記録ID: 7794660
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ハイキング
金剛山・岩湧山
府庁山稜線を、鉄塔が立っている552メートルピークから旗尾岳まで縦走し、関電道から下山
2025年02月11日(火) [日帰り]
大阪府
-shu-
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 08:09
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 607m
- 下り
- 654m
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| 天候 | 曇りときどき晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
��552メートルピークの登りは怖いです。��府庁山の稜線は上り下りが多くて疲れます。�４�尾岳の下りは急傾斜のため、やはり怖いです(関電道なのに階段がない急傾斜の個所があります)。�ご愿兎擦遼�端はヤブと林で、ルートを探すのに苦労しました。 このように、今回のルートは、好奇心が強いモノ好き以外は立ち入ってはいけませんし、そもそも私のような高所恐怖症の者には向いていません。 上記のようなルートですから、スパイクがある履き物か、チェーンアイゼンの使用をお勧めします。多少は安全ですし、ある程度の安心感も得られますから。 |
写真
前方奥の、小さな鉄塔(小さいので、よく見なければ分からない)が立っている尾根が本日の第1目標である552メートルピーク。
そこから少し島の谷林道を進みますと、先ほどの尾根の奥に、前に行った、大小の鉄塔が2本立っているピークが見えます。そのピークの手前の、552メートルピークとの境目にある小沢(タカヤマ谷)を入ります。
2/11 10:01
そこから少し島の谷林道を進みますと、先ほどの尾根の奥に、前に行った、大小の鉄塔が2本立っているピークが見えます。そのピークの手前の、552メートルピークとの境目にある小沢(タカヤマ谷)を入ります。
入ってすぐに鉄塔が2本立っているピークの取付きがありますが、そこを過ぎて先に進みますとこんな道。堆積物に覆われていますが、コンクリート舗装があります。
2/11 10:11
入ってすぐに鉄塔が2本立っているピークの取付きがありますが、そこを過ぎて先に進みますとこんな道。堆積物に覆われていますが、コンクリート舗装があります。
しばらく歩くと、J−POWER(電源開発)の鉄塔案内板があります。その案内板が示す道は、552メートルピークに突き上げている小沢(水は涸れている)に沿っています。結構急です。
2/11 10:39
しばらく歩くと、J−POWER(電源開発)の鉄塔案内板があります。その案内板が示す道は、552メートルピークに突き上げている小沢(水は涸れている)に沿っています。結構急です。
途中から、小沢の壁をつづら折で登るようになります。石ころだらけのうえ、幅が狭まっている個所もあります。高所恐怖症の私にはかなり怖い。この日、スパイク足袋を装備していてよかったと思いました。
2/11 10:43
途中から、小沢の壁をつづら折で登るようになります。石ころだらけのうえ、幅が狭まっている個所もあります。高所恐怖症の私にはかなり怖い。この日、スパイク足袋を装備していてよかったと思いました。
下を眺めたところ。こんなところを斜面をトラヴァースしながら歩くのは怖いです。
こんな頼りない道が続きます。小沢は急激に高度を上げてきて、ここでは2、3メートルしか高度差がありません。
尾根の末端方向。少し盛り上がっていますが、その先は急傾斜です。
その先。目印がありますから、こんなマイナーなピークでも来る人がいるのでしょう。
主稜線に出て、昼食後、旗尾岳方向に歩きます。昼食時、2人組のお元気そうな男性登山者が通り過ぎました。ヤマレコの記録を参照すると、mtcat様であったのかも。
2/11 12:50
主稜線に出て、昼食後、旗尾岳方向に歩きます。昼食時、2人組のお元気そうな男性登山者が通り過ぎました。ヤマレコの記録を参照すると、mtcat様であったのかも。
岩瀬山第18経塚との分岐点にあった下山口(左方向。そのすぐ右が経塚方向らしい)。ここでおとなしく下山していればよかったのですが・・・。
2/11 12:53
岩瀬山第18経塚との分岐点にあった下山口(左方向。そのすぐ右が経塚方向らしい)。ここでおとなしく下山していればよかったのですが・・・。
先ほどの鉄塔から先の進路の中には、ちょっと分りにくい個所がありますが、目印があります。
クワミ谷源頭部の鞍部をめざして進みます。本日の第2目標は、その鞍部を通り過ぎたところにあるはずの、才ノ神谷林道への降り口。
ところが、その鞍部を通り過ぎてもそれらしい降り口は見つかりませんでした。地形図では、クワミ谷方向の下降路とともに変形4差路交差点をなしているはずなのですが、クワミ谷方向の下降路の降り口も見当たりませんでした(前回、クワミ谷を下ったときに、ルートの残骸らしいものは発見していますから、たぶん、クワミ谷方向のルートは、入口付近がヤブに覆われて、分らなくなっているのでしょう)。仕方がないので、この急坂を登って旗尾岳を目指します。
2/11 13:47
ところが、その鞍部を通り過ぎてもそれらしい降り口は見つかりませんでした。地形図では、クワミ谷方向の下降路とともに変形4差路交差点をなしているはずなのですが、クワミ谷方向の下降路の降り口も見当たりませんでした(前回、クワミ谷を下ったときに、ルートの残骸らしいものは発見していますから、たぶん、クワミ谷方向のルートは、入口付近がヤブに覆われて、分らなくなっているのでしょう)。仕方がないので、この急坂を登って旗尾岳を目指します。
旗尾岳は上下を繰り返しながら、東西に細長い稜線状をなしています。そのため、経路にも急な上り下りがありますが、経路自体は明確です。これは平坦個所にあった大きな倒木。乗り越えるのはそんなに苦労しませんでした。
2/11 14:19
旗尾岳は上下を繰り返しながら、東西に細長い稜線状をなしています。そのため、経路にも急な上り下りがありますが、経路自体は明確です。これは平坦個所にあった大きな倒木。乗り越えるのはそんなに苦労しませんでした。
この付近が本来の旗尾岳の山頂らしい。なお、旗尾岳までの間にも、千早口方向に下りる破線道があるはずなのですが、発見できませんでした。まぁ、いったん旗尾岳まで到達してしまえばあとは下りるだけだから、途中でこの破線路を必死になって探すことはしなかったのですが。
2/11 14:51
この付近が本来の旗尾岳の山頂らしい。なお、旗尾岳までの間にも、千早口方向に下りる破線道があるはずなのですが、発見できませんでした。まぁ、いったん旗尾岳まで到達してしまえばあとは下りるだけだから、途中でこの破線路を必死になって探すことはしなかったのですが。
再び鉄塔を通過。この付近で、通常の登山道と関電道が分かれます。いい加減急降下に疲れたので、関電道なら階段があるだろうと思って、そちらから下ることにしました。これが大失敗でした。
2/11 15:09
再び鉄塔を通過。この付近で、通常の登山道と関電道が分かれます。いい加減急降下に疲れたので、関電道なら階段があるだろうと思って、そちらから下ることにしました。これが大失敗でした。
最初にあった階段が画面の右側にちょっとだけ見えます。でも階段があったのは最初のうちだけでした。あとは急降下の斜面が2個所くらいあり、掴まる立木がない個所もあったので、かなり怖かったです(あまりに怖いので、写真を取り損ねました)。私は、スパイク足袋だから何とか下ることができましたが、登山靴なら下ることはできなかっただろうと思います。
2/11 15:11
最初にあった階段が画面の右側にちょっとだけ見えます。でも階段があったのは最初のうちだけでした。あとは急降下の斜面が2個所くらいあり、掴まる立木がない個所もあったので、かなり怖かったです(あまりに怖いので、写真を取り損ねました)。私は、スパイク足袋だから何とか下ることができましたが、登山靴なら下ることはできなかっただろうと思います。
途中で鉄塔を2個所くらい通過し、ようやく道は普通の山道になりました。
途中にあった切り株。休憩にちょうどよさそうなので、ちょっと休憩。このあたりで、私の持病である左膝の痛みがひどくなっていました。関電道の急降下のときに無理がかかったのでしょう。
2/11 15:59
途中にあった切り株。休憩にちょうどよさそうなので、ちょっと休憩。このあたりで、私の持病である左膝の痛みがひどくなっていました。関電道の急降下のときに無理がかかったのでしょう。
その少し先にあった、立入り禁止の柵。下りのルートらしいものを閉鎖しています。ここから下ると、天見駅と千早口駅の中間付近にある小沢あたりに下りそうな気がします。
2/11 16:12
その少し先にあった、立入り禁止の柵。下りのルートらしいものを閉鎖しています。ここから下ると、天見駅と千早口駅の中間付近にある小沢あたりに下りそうな気がします。
関電道の途中にあった鉄塔案内板。ずいぶんたくさんの鉄塔がありますね。
関電道の末端まで来ましたが、鉄塔の背後はこんな状態。国道を通過する車のクラクションや通過音がうるさく聞こえる位置まで来ているのに、この先にルートがあるのかどうか分りません。
2/11 16:19
関電道の末端まで来ましたが、鉄塔の背後はこんな状態。国道を通過する車のクラクションや通過音がうるさく聞こえる位置まで来ているのに、この先にルートがあるのかどうか分りません。
周囲をウロウロしてその先のルートを探しておりますと、左手方向のヤブの中に目印がありました。
急斜面の林の中に点々と目印があるのですからこれがルートらしいのですが、途中で目印を見失いました。
それでも、この位置は国道や南海電鉄のトンネルの上のはずなので、ここを下りれば遊歩道(旧南海軌道跡地)がすぐ先にあるはずです。周辺を探しておりますと、作業道らしい痕跡を発見(写真では分りづらいですが、写真の中央部をゆるやかに左側にカーブしています)。
1
2/11 16:32
それでも、この位置は国道や南海電鉄のトンネルの上のはずなので、ここを下りれば遊歩道(旧南海軌道跡地)がすぐ先にあるはずです。周辺を探しておりますと、作業道らしい痕跡を発見(写真では分りづらいですが、写真の中央部をゆるやかに左側にカーブしています)。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
スパイク足袋
ロープ(３メートル)
|
|---|
感想
前にタカヤマ谷の入口から取り付いて大小の鉄塔が2本立っているピークを登ったとき、登り口にそのピークに隣接する尾根の552メートルピーク上にあるJ−POWERの鉄塔案内板があるのを見て、タカヤマ谷側から552メートルピークに登れるのではないかと思い立ったのがきっかけです(主稜線には552メートルピークにある鉄塔の案内板がありますから、いったんその鉄塔に登り着いてしまえば、その鉄塔と主稜線の間にはルートがあるはずです)。
(前に鉄塔が2本立っているピークを登ったときの記録)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7667031.html
また、前回、主稜線からクワミ谷まで下ったとき、地形図によれば、クワミ谷とは反対側の才ノ神谷に下りる破線路があるので、そちらにも好奇心が湧きました。
で、行ってみたわけですが、552メートルピークの登り口は発見できましたが、才ノ神谷に下りるルートは発見できませんでした。そのため、そのまま旗尾岳まで縦走し、関電道経由で下山しました。
振り返ってみると、自分でもモノ好き極まるルートだと思います。552メートルピークの登りは急斜面のトラヴァースなので怖いし、旗尾岳からの関電道の急降下個所は、掴むものがないので、もっと怖い。膝は痛み出すし、最後には進路は分らなくなるし、とまぁ、散々な目に遭いましたが、かなり面白かったです。
ただ、旗尾岳からの関電道下りは危険なので注意した方がよいです。仮に旗尾岳の稜線を歩くのでしたら、この関電道ルートは登りに使って、下りは別のルートを使うのをお勧めします(私が前に行った上記記録にあるカヤ谷のルートなら、府庁山の少し東側まで歩くことになりますが、谷の中に倒木やヤブがあるものの、急傾斜の個所には関電階段がありますから、危険ではありません)。
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