金峰山 〜師走とは思えぬ雪の少なさに驚く〜
- GPS
- 09:03
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,207m
- 下り
- 1,205m
コースタイム
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 8:52
天候 | 晴れ→高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
冬季は外トイレ使用不可なので瑞牆山荘内のトイレを借りる(150円) ※7時30分時点では閉まっていて借りられなかった ◆駐車場までの道路状況(みずがき山グリーンロッジ側より) 積雪・凍結なし |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆水場…富士見平小屋の下 豊富な水量で、凍結もしていない。 周辺は凍結しているので滑らないように注意が必要。 ◆積雪状況 富士見平小屋テント場に積雪なし。 大日岩周辺に凍結あり。 大日岩〜砂払いの頭の斜面に積雪は少ないが凍結箇所多数。 砂払いの頭〜山頂の積雪量は少なく、岩が露出した箇所が多い。 ◆雪山装備について 我々は凍結した斜面の砂払いの頭手前から12本爪アイゼンを装着。現在の積雪量であれば軽アイゼンやチェーンスパイクで問題なし。 ピッケルは持っていったが未使用。 |
写真
感想
エルニーニョ現象の影響で各地で雪不足となっている12月。土曜日は各地強風で危なそうなので、日曜日に日帰りで金峰山に登ることにした(予定では八ヶ岳テント泊)。
瑞牆山荘の駐車場に着いたのは7時を過ぎたころ。20台ぐらい駐車していて、既に登り始めているようだ。我々は7時30分ごろに登山開始。金峰山往復には少し遅い気がするが、日没前には下山できるだろう。
落葉後の登山道を登り、週末予約営業となった富士見平小屋に着く。テントは数張。小屋の前からは富士山が見える。過去2回ここに来ているが、富士山が見えたのは初めてかもしれない。ここから東に向かうと金峰山、北に向かうと瑞牆山だが、我々は予定通り東に歩を進める。
しばらくは樹林帯。時々見える南アルプスの山々に「俺が稜線に出るまで姿を隠すなよ!」と声をかける。「へいへい、分かりましたよ。」と返事があるわけもなく、ただ天気が悪くならないことを願いながら大日岩から砂払いの頭への斜面を登る。凍結した箇所が増えてきたのでクランポンを装着。砂払いの頭に着いた時、南アルプスも富士山も堂々たる姿を見せてくれた。
砂払いの頭から上は遮る樹木がないため風が吹いて寒いが展望が良い。先に述べた富士山、南アルプス、八ヶ岳、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、浅間山がよく見える。また、曇り空に紛れているが、北アルプスや妙高・戸隠、奥日光あたりまで見渡せる。金峰山のシンボルというべき五丈岩は、初めて登った時と変わらぬ姿でそこにある。
三角点は標高2595mに設置されているが、最高点はすぐ近くの岩の上だ。360度の大展望。素晴らしい。
五丈岩の近くから奥秩父の盟主、甲武信ヶ岳を眺めながら昼食を楽しむ。いつもなら珈琲なのだが寒いので甘酒を飲んだ(珈琲は下山後に駐車場で飲んだ)。
下山中も周囲の山々は雲隠れすることなく、富士見平小屋に戻った時も富士山が見えた。もっと雪が積もったらここにテントを張って、金峰山と瑞牆山に登りたいものだ。
記録ありがとうございます!久しぶりに展望の良い山行でしたね^o^雪が積もったら富士見平で富士山見ながらテント泊しましょう(^∇^)
テント泊は可能な限り実践したいですね。防寒対策など体験しないと分かりませんからね。
候補としては、本沢温泉、黒百合ヒュッテ、しらびそ小屋でしょうか。積雪量が増えるといいのですが。
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