武尊山 絶景の白い稜線歩き⛄日本武尊を掘り出せ！
群馬県
ぐろ
体力度について
- GPS
- 04:31
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 558m
- 下り
- 1,113m
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- 山行
- 2:52
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 4:38
| 天候 | 🌞晴れ 🌡気温 川場スキー場8時−8℃、15時4℃ 山頂−4℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
🅿：川場スキー場立体駐車場。平日は無料。空いていて5階に停められた。駐車場内は凍結しているのでスリップ注意。人も車も。 ⚠️川場スキー場指定の登山届に記入し、リフト券売り場もしくは登山窓口に提出。ココヘリの携帯が義務化。（レンタルあり）事前にダウンロードして記載すると良い。記載例はレコに写真有り。 ・エレベータに乗り7階のリフト券売り場へ。平日は8時から販売でリフト始発は8時30分。往復リフト700円X2本X2（往復）＝2800円+500円（ICカード保証料、返却後戻る）＝3300円。 ⛷️【スキーで下山】の登山者は片道700円X2本+500円＝1900円。 ・下山後は必ずチケット売り場もしくは登山窓口に報告しICカードを返却すること。遅延したり怠ると電話がかかってくる。 ⚠️スキー場内はルール（アイゼンは履かない、リフト乗車時はザックを脇になど）があるので、必ずホームページの「注意事項」を熟読すること。 https://www.kawaba.co.jp/activity/mountain-climbing/ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
🏔 川場スキー場から登る冬の武尊山は、赤城山、黒斑山、北横岳など雪山初心者からのステップアップにちょうどよい。 ・利点として �．螢侫箸鮖藩僂啓茲衂佞�までが楽、同じ時刻での出発点に人が多く、ソロでも安心感がある。山頂以外は携帯電波が入る。 �∈能蕕隆箴譟�剣ヶ峰山、山頂手前の急登で、アイゼン前刃を使ったキックステップ、ピッケルワークなどが覚えられる。 �Ｎ農�は片道6回アップダウンがあり、自分の体力によるペース配分を覚えられる。また常に山頂が見えているので、目標が分かりやすい。 �こ�放的な稜線と山頂で、谷川岳や尾瀬など素晴らしい眺望が続く。 ・注意点として �｜�川武尊は天候が不安定な地域であり、あっという間に吹雪やホワイトアウトになる。極低温−15℃や暴風地域20m/s超としても有名。 �▲團鵐�リボンがほとんど無く見えず、ノートレースだと道迷いする恐れがある。実際、剣ヶ峰山から地図を見て夏道へ行き遭難した登山者もいる。 ・カワバシティ〜スキー場トップ：桜川エクスプレス→クリスタルエクスプレスと2本のリフトを乗り継ぐ。リフト乗車時はアイゼンは履かず、ザックは脇へ。4人乗りだが登山者は荷物があるので2名まで。ゲレンデを徒歩で移動の際は端を歩くこと。 ・スキー場トップ〜剣ヶ峰山：ロープの北側（ピステン車が駐車してある）へ入り装備。気温が高くクラストしていたのでアイゼン装着。岩場の急登や剣ヶ峰山南斜面は、前刃を効かせて軽く蹴り込みながら登るとよい。必要に応じてピッケル使用も良い。ここは下山時に尻セードしない事。ステップが潰されていた。岩稜帯上部から素晴らしい眺望が始まる。 ・剣ヶ峰山〜山頂：剣ヶ峰山山頂からの下りは、まだ岩が出ており、アイゼンの引っ掛けによる転落注意。夏道へは絶対に入りこまないこと。白い稜線歩きは、正面に武尊山、左手に浅間四阿、志賀草津、苗場谷川、越後三山、尾瀬と素晴らしい眺望。アップダウンを5回経て山頂へ。山頂手前は西側に巻いて夏道に合流。 ・復路は、登り下りが逆になるがCTはほとんど変わらない。 |
写真
登山窓口にある登山届。記載例はこの通り。事前にダウンロードして記載し持参すると良い。何階に車を停めたか覚えておくこと。私は雪山経験は「千回」と書くのがお約束となっている。
2
自宅を6時50分に出発。7時50分に川場スキー場に到着。チケットを購入してゲレンデへ。平日のリフト始発は8時半。スキー装備をして登山装備は背負う。
1
クリスタルエクスプレスに乗ってスキー場トップへ。10年前の12月下旬に、キャンプ場から歩いて登頂に5時間かかったな。文明の利器はらくちん。
ステップをシリセードで潰す奴がいる。自分だけ楽をして、あとの人のことなど考えておらず大迷惑。明らかにルール違反なので絶対にしないこと。やるなら他の場所で。
4
日本武尊像を雪から掘り出しに行く。ノートレースをツボ足で。7年前は雪崩で倒されたのを掘り起こした。再建のために些少ながら寄付したな。
4
感想
前日は根子岳で、北アルプスの100kmを越える白屏風を堪能した。次ぐ日は水上武尊周辺に10時過ぎから青空ホールが出来るので、前週から行く予定でいた。スキー装備も一年ぶりに引っ張り出してきて、点検整備しておいた。
自宅からも見える武尊山。余裕の7時に出発。平日7時過ぎの国道17号は通勤時間でもあり混んでいた。よって高速使用で渋川ICで乗り沼田ICで下りた。国道120号の川場方面は左折レーン。積雪凍結もなくあっという間に川場スキー場に到着。家から1時間だった。
月曜で空いており5階に停められた。装備して背負いエレベータへ向かうと、駐車場には関東の他県ナンバーばかりだった。8時過ぎに7階に上がり受付に登山届とココヘリを提出しICカードを貰う。雪山経験は「千回」と書くのがお約束となっている。
平日のリフト始発は8時半からなので、登山装備を背負い、スキー装備してリフトゲート前に並ぶ。桜川エクスプレスに2番目に乗車して上へ。振り返ると谷川岳が朝日に輝いていた。リフトを下りて滑ってクリスタルエクスプレスに乗る。フード付きは悪天候時に良いが眺めが悪いので、開けて眺望を楽しんだ。
リフトを下りて、ピステン車が駐車してあるロープを跨いで取り付き場所へ。スキー装備をデポして、登山装備に換装。トレースもあり雪面がクラストしているのでアイゼン装着。ピッケルは装備しているが使わなかった。
岩場の急登にシリセード跡があり、ステップを潰されていた。自分の事しか考えない素人がやりそうなこと。仕方ないのでその脇を蹴り込んで登っていく。気温−8℃で通常より暖かく、いきなりの急登で汗が噴き出る。
岩場の上部にあがると素晴らしい眺望。夏道の脇にあるであろうベンチは雪に埋もれていた。御嶽山開闢の祖である「普寛行者」が開山した武尊山。御嶽山大神を祀る御嶽神社石祠が剣ヶ峰山の前に控えていた。
20年前の冬の剣ヶ峰山山頂はナイフリッジで、幅が50cm程度しか無くて滑落しないように歩いた。今の山頂は平坦で、山頂標も北側の岩も露出している有様。川場スキー場も4m以上積雪があった。ただ美しい景色は変わらずある。
剣ヶ峰山を下って白い稜線歩きの始まり。前日のトレースは降雪で消え去り、先行者は一名で吹き溜まりを巻いていたが、私は強引に直下して行った。谷川主脈から巻機山縦走路、越後三山、尾瀬におよぶ白い山稜はまさしく絶景。撮影ばかりで足が進まなくなった。
予想より30分早く、9時半頃から周辺に青空が見え始め、日差しが暑く汗だく。インサレーションとプリミノの二枚しか着ていないが暑い。グローブとビーニーを取って汗冷え対策。
スノーモンスターが立ち並ぶ真っ白な稜線は山頂へと続く。青空と美しい景色に囲まれながらの絶景歩き。気が付けば山頂が見え、冬道の西側から巻いて夏道と合流。厳冬期を物語るすさまじいエビしっぽが出迎える。ハイマツは雪に埋まり、コメツガはスノーモンスターになっていた。
山頂からは360度の素晴らしい眺望。しばらく堪能して、本日のお勤め「日本武尊像」の参拝へ。東側はノートレースで、中ノ岳には誰も行っていないようだった。膝まで埋まるツボ足で、日本武尊像までたどり着いた。
胸まで雪で埋没しており、ピッケルを使って土台付近まで掘り出した。剣があったはずだが見つからなかった。下に埋まっているか、流れたか不明。夏になれば出てくるだろう。参拝して山頂へ戻る。濃い青空が眩い。武尊ブルー。
山頂で昼食を摂ってまったりとしていたら、1時間以上経過していた。登山者がまだやってくるのには驚いた。ただ15時半までにスキー場トップに戻れば、間に合うので大丈夫だろう。
往路も白い稜線歩き。登り下りが逆になるが、ほとんどCTは変わらない。正午を過ぎて南中の日差しになると、また景色の見え方が違ってくる。谷川東壁や剣ヶ峰山には影が差し、谷川主脈は輝いていた。
スキー場トップに戻るとさらに暑く気温4℃。異常気温。スキー装備に換装してゲレンデを滑って下山した。1年ぶりのスキーはやはり楽しかった。受付でICカードを返却し下山報告。カードの保証金500円が返ってくるが、子供の頃におつかいを行ってお駄賃をもらったようで何となくうれしい。
帰路は時間があるので一般道で前橋に戻った。帰宅後、車を見たら融雪剤でコーテイングされて汚さが半端なかった。二日連続で降雪地帯を行くとこうなる。来週月曜は健康診断のため、山行きは微妙。バリュウム飲んでも山行くアホなので散策かな。
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根子岳レコに、奥様より一人でスキー担いで出て行きましたとコメントがあり有言実行したと思いました、平日の上州武尊山は登山者の姿が無いようですね、写真に一切映り込んでいないから…意識して登山者が入るのを避けた構図だったのかな。
二日間とも天気に恵まれ周りの白峰が綺麗に見えて気持ち良かったでしょうね、下山時のスキーも楽しく滑り降りたようですね、背中のザックが右に左にと振られませんでしたか、どちらかと言えば山間コースなのでゲレンデ幅は狭いしね。
お疲れ様でした。
宣言通り行ってきました。青空になるのは分かってましたが、早朝はガン曇りで大丈夫かなと半信半疑でした。行ってみれば周辺だけ快晴、絶景を見ることが出来ました。
それなりに登山者は20名くらいいましたかね。人が写っていないのは、先行者が1人だけで、山頂からすぐに日本武尊像を発掘に行きましたから、ほとんど会いませんでした。また1時間以上山頂にいましたので、遅れてきた登山者を何人も見ましたよ。土曜は近くへの尼ヶ禿山へ行かれてましたね。山頂手前は何気にきつかったと思います。
装備を背負っての滑走は慣れと技術が必要です。おっしゃる通り左右に振られますから、しっかりとバンドを締めて、姿勢を低くして滑走します。重くなるのでかなり速度がでますので、コントロールをしっかりしないと、他の滑走者に迷惑を掛けます。
自宅からも山頂付近が見える武尊山、勤務地の高崎からですと川場スキー場のゲレンデが良く見えます。yamaonseさんも庚申山から撮影されてましたね。他の山々も藤岡から見るとこうなるのかと思いました。
武尊山は全登山道を歩きました。夏はツツジがきれいですがアブブヨがすごいので、秋と冬が多いです。秋は田代湿原経由の照葉峡が美しいです。不人気コースなので倒木と泥濘があります。10年前の12月下旬に、今は閉場した川場キャンプ場（川場谷野営場ではなく）から5時間かけて登頂しました。ラッセルが厳しかったですね。その時見た剣ヶ峰山は富士山のように美しい円錐でしたよ。
それより「ソラティオ イタリアーノ」のランチは最高ですね！ 今度まみむさんと行こうと言うことになりました。あの周辺はGCC、ステーキ山、デニーズ、餃子の王将など、ソラティオ イタリアーノに着く前に、匂いの誘惑に負けそうです。そして今日の上毛新聞の折り込み広告に「焼肉レストラン松姫」が入ってました。下にクーポンが印刷されており、困ったことになりました。また食い物の話になりました（笑）
追記：ソラティオ イタリアーノの近くの「粕谷製麺店」はもちろんご存じかと思います。竹割そばは最高に美味いですよね。これでもかとローカルな食い物の話になりました（爆）
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