニチュアのゴルジュのようになると、むしろ小滝を巻こうと思っても巻くことができなくなる。最後の小滝[写真10]をすぎると、流れに枝が覆さっていて通りにくい箇所もある。源頭から尾根までの斜面のヤブはたいしたことがなかった。 ■尾根 沢から尾根に出た付近の550Mピークで蓬平・竹之高地方面からの踏み跡を探したが、見当たらなかった。尾根上のヤブはきつく、ところどころ踏み跡もあってもすぐに見失うことが多かった。見通しが悪いので、進むべき方向が判断しにくい。三角点のピークから下るとき、リングワンダリングをして三角点に逆戻りしてしまった。その後GPSをこまめに確認するようにしたが、確認したそばから下る方向をまちがえることがたびたびあった。踏み跡らしきところをたどるとあらぬ方向に逸れていってしまうというのがその典型的なパターンだ。ヤブ尾根の下山は難しい。 ■虫など 細い沢などではクモの巣を破って進む場面が多かった。尾根上で止まると蚊が寄ってきた。ムカゴイラクサなど刺のある草がところどころ生えているので、素手で草をつかむときは慎重に。 |
ファイル |
(更新時刻:2014/07/05 20:17)
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写真
装備
個人装備 |
時計
GPS
理院地図/コンパス
デジタルカメラ
水 1.5L
食糧 2日分
レインジャケット
レインパンツ
ヘッドランプ
シェルター
シュラフカバー/インナーシュラフ
マット
防寒着
救急用品
ナイフ
クマよけ鈴/スプレー
虫よけスプレー
補助ロープ 8mm×20M
ハーネス/下降器/カラビナ/スリングなど
ヘルメット
沢靴 キャラバン KR_1R
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感想
先週に引き続き大峰山に入り、今回は集落の人が言っていた鬼面沢をたどってみた。刈払いされた踏み跡と巻道が途中まであったことには驚いた。大峰山にハイキングコースが整備される日は意外と近いかもしれない。下山した圓融寺の裏手は石仏が並ぶなどなかなか風情があるので、圓融寺からの旧道もヤブこぎなしで歩けるようになったらうれしい。
ロープが必要になる沢に行く予行演習として、今回はヘルメットをかぶり、手持ちの沢登り道具一式を携行した。ハーネスをつけて歩いたら、ほとんど何もぶらさげていないのに骨盤の右側にあたって痛くなった。荷物が重いのにふだんと同じ感覚で動こうとしてしまうせいか、かなり疲れた。キャラバンのラバーソールの沢靴を履くのは2回目で、歩く分には問題なかったが、親指付け根脇の屈曲部のラバーの接着がもう剥がれてきた。ソールの減りも早そうだ。
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