大雪!大倉⇄不動の峰休憩所


- GPS
- 09:01
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,873m
- 下り
- 1,924m
コースタイム
- 山行
- 7:41
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 9:19
天候 | 序盤は雨、500mくらいから雪になり、主脈は大風に雹 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
あまり人が来てない上に大雪なのでさっき通った道の足跡が消えてる、稜線上の降りは細やかで軽い雪の下が段差だったり岩だったり空洞だったりしてめちゃこける。場所によっては30cm40cmの積雪 |
写真
感想
大雪ってことで絶対に丹沢に行かなきゃ!!と思い蛭トンの予定で出発。
いつもトレランばかりしてるけど今日は30Lザックに10本足軽アイゼン、久しぶりに山料理しようと思い調理器具セットに休憩用のダウンを持っていく、あと雪ひよこ製造機。
水分はポカリ2L+調理用900ml+カフェオーレ500ml+コカコーラ250ml+三ツ矢サイダー250ml。計3.9L雪だからってテンション上がりすぎ。結局飲んだのは2.5Lくらい。
食料はサーターアンダギー1200kcal分に昼食用あれこれ(後述)になんかいろいろお菓子。
家出るの遅れて二番目の電車で渋沢駅に到着、始発バスはもう行っただろうしゆっくりしようとバス停に向かったら既に大倉行きのバスが停まってて早いなと思いつつベンチでハッキンカイロに点火してたら目の前で発車した。ちゃんと調べたら二本目の電車でも始発バスに間に合ってたぽい。いつも始発電車で到着するとすぐバスが発車するけどあれって臨時便??
こんな大雪だってのにバスの乗客は6人くらい。大倉は少し雨が降っているが気にならない程度。いつもたのしみにしてる野菜の無人販売はどこも一つも置いてなかった。登山口から少し行ったところの水場で補水して登山開始。
しばらくは雨が降っていてみんな雨具をつけていたけどうちは気にしなくていいかなぁと思いそのまま続行。500mくらいから雪に変わりどんどんと銀世界になっていった。途中おじさんと話しててペース遅れたけど2:40くらいで塔に着いた。雪とはいえ登りで道も踏み荒らされているので普段とあまり変わらないのに時間かかりすぎ。雪ひよこ作ってみたらあまりに雪がさらさらですぐ崩れちゃう。塔で10本足軽アイゼンをつけるが手がかじかんでアイゼン装着に手間取った。塔までは人が多かったけどここから先はほとんど人がいなくてどか雪でめちゃめちゃ楽しい。丹沢山につくと一応タイムは捲れてるんだけど久々の大荷物に雪でかなり疲れたので不動の峰までにしようと決めてさらに進む、ここから先はほぼ踏み跡もないような感じで大雪と雹と大風、バラクラバで覆いきれてない目尻のあたりが冷たくて少し頭痛がした。視界は30mほどしかきかない。こんな大雪でもゴジュウカラの群れがいてかわいいなぁとゆっくり近づいたらガーガー!と警戒音を鳴らされた、ごめんよぉ。外気温-5~8℃、スマホとカメラを外に出しとくと秒で電源落ちるのでハッキンカイロで温め続けていたのだが昼頃冷たくなってた、再点火したが温まらず、しょうがないので服の中で充電しながら体温で温めた。不動の峰休憩所に入ると先客が一人、寒いのでさっさと昼食のキムチを作る!
キムチ鍋材料
・豚肉バラ300g
・木綿豆腐150g
・うどん2玉
・エバラ キムチ鍋の元 2カップ
・醤油と料理酒とみりんを家で合わせてきた液体
・ごま油
ごま油をひこうとしたらゼリー状になっていた、そいやごま油って固まるよね、ぺっぺっとフライパンに出して肉を半分くらい出して焼く、続いて豆腐も豆乳して少し焼けたかな?と思ったらキムチ鍋の元1カップと醤油料理酒みりんを入れる、肉に火が通ったらうどんを投入、特に時間は計らずなんとなく食えそうになったので頂く。
めちゃくちゃおいしい!!久々の山ご飯でテンション上がる、先程の先客はすぐ出発したので誰もいない凍える山小屋で食べる熱々の鍋は格別だった、野菜もあったら良かったけど買い忘れた、次は持ってこよう。
ここで調子に乗って残りの具材全部使って2杯目作ったらおなかパンパンすぎて胃がはち切れるかと思った。
お腹いっぱいになったらどんどん眠くなってきて、死ぬやつだ!と思いながらのそのそ出発の準備を済ませた。
休憩中ダウンを羽織っていたのだがあまり暖かくならず、たぶん湿ったフリースのまま適当に羽織ってダウンが濡れたからだと思う、ダウンが濡れるとこんな効力なくなるんだ!
なんだかんだ1時間くらいゆっくりしてから大倉に引き返す。ここまで行動中はフリースを一番上にしてたけど雨具を羽織った。帰りはさらに寒くなり-10℃に暴風で真横から雹が打ちつけてきてすごかった。雨具のおかげでさっき目尻が冷たかったのを防げて最初から羽織れば良かった~。塔から大倉に降り始めるとちらほら人がいた、雪も止んで太陽が薄ぼんやり見え始めたと思ったらすぐに視界が晴れ遠くの山まで見渡せるようになった、もう少し塔にいれば景色良かったかなぁ。すれ違う人がちらほらいて泊まりかな、明日休みなのいいなぁ。アイゼンが不快に感じてきて片っぽだけ外したら数秒後に滑った、日向はいいんだけど木陰は路面がつるつるになってる。仕方なくまた履いて下り、もういいだろうと外したらなんと歩きやすいことか!羽が生えたように足が軽やかになった。大倉に着いた頃には16:40、ずいぶんのんびりしてたけど日が暮れるぎりぎりだった。年一回の雪丹沢大変楽しゅうございました。
感想
・下山してきて雪が少なくなってきた頃の中途半端な状態の10本足軽アイゼン辛い、なんかすごく足に負担がかかる、こんな雪でも走ってる人はいて、どんなアイゼンつけてるんだろう、聞いてみたかった。このくらいならチェーンアイゼンの方がいいのかなぁ、雪の深い下りは10本足軽アイゼンでも踏んだ雪ごとずり落ちる始末なのでチェーンアイゼンならもっときついか?両方持ってくなんて論外だしなぁ
・ハイカット登山靴久しぶりに履いた、最初は動きにくかったけどすぐ慣れた、トレラン靴に比べると動かしにくくて辛いけど10本足軽アイゼン外した後だと羽が生えたようにすたすた降りれて快感。
・ハッキンカイロって補充してから放置してるとベンジン揮発する??登山前日に補充しよう。
・ユビデルグローブで指を出して作業してるとすぐに感覚がなくなるぐらいかじかむけどしまって動いてれば動くようになる、指を出すタイミングは慎重に。
・下は5℃上は-10℃なので登りの最初暑くてフリースを脱いで、ズボンも暑くて服装ミスったかなぁと思ったけど稜線上は快適だった。
・−10℃から5℃まで駆け降りてきてあちーあちーとロンTまくってそのままバス→電車移動してたら周りみんなダウンとか着てて異常者になってしまった
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