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記録ID: 7718744
全員に公開
雪山ハイキング
金剛山・岩湧山

金剛山安全祈願2025(↗千早本道、↘赤阪町石道〜青崩道)【大阪府、奈良県】

2025年01月18日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 大阪府 奈良県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:24
距離
8.2km
登り
692m
下り
824m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:53
休憩
1:26
合計
5:19
距離 8.2km 登り 692m 下り 824m
10:12
12
10:24
10:31
23
10:54
10:55
16
11:28
2
11:30
5
11:35
64
12:39
13:01
13
13:14
13:15
27
13:42
4
13:54
38
14:32
15:27
1
15:28
ゴール地点
●コースタイム
金剛登山口(千早登山口) 1009 ― 千早本道登山口 1012 ― 千早神社への枝道分岐 1018 ― 参道前合流 1021 ― 神社下あずまや 1033 ― 本道に再合流 1036 ― 三合目 1041 ― 四合目 1046 ― 五合目 1050/アイゼン装着/1055 ― 六合目 1100 ― 七合目 1107 ― 河南八勝第五蹟の碑 1111 ― 八合目 1112 ―(迂回路経由)― 広場端 1120 ― 転法輪寺 1126 ― 葛木神社 1130/1132 ― 山頂広場 1140/昼食/1313 ― 山頂標 1315 ― セト・太尾分岐 1321 ― 頂上迄五町 1328 ― 頂上迄拾町 1340 ― セト 1342/アイゼン解除/1344 ― 坊領山方面分岐 1346 ― 林道へ 1432 ― 水越峠トンネル西口登山口 1434

●行動時間
04:25
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年01月の天気図
アクセス ●今回の移動
(神戸の家〜新大阪、新大阪駅〜千早登山口)
千早登山口―千早神社―金剛山山頂広場―セト―水越峠トンネル西口登山口
(水越峠登山口〜大阪駅、大阪=神戸の家)

●登山口へのアクセス
○千早登山口(金剛登山口BS)
・金剛バスのバス路線が2年前に廃止となり、富田林駅からの足が変わっている。河内長野駅からの南海バスは引き続き運行されている。土日日中は一部を除いて1hごと。富田林からの直接のバス便はなくなったが、南海バスと千早赤坂村バスの乗り継ぎにより、従来便程度の利便は確保されている。富田林〜中学校間を南海バス、中学校〜金剛登山口間を千早赤阪村バスにより運行されている
・駐車場は有料のものが複数ある

○水越峠トンネル西口登山口
・登山口から3kmほど行った「東水分」までのバス便がある。富田林駅から出ている。所要30分
※かつては富田林から水越峠まで休日運行の金剛バスがあったのだが、上述の通り廃止に。それ以降は東水分までの運行となっている
・駐車場は、トンネル西口付近も含め、それより上部にいくつかあり、すべて含めるとかなりの台数が駐車できると思われる
(いずれの記述も2025.1現在)
コース状況/
危険箇所等
○千早登山口〜金剛山山頂広場(千早本道)
・登山口から素直に山へと向かう道のほか、千早城址と千早神社を経由するルートがある。どちらも道取りは明瞭。今回は本道登山口から入り、千早神社付近を巡っていった
・その後は、山頂広場まで延々と段付けられた道が続く
・8合目から先は直登と緩い道とに分かれている

○金剛山山頂広場〜セト〜水越峠トンネル西口(赤阪町石道、青崩道)
・整備された道。分岐点には標示がある
・途中までは赤阪町石道の案内に従う
(いずれの記述も2025.1現在)
その他周辺情報 ●コンビニエンスストア、飲食店
・金剛山ロープウェイBS付近には自販機などがある。コンビニエンスストアは河南町中心部や白木にあるものが最後
・水越峠付近には店舗はない。登山口から一番近いコンビニエンスストアは、国道309号を御所市方面へと走り山を下りたくらいにあるものとなる
・河内長野駅や富田林駅前にはコンビニエンスストアや飲食店がある

●日帰り温泉
・河南町には「天然温泉一乃湯」がある。富田林の葛城温泉はなくなったようだ
(いずれの記述も2025.01現在)
バス停付近で降ろして貰いました。
少々戻り、ここで右折。千早本道登山口へ
【金剛登山口BS〜千早本道〜五合目】
2025年01月18日 10:10撮影 by  ,
1/18 10:10
バス停付近で降ろして貰いました。
少々戻り、ここで右折。千早本道登山口へ
【金剛登山口BS〜千早本道〜五合目】
ここから千早本道へ。
最初は舗装路です
【金剛登山口BS〜千早本道〜五合目】
2025年01月18日 10:12撮影 by  ,
1/18 10:12
ここから千早本道へ。
最初は舗装路です
【金剛登山口BS〜千早本道〜五合目】
すぐに水場があります
【金剛登山口BS〜千早本道〜五合目】
2025年01月18日 10:15撮影 by  ,
1/18 10:15
すぐに水場があります
【金剛登山口BS〜千早本道〜五合目】
本道はまっすぐですが、ここで右折し千早城趾へと向かいます
【金剛登山口BS〜千早本道〜五合目】
2025年01月18日 10:18撮影 by  ,
1/18 10:18
本道はまっすぐですが、ここで右折し千早城趾へと向かいます
【金剛登山口BS〜千早本道〜五合目】
斜面に無理矢理付けた道のようですが、この通り整備はされています
【金剛登山口BS〜千早本道〜五合目】
2025年01月18日 10:19撮影 by  ,
1/18 10:19
斜面に無理矢理付けた道のようですが、この通り整備はされています
【金剛登山口BS〜千早本道〜五合目】
振り返り気味に撮影。
合流したメンバーとさらに千早神社迂回ルートへ。
ルートはここで折り返して登っていきます
【金剛登山口BS〜千早本道〜五合目】
2025年01月18日 10:30撮影 by  ,
1/18 10:30
振り返り気味に撮影。
合流したメンバーとさらに千早神社迂回ルートへ。
ルートはここで折り返して登っていきます
【金剛登山口BS〜千早本道〜五合目】
千早神社下を廻っていきます。
ここの右手にはあずまやがあります
【金剛登山口BS〜千早本道〜五合目】
2025年01月18日 10:33撮影 by  ,
1/18 10:33
千早神社下を廻っていきます。
ここの右手にはあずまやがあります
【金剛登山口BS〜千早本道〜五合目】
ここで左下方から千早本道がやってきて合流します
【金剛登山口BS〜千早本道〜五合目】
2025年01月18日 10:36撮影 by  ,
1/18 10:36
ここで左下方から千早本道がやってきて合流します
【金剛登山口BS〜千早本道〜五合目】
木段、石段が整備された道です
【金剛登山口BS〜千早本道〜五合目】
2025年01月18日 10:40撮影 by  ,
1/18 10:40
木段、石段が整備された道です
【金剛登山口BS〜千早本道〜五合目】
三合目
【金剛登山口BS〜千早本道〜五合目】
2025年01月18日 10:41撮影 by  ,
1/18 10:41
三合目
【金剛登山口BS〜千早本道〜五合目】
段付けだけではなく、さくもあります。
人が歩くことでの道痩せ防止の一策でしょうか
【金剛登山口BS〜千早本道〜五合目】
2025年01月18日 10:43撮影 by  ,
1/18 10:43
段付けだけではなく、さくもあります。
人が歩くことでの道痩せ防止の一策でしょうか
【金剛登山口BS〜千早本道〜五合目】
四合目。雪はまだ両脇程度
【金剛登山口BS〜千早本道〜五合目】
2025年01月18日 10:46撮影 by  ,
1/18 10:46
四合目。雪はまだ両脇程度
【金剛登山口BS〜千早本道〜五合目】
ここからは急激に真っ白になりました。
アイゼンを装着します
【五合目にて】
2025年01月18日 10:50撮影 by  ,
1/18 10:50
ここからは急激に真っ白になりました。
アイゼンを装着します
【五合目にて】
特に路面は凍結が見られます
【五合目〜千早本道〜山頂広場】
2025年01月18日 10:57撮影 by  ,
1/18 10:57
特に路面は凍結が見られます
【五合目〜千早本道〜山頂広場】
5.5合目。幾分急なこともあって刻んだようです
【五合目〜千早本道〜山頂広場】
2025年01月18日 10:58撮影 by  ,
1/18 10:58
5.5合目。幾分急なこともあって刻んだようです
【五合目〜千早本道〜山頂広場】
振り返って撮影。
短いですが、ルートが二股になっていました
【五合目〜千早本道〜山頂広場】
2025年01月18日 11:03撮影 by  ,
1/18 11:03
振り返って撮影。
短いですが、ルートが二股になっていました
【五合目〜千早本道〜山頂広場】
今度は6.5合目も
【五合目〜千早本道〜山頂広場】
2025年01月18日 11:04撮影 by  ,
1/18 11:04
今度は6.5合目も
【五合目〜千早本道〜山頂広場】
七合目。
踏みしめる雪も厚みが出てきました。
といっても数センチのことです
【五合目〜千早本道〜山頂広場】
2025年01月18日 11:07撮影 by  ,
1/18 11:07
七合目。
踏みしめる雪も厚みが出てきました。
といっても数センチのことです
【五合目〜千早本道〜山頂広場】
7.5合目。
このすぐ先にベンチがあります
【五合目〜千早本道〜山頂広場】
2025年01月18日 11:10撮影 by  ,
1/18 11:10
7.5合目。
このすぐ先にベンチがあります
【五合目〜千早本道〜山頂広場】
「河南八勝第五蹟」の碑
【五合目〜千早本道〜山頂広場】
2025年01月18日 11:11撮影 by  ,
1/18 11:11
「河南八勝第五蹟」の碑
【五合目〜千早本道〜山頂広場】
八合目。
ここからは、緩い道と直登に分かれています。
今回は緩い道へ
【五合目〜千早本道〜山頂広場】
2025年01月18日 11:12撮影 by  ,
1/18 11:12
八合目。
ここからは、緩い道と直登に分かれています。
今回は緩い道へ
【五合目〜千早本道〜山頂広場】
振り返って撮影。
ほぼ真っ白なほどに残っています
【五合目〜千早本道〜山頂広場】
2025年01月18日 11:13撮影 by  ,
1/18 11:13
振り返って撮影。
ほぼ真っ白なほどに残っています
【五合目〜千早本道〜山頂広場】
両ルートが再合流
【五合目〜千早本道〜山頂広場】
2025年01月18日 11:20撮影 by  ,
1/18 11:20
両ルートが再合流
【五合目〜千早本道〜山頂広場】
そしてすぐに山頂広場の端へ顔を出します
【山頂広場にて】
2025年01月18日 11:22撮影 by  ,
1/18 11:22
そしてすぐに山頂広場の端へ顔を出します
【山頂広場にて】
伝統ある錬成会の登山記録ボード
回数が凄いことになっています。五千回って…
【山頂広場にて】
2025年01月18日 11:23撮影 by  ,
1/18 11:23
伝統ある錬成会の登山記録ボード
回数が凄いことになっています。五千回って…
【山頂広場にて】
山頂売店前に到着。早すぎるようなので、お寺と神社にお詣りに行きます
【山頂広場にて】
2025年01月18日 11:24撮影 by  ,
1/18 11:24
山頂売店前に到着。早すぎるようなので、お寺と神社にお詣りに行きます
【山頂広場にて】
まずは転法輪寺にお詣り
【山頂広場〜葛木神社往復】
2025年01月18日 11:25撮影 by  ,
1/18 11:25
まずは転法輪寺にお詣り
【山頂広場〜葛木神社往復】
そして葛木神社への参道に出て神社へ
【山頂広場〜葛木神社往復】
2025年01月18日 11:27撮影 by  ,
1
1/18 11:27
そして葛木神社への参道に出て神社へ
【山頂広場〜葛木神社往復】
ここで縦走路から左へ分かれて葛木神社へ
【山頂広場〜葛木神社往復】
2025年01月18日 11:29撮影 by  ,
1/18 11:29
ここで縦走路から左へ分かれて葛木神社へ
【山頂広場〜葛木神社往復】
葛木神社。山頂標示もあります。
この裏の最高地点はご神域につき立入禁止。
代わりにここを山頂としています
【山頂広場〜葛木神社往復】
2025年01月18日 11:30撮影 by  ,
1/18 11:30
葛木神社。山頂標示もあります。
この裏の最高地点はご神域につき立入禁止。
代わりにここを山頂としています
【山頂広場〜葛木神社往復】
鳥居下より見上げます
【山頂広場〜葛木神社往復】
2025年01月18日 11:32撮影 by  ,
1/18 11:32
鳥居下より見上げます
【山頂広場〜葛木神社往復】
雪の中の静謐
【山頂広場〜葛木神社往復】
2025年01月18日 11:32撮影 by  ,
1
1/18 11:32
雪の中の静謐
【山頂広場〜葛木神社往復】
これは福石
【山頂広場〜葛木神社往復】
2025年01月18日 11:33撮影 by  ,
1/18 11:33
これは福石
【山頂広場〜葛木神社往復】
夫婦杉のあたりにて
【山頂広場〜葛木神社往復】
2025年01月18日 11:34撮影 by  ,
1/18 11:34
夫婦杉のあたりにて
【山頂広場〜葛木神社往復】
夫婦杉。
仲良く伸びています
【山頂広場〜葛木神社往復】
2025年01月18日 11:34撮影 by  ,
1/18 11:34
夫婦杉。
仲良く伸びています
【山頂広場〜葛木神社往復】
去年よりは歴然と雪が多いです。
5〜10cmといったところ
【山頂広場にて】
2025年01月18日 11:37撮影 by  ,
1/18 11:37
去年よりは歴然と雪が多いです。
5〜10cmといったところ
【山頂広場にて】
続々到着。
小グループごとに昼食です
【山頂広場にて】
2025年01月18日 11:38撮影 by  ,
1/18 11:38
続々到着。
小グループごとに昼食です
【山頂広場にて】
さて、出発
【山頂広場にて】
2025年01月18日 13:14撮影 by  ,
1/18 13:14
さて、出発
【山頂広場にて】
広場上段の「山頂」標示。
最高点よりは約40m低いところにあります
【山頂広場にて】
2025年01月18日 13:15撮影 by  ,
1/18 13:15
広場上段の「山頂」標示。
最高点よりは約40m低いところにあります
【山頂広場にて】
大阪平野を見ます。
中央は富田林市。PLの塔も見えます
【山頂広場にて】
2025年01月18日 13:15撮影 by  ,
1
1/18 13:15
大阪平野を見ます。
中央は富田林市。PLの塔も見えます
【山頂広場にて】
雪像がいくつもありました
【山頂広場にて】
2025年01月18日 13:15撮影 by  ,
1
1/18 13:15
雪像がいくつもありました
【山頂広場にて】
雪の笹分け道を行きます
【山頂広場〜水越峠西口登山口】
2025年01月18日 13:17撮影 by  ,
1/18 13:17
雪の笹分け道を行きます
【山頂広場〜水越峠西口登山口】
慎重に歩を進めます
【山頂広場〜水越峠西口登山口】
2025年01月18日 13:18撮影 by  ,
1/18 13:18
慎重に歩を進めます
【山頂広場〜水越峠西口登山口】
ここで太尾方面から分かれて左手へ
【山頂広場〜水越峠西口登山口】
2025年01月18日 13:20撮影 by  ,
1/18 13:20
ここで太尾方面から分かれて左手へ
【山頂広場〜水越峠西口登山口】
新たな標識が付けられたように思います
【山頂広場〜水越峠西口登山口】
2025年01月18日 13:21撮影 by  ,
1/18 13:21
新たな標識が付けられたように思います
【山頂広場〜水越峠西口登山口】
一部では見晴らしも得られます。
大阪平野を見下ろしながら歩きます
【山頂広場〜水越峠西口登山口】
2025年01月18日 13:24撮影 by  ,
1/18 13:24
一部では見晴らしも得られます。
大阪平野を見下ろしながら歩きます
【山頂広場〜水越峠西口登山口】
町石。まず五町
【山頂広場〜水越峠西口登山口】
2025年01月18日 13:28撮影 by  ,
1/18 13:28
町石。まず五町
【山頂広場〜水越峠西口登山口】
拾町。
設置は令和ですが趣があります
【山頂広場〜水越峠西口登山口】
2025年01月18日 13:40撮影 by  ,
1/18 13:40
拾町。
設置は令和ですが趣があります
【山頂広場〜水越峠西口登山口】
この手前セトでアイゼンを外しましたが、
まだまだ雪がありました。
坊領山方面を分けます
【山頂広場〜水越峠西口登山口】
2025年01月18日 13:46撮影 by  ,
1/18 13:46
この手前セトでアイゼンを外しましたが、
まだまだ雪がありました。
坊領山方面を分けます
【山頂広場〜水越峠西口登山口】
拾五町標柱のの横には…
【山頂広場〜水越峠西口登山口】
2025年01月18日 13:49撮影 by  ,
1/18 13:49
拾五町標柱のの横には…
【山頂広場〜水越峠西口登山口】
「令和の町石道」の謂れ書き。
思い入れのある方々がいらっしゃるんですね
【山頂広場〜水越峠西口登山口】
2025年01月18日 13:49撮影 by  ,
1/18 13:49
「令和の町石道」の謂れ書き。
思い入れのある方々がいらっしゃるんですね
【山頂広場〜水越峠西口登山口】
林道へと出る口に「青崩道」の標示。
青崩は”あおげ”と読みます
【水越峠西口登山口にて】
2025年01月18日 14:32撮影 by  ,
1/18 14:32
林道へと出る口に「青崩道」の標示。
青崩は”あおげ”と読みます
【水越峠西口登山口にて】
そして林道へ。
林道左折で旧国道に出ます
【水越峠西口登山口にて】
2025年01月18日 14:32撮影 by  ,
1/18 14:32
そして林道へ。
林道左折で旧国道に出ます
【水越峠西口登山口にて】
出るとそこにはトイレもあります。
お疲れさまでした
【水越峠西口登山口にて】
2025年01月18日 14:34撮影 by  ,
1/18 14:34
出るとそこにはトイレもあります。
お疲れさまでした
【水越峠西口登山口にて】
撮影機器:


感想

 昨年に引き続き、属する山の会の新春安全祈願登山に参加した。昨年よりは少ないものの40名に迫る団体だ。
 行程が前年と全く同じなので、2ルートあるようなところでは前年とは異なるほうを歩くようにした。隊列の後方を担うサブリーダーには、予めその旨の断りを入れておいた。
 バス停からやや下り、千早本道登山口へ。途中にはmont-bellもある。このブランドは意表を突く立地が一つの戦略になっている。いわゆる逆張りなのだが、これがあたっているようで、登山口ばかりではなく、何もない郊外にあることもある。
 その先にある登山口に着くと「千早本道登山口」とある。このルートは本来ここからのものらしい。とはいえ城跡経由で進むメンバーのことも気になり、いったん千早神社へと向かう枝道を上がってみた。ちょうどそこにはメンバー数人がたむろしていた。その数人で神社迂回ルートへと向かう。半ばで道を外してしまったが、どうにか神社下のあずまや近くにたどり着いた。千早本道に服してからは、一本調子の木段が続く。緩急を繰り返しながら五合目へ。
 この先は雪道になる。先ほどからも残雪がちらほらと目に入ってきていたのだが、いよいよまるで真っ白になった。ちょうどベンチもあるので、ここでアイゼンを装着した。
 雪にまみれはするが積雪深はせいぜい5cmといったところだろうか。加えてよく踏まれている千早本道だ。アイゼンの力に大きく頼ることなく登っていく。
 8合目からは緩やかなコースを選ぶ。緩やかということだが、中間部にはやや急な坂道も混じる。山頂広場の手前で直登道と合流し、広場へ到着。先頭に追いつこうと急いでみたが、誰にも追いつけなかったことから、どうやら最先頭になってしまっていたようだ。昼食には時間がある。今回もまずは転法輪寺へ。さらに葛木神社にも足を延ばす。
 金剛山の最高点は葛木神社の裏手にあるが、そこは神域になっており立ち入ることはできない。なので、葛木神社を以て山頂に立ったことにするようだ。
 最高点は葛木神社付近なのだが、転法輪寺下の山頂広場には堂々と「山頂」との標記や最高地点の標高が示されている。実際には高さにして40mは低いであろうか。山頂を人が行きやすいところに指定することはあるだろうが、高さの差がこれほどにある例はあまり見ないように思う。
 山頂広場では各グループ単位にまとまって昼食を摂っている。昨年同様に豚汁の炊き出しも開かれている。昨年よりも人数が少ないにも拘わらず、持ち込み分量はあまり変えなかったようで、持ち帰ることもできない鍋への援軍と思い、大量に食べてしまった。
 下山も昨年と同じルート。先頭が迷いやすい分岐点に補助標を設け、後方が撤去していく。事務方の皆さんは本当に細かく手を尽くしてくれている。
 セトでアイゼンを外したが、それ以降も地面の白い区間は続いていた。このコースは樹間を行く部分が多いだけに、一度降り積もった雪がなかなか溶けないのかもしれない。最後は土の上、自然樹根も混ざる木段を下りていって登山口へと出た。
 途中からは幹事の一人と界の今後のことを話しながら歩いていた。だからなのか、ゴールはあっという間だった。山頂出発は前年よりも遅かったのだが、到着は前年を上回った。
 去年の轍を踏まないよう、慎重に人数確認を行い、チャーターバスは出発した。
 うとうとしてしまい、気がつくとバスはまもなく大阪駅というタイミングだった。
 こういう山行きは楽しいうえに楽ちんで何よりだ。熱心なメンバーに支えられてこういった会が開けている。そんな事務方一人ひとりだけではなく、遠方から参加してくれているメンバーにも感謝しかない。
 みなさんありがとうございます。
 

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利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
沢登り 金剛山・岩湧山 [日帰り]
石ブテ西谷
利用交通機関:
技術レベル
5/5
体力レベル
2/5
雪山ハイキング 金剛山・岩湧山 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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