藤原岳 (茨川から西尾根を登り治田峠へ)
- GPS
- 07:24
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,200m
- 下り
- 1,199m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
R421の政所より約11km。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・小又谷P〜茨川は、ノタノ坂から急斜面のトラバースあり。 茨川への着地は崖を下りたが、他にルートがありそう。 ・茨川〜藤原岳は、西尾根取付きの蛇谷出合まで徒渉を繰り返しながら河原歩き。 西尾根は、初め急登だが上部は二次林の快適な登高。 ・藤原岳〜治田峠は、多志田山山腹のトラバースを避け県境の尾根通しで通過。 ・治田峠〜茨川は、堰堤までは荒れ気味だが慎重に下れば問題ない。 堰堤からは左岸にある林道跡を辿る。 |
写真
感想
以前からずっと行きたかった茨川と、ずっと気になっていた藤原岳西尾根。
奥永源寺の道の駅が出来、君ヶ畑の方からのアプローチがしやすくなった。
天気も雨無しの曇り予報だったので、暑さの心配がない。
紅葉はもう期待できないが、葉の落ちた二次林歩きが快適だ。
こんなことから、今回の山行を計画した。
茨川へはノタノ坂経由で入った。
ところが、茨川のすぐ手前で、崖に出てしまった。
崖のすぐ下に見えたのは茨川の廃村跡だ。
何だかタイムトンネルの出口から異空間を見ているような錯覚を覚えた。
土石に埋め尽くされた広い河原に降り立つと、明るく乾いた開放的な光景に驚いた。
そこには秘境感はなく、さっぱりとした無機質の自然があるだけだった。
こうなる前の茨川は、どんなところだったんだろうか。
藤原岳西尾根には、取付きまで茶屋川をさかのぼった。
取付きはすぐにわかった。
ルートは尾根通しで迷うようなところは無かった。
陽射しは無いが、傾斜がきつく汗びっしょり。
山頂手前の広くなった二次林に癒される。
藤原岳に御池岳のようなところを発見し嬉しくなった。
藤原岳から迷い尾根までは、トラバースを避け、県境稜線を忠実に辿った。
思ったよりアップダウンは気にならなかった。
迷い尾根から茨川に下るルートは、治田峠を経由した。
迷い尾根から西に直接下ってみたい気もあった。
しかし、やっぱり歴史ある治田峠を外す訳にはいかなかった。
茨川に着くと、対岸に軽四が止まっていた。
林道は何とか通れるとのこと。
川を挟んで、しばし話をする。
なんと、以前茨川に住んでいたという人だった。
車は、何度も切り返ししながらUターンして帰って行った。
誰もいなくなった茨川で少し休んだ後、名残りを惜しみつつノタノ坂に向かった。
ちょっと疲れを感じ重くなった体に鞭打ちながら。
コメント
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初めまして
私も同じコースを10月に行ってきました。
紅葉は茶屋川の紅葉はいつが見どころだったんでしょうね
茨川へはどこから下るんでしょうね?
確かに他にありそうです。茶屋川林道のほうへ行くんでしょうか
藤原岳から治田峠は巻道はかなり悲惨です。尾根通しで正解でしたね。
それにしても茨川に住んでいた人に会えたとは貴重な体験でしたね。
50年前に廃村になってますから、かなりの御年配の方でしょうか
metsさん、こんばんは。
metsさんのレコ、参考にさせてもらいました。
たいへん助かりました。
山頂付近の紅葉がきれいだったようで、丁度いい時に行かれたんではないでしょうか。
茶屋川の紅葉は11月初めあたりが良かったようですね。
茨川には、metsさんも崖を下られたんですね。
僕も崖を適当に下りました。
帰りは、少し下流に赤テープがあったので、そこからよじ登りました。
ネットで調べると、林道の橋を渡った所にノタノ坂口と書いてある資料がありました。
もしかしたら谷筋に道があるのかも知れませんね。
治田峠までは、metsさんのレコを見て、絶対尾根通しにしようと思ってました。
多志田山の山腹をトラバースするなんて勿体ないですからね。
その方がずっと安全だし、展望もいいし、なんてったって楽でした。
次回はぜひ(笑)
茨川の人は、川を挟んででしたから距離があり、顔はよく分かりませんでした。
声からすると、まだ60代くらいに思われました。
以前、霊仙で廃村の榑ヶ畑が本籍という人に会ったことがあります。
自分のルーツを探しに来たと言ってました。
廃村関係の人に会うと、何かジーンと来てしまいますね。
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