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Yamareco

記録ID: 78785
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳〜鑓ヶ岳(猿倉荘発着)

2010年09月19日(日) 〜 2010年09月20日(月)
 - 拍手
hansusya その他1人
GPS
32:00
距離
20.4km
登り
2,345m
下り
2,340m

コースタイム

9/19(日)
5:35猿倉荘(登山口)発 - 6:25白馬大雪渓入口着 - 6:35大雪渓入口発 - 7:40大雪渓終わり- 8:50緊急避難小屋 -9:50村営白馬岳頂上宿舎着 - 10:15頂上宿舎発 - 10:20白馬岳分岐(ここから空荷ピストン) - 10:30白馬山荘 - 10:45白馬岳山頂(後、白馬山荘で休憩) - 11:30白馬岳分岐発 - 12:35杓子岳山頂 - 12:55杓子沢のコル - 13:35鑓ヶ岳山頂 - 13:55鑓温泉分岐 - 14:20天狗山荘

9/20(月)
8:00天狗山荘発 - 8:25鑓温泉分岐 - 9:45鑓温泉- 10:10鑓温泉発 - 11:37小日向コル - 12:55猿倉荘
天候 9/19(日)曇り時々晴れ
9/20(月)雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2010年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
猿倉荘の無料駐車場を利用。
猿倉荘前の駐車場は、前日(9/18)23:00頃に最後の1台でした。
臨時駐車場もあるが、満車になると駐車できないとのこと。
満車の場合は白馬周辺に車を駐めて、バスまたはタクシーを利用とのこと(未確認)。
コース状況/
危険箇所等
猿倉荘に登山届ポストあり。
大雪渓は6本爪の軽アイゼンを使用。
落石を注意する以外は、危険を感じませんでしたが、
今後気温が下がるにつれ、早朝は凍結する可能性があり、
より慎重になる必要があるかもしれません。
登山後の立ち寄り湯は、白馬にある「倉下の湯」。
大人500円。洗い場&露天風呂のみ。
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉の源泉掛け流し。
湯船からは白馬三山が眺められる(男湯)。
5:35◎猿倉荘出発
2010年09月21日 12:41撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 12:41
5:35◎猿倉荘出発
林を抜けると、砂利舗装された林道がしばらく続く
2010年09月21日 12:42撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 12:42
林を抜けると、砂利舗装された林道がしばらく続く
アレが目指す山か?
2010年09月22日 17:35撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/22 17:35
アレが目指す山か?
林道が終わると山道に
2010年09月22日 17:36撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/22 17:36
林道が終わると山道に
6:25◎大雪渓直下の白馬尻山荘に到着。今年は10/10までの営業(HPより)
2010年09月21日 12:43撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 12:43
6:25◎大雪渓直下の白馬尻山荘に到着。今年は10/10までの営業(HPより)
テン泊はひとり500円(HPより)。水や食事の販売も
2010年09月22日 17:37撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/22 17:37
テン泊はひとり500円(HPより)。水や食事の販売も
クレバスに注意なのだ!
2010年09月21日 12:44撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 12:44
クレバスに注意なのだ!
落石にも注意なのだ!
2010年09月22日 17:37撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/22 17:37
落石にも注意なのだ!
大雪渓を横に見ながら、雪渓横の登山道を行く
2010年09月22日 17:38撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/22 17:38
大雪渓を横に見ながら、雪渓横の登山道を行く
ザレ場。歩きにくい〜
2010年09月21日 12:45撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 12:45
ザレ場。歩きにくい〜
7:15◎いよいよ大雪渓。6本爪の軽アイゼンを装着。なくても行けそうだが(実際、付けない人もいた)、念のため
2010年09月21日 12:45撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 12:45
7:15◎いよいよ大雪渓。6本爪の軽アイゼンを装着。なくても行けそうだが(実際、付けない人もいた)、念のため
大雪渓上には赤いラインが引かれている
2010年09月22日 17:39撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/22 17:39
大雪渓上には赤いラインが引かれている
雪渓にはこんな石や…
2010年09月22日 17:39撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/22 17:39
雪渓にはこんな石や…
こんな石がゴロゴロ。前方を向いて落石に注意しながら登る(が、すぐにうつむいてしまうorz)
2010年09月22日 17:40撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/22 17:40
こんな石がゴロゴロ。前方を向いて落石に注意しながら登る(が、すぐにうつむいてしまうorz)
雨が降って、雪渓上に泥水のラインができていた
2010年09月21日 12:45撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 12:45
雨が降って、雪渓上に泥水のラインができていた
ところどころに切れ込みが。クワバラクワバラ
2010年09月22日 17:41撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/22 17:41
ところどころに切れ込みが。クワバラクワバラ
7:40◎約25分で大雪渓を通過。ここで軽アイゼンを外す。この後、アイゼンが必要な場所はなかったです
2010年09月22日 17:41撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/22 17:41
7:40◎約25分で大雪渓を通過。ここで軽アイゼンを外す。この後、アイゼンが必要な場所はなかったです
沢も落石の恐れあり。慎重かつ素早く渡るべし
2010年09月22日 17:42撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/22 17:42
沢も落石の恐れあり。慎重かつ素早く渡るべし
8:30◎雲行きがアヤシクなってきた…
2010年09月22日 17:43撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/22 17:43
8:30◎雲行きがアヤシクなってきた…
ふじっこの塩昆布で塩分補給。ウマ〜♥。手がパンパン!
2010年09月22日 17:43撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/22 17:43
ふじっこの塩昆布で塩分補給。ウマ〜♥。手がパンパン!
苔(?)のキミドリがキレイ
2010年09月22日 17:44撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/22 17:44
苔(?)のキミドリがキレイ
8:50◎緊急避難小屋に到着
2010年09月22日 17:44撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/22 17:44
8:50◎緊急避難小屋に到着
風を除けおにぎりでカロリーチャージ。オイチー♥
2010年09月21日 12:09撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 12:09
風を除けおにぎりでカロリーチャージ。オイチー♥
ナウシカのオームみたいな巨石。カッチョエエ
2010年09月22日 17:45撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/22 17:45
ナウシカのオームみたいな巨石。カッチョエエ
村営白馬岳頂上宿舎が見えてきた
2010年09月21日 12:11撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 12:11
村営白馬岳頂上宿舎が見えてきた
9:50◎頂上宿舎に到着。登山口からここまで約4時間20分。ここで約25分休憩
2010年09月22日 17:46撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/22 17:46
9:50◎頂上宿舎に到着。登山口からここまで約4時間20分。ここで約25分休憩
10:20◎宿舎のすぐ上にある鑓ヶ岳への分岐点にザックを置き、空荷で白馬岳を目指す。重しがないと登りも楽勝ッス☆
2010年09月22日 17:46撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/22 17:46
10:20◎宿舎のすぐ上にある鑓ヶ岳への分岐点にザックを置き、空荷で白馬岳を目指す。重しがないと登りも楽勝ッス☆
10:30◎白馬山荘に到着。温かいコーヒーが飲みたかったけど、まずは頂上を目指す
2010年09月21日 12:46撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 12:46
10:30◎白馬山荘に到着。温かいコーヒーが飲みたかったけど、まずは頂上を目指す
いろんな山が見えます(漠っとしたコメントでスンマセン…)
2010年09月21日 12:17撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 12:17
いろんな山が見えます(漠っとしたコメントでスンマセン…)
劔岳や槍ヶ岳など、北アルプスの山々を一望
2010年09月21日 12:18撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 12:18
劔岳や槍ヶ岳など、北アルプスの山々を一望
10:45◎白馬岳頂上。360度の大パノラマに出会えます。ただ、風が強く寒い
2010年09月21日 12:15撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
9/21 12:15
10:45◎白馬岳頂上。360度の大パノラマに出会えます。ただ、風が強く寒い
登ってきたルートも見えます
2010年09月21日 12:24撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 12:24
登ってきたルートも見えます
オバカなふたり♥
2010年09月21日 12:52撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 12:52
オバカなふたり♥
来年は劔! 待っとけよ〜
2010年09月21日 12:28撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 12:28
来年は劔! 待っとけよ〜
白馬山荘で約25分マッタリした後、11:30分岐点でザックを担ぎ鑓ヶ岳方面へ。写真は村営宿舎のテン場。ひとり500円(HPより)
2010年09月22日 17:47撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/22 17:47
白馬山荘で約25分マッタリした後、11:30分岐点でザックを担ぎ鑓ヶ岳方面へ。写真は村営宿舎のテン場。ひとり500円(HPより)
白馬岳から本日の目的地・天狗山荘までアップダウンの連続。めちゃシンドイ
2010年09月21日 12:46撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 12:46
白馬岳から本日の目的地・天狗山荘までアップダウンの連続。めちゃシンドイ
12:18◎杓子岳直下。頂上へ行かず巻くルートもあるけど、ここまで来たからには「行くっきゃない!」
2010年09月21日 12:33撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 12:33
12:18◎杓子岳直下。頂上へ行かず巻くルートもあるけど、ここまで来たからには「行くっきゃない!」
頂上までこんなザレ場が続きます
2010年09月22日 18:47撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/22 18:47
頂上までこんなザレ場が続きます
12:26◎杓子岳頂上でお約束
2010年09月21日 12:39撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 12:39
12:26◎杓子岳頂上でお約束
振り返れば白馬岳
2010年09月21日 12:55撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 12:55
振り返れば白馬岳
杓子岳頂上を下り、鑓ヶ岳へ。また下って登りか〜orz
2010年09月22日 17:47撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/22 17:47
杓子岳頂上を下り、鑓ヶ岳へ。また下って登りか〜orz
13:35◎鑓ヶ岳頂上。登山口からここまで約8時間。結構スローペースです
2010年09月21日 12:58撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 12:58
13:35◎鑓ヶ岳頂上。登山口からここまで約8時間。結構スローペースです
後には白馬岳と杓子岳
2010年09月21日 13:01撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 13:01
後には白馬岳と杓子岳
本日のテン場、天狗山荘はあそこ! もうひと息だ〜
2010年09月22日 17:48撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/22 17:48
本日のテン場、天狗山荘はあそこ! もうひと息だ〜
13:55◎鑓温泉への分岐
2010年09月22日 17:48撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/22 17:48
13:55◎鑓温泉への分岐
14:20◎そして、ようやく天狗山荘に到着。ちかれた〜
2010年09月21日 13:02撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 13:02
14:20◎そして、ようやく天狗山荘に到着。ちかれた〜
すぐさまビールで乾杯。このために山に登っているといっても過言ではにゃーのだ☆
2010年09月21日 13:05撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 13:05
すぐさまビールで乾杯。このために山に登っているといっても過言ではにゃーのだ☆
今回でデビュー2戦目となるヒルバーグちゃん。自立しないところがかわいかったりして(と、自分に言い聞かせます)
2010年09月21日 13:06撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 13:06
今回でデビュー2戦目となるヒルバーグちゃん。自立しないところがかわいかったりして(と、自分に言い聞かせます)
テントに入ったまま鑓を眺められる絶好のロケーション。テン泊ひとり500円。
ちなみに水は無料です(9/24追加)
2010年09月21日 13:06撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 13:06
テントに入ったまま鑓を眺められる絶好のロケーション。テン泊ひとり500円。
ちなみに水は無料です(9/24追加)
ここのテン場はペグダウンできました
2010年09月21日 14:10撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 14:10
ここのテン場はペグダウンできました
広い前室がいいんですよ!
2010年09月21日 14:08撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
9/21 14:08
広い前室がいいんですよ!
で、いきなり翌日。鑓温泉でのひとコマ
2010年09月21日 14:14撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
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9/21 14:14
で、いきなり翌日。鑓温泉でのひとコマ
晴れたらよかったのに…
2010年09月21日 14:16撮影 by  NIKON D700, NIKON CORPORATION
1
9/21 14:16
晴れたらよかったのに…
撮影機器:

感想

みなさん、こんばんは。

今回の目的は、不帰ノ嶮。
でしたが、結果は撤退。

2日目夜半から雨が降り始め、
朝もシトシト雨&ガスの状況。
さて、GOするか、否か。
ガイドツアーの方々のなかでも、
GOするパーティと撤退するパーティがあり、
8時前までGOするか否か迷いました。
しかし、「やる後悔より、やらない後悔」が、
ボクたちへなちょこ登山部のモットー。
不帰ノ嶮は次回に期待するとして、
今回は諦めましたorz。

初日の感想は、後日アップします。
今日は疲れました。

*********************************
再び、みなさん、こんにちは。
感想を続けます。

9/18(金)の夜、名古屋を出発し、
23時頃に猿倉荘に到着しました。
当初は道の駅で仮眠するかと考えましたが、
槍ヶ岳の件(山行記録見てちょ!)が頭をよぎり
猿倉荘へ直行しました。
山荘前の駐車場は、ボクたちでいっぱいに。
ギリギリセーフでした(ラッキー♥)。

車中泊をして19(土)の4時半頃に起床。
準備をしてから5時半頃に出発しました。

大雪渓までは余裕。
大雪渓もこの時期は小さくなっているので
30分程度で通過できました。
事前に調べたところ
大雪渓は落石が多く、休憩せず一気に通過した方が無難、と。
しんどそうやな〜と思ってましたが、意外と早く通過できちょっと拍子抜け。
雪の状態が分からないので、軽アイゼンは持っていった方がベターだと思います。

大雪渓を越えたあたりから、急に動きが鈍くなるボク。
息は上がるし、先行する相方kkからも遅れがち。
今週は福井へ出張して、夜ごと呑めや食えやの大宴会。
アルコールに侵された怠惰なカラダに、軟弱なアシに、山は容赦してくれません。

ドナドナ歩いているボクを見たkkは、
オマエの自業自得なんじゃとばかりに
「この、ドジでのろまなカメ!」と、キツイ&古いひと言。
「教官!」てなボケをかます余裕は、
そのときのボクちゃんにはありませんでしたorz。
さらに追い打ちをかけるように「荷物、持ったろか?」。
ウキーッ、めっちゃむかつく〜ッ!
かつてこれ以上の屈辱を受けた経験はあったであろうか(否!)。
これ以上の蔑みは、かつてあったであらうか(否!)。
…ふう、いかん、いかん、冷静にならねば。
ジェダイマスターも言っとった。
怒りはダークサイドへの入口。
考えるのではない、感じるのだ(なんやそれ)。

てな、アホなことを考えながら、
歩くこと約4時間半、やっと白馬岳山頂宿舎に着きました。
稜線は風がきつく、ジッとしているとめちゃ寒い。
休憩中はダウンも着ましたが、それでも寒かったです。

このときの服装は、

ポリ100%Tシャツ(北面)
ポリ100%起毛ロンT(エバーウォーム)
ゴアガッパ(上だけ)
ワッフルパッチ(ユニクロヒートテック)
短パン(グラミヂ)
というナメた格好。


綿ポリロンT(北面)
ウールロンT(?) ←これは着てなかったんだって(9/25追記)
サポートタイツ(ワコール?)
山ズボン
ゴアカッパ(上だけ)
という、こちらもナメた格好。

手先はかじかみ、ちとヤバいなと。
とにかく動こうということで、
白馬岳山頂を目指し再び出発。

分岐にザックを置いていったので、登りはラックラク。
30分ほどで山頂に着き、証拠写真を撮ってすぐに白馬山荘へ逃げ込みました。
山荘はストーブが焚いてあってヌクヌク。
ホットコーヒー(500円だったような)を飲み、
カラダの芯から温めてから次を目指しました。

今日の目標地は、天狗山荘。
途中、杓子岳、鑓ヶ岳を経由していきます。
これがキツかった!
下ったり登ったり、また下ったり登ったり。
風もビュービュー吹いちょります。
歩くとシンドイし、止まると寒い。
こりゃ体力を消耗するはずだわ。
杓子岳と鑓ヶ岳のピークをまくルートもありました。
しかし、天は許してくれても、kkは決して許してくれませんorz。
「ほら、はよ行くで!」とドンドン先を行きます。
今日のkkちゃん、カモシカみたい♥
(と、たまたまご同行していたおっちゃんに
 「奥さん、カモシカみたいですね」と言われ、
 kkは悦に入ってました)
カモシカの後を、ドジでのろまなカメは付いていくだけです。

とまあ、そんなこんなで
登山口から約9時間かけて天狗山荘に到着しました。
その頃にはすっかりアルコールも抜け、
さっそくビール(スーパードリャー350ml500円)で乾杯。
やっぱ山で飲むビールはウマー☆

飲みながらテントを設営していると、
それまでの天候がウソのように陽が射してきてポカポカ陽気に。
この分なら明日、不帰ノ嶮へも行ける!
ということで、早めに酔っぱらって明日に備えよう。
天狗山荘は自炊スペースがあり、テン泊者も利用OK。
食事もありカレー1000円、ラーメン1000円、おでん700円。
(料金はすべてうろ覚えです。スンマセン…)
ボクたちもそこで呑めや食えやをして、19時半頃には爆睡しました。
写真は明日の早朝とればいっか。

午前1時30分。
フライシートを叩く雨音で目が覚める。
強風でテントが揺れる揺れる。
もうガビーン!、であります。
でも、起きていてもしようがないので、
再び爆睡。
4時、まだ雨が降っている。
5時、6時、6時半…。
とりあえず、不帰ノ嶮に行くにしても行かないにしても
そろそろ起きないとマズイので、
小雨になったタイミングを見計らい起床&テントを撤収。
自炊スペースでパンを食べながら情報収集。
山荘の方によると、天候は回復傾向にあるとのこと。
迷う。行くか? 退くか?

…結局、退くことにしました。
「やる後悔より、やらない後悔」。
次の機会を待ちます。

帰りは鑓温泉経由で、猿倉荘へ。
8:00頃に天狗山荘を出発。
9:45頃に鑓温泉に到達。
30分弱休憩して、あとはひたすら下界を目指す。
登りはキライだけど、下りはダイスキ!
重力ってスゴイね。

猿倉荘へ着いたのが13時前。
天狗山荘から5時間ほどでした。
自分たち的にはかなり早いペースで歩いたつもりです。


さて、
ということで、今回はこのあたりで。
どーでもいい感想でスミマセン。
山行中にお会いしたみなさま、ありがとうございました。
またどこかの山でお会いしましょう!
天狗山荘のみなさま、ありがとうございました。
来年またお邪魔します!
感謝、多謝。

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♀10kg



















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コメント

雨、残念でしたね。でも・・・
「やる後悔より、やらない後悔」
そうです、体が無事ならまた行けばいいのですから。

濡れた岩場・鎖場は気を抜くと惨事に繋がりますから、判断は間違ってないと思います。

自分も無理なく楽しい難所歩きをしたいものです。
お互い精進しましょ!
2010/9/21 8:50
こんばんは
白馬三山お疲れ様でした(^O^)/チームD700のYasupisoです(*^_^*)写真はゴールデンパターンのD700+20mmですね。写真から楽しさが伝わってきます!
私も今月の頭に同じルートを歩きました。とにかく疲れました。。。よかったら山行記録訪問してくださいね。
2010/9/21 19:11
ありがとうございます
yarijapanさん、Yasupisoさん
コメント、ありがとうございます。

yarijapanさん
そうですよね、体が無事ならまた行けますよね!
8月から奥穂高(涸沢で撤退)、槍、西穂高へ行き、
根拠のない自信をつけた相方kkは未練たらたらでした(笑)。
来年、またトライしますッ!

Yasupisoさん
ゴールデンです(笑)。
最近は単焦点、特に20mmばかりです。
短い弾なので取り回しがよく、重宝しています。
ただ、たまに望遠を持ってくればと思うこともありますが…。
またちょくちょく、山行記録にお邪魔しますね!

今後ともよろしくお願いします!!
2010/9/22 9:32
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

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