天山・高雄山・艮山・大焼山


- GPS
- 07:24
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 1,124m
- 下り
- 1,121m
コースタイム
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 7:25
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
下山口:JR奈良線山城多賀駅 |
写真
感想
この日の城陽市の日の出は6:34、その10分後に山城青谷駅に到着し、早速歩き出した。街中を歩いていると山端に陽が昇って来た。墓地を通り“青谷くぬぎ村”から稜線に取付いた。天山(てんやま)は僅か104mの低山で「青谷の天嶺」と書かれた写真入りの山名板が図根点と共に置かれていた。南西方向に一部展望が得られ生駒山(642m)を望むことができた。天山は繋がりがなく一旦青谷川に下りて明神橋で対岸に渡った。持参の地形図には描かれていない立派な道ができており混乱を生じた。尾根に取付くと竹林内の痩尾根の稜線は険しく、とんでもない急登もあり地形図の崖マークが実態を伝えていた。
鏡谷山(176m)は展望のない山頂で様々な山頂標識が掲げられていた。一旦下っての登り返しは再び急登で傾斜が落着くと南谷川から上がって来た林道に合流した。林道から南に飛び出した処は二ノ頭後(にのずご288m)で4等三角点「二ノ頭後」が設置されていた。林道に戻り西へと進む比高40m程のピークがあったがそのまま林道を進んでしまった。林道は南谷川の上流域に下りて行き登山道を進んだ。高雄山(443m)も展望のない山頂で小休止を取った。
高雄山の700m程先の小ピーク先端に城陽市・宇治田原町・井手町の境界があり、この地点に城陽市最高地点(433m)の標識があった。此の先は宇治田原町・井手町の境界尾根となり艮山(うしとらやま444m)に到った。3等三角点「弥谷原」が設置され、干支(えと)の山として“新十二支会”なる団体の山頂標識が建てられていたが、「艮」は丑と寅の間の方位を示す字で干支とは言えないのではないだろうか。一旦北に回り込んで南へと進路を変えると送電鉄塔があり樹林の上から鷲峰山(じゅうぶせん682m)の姿を見ることができた。600m程先に再び送電鉄塔があり展望が良く、艮山や大峰の稜線を望むことができた。
車道の越える峠を過ぎると複雑な稜線となり大焼山を目指した。明瞭な道に釣られて大焼山への分岐を見過ごし、後ろを歩くH川さんに呼び止められた。大焼山(429m)には角の欠けた2等三角点「多賀」が設置されていたが展望は得られなかった。南谷川と田村新田を結ぶ林道の越える峠を越えるとP373でピークに達すると「片原山」の標識が掲げられていた。思わぬ1座に喜んだ。喜びは続き次のピークには「片原山南峰」の表示、何れも展望のない山頂だが収穫だった。喜んで先に進むと南西への分岐点を通り過ぎてしまった。
P352は南側が玉川にせり出した断崖でその先には山名があっても良さそうな顕著なピーク(380m’)があり、P353と名のないピークが続いた。玉川の開口部にある大山(324m)は4等三角点「上井手」があり、藪の中で目立たない山頂だった。下り尾根を間違えて西に進んでしまい意気消沈。正道に復し谷筋を下りて車道に達した。大峰への登りはすべて車道、山頂付近に多賀大峯不動講社があった。大峰(303m)は万灯呂山展望台としてトイレ、駐車場も備えた観光スポットとなっている。蛇行する木津川を前にして生駒山や八幡の男山、天王山、釈迦岳等が望めたが京都市内方面は雪雲に覆われ何も見えなかった。
北に進み大きく下って登り返すと北峰(240m)でその先には奥北峰(245m’)があった。何れも展望は利かない。北西の尾根を下り南谷川の林道に下りるが、此の尾根に道は無いようだ。先端部は断崖で下りることができず東に回り込んで何とか下りることができた。一旦駅へと歩き出したが「龍王の滝400m→」の標識があり行程が捗り時間があったので「行ってみよう」と云うことになり足を伸ばした。まず目に入ったのが人口の堰堤でまさかと思いながら丸太階段を下って行くと岩陰に隠れるように流れ落ちる龍王の滝があった。落差13mで美しい滝壺を伴い中々のものだった。
車道を歩き山城多賀駅に到ると滝見のオプション込みで予定時間を20分短縮し、1本前の列車に乗ることができたが桃山での踏切遮断棒折損の影響で11分遅れ、JR京都線の列車も大雪の影響か10分遅れだった。
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