キリマ ンジャロ

- GPS
- 40:53
- 距離
- 73.6km
- 登り
- 4,306m
- 下り
- 4,103m
コースタイム
- 山行
- 15:39
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 16:18
天候 | 朝晩は晴れ、日中は雨、アタック時は雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
飛行機
帰りは逆順で成田へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備されています。標高以外は問題なし |
その他周辺情報 | 帰国後、錦糸町の日高屋にてチョイ飲み、久しぶりの日本食は最高 |
写真
感想
日程
■1/24 20:30成田発、仁川を経由してエチオピア、アディスアベバへ
■1/25 アディスアベバにて約8時間の乗り継待ち、キリマンジャロ空港到着後、モ シのホテルへ
■1/26 ホテルからバスにて登山口マラングゲート〜マンダラハットへ
■1/27 マンダラハット〜ホロンボハットへ
■1/28 高度順応日 ゼブラロック往復
■1/29 ホロンボハット〜キボハットへ。仮眠ののち山頂アタック
■1/30 深夜より山頂アタック、登頂後キボハットで仮眠ののち、ホロンボハットへ
■1/31 マラングゲートへ下山し、モシのホテルへ
■2/1 ホテルを出発し、サファリツアーののち、キリマンジャロ空港へ
■2/2 機内で夜を明かし、19:30に成田着、解散
■メンバーは全員で13名+添乗員のYさん。私とK.Hが50代、9名が人生の先輩、
なんと20代の新婚カップルも新婚旅行で参加
■我々をサポートしてくれるメンバーは、ガイド、ポーター、コック、ウエイターなど裏方含めて総勢34名
---------------------------------------------------------------------------------------
今の職場が勤続10年目になり、5日間のリフレッシュ休暇をいただきました。
それに向けて昨年の今頃から計画していたキリマンジャロ、話をしたら高校山岳部の友人k.Hも行くことになり、西遊旅行のツアーに申し込みました。
感じたことをいくつか
■車は日本車がほとんどで、中でも断トツでトヨタが多い、ついでスズキ、他メーカーはちらほら。車種は圧倒的に100系ハイエースのハイルーフが多く、スズキキャリーも多く見かけた。サファリツアーの車はランクル70一択でロングホイールベースで屋根が上がるようになっています。他にはトゥクトゥクみたいな3輪車やバイクトラック?やバイクも多い。サファリの運転手によると、トヨタは部品が出るのでメンテナンスしやすいそう。ホンダはバイクと言っていたが、ホンダのエンブレムは見かけず、たぶん中華製かと思う。バイク=ホンダなのかもしれない。あえてダッツン(DATSUN)と聞いたが??だったのでNISSANと言ったら繋がったようだ。隣国でのDATSUN510のサファリ活躍から半世紀以上、過去の栄光のようだ。
■ドライバーはとにかく飛ばす。強引な追い越しもかける対向車線からバイクが来てもお構いなし。それでも事故にならないのは一応、譲り合いの精神があるのだろう。初日は絶叫マシーンに乗っているようだったが、2日目はだいぶ慣れてきて追い越しのタイミングもわかってくる。またか〜といった感じで乗っていた
■車窓から夜の街並みや、マーケットの様子を見ることができた。怪しげだがとても活気があるのが伝わってくる。何やら混沌としていてカオスという言葉がぴったり。
地域も国も違うが、開高健著「オーパ!」の世界観に少しだけ触れた気がした。
■食べ物は写真に出たように毎日同じものが続く。最初こそ美味しいと思えたが、さすがに飽きる。特に下山後は体が弱っているせいか、食べられなかった。下山後のパーティー、ホテルの夕食、サファリのランチ、とどめの機内食まで同じメニューだったのには閉口した。ビールは3種類あって度数の弱い順からキリマンジャロ、セレンゲッティ、サファリとある。ホテルで1本3ドル、味は決して日本のビールと比べてはいけない。
■現地通貨はタンザニアシリング、スーパで$も使えるということだったので$で支払ったら、おつりがシリングで帰ってきた。$崩したかったのに。なるべく少額紙幣を多く用意した方がよい。シリングは帰りの空港で使い切りました。出発前に円ードル両替に苦労した。地方都市ではなかなか厳しい。行きの北千住にて両替
■携帯e-sim airaloがつながった実績ありとのことで余裕をもって15間2GBで契約US8$で国内にて手続、たまーに繋がってラインのやり取りをした。結局1Gも使わずに終わった。山小屋のwifiは不安定。
■季候、意外だったのは赤道直下にもかかわらずカラッとしていて案外涼しいこと。ホテルのエアコンが壊れているらしく涼しい風が出ない。網戸にして寝たが涼しく寝られた。雨季にはもっと暑いのかもしれない。街灯に飛んでくる虫も少なかった。
ただし、晴れると日差しは強烈です。
■建物はブロック造または補強コンクリートブロック造で屋根だけを木造で組んでいるものが多く、屋根材は角大波トタン(ガルバ?)で葺いている。勾配が急なので雨季には相当な量の雨が降ると思われる。ちなみに木材はタンザニア南部より運んでくるそうだ。面倒くさいことを聴いてくれた添乗員のYさん、ありがとうございます。
■肝心の山ですが、登山口よりマンダラハットまでは熱帯雨林、ホロンボハットまでは亜高山帯、キボハットまでは森林限界を超え灌木帯〜砂礫地、キボハットからは完全に砂礫地といった感じです。
■難易度について、コースは良く整備されていて難しい所はありません。すべては標高による難易度。私は5000Mまでは全く余裕だった。5200〜5300あたりでふらつきを感じ、それ以降悪くなるばかり。ギルマンズポイントからウフルピークに向かう途中で猛烈な眠気と吐き気に襲われる。ウフルピークには何とか倒れ込むように到着したが、記憶があいまい。下りは体に力が入らず、ポーターに支えてもらった箇所もあった。もうだめかとも思ったが、一輪車には乗らずにホロンボハットまで歩いて下山。
■高山病対策は、水を大量に飲むこと。ノルマは1日3Lですがなかなか厳しい。アタック日はほぼ3L飲んでしまった。ダイアモックスという緑内障の薬が高山病の予防になるそうだが、薬は好きでないので飲まなかった。そのせいかヘロヘロでした。
■水を大量に飲むのでトイレが近くなる。マンダラハット、ホロンボハットは水洗で様式と和式風がある。キボハットは床に前方後円墳みたいな穴が開いているが、そこに命中させるにはなかなか難しい。もう少し大きければよいのに。
■やってみたかったこととして、山頂でキリマンジャロコーヒーを飲みながらままどおるを茶菓子に、西ドイツ(当時)のシンセバンド「クスコ」の「キリマンジャロ」を聴くだったがそんな余裕なし
https://www.youtube.com/watch?v=nc-fgj7oFq8
小学校の教科書にも載った楽曲
■最後に アフリカなんてテレビで見るだけで自分が行って、しかもキリマンジャロ登るとか一昔前は想像もつかなかった。いろいろと人生観が変わります。これを見た方は是非とも行ってみてください。その際は西遊旅行で!!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
海外、私も行きたいですね。
このところの円安で考えることもなかったのですが
ホント、楽しく拝見させていただきました。
豪華な食事とかは無縁だったようで、食あたりとか、、、どうでしたか?
また、このような海外遠征、楽しみにしております。
コメントありがとうございます。
添乗員さんが言うには、円安の今こそ途上国に行って、円高になったらヨーロッパ等に行くのがよいとの事でそうたなと想いました。しかし、円が弱くなったのはドルで買い物する時に感じました
食当たりは、大丈夫だったのですが帰って来てから安心したのか、下痢になってしまいました。熱もないので疲れが出たのだと思います。
海外気軽にとはいきませか、次の目標はキナバルです。それに向かって頑張って働きます。
まおたんさんも、機会がありましたらぜひ行ってみて下さい
仕事でマレーシアに行ってました。
半島のほうでしたけど、、、
ある友人も行った事を話してくれた事がありました。
行ってみたいですね。
でも、私は、年金生活になってしまっているもので体力と予算力がね、、、
円安も聞いちゃってます。
なのでか、このような登山記録を見るのがすきなのですよ。
いろいろな所に行って、紹介して頂ければ、それを見るのが、また大好きなんです。
また、いろいろ見せてください、楽しみにしております。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する