御嶽(田ノ原から剣ヶ峰、摩利支天山)
- GPS
- 06:52
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,116m
- 下り
- 1,110m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・田ノ原登山口には大きな駐車場あり、しかし今回は溢れていた。 ・同駐車場にはレストランもあり。国道19号線からの道中には、そば屋とかあり。 ・田ノ原以外の登山口そばには日帰り温泉がいろいろあるようだ。田ノ原〜木曽福島にある日帰り温泉としては、木曽町の「せせらぎの四季」とか。興趣に欠けるがきれい(今回は臨時休業だったので、わからないけど)だと思われる。やや脇道に逸れるが、王滝の湯(土日のみ)も知られている。他には大桑村のフォレスパ木曽(阿寺温泉)とか。 ・御嶽詣も目立つ。急坂とかは当然ながらあるのだが、登山道としての危険箇所はないものと感じた。 |
写真
感想
天気予報では、今年の高山ハイキングで初めて晴れ。
往復800km近く走る見込み、その甲斐があった。
王滝村手前の道路通行止めのため迂回や、片側交互通行あり。帰りに渋滞しそう。
田ノ原登山口の駐車場からあふれ出した車に混ざって駐車し、登山口へ。頂上部にはガスが。しかし、何となく頂上は晴れの予感。
しばらくは、平坦な道。足慣らしには丁度よい。遊歩道がてらのハイカーも目立つ。こんにちは、と声を掛けても返しが聞こえず、なんとなく残念な気分に。
大江権現を越えて、ようやく登山道の雰囲気に。
やがて、階段が現れ、そのうちに低層木も薄くなり、程なく金剛童子。信仰を表す偶像が随所にあるのだが、ここには集まっている。同じような登り坂をうねり続けて八合目石室。ここからは九合目や王滝頂上がすでに見えており、登山口と見比べて、もう一息と思ってしまう。しかし、これからが本格的な登り。登山者の多さに呼応するように、石段は手入れがなされており、所々幅員も十分にある。すれ違いや追い越しにあまり気遣いがいらないのはありがたい。
やがて、王滝頂上。小屋はすでに窓や出入り口に戸板が打ち付けられて冬支度完了。そのまま石段を登り御嶽神社にお参り。社務所脇から境内を外れると、剣ヶ峰が姿を現す。脇には噴気も見える。火山であることを意識する。地震で王滝村の温泉が壊滅したことを思い出す。
火山らしい岩肌を踏みしめ、剣ヶ峰に到着。小屋は営業中。
最後の急な石段を登ると頂上社殿。その先に、三角点と頂上標識。
頂上標識をバックに写真を撮れば、ニノ池や乗鞍、北アルプス南部の山々が全て収まる。
北アルプスを北から見た山岳同定は慣れているが、当然ながらこちらからは初めてで、今ひとつ自身が持てない。
中央アルプス、南アルプスを久々に見る。登りたくなる。富士は雲の中。
エメラルドグリーンが美しいニノ池を目指してお鉢の縁を一気に下る。
ニノ池はその傍らに立っても美しい。
小屋脇から、緩やかな凹地を抜けて、白竜避難小屋前に。ここで12時を過ぎ、食欲に負ける。食欲が先に立つとろくな事はない。お湯を入れる前のインスタントラーメンをこぼしてしまい、なんとなく薄味になったような気がする。
空腹感を解消し、すぐに出発。摩利支天乗越まで登り、摩利支天と飛騨頂上とどちらに行くものか思案する。結果、乗越よりも低い位置にある日だ頂上よりも岩こごしい摩利支天山のほうが登山意欲をそそられるので、こちらに進むことに。
後々思えば、時間的には両方とも行けたのだが、時間計算を(安全側に)読み違えてしまった。
摩利支天山は、剣ヶ峰の展望台のよう。いかにも氷河と縁がありそうな岩組の頂上は狭く、長居はできない。
来た道を引き返す。
ニノ池を過ぎ、分岐からは巻き道へ。もう当分見ることはないであろうニノ池を振り返る。まだ多くの登山者がゆったりとひなたぼっこをしているのが見える。
八丁ダルミで行きの道と再び合流。後はひたすら来た道を下る。
こんな時間からの登りの登山者もかなりいらっしゃるようだ。御嶽詣での装束も目につく。
はるか下に見えていた田ノ原口がぐんぐんと近づき、再びハイカーに紛れる頃に登山口に帰着。まっすぐレストランに行き、冷たい飲みものを注文。外を見ていると気づかないほどの雨がぱらぱら。
結果論だが、時間を余したものの、降りてきてよかったようにも思う。
ガソリンが気になり一目散に木曽町まで下山したが、奥地の温泉にも行ってみたかった。
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