上ホロ 正面壁コップ状ルート


- GPS
- 10:22
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 673m
- 下り
- 674m
コースタイム
天候 | ガスの中 降り始めてからガスがとれて快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
Zまではかなり積雪増えていた 壁もほんの少し白くなったか |
その他周辺情報 | 吹上温泉 白銀荘 |
写真
感想
12月末に敗退したコップ状ルートのリベンジ
凌雲閣駐車場時点ですごい積雪。昨日から少なくとも30cmは積もったっぽい。町の積雪アメダスよりもパウダーサーチの情報の方があてになる。
ノートレースをがんばってラッセルして正面壁とりつきまで。この時点で10時。前回と時間は変わらないため、少し焦る。
トラバース:急傾斜、雪もたまっており、やはり気持ち悪いトラバース。ダイレクトルートとりつきあたりで1つプロテクションとり、60mいっぱいロープを伸ばす。ルートの左(下から見て)あたりに終了点つくるが、リスが全くなく難儀。結局イボ&アックスでビレイ。
1ピッチ目:ryoリード。前回と変わらずドライ。なんなら前回よりも氷がなくレベルアップ。ルート状にリスが少ないので、イボ多用(とはいえイボもあまり効いてない)。終了点作り以外はスムーズに突破、ナイス。
2ピッチ目:kuwaリード。プロテクションを取る頻度を前回よりも1/2にすることを意識。前半は手登り混じりのドライ、後半は草付きや氷にぶっさす系。20m地点くらいのスラブがムーブあって面白かった。最後は正面にエビのしっぽが行く手を阻むので、左からおとなしく巻き、傾斜が緩んだところの岩でビレイ(ナッツ&ハーケン)。フォローが目のあたりから真っ赤な血を流しながら登ってきたので、びっくりした。前回残地したイボがとてつもなく硬く取れなかったらしく、回収時にアックスを顔にぶつけてしまったらしい。
登攀時はずっと雲の中だったが、下山するころにはすっかり晴れた。遠目からみるコップ状ルートは黒かった。
先月敗退したコップ状ルートに再挑戦。コンディション良くなっているかと思ったが、変わらずアイス未発達、むしろ退化しているくらい。
そんで自分のプロテクションワークも未発達。前回の半分の時間で行けるかと思ったが甘くない。
前回触れなかった2ピッチ目もなかなか面白かった。ビレイ点から見ると簡単そうだけど、実際に登ると意外とムズい現象あるある。
敗退残置したイボの回収がなかなか大変で、カミホロカメットク山の一部と化していた。目の負傷と引き換えに回収成功。通ったラインに血痕が残るレベルで出血した。
ドカ雪で雪崩警戒していたが、層雲峡アイスとかでお茶を濁さなくて良かった。リベンジ成功できて満足
メモ
・風弱かったがカミホロ周辺はガスの中
→風向き、寒気、気温
・天気・雪質・地形から雪崩リスクの予想
・ハーケン類の落としにくいラッキング考慮
・血がめっちゃ鮮やかだった
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する