平標山


- GPS
- 04:25
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,026m
- 下り
- 1,027m
コースタイム
天候 | 晴れ後快晴 樹林帯は無風・微風、稜線は弱風・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場から山頂までずっと雪の上。積雪は平年並みか。雪質は良く、特に稜線著香乃樹林帯は日陰のためかパウダーだった。 |
写真
感想
登山口駐車場には6時前に到着。既に10台ほど先客がいて、準備中の人も多かった。今日は好天予報の週末土曜日なので特に多いのかも知れない。外気温はマイナス2度ほどで、外に出て支度をしてもそれほど寒さを感じないが、駐車場には薄く新雪が積もっていて、ジョギングシューズで車外に出たらソックスが濡れてしまいそうだった。昨夜から今朝にかけての積雪だろう。2月中旬になったが6時ではまだ暗い時間なのでヘッドライトを点けて準備するが、ヘッドライト点灯させて歩くつもりはなかったので、意識的にのんびりする。それでも周囲には暗い時間で出発していく人も見られた。全て終わって6:20に行動開始した時は既に明るくてライトは要らなかった。最初は例によって林道歩き。林道も圧雪状態なのでシール歩行が可能だったし、道路脇の雪壁は高いところでは1メートルほどあった。今年は積雪が多いようだ。別荘地の林道が終わりヤカイ沢の入口に至り、ここで衣類の調整。樹林帯のため風がなく、休憩なしで歩いたら暑くなったのだった。ジャケットを脱いでザックにしまい、薄着で行動再開。水分補給もした。駐車場からここまでトレースがあって利用させてもらったが、ここから先も同様だった。薄い新雪の上のトレースを有り難く利用させてもらう。天気は晴れのはずだがこの時間はまだ今ひとつ。特に稜線はまだガスに覆われていて見えず、しかも雲が速く流されているため風が強そうだった。好天予報だが朝のうちはまだ回復の途中なのだろう。先行者のトレースを追いつつ標高と距離を稼ぐ。途中で2回休憩し、1回は衣類の調整をした。ヤカイ沢入口でジャケットを脱いだのだが、標高が上がると寒風が体にあたり寒く感じるようになったのだ。グローブも二重にして防寒する。2回目の休憩では持参したパンを食べた。稜線でもし爆風だったら飲んだり食べたりする余裕はないので、早めに行動食を食べておいた。稜線に上がる手前のぶなの樹林帯は日陰の為か、雪がパウダーで残っていることが多い。この日も例外ではなく、帰りの滑りが楽しそうだと思えた。稜線手前はジグザグで登る。凍っていると厄介だが、今日は粉雪なので全然問題なし。登ってしまえば後は急傾斜はないので比較的楽。心配していた風も十分凌げる程度だし、もっと心配だったガスも登っている間にきれいに消えて、予報どおりの快晴になった。今シーズンはいつも天気悪い時に山スキーに来ていたので、こんな良い天気の日に雪山に登るのは初めてのことだ。平標山の稜線はいつ来ても雪が堅い箇所があるが、今日の時点ではカチカチの氷にはなっておらず、クトーやアイゼンなしで十分歩くことができた。広い稜線を登る。前後左右人の姿が多い。今日はどこの山もこのような感じなのだろう。稜線に上がってからは淡々と歩いて9:28に平標山の山頂に到着。先客多数、後続多数。山頂付近は例によって風が抜けて寒いが、避けるところもないので防寒して我慢するしかない。山頂からは360度の展望が広がる。予報どおりで良かった。ひとしきり景色を楽しんだ後は下りの準備。風があるのでシールなどを飛ばされないよう注意して支度する。風は止まず寒い中で用意が終わる。もっとゆっくりしても良かったが、この後大量に山頂へ上ってくるはずなので、早めの9:45に下山開始。まず最初はシュカブラでガタガタの雪面を滑る。一回派手に転んだが大事には至らず。稜線は雪質は良くなかったが、周囲の山々はよく見えた。広い稜線から狭い稜線に至り、稜線を下ると樹林帯に入る。そしてお待ちかねの時間。樹間が適度に開いており滑り易く雪質パウダーで、滑っていてとても楽しく快適。まだ下りの人が少ない時間なので、シュプールもなく楽しくどこでも滑れた。ぶなの樹林を過ぎると日当たりの良い斜面は湿気があり、滑りにくいところも出てきた。天気が良い分雪質は悪化しやすいのは致し方ない。なるべく日陰や山陰を選び、雪の良いところを選んで滑る。下りは遅いほうだがそれでも歩くよりは速く、写真を撮りながらでも割とあっと言う間に林道に到着。ここに至ればあとは消化試合。とは言え林道は案外長いので楽ではないのだが、今日に限って言えば雪が豊富だったので林道も特に苦ではなかった。駐車場には10:32に到着。山頂を出て45分ほどで到着だった。早朝出発した時駐車場はまだ空き多数だったが、この時間は満杯だった。山中で多くのスキーヤーボーダーハイカーを見掛けたが、このクルマの数を見たら納得できた。駐車場で片付けをしている時は風もなく、ぽかぽか陽気で暖かかった。外気温はプラス2度ほどで、日差しがあるので尚更暖かさを感じたのだろう。
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