根子岳 白い北アルプスとスノーモンスター


- GPS
- 05:50
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 729m
- 下り
- 728m
コースタイム
- 山行
- 4:29
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 5:48
天候 | 🌞晴れ 🌡気温:駐車場−8℃ 山頂−9℃で風速10m/s以上 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
🅿:根子岳登山峰の原ルート駐車場、トイレは閉鎖中。ダボス駐車場の公衆トイレが最終。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・6時に菅平高原奥ダボススノーパークに到着したが、入口が開門していなかったため、峰の原からスタートした。結果的にゲレンデ歩きより安全だった。 ・駐車場〜登山口:ペンションエリアの舗装路歩き。積雪凍結しているがそのまま歩いて、登山口でスノーシュー装着。 ・登山口〜避難小屋:橋を渡りペンションエリアの脇を歩いて、菅平牧場に突き当たる。有刺鉄線を跨いで牧場内へ。夏道と並行するように緩やかな登りを歩いていく。トレースは先行者のBCトラックのみで、外すと股下まで踏み抜いた。モルゲンの白い北アルプスの素晴らしい眺望。 ・避難小屋〜小根子岳分岐:緩やかな登りが続く。クマザサ帯が多いので、踏み抜きに注意。白い日本アルプスの素晴らしい眺望。 ・小根子岳分岐〜根子岳:着雪したシラビソの間を歩いていく。スノーモンスターが出来始めていた。山頂からも素晴らしい眺望だったが、10m/s超の強風ですぐに下山した。スノーキャット終点で風を避けながら昼食。 |
その他周辺情報 | ・温川の氷壁:東吾妻郡「鳩の湯温泉」近くの温川沿いに出現する氷壁。 https://www.gunlabo.net/shop/shop.shtml?s=8143 |
写真
感想
年始休暇最終日の1月5日に四阿山を訪れた。紅く染まる北アルプスは美しく、山頂からの眺望も素晴らしかった。その時に根子岳北面もスノーモンスターが多数出現しているのを望遠レンズで見られた。
二週間経ち、更なるスノーモンスターの成長が期待できるので、行くことにした。関東の南に南岸低気圧が通り、南方の眺望は望めないが、北信周辺は10時頃から青空の予想。また早朝から出掛けることにした。
前橋を4時15分に出発。往路は上信越道を使って東部湯の丸SAでトイレ休憩してそのまま出口へ。真田町の棚田は冬の景色で寒々としていた。分岐を菅平方面へ。スキー場があるので、道路は除雪と融雪剤で完璧に対策してある。
6時過ぎに奥ダボススノーパークへ入ろうとするが、ゴルフ場が閉門されており入れず。入口を間違えたか?国道406号へ戻り、ペンションエリアに入り峰の原駐車場へ。除雪してあったがトイレは閉鎖されていた。気温−8℃で菅平にしては暖かい。
雪に埋もれたテニスコートを後にして出発。舗装路は積雪凍結しているが、そのまま登山口へ。スノーシューを装着して出発。小さな橋に30cmほど積雪があり、案外歩きにくい。ペンションエリア脇のと登山道を歩いて菅平牧場に突き当たる。
有刺鉄線を越えて牧場内へ。料金所に300円入れるのを忘れた。次に払おう。子連れと犬連れのグループが二組いた。追い抜いて先行者はBCでスキートラックのみ。トレースを外すと膝上まで踏み抜く。やはりアイゼンよりスノーシューが良い。
振り向くと穂高岳と槍ヶ岳周辺だけがモルゲンで染まっていた。薄曇りで雲が多く太陽光がそれ以外は届かないようだった。避難小屋手前から青空が見え始め、北アルプスと北信の素晴らしい眺望。真東から見る100kmの白屏風は見事。
緩い登りを歩いて行くと、小根子岳分岐辺りで南からの強風が始まった。南岸低気圧の影響。雪煙を伴い視界が悪い。着雪したシラビソの間を歩いて行くと、山頂付近はスノーモンスターが出現。強風に煽られながら山頂に到着。
風速10m/sを越える南風に、記念撮影用の三脚すら出せず早々に下山。今季は燃料高騰でスノーキャットは運休。その終点で風を避けてブランチ。北アルプスの白い山並みを眺めながら食べた。
下山は眼下に広大な牧場、視線の先には白い北アルプスが壮大に連なっている。美しい景色が目から離れることは無い。まみむさんに山座同定を教えてあげながら歩いた。ヒントとして特徴的な山容を見つけ、そこから辿ると分かりやすい。双耳峰の鹿島槍ヶ岳、武田菱の五竜岳など。あとは脳内で再構成すれば自ずと山名が出てくる。
駐車場に戻り移動。復路は一般道で、鳥居峠から嬬恋村に抜けて帰る。「道草食って氷の祭典」開催。八ッ場あがつま湖の不動の滝氷瀑、東吾妻町の温川の氷壁を観賞。買い物して自宅に戻る頃には夕暮れ。美しい夕焼けを眺めて家に戻った。
次ぐ日20日大寒も休み。日本武尊像を参拝に武尊山へ。奥ダボススキー場でゲレンデを楽しそうに滑走する人々を見て、スキーがしたくなったのもあるかな(笑)。予想通りの青空となり絶景の数々を目の当りにする、乞うご期待。
日の出を見る予定で早く出ましたら、スキー場の駐車場が閉まっているではありませんか!。なので急遽峰の原からスタートすることになりました。うっかりしちゃいましたが、ここは昨年歩いたコースなので慌てないで済みました。
早い時間だったので登りではほとんど人に会わず静か。疲れても振り返ると北アルプスのオールスターが丸見えで気分が上がります。
小根子岳に近づくと強風になり、山頂では久々の突風を味わいました。せっかくの二人占めでしたが長居はできません!
退散し、風のない下の樹林帯でゆっくり休憩していると、急にたくさんの人が登って来られました。スキー場が開園したんだねとぐろさんと話しながら、すれ違いで避けては笹にズボリと嵌まり、目の前の白屏風を見ながら歩く贅沢を味わいながら(ぐろさんの山座同定解説付き)、楽しく下山しました。
日曜日に根子岳、展望は良いが強風だったのですね、あまり風のない日が少ない山頂ですので想定内だったようですね、北アルプス展望を山頂からも眺め休息となるとやっぱり樹林帯で風を避けランチ休憩、あのごつい三脚も飛ばされそうなほどの強風凄くないですか、二人だけの山頂貸し切りだけども強風で退散、ゆっくりと展望を見たかったことでしょうね。
下山時「「まみむさんと樹氷」キャイ〜ンごっこは楽しいね、よく発見して記録に残しましたね。
お疲れ様でした、翌日は上州武尊ですか。
冬の根子岳は初めてでしたが、四阿山より楽に登れるしモンスターもあるし北アルプスもずっと見られるしで気に入ってしまいました。霧氷も素晴らしいようなのでその時にまた来たいなと思います。
翌日の武尊山は、私は連チャンはきついのでぐろさんだけでスキー持って行ってきましたよ。暖かく人も少なくてよかったそうです。
日曜は南岸低気圧の影響で南は無理でしたので、晴れ間を探すと北信方面となりました。谷川武尊も候補でしたが、やはり北アルプスの眺望は外せませんからね、次ぐ日にしました。
四阿山を二週間前に行きましたが、スノーモンスターは成長していましたね。山頂付近はなかなかでした。四阿山と違い、開放的な西斜面を歩くので、始終北アルプスと北信頚城の白屏風が見られます。この登山道の素晴らしさですね。
冬の根子岳、すっかり気に入ってしまいました。
このルートは笹にはまりやすいのでアイゼンより浮力のある山岳用スノーシューの本領発揮のルートですね。
洗掘が埋まっているのでかえって夏より歩きやすいかもなんて思いました。
しかし山岳用スノーシューは値段が毎年上がっていて恐ろしいですね。6.5万はそうそう手が出せません…。
ちなみにモンベルから他と比べてかなり廉価な山岳用スノーシューが出ているようですよ。私は話を聞いただけで使用感など分からないのですが興味があるようでしたら見てみてください。
そういえば、もう大寒ですが新年のご挨拶がまだでしたようで・・・今年もよろしくお願いいたします。いつもコメントを下さり、やはりSNS上でも挨拶や礼儀は大事だと思うのは、昭和生まれだかでしょうか?(笑)
四阿山を訪れてから二週間後、お隣の根子岳からも素晴らしい景色が見られるので行ってきました。菅平にしては暖かく−8℃でした。通常は−10〜−15℃ですからね。ただ山頂の暴風はすさまじく雪煙が痛かったです。まぁ蔵王や八甲田に比べればそよ風でしたよ。
スノーシューですが、私が4年前ライトニングアッセント25インチを買った時は55000円でした。今現在はおっしゃる通り68000円ですね。円安とインフレの影響です。ただ昔からライトニングアッセントを使用しているので、TABBSやATLASなどは機能が向上してますが、バインディングの横刃など性能はMSRが一番良いと経験上思っております。急斜面のトラバースを歩いてみると確実にわかります。
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