830-2 杣添尾根から横岳



- GPS
- 07:52
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,270m
- 下り
- 1,276m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 7:40
天候 | 麓は快晴、稜線は曇り 全体に風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
13日 前泊地5:40→6:05登山口 登山口14:10頃→14:30頃 前泊地 16時20分→18時50分高幡不動駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所なし 全線にわたってトレースあり 多いところは腰くらいまでの積雪 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
ビーコン
スコップ
ゾンデ
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ヘルメット
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感想
課題であった常念岳東尾根は天候の具合から早めに諦め、代替地を検討した。
日程は13日の日帰り、出来れば雪山・・・候補は、ここ八ヶ岳横岳(杣添尾根ピストン)、赤沢山(土合駅裏の冬季限定の山)そして、12日の南岸低気圧での降雪を期待して加波山。
思っていたよりも南岸低気圧は弱かったので加波山は雪の期待がもてず、結局八ヶ岳に。ぐうぐう氏は夏に登ったことがると言っていたが、タマ氏とKOKUDOはこの尾根初めて。
前日、空いている中央高速を走って、須玉インターから清里を通り、まずは登山口の下見に。野辺山を過ぎて、八ヶ岳高原ロッジの看板に従って国道から山へと入っていく。途中沢を越えるところは凍結していた。そして上部に行くにつれ雪道に。除雪は済ませてあり、登山者用駐車場も除雪済。全部で10台くらい停められるだろうか。登山口のすぐ傍であるがトイレはない。一台車が止まっている。今日登った人たちだろうか。
登山口からは車で20分ほどで今日の宿泊地の海ノ口温泉に到着。源泉は30度くらいだが、ヌルヌルする加熱したお湯が心地よい。
ひと風呂浴びてビールがうまい! そうこうしているうちに夕食タイムとなる。馬刺しやてんぷらお鍋など、いずれも暖かいものは暖かく、おいしい。
夕食後は、今日が誕生日であるタマ氏を薩摩焼酎とケーキでお祝した。
翌朝。4時半頃起床。5時40分頃出発。登山口にはまだ暗い6時ちょっと過ぎに到着。既にほぼ満車で、我々のすぐ後の人で一杯。残りは路肩になる。
稜線は10M以上の強風予報だったが、通常風下側のこの登山口でも風が結構強い。
はじめから土の見えない雪原で、ツボ足で出発。別荘地内の山道をいくつもの車道を横断しながら登っていく。
30分ほどで南八ヶ岳林道に出る。ここで少し南ヘ林道を辿ると2,3分で大きな看板のある登山口に着く。
ここからは別荘もなくなり、沢を渡ると後はひたすら尾根を登っていく。積雪はくるぶし以上、膝位までだろうか。とにかくトレースがしっかりついていてありがたい。
8時半過ぎの休憩ポイントで、森林限界突破に備え、服を一枚追加してアイゼンを装着する。天気は良いが、風はやはり強い。息をするように止まることもあるので、これなら何とか頂上まで行けるかなという感じ。
森林限界まではまだ1時間かかったが、途中、南側が開けている箇所があって、富士山が見える。風も強くて寒かったが富士山が見えると元気になる。
展望テラスのあたりで、森林限界を抜ける。上空は晴れているが、正面の稜線には雲がかかっている。強風の影響だろう。
風は強く吹いたり止まったりを繰り返している。登山口では南東風だったのが、ここにきて北東風が吹いている。積雪は膝上から腰くらいまでになるが、やはりトレースのおかげで進める。だが、一部区間では風のせいですぐにトレースが消えてくる。尾根は狭めだが切れ落ちているというわけでもなく、気を付けて進めば問題はない。
急坂を登りきると稜線の三叉峰。ここで何故か風は美濃戸側の方か吹き込むようになる。相変わらずガスっているが、横岳頂上まで岩交じりの雪道を行く。稜線は雪が吹き飛ばされるせいか、雪は薄く積もっているだけ、むしろ岩にアイゼンを引かけて転ばないようにゆっくりと進む。梯子もあるが難しくはない。
横岳山頂はガスのせいで何も見えず。そして寒いのですぐ引き返す。休憩は森林限界より下でとることにして、サッサと下る。
お昼を回って、テントが張れそうな所で大休止。お茶を入れてモグモグタイムとする。
下ってきたら風はだいぶ収まってきた感じ。そして下るにつれて天気が良くなる。
南八ヶ岳林道でアイゼンを外して、最後の休憩を取って、14時前には登山口に戻ってきた。
下山後のお風呂は前泊地のお風呂にタダで入ってもよいということであったので、お言葉に甘えさせていただく。ゆっくりあったまって、近くのレストランで食事をしてから帰京した。渋滞はなくスムーズに帰れた。
この杣添尾根、技術的に難しい箇所はなく、頂上は森林限界を越えて、コースタイムも8時間程度と手ごろな雪山だと感じた。今度はぜひ天気の良い日に行きたいな。
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