百蔵山~扇山(秀麗富嶽) 歩きがいのある稜線歩きの縦走ができる人気の山 ー山火事発生ー


- GPS
- 05:52
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,186m
- 下り
- 1,177m
コースタイム
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 5:49
天候 | 快晴。微風のため、気温以上に暖かく感じた。 しかし、大月市の山火事の影響で煙が漂って来るため、異臭を感じた。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大月インターで降りて、市営総合グランド駐車場に停めた。広い駐車場で、平日はガラガラ。第四駐車場まで有り、土日でもなんとか停められるかもしれない。 百蔵山から扇山を通って、市営総合グランド駐車場に戻って来る計画を立てたが、ヤマレコのアプリ利用では線が繋がらず、やむなく扇山分岐までの軌跡を描いておいて、当日当該地点に到達した際にグーグルマップの徒歩経路を探すことにした。 これが効果を発揮して、扇山分岐から車道を4キロ、約1時間歩いて市営総合グランド駐車場に戻ることができた。 ヤマレコのアプリでは通常は、猿橋駅や鳥沢駅に降りてJRに乗る経路が表示されるが、今回の軌跡を車利用で周回して戻って来る場合の参考にしていただけると幸いです。 扇山から登って百蔵山へ反時計回りで周回する場合は、市営総合グランド駐車場ではなく中間地点の桂川ウェルネスパークに駐車することも考えられるかもしれません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
百蔵山への登りは狭い登山道で枯葉が積もっている中を歩く必要がある。 百蔵山から扇山への縦走は、険しい下り道を経てアップダウンを繰り返しながらも軽快に歩くことができる。 最後の大久保山への登りは急登。大久保山から扇山へはなだらかな広い道。 扇山からの下り道は急坂だが広くて歩き易い。 なお、数日前に積もった扇山周辺の積雪は、完全に溶けています。 周回では、時計回りの方よりも反時計回りの方が圧倒的に多かったです。 扇山の方が標高が高いので、最初に標高を稼ぐ考えだと思います。実際に扇山からの登山道を歩いてみて、反時計回りの方が人気があるのがよく分かりました。 |
写真
感想
行きの中央道で大月市に近づくに連れて山火事が発生しているのを現認して、百蔵山や扇山での富士山の展望に影響することを懸念しました。
百蔵山山頂では、山火事の位置と少しズレていたため富士山の展望に影響はありませんでしたが、縦走途中では煙と異臭の中での行動を余儀なくされました。ヘリコプターもひっきりなしに飛んでいますので、飛行音が聞こえます。なお、ヘリコプターは市営総合グランドが発着基地になっています。
扇山山頂では、富士山に時より山火事の煙のもやがかかり、すっきりした感じの展望にはなりませんでした。
報道によると26日に猿橋駅から南に2キロの猿橋町小沢付近で山火事が発生して、27日は朝6時から消火活動が再開されましたが18時に中断し28日も消し止められませんでしたが、その後発生5日目の3月3日の雨で1430に鎮圧、8日目の6日16時に完全に鎮火されたと報道されています。他の方のレポで見ましたが、御前山から馬立山までの稜線の登山道は山火事の跡が残っているようです。御前山の麓が火元の猿橋町小沢地区になります。
原因)麓の不動産の管理者が落葉を燃やして飛び移ったため。東京消防庁の30代の職員だそうです。
被害)空家2軒、物置1軒、焼失面積150ヘクタール
百蔵山と扇山の両方を登って縦走して周回する方が多いと思います。両山ともに山頂近くは急登になりますが、両山をつなぐ稜線歩きが楽しいです。
そこで、時計回りで先に百蔵山を登るか、反時計回りで扇山を先に登るかですが、当日は圧倒的に扇山を先に登る反時計回りの方が多かったです。
扇山の方が標高が高く最初に頑張ればその後の稜線歩きも下りが多くなること、扇山への登山道が広くて登り易く感じること、登りの途中に水場があることなどから、反時計回りがよく利用されているように思います。
山行記録を見ると鳥沢駅や猿橋駅から歩く方が多いようですが、車で出かけて周回して元の駐車場まで戻って来る記録を拝見して、自分も是非そうしたいと考えて実践してみました。
今回の記録にあるように歩行距離は14.2キロになり、他の方のJR駅利用の行程記録とほぼ同じ距離の結果となりました。
同じ場所に戻ると車利用の場合は非常に便利ですので、ご参考までにどうぞ。
なお、ヤマレコの事前の登山計画図では扇山分岐の先を市営総合グランド駐車場まで繋げることはできず、当日、扇山分岐に到達してからグーグルマップの徒歩経路を検索してそれに従い約4キロ1時間歩くことになりますので、ご注意を。
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