金剛山安全祈願2025(↗千早本道、↘赤阪町石道〜青崩道)【大阪府、奈良県】


- GPS
- 05:24
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 692m
- 下り
- 824m
コースタイム
- 山行
- 3:53
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 5:19
金剛登山口(千早登山口) 1009 ― 千早本道登山口 1012 ― 千早神社への枝道分岐 1018 ― 参道前合流 1021 ― 神社下あずまや 1033 ― 本道に再合流 1036 ― 三合目 1041 ― 四合目 1046 ― 五合目 1050/アイゼン装着/1055 ― 六合目 1100 ― 七合目 1107 ― 河南八勝第五蹟の碑 1111 ― 八合目 1112 ―(迂回路経由)― 広場端 1120 ― 転法輪寺 1126 ― 葛木神社 1130/1132 ― 山頂広場 1140/昼食/1313 ― 山頂標 1315 ― セト・太尾分岐 1321 ― 頂上迄五町 1328 ― 頂上迄拾町 1340 ― セト 1342/アイゼン解除/1344 ― 坊領山方面分岐 1346 ― 林道へ 1432 ― 水越峠トンネル西口登山口 1434
●行動時間
04:25
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
●今回の移動 (神戸の家〜新大阪、新大阪駅〜千早登山口) 千早登山口―千早神社―金剛山山頂広場―セト―水越峠トンネル西口登山口 (水越峠登山口〜大阪駅、大阪=神戸の家) ●登山口へのアクセス ○千早登山口(金剛登山口BS) ・金剛バスのバス路線が2年前に廃止となり、富田林駅からの足が変わっている。河内長野駅からの南海バスは引き続き運行されている。土日日中は一部を除いて1hごと。富田林からの直接のバス便はなくなったが、南海バスと千早赤坂村バスの乗り継ぎにより、従来便程度の利便は確保されている。富田林〜中学校間を南海バス、中学校〜金剛登山口間を千早赤阪村バスにより運行されている ・駐車場は有料のものが複数ある ○水越峠トンネル西口登山口 ・登山口から3kmほど行った「東水分」までのバス便がある。富田林駅から出ている。所要30分 ※かつては富田林から水越峠まで休日運行の金剛バスがあったのだが、上述の通り廃止に。それ以降は東水分までの運行となっている ・駐車場は、トンネル西口付近も含め、それより上部にいくつかあり、すべて含めるとかなりの台数が駐車できると思われる (いずれの記述も2025.1現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○千早登山口〜金剛山山頂広場(千早本道) ・登山口から素直に山へと向かう道のほか、千早城址と千早神社を経由するルートがある。どちらも道取りは明瞭。今回は本道登山口から入り、千早神社付近を巡っていった ・その後は、山頂広場まで延々と段付けられた道が続く ・8合目から先は直登と緩い道とに分かれている ○金剛山山頂広場〜セト〜水越峠トンネル西口(赤阪町石道、青崩道) ・整備された道。分岐点には標示がある ・途中までは赤阪町石道の案内に従う (いずれの記述も2025.1現在) |
その他周辺情報 | ●コンビニエンスストア、飲食店 ・金剛山ロープウェイBS付近には自販機などがある。コンビニエンスストアは河南町中心部や白木にあるものが最後 ・水越峠付近には店舗はない。登山口から一番近いコンビニエンスストアは、国道309号を御所市方面へと走り山を下りたくらいにあるものとなる ・河内長野駅や富田林駅前にはコンビニエンスストアや飲食店がある ●日帰り温泉 ・河南町には「天然温泉一乃湯」がある。富田林の葛城温泉はなくなったようだ (いずれの記述も2025.01現在) |
写真
感想
昨年に引き続き、属する山の会の新春安全祈願登山に参加した。昨年よりは少ないものの40名に迫る団体だ。
行程が前年と全く同じなので、2ルートあるようなところでは前年とは異なるほうを歩くようにした。隊列の後方を担うサブリーダーには、予めその旨の断りを入れておいた。
バス停からやや下り、千早本道登山口へ。途中にはmont-bellもある。このブランドは意表を突く立地が一つの戦略になっている。いわゆる逆張りなのだが、これがあたっているようで、登山口ばかりではなく、何もない郊外にあることもある。
その先にある登山口に着くと「千早本道登山口」とある。このルートは本来ここからのものらしい。とはいえ城跡経由で進むメンバーのことも気になり、いったん千早神社へと向かう枝道を上がってみた。ちょうどそこにはメンバー数人がたむろしていた。その数人で神社迂回ルートへと向かう。半ばで道を外してしまったが、どうにか神社下のあずまや近くにたどり着いた。千早本道に服してからは、一本調子の木段が続く。緩急を繰り返しながら五合目へ。
この先は雪道になる。先ほどからも残雪がちらほらと目に入ってきていたのだが、いよいよまるで真っ白になった。ちょうどベンチもあるので、ここでアイゼンを装着した。
雪にまみれはするが積雪深はせいぜい5cmといったところだろうか。加えてよく踏まれている千早本道だ。アイゼンの力に大きく頼ることなく登っていく。
8合目からは緩やかなコースを選ぶ。緩やかということだが、中間部にはやや急な坂道も混じる。山頂広場の手前で直登道と合流し、広場へ到着。先頭に追いつこうと急いでみたが、誰にも追いつけなかったことから、どうやら最先頭になってしまっていたようだ。昼食には時間がある。今回もまずは転法輪寺へ。さらに葛木神社にも足を延ばす。
金剛山の最高点は葛木神社の裏手にあるが、そこは神域になっており立ち入ることはできない。なので、葛木神社を以て山頂に立ったことにするようだ。
最高点は葛木神社付近なのだが、転法輪寺下の山頂広場には堂々と「山頂」との標記や最高地点の標高が示されている。実際には高さにして40mは低いであろうか。山頂を人が行きやすいところに指定することはあるだろうが、高さの差がこれほどにある例はあまり見ないように思う。
山頂広場では各グループ単位にまとまって昼食を摂っている。昨年同様に豚汁の炊き出しも開かれている。昨年よりも人数が少ないにも拘わらず、持ち込み分量はあまり変えなかったようで、持ち帰ることもできない鍋への援軍と思い、大量に食べてしまった。
下山も昨年と同じルート。先頭が迷いやすい分岐点に補助標を設け、後方が撤去していく。事務方の皆さんは本当に細かく手を尽くしてくれている。
セトでアイゼンを外したが、それ以降も地面の白い区間は続いていた。このコースは樹間を行く部分が多いだけに、一度降り積もった雪がなかなか溶けないのかもしれない。最後は土の上、自然樹根も混ざる木段を下りていって登山口へと出た。
途中からは幹事の一人と界の今後のことを話しながら歩いていた。だからなのか、ゴールはあっという間だった。山頂出発は前年よりも遅かったのだが、到着は前年を上回った。
去年の轍を踏まないよう、慎重に人数確認を行い、チャーターバスは出発した。
うとうとしてしまい、気がつくとバスはまもなく大阪駅というタイミングだった。
こういう山行きは楽しいうえに楽ちんで何よりだ。熱心なメンバーに支えられてこういった会が開けている。そんな事務方一人ひとりだけではなく、遠方から参加してくれているメンバーにも感謝しかない。
みなさんありがとうございます。
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