記録ID: 7858540
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄
将冠岳から但馬岳、弓張岳
2025年03月01日(土) [日帰り]
長崎県
MISB
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 06:56
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 799m
- 下り
- 799m
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| 天候 | 濃霧と曇天 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年03月の天気図 |
| アクセス | 自宅より歩き出し |
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険個所無し。コースも一部を除きほとんどテープあり。 |
写真
今日は自前のトレーニングコースで、佐世保市内のすぐそばに横たわる3峰を縦走します。
旧道に沿う小川もこのところ河川整備が行き届いてる。これも大事な社会インフラ。
この小径は戦前戦後の造船業が賑わった頃、職場へ急ぐ工員たちが朝に夕に通い詰めた道。住宅地からドックへと細く長く続いています。
小径を抜けると、眼下に巨大クレーンが目に入る。今は�衞沼実ちソ蠅離哀襦璽彜覿箸箸覆辰榛汗な歃店�業（通称SSK）の敷地。戦前には戦艦武蔵の艤装、戦後は当時（S37）としては世界最大の20万トンタンカー「日章丸」を造り、脚光を浴びました。
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3/1 9:00
小径を抜けると、眼下に巨大クレーンが目に入る。
今は�衞沼実ちソ蠅離哀襦璽彜覿箸箸覆辰榛汗な歃店�業（通称SSK）の敷地。戦前には戦艦武蔵の艤装、戦後は当時（S37）としては世界最大の20万トンタンカー「日章丸」を造り、脚光を浴びました。
今は�衞沼実ちソ蠅離哀襦璽彜覿箸箸覆辰榛汗な歃店�業（通称SSK）の敷地。戦前には戦艦武蔵の艤装、戦後は当時（S37）としては世界最大の20万トンタンカー「日章丸」を造り、脚光を浴びました。
4番ドックでは修繕船の入船準備でしょうか、作業者が豆粒の様に見えます。
佐世保（サ世ホ）の字を組み合わせると「葉」の字になるところから、佐世保港を「葉港（ようこう）」と呼ぶ。
佐世保と言えば「アメリカ海軍太平洋艦隊第7艦隊」の軍事基地でもあります。狭い港内ですが米海軍の艦船とは棲み分けています。
昭和の風景そのままの古い市街地を抜け、自宅から最も離れた将冠岳の登山口へと。
トレーニングの一巻で遠回りしたので、出発から4時間。1峰めの将冠岳山頂（445m）到着。
この一帯は北松浦玄武岩台地の一角で、山頂にはシート状溶岩の玄武岩が大量に横たわる。
1峰と2峰の中間に、戦国時代の佐世保を治めた「遠藤但馬の守」を祀る神社が有る。
400年以上も前の一寒村の武将にもかかわらず、今でも有志によって祀られ続けている。
2峰への入口、但馬越え。昔は大村領と平戸領との境目であったと思われる。
本日2峰目「但馬岳」到着。
いつ来ても閑散としているが、かえって静かで落ち着く。
いつ来ても閑散としているが、かえって静かで落ち着く。
日々のトレーニングに使う愛宕山（別名相浦富士H=258m）が眼下に。
今日のコースでは珍しい植物との出合いは無かったけど、コショウノキは稀少。まもなく開花か。
今年は冬鳥の来訪が多いと感じるが、車道に残された大量のハゼノキの実。ハゼの実は脂肪分が多いので鳥の好みだけど・・。
この付近の山はどこも標高を下げると200m前後から玄武岩台地の下に砂岩が露出する。新第三紀・中新世前期（2500万年〜3000万年前）の砂岩泥岩互層です。
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3/1 14:42
この付近の山はどこも標高を下げると200m前後から玄武岩台地の下に砂岩が露出する。新第三紀・中新世前期（2500万年〜3000万年前）の砂岩泥岩互層です。
久しぶりに葉序（ようじょ）の観察をしながら下る。これはカゴノキ、2/5葉序か（5枚の葉が茎を2周しながら出る）https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%89%E5%BA%8F
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3/1 14:38
久しぶりに葉序（ようじょ）の観察をしながら下る。これはカゴノキ、2/5葉序か（5枚の葉が茎を2周しながら出る）
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%89%E5%BA%8F
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%89%E5%BA%8F
感想
昨秋から山へ出掛ける機会がめっきり減ってしまった。体力の衰えも気になり、ぼちぼち再開せねばと思い、いつも通りのトレーニングコースを歩いた。
市街地に沿って林立する3峰を縦走するコース。前半の古い住宅地通過が毎回楽しい。少しづつコースを変えて、昭和遺産と化した家並みと勝手の栄光が消え去って久しい�蟶汗な歃店�業（SSK）の巨大クレーンを見下ろしながら歩く。
海際までせり出した山肌に立ち並んだ斜面住宅。その間を縫うように細く続く小径。歩くことが生活の基本だった昭和初期、少しでも職場に近い所を探して人々は斜面地に張り付くように家を建てた。
時代が過ぎ、取り壊されることもないまま朽ち果てていく・・・。
戦前の海軍工廠時代、大和と並ぶ兄弟艦「武蔵」の偽装に使われた巨大ドック。極秘情報に監視の目が光り、はげ山となった周辺の高台。戦後の高度成長期、当時世界最大の20万トンタンカー「日章丸（3代目）」を造り上げた工員たちの流した汗と歓声。
昔日に思いをはせ・・、ゆっくりと歩いた一日でした。
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武蔵は佐世保で製造されたのですね。
カゴノキ、タブノキの写真ありがとうございます。
勉強になります。
さて、先日探鳥会に参加しました。アオゲラをやっと見ることができました。下記がレポートで最後に出てきます。
https://youtu.be/k737avyq4Cc
野鳥の会活動がんばっていますね。（入会されて一年にもなるんですね）
実は私も昨年12月に入会したんですよ。（それが居住地の長崎ではなく生まれ育った佐賀県支部に入会しました。（笑））
作成された動画も拝見しました。アオゲラが良く撮れていて感心しました。鳴き声はするが姿が見えにくい鳥です。何故か今年は多いです。
３D画像に軌跡を描く部分も素晴らしいです、続編を期待しています。
＞武蔵は佐世保で製造されたのですね。
そうですね、艤装を行いました。造船は長崎で行われ、その一部始終が克明につづられた本があります。
https://www.amazon.co.jp/%E6%88%A6%E8%89%A6%E6%AD%A6%E8%94%B5-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%90%89%E6%9D%91-%E6%98%AD/dp/4101117012 :-)
ここ数か月、山行記録のアップがなかったようですが、お元気そうで何よりです。
私は６０才台後半を迎え、「高齢者」としては「若輩者」レベルですが、それでも、体力も、山歩きの意欲も、低下しつつあるのを実感してます。
３〜４月は花粉症のシーズンでもあり、山歩きはますますおっくうになる時期ですが、低山ハイクでもよいから意識して山にいったほうが良いかな、なんて思ってます。
ベルクさんもお元気に活動されているようで何よりです。
私は今年8月で後期高齢者に仲間入りします。しかし私の周囲には私より三つも四つも年上なのに毎日元気に山へ行ってる方がみえるので、私も続けようと思っています。
ベルクさんなどは、基礎もしっかりされているからもっと行けますよ。
ところで、昨年NHKBS日本百名山で「石鎚山系縦走」の放送が有り、ビデオに録り何度か見たのですが、調べてみると私の好みにぴったりの山だということが分かりました。（笑）
先日ベルクさんが登られた寒風山から石鎚山までのコースを歩いてみたくなり、今年は行ってみようかなと思っています。（四国の山は初めてで、皆目地の利が分かりませんが・・）
3月末に法事で香川まで行くので、帰りに西条からR194を辿り、久万高原を経て松山へ抜けるコースで下見しようと思っています。（雪が心配ですが・・・）
四国の山々に興味を持っていただいたようで、ありがとうございます。
私は、生まれも学生時代も九州で過ごし、就職したらいきなり四国（愛媛）配属でガックリしました。まだ瀬戸大橋などがない頃で、コンビニすらないド田舎でショックでしたが、山々が高くて迫力があり、そこだけは気に入りました。
ところで、「石鎚山系縦走のTV番組」を見て興味を持たれた、とのこと、もしかして田中陽希氏の「日本三百名山」のうち四国編の部分でしょうか？ 田中氏とは以前、偶然に大山でお会いしましたが、「四国の石鎚山系縦走は気持ち良かった」、と言われていました。（ただし実際には、NHKの取材班がだいぶサポートとして動いていたようです）
石鎚山系は、確かに縦走ができそうな山脈状の山系ではありますが、稜線上の山小屋がほぼ全て廃業してしまい、テント泊でないと縦走は無理だと思われます（かつ 稜線上に水場がほとんど無いので、実際にはテント泊でも厳しい）。更には北アルプスなどと違い、登山口までのアクセスも、クルマがないと難しいです。
実際には地元の人も他県のひとも、マイカーを使って、それぞれの山を日帰りで登っています。
取りあえず、３月末なら、寒風山、伊予富士、西赤石山あたりがお勧めです。いずれも、登山口までクルマでアクセスできます（タイヤチェーン、スタッドレスは、たぶん不要）。また登山道には残雪が多少あるかもですが、チェーンスパイク程度で大丈夫のはずです。
なお、記載されている「西条市ー（R194）ー久万高原町ー松山市」 というルートは、「UFOライン」と呼ばれている山岳ルートを経由するルートのことかと思いますが、「UFOライン」は、４月中旬から下旬までは積雪のため閉鎖されてます。ご注意くださいマセ
最近は、石鎚山系で、九州や関西など遠方から来られる人にも出会いますが、だいたいが、５月ごろ（ゴールデンウイークの時期から梅雨前まで）の新緑の時期と、１０月の紅葉の時期です。
ご参考まで、、、
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