十石山 毎度の山頂爆風&ホワイトアウト


- GPS
- 05:12
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,142m
- 下り
- 1,147m
コースタイム
天候 | 雪&晴れ 山頂爆風ホワイトアウト 下りたら晴れるの法則 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【駐車地〜登山道入口】 ・雪たっぷりでシール歩き。 【登山道入口〜湯沢ノ平】 ・ユルユル〜と登りあげるトレースあり。 ・湯沢ノ平はトレース錯綜。帰りに登りが少なそうなやつに乗る。 【湯沢ノ平〜山頂】 ・樹林帯を抜けるとトレースは掻き消され脛ラッセル。 ・山頂ホワイトアウト&強風。GPSないと厳しい。 【滑走】 ・小屋脇(風除けにはならない)で換装。 ・小屋周辺は爆風&完全ホワイトアウトで上下左右動止不明。GPS片手に滑る。 ・樹林帯の雪は軽い。1950辺りの日射が入ったところだけややもっさり。 ・湯沢ノ平は何回かカニ。シールは貼らずにペタペタ。 |
写真
感想
山では多くの降雪があるが、自分の気持ちが奮い立たず山に足が向かない。しかしスキーをしたい欲求はあるので今シーズン一発目は十石山へ。
いつものように消防小屋脇へ駐車し雪が降るなか元気よくスタート。
雪はたっぷりで林道歩きでもストックの底付きなし。
道中もトレースばっちりで頭を使わずテクテクする。出だしの急斜面にはゆるゆる〜と登り上げるトレースに導かれる。自分はいつも急斜面をジグっているが、ゆるゆる〜はヒールリフターも使わず楽だった。今日は山頂までトレースに導いてもらおう。
湯沢ノ平はトレースが錯綜してアプッダウンの多いものもある。一番帰りが楽そうなのに乗って一部オリジナルで進む。
樹林帯を抜ける前の2200あたりでミドルを着込み防寒対策とエネ補給をする。暫くするとトレース内にも雪が吹き溜まりプチラッセル。2250あたりから徐々にトレースが埋まり出し、2300過ぎからはトレースは消え脛〜膝下ラッセルとなる。トレースに導いてもらう目論見は砕けた。そんなに甘くはない。
雪は軽いのでラッセルは苦ではないが、強風&景色真っ白なのでGPSで確認しながら山頂を目指す。
山頂目前で真っ白の中から人影が現れ滅茶苦茶ビビった。アンザイレンして小屋方向から山頂に向かう登山者だった。
十石山登頂〜。
爆風となっているので山頂標を一枚パシャったら即退散。避難小屋を目指すがホワイトアウトで脚元しか見えない。GPS片手に小屋に辿りつき滑走モードに換装するが、小屋は風除けにならず爆風が吹き抜けてシールをシートに張り付けるのに一苦労。
湯沢ノ平でシールを再装着するかもしれないので一枚だけ懐に入れ保温して下る事にした。
スキーを履いたが過去一の完全ホワイトアウトで上下左右動止全く分からない。自分はめまい症を持っているので三半規管がやられて気持ち悪い。
GPS片手にズリズリと登行ルート方面の灌木がある方に進んでいく。薄っすらと灌木が見えて安堵する。
樹林帯に入ると視界は明瞭。トレース位置を意識しドライパウダーを撒き散らしながら落ちていく。薄日が差してきたが樹林帯の中のパウダーは温存されて快適そのもの。湯沢ノ平手前で上空を見上げれば快晴となり雪面も日射を受けややモッサリとしてくる。湯沢ノ平は少しのカニを入れたが若干の手漕ぎで済みシールを貼る事は無かった。その先の急斜面もパウダーは活きていて最後のデザート。
登山道に合流したらトレースバックで林道に出てボブスレーで駐車地へ無事下山。
山へのモチは底付きだが、やっぱり山スキーは楽しいと再認識した。お疲れさまでした。
コメント
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やっと腰が上がりましたねw 勢い付けてシーズン中滑りまくって下さい、レコ楽しみにしてます
お久しぶりです。
遅まきながらシーズンインしました。
気分を奮い立たせるため、下山後に松本のブンリンに寄りビンディング、シール、
クトーベースを購入(板:既購入未使用、クトー:既有兼用)してきました。
投資したからには滑らないと。。。
今シーズンもよろしくお願いします。
お互い御安全に。
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