久しぶりの裏六甲 石楠花山と谷巡り(炭ヶ谷、マムシ谷、大池地獄谷)
- GPS
- 06:38
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 935m
- 下り
- 843m
コースタイム
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 6:38
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
石楠花山への炭が谷道は、入り口が分かり難いものの登山道そのものははっきりしていて特に危険個所はない。石楠花山へは、烏帽子岩への分岐を入り、少し進んだ左側に入り口がある。黄蓮谷側の南側から来たら展望台から少し北へ上がった左側に分岐がある。 カワウソ池からのシェール道(まむし谷)は穂高湖まで特に分かりにくい所は無い 大池地獄谷道は、途中堰堤上部が水没している箇所が2か所あり斜面をまく必要がある。また、岸壁をへつる場所が何か所かある(ロープ設置)ので初心者は避けた方が良い 沢自体は荒れておらず、歩いていて楽しい。 |
写真
感想
秋の紅葉も終盤、今年の40回目の山行をどこにしようかと六甲の地図を眺めながら考えた末、近場でありながらあまり普段行かない裏六甲の沢巡りを思いついた。
神戸三宮から北神急行で六甲をトンネルで北側へ抜けた谷上駅、低いながらも良い色づきをした山を近くに眺めながら、ここを起点に出発する。
予定したルートは、炭ヶ谷、マムシ谷、(大池)地獄谷の3つの沢をめぐるもの。その途中に、幾つかxx岩という名前のついた岩を探すおまけ付きである。
最初の炭ヶ谷ハイキングコースは、駅の出口から標識があったりする割に最初の登山口になるところに標識がなかったりでちょっと迷いそうである。それでも入ってしまえば一本道で烏帽子岩への分岐へ。最初の烏帽子岩は、何の変哲もないし、特に展望があるわけでもなし。。???。。。という感じだ。仕方がないので元へ戻る途中に石楠花山への標識に従って笹の中の踏み跡を辿って標高651mの石楠花山へ着く。ここも樹林に囲まれ展望もない、三角点と標識がなければ通り過ぎてしまいそうなところである。
ピークを通り過ぎて巻き道に出て直ぐに右(西)側へ分かれる踏み跡があり、そこに次の天狗岩の標識。分かれてしばらく下った先に行き止まりになった絶壁へ出る。そこが天狗岩だった。ここは南から西にかけて開けていて霞はかかっているが、ぼんやりと淡路島が見え、それにかかる琵琶湖海峡大橋も確認できた。また四方に開ける錦の山肌がとっても美しく思えた。
西六甲ドライブウェイ沿いのカワウソ池のところからマムシ谷へ入り、シェール道へ。穂高湖畔でいつものようにシェール槍に登って次なる展望を楽しむ。穂高湖からはしばし全山縦走路を進み、三国池、三国岩を経て、ダイヤモンドピークへ。ここからも北側に開けて帝釈山系や北摂の山々が見渡せる(この日は、曇っていたので薄ぼんやりではあったが...)。いつものようにカップ麺で昼食を摂り、出発する。前にこのダイヤモンドピークへ来た時にはまっすぐ北側へ地獄谷西尾根を下ったものであるが、この日は沢に固執して隣の地獄谷コースへ。六甲で地獄谷というと表側の芦屋ロックガーデンの地獄谷が有名だけど裏の地獄谷はどんなところかという興味もあって、標識の注意書きにもめげずに突入した。分岐から10分ほども下った最初の堰堤に水が溜まって登山道が途中水没してる(入り口の注意書き通り)。仕方がないので上流側に迂回して渡渉し、急斜面を木の枝をつかみ、水に落ちないようにと緊張しながらトラバースして対岸の道に渡る。
その後は、比較的緩かな傾斜の沢を渡渉を繰り返しながら進む。標識は適度にあるので安心して歩くことができる。何か所か、狭いゴーロ状のところを岩をへつりながら進むところもあるが、ロープやワイヤが掛けられているので不安はない。途中小さな滝、斜度が緩いのでなめ滝状になったところが多い、を見ながら気持ちの良い沢を進む。最後近くにある水晶山第4ダム(かなり高さのある大きな堰堤)のところで登山道が冠水しているらしく、かなり高く巻くことに。。一応、踏み跡はあるのでかなり昔からそのルートなのだろうが、上からきたかなり高く巻くのでつらい思いをした。。第4ダムから先は沢の横のまあ普通の登山道で30分ほどで西尾根と合流して阪神高速道路の下をくぐり、後は団地の中を神戸電鉄大池駅まで2kmほどの車道歩きが結構長かった。
天気はそれほど良くはなかったが、3つの谷、3つの岩を巡り、途中紅葉を楽しみながらの15km余りの山歩きは楽しいものでした。
今回の歩行距離:16.6km 2015年の累積距離:568.0km(40回目)
今回の累積標高:1,132m 2015年の累積標高:46,982m
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する