英彦山南岳 氷の滝巡り

2025年02月11日(火) [日帰り]

• GPS: 04:56
• 距離: 8.8km
• 登り: 1,023m
• 下り: 1,024m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:28
• 休憩: 1:28
• 合計: 4:56

距離 8.8km 登り 1,023m 下り 1,024m

7:00 スタート地点
8:27 8:49 四王寺滝
9:03 9:19 英彦山
9:33 10:03 四王寺滝
10:24 10:28 産霊神社 水場
10:30 10:35 Ｗの滝
10:36 10:45 産霊神社 水場
10:46 Ｗの滝
10:56 10:58 バードライン分岐
11:56 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

汐井川沿いの英彦山登山者用駐車場を利用。
小石原からのアクセス道は一部凍結のため、雪用タイヤかチェーンを巻かないと走行できない状態だった。

コース状況／危険箇所等

四王寺滝〜南岳山頂の間は岩場と急登あり。今回は雪が適度に踏まれていたのでチェーンスパイクと短縮したストックで対応できたが、雪質によってはアイゼンの方が安心だと思う。

写真

2/11 7:00

四王寺滝は見物人が多くなると思われたので、夜明け前にスタートするつもりだったが。。。。身支度に手間取って遅くなってしまった

2/11 7:14

いかにも英彦山らしい尖鋭な岩

2/11 7:19

沢沿いの道を進む。この標高でも雪たっぷり

2/11 7:31

踏み跡を進むと、事前には把握していなかった滝に遭遇。智室の滝というそうだ。水墨画に描かれそうな端正な姿だ

2/11 7:40

巨大な鋭い岩。キリスト教の尖塔にも似ているなあ。洋の東西を問わず、神への畏れを表すカタチなんだね

2/11 7:50

梵字岩へは行かなかった

2/11 7:56

痩せ尾根からの眺望は素晴らしい

2/11 8:03

大スケール。パノラマで撮った

2/11 8:27

四王寺滝に着いた。静けさの中、時が止まる魔法を掛けられた空間が広がる

2/11 8:34

近付いて。。。

2/11 8:36

見上げる。鋭く尖る氷

2/11 8:39

人の大きさと比べると、そのスケール感が分かる

2/11 8:55

滝で話をしたベテランさんから、南岳への道があると教えて頂いた。岩場があるので用心するように、とのこと。
写真は中岳方面。岩場を越えて斜面が緩やかになった辺りで撮った

2/11 8:55

南岳方面。
このあと、手掛かりの少ない急斜面へ。ロープのある岩場よりも緊張した

2/11 9:07

南岳山頂付近。着雪した木々が美しい

2/11 9:09

南岳山頂

2/11 9:36

岩場に戻ってきた。
今回履いたCAMPのチェーンスパイク、アイスマスターエボはスパイクが長めで、ベルクロも付いているから、これくらいの雪の岩場には適していると思われ、心強かった

2/11 9:49

南岳山頂→四王寺滝に降りている人が他にいなかったけど、一方通行ってことかな？下り禁止だったら申し訳ないです。。。
四王寺滝は10時近くなってギャラリーが多くなってきたようだ。やはり早い時間に来ておいて良かった

2/11 10:00

次にWの滝方面へ。このルートは結構な急登

2/11 10:04

雪の下の落ち葉が深い？足元が良くないところもあり

2/11 10:12

青空の下の雪原歩きは爽快

2/11 10:17

雪の山々。九州じゃないみたい

2/11 10:21

眺望スポットあり。南岳かな？

2/11 10:22

中岳方面。立ち入り解除になったら行きたいなあ

2/11 10:24

雪の産霊神社

2/11 10:32

Wの滝

2/11 10:39

立ち枯れた木。存在感あるね

2/11 10:50

こちらも存在感あり

2/11 11:03

行者滝は雪を被ってよく見えない

2/11 11:04

引いてもう一枚

2/11 11:07

滝を流れ下った谷筋を進む。幾らか踏み跡あり

2/11 11:14

ここで太い踏み跡に合流

2/11 11:33

帰路にも智室の滝を通った。気温が上がって表面に水が流れて透明感が増しているようだ。この均整のとれた姿、私的にはここが一番麗しく感じるなあ

2/11 11:40

沢沿いを進む。ここが温泉ならドボンと浸かりたい

2/11 11:43

沢を跨ぐ倒木の雪も趣あり。最後まで美しい雪の眺めを堪能しつつ下山

撮影機器：

NIKON Z 6 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 雨具 ゲイター マフラー 靴 ザック アイゼン チェーンスパイク 行動食 水筒（保温性） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

niko-

凍りついた滝を眺めに英彦山へ。

yamapをやっていた頃にフォローしていたsukiyakiさんが先日アップした軌跡が、滝をシンプルに一筆書きで巡る行程で凄く良さそう。これを参考に、南岳への登頂も加えて歩いてみることにした。

大雪から3日を経ても、まだ山全体に雪はたっぷり。道は適度に踏まれていて歩きやすいが、なんせ人気の英彦山だけあって、踏み跡がたくさんあり迷路のようだった（四王寺〜産霊神社〜Wの滝〜行者滝のエリア）

滝だけでは物足りず、南岳まで足を伸ばしたが、四王寺滝から南岳への道は岩場や急登あり。今回、私はチェーンスパイク+短縮したストックで歩いたが、雪質によってはアイゼン+ピッケルのほうが安心かもしれない。。。南岳の山頂付近は、青空のもと着雪した木々が白く輝いていて素晴らしい眺めだった。

今回見た4つの滝は、いずれも個性的。特に四王寺滝の大スケールに圧倒されたのは言うまでもないが、智室の滝の均整のとれたプロポーションも魅力的。

Wの滝と行者の滝は、もう少し雪が融けてから見るほうがいいのかな。いずれにしても、氷瀑の姿は日々の天候で変わるものだろう。近年には珍しい大寒波の中で、素晴らしい眺めを堪能できて良かった。