記録ID: 7885717
全員に公開
山滑走
十和田湖・八甲田
北八甲田から南八甲田 スキー縦走 「あぁ笠松峠」!
2025年03月08日(土) 〜
2025年03月09日(日)


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 12:07
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,302m
- 下り
- 1,481m
コースタイム
1日目
- 山行
- 2:31
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 2:39
距離 3.3km
登り 428m
下り 6m
2日目
- 山行
- 8:28
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 9:13
距離 17.5km
登り 874m
下り 1,475m
15:21
ゴール地点
「八甲田スキー縦走」。この響きにロマンを感じる人は我々と同族である。
「笠松峠」とはBCの聖地青森県「八甲田」エリアの、酸ヶ湯温泉がランドマークである国道13号線冬季通行規制にかかる場所(C区間)にある。規制解除の際に除雪をしてしまうので、北八甲田から南八甲田への往来がスムーズにできるのは今時期の雪が繋がっている時期のみという限定ルートである。
北八甲田は大岳1585mを筆頭に井戸岳(1452m)・硫黄岳(1360m)・小岳(1478m)などが隣接。ロープウェイも整備されており「BCの滑りヤさん達が多く集う場所」、南八甲田はなだらかで歩きパートが多いので「山ヤ系スキーヤーさんが好む場所」、というイメージ(※注・雪華が勝手に思っているだけ)。
この二つのエリアを繋いで歩いたネット記録はほぼないというが、上記主観的理由でそれはそうだろうと頷ける。遊び方の文化が違う人々だと、趣向や集う場所が違うのだ。北八甲田を好む人と南八甲田を好む人はまるで違う。
その趣向が異なるルートを一つに繋げることを数年前からナカジリーダーが温めており、今回は満を持しての決行である。
一日目はガスと強風のため、仙人岱ヒュッテで停滞。二日目は朝イチから硫黄岳を滑り降り、雪のつながった笠松峠を南八甲田へ向かい、樹氷のそびえる駒ヶ峯のたもとで陸奥湾を眺めながら休憩し、岩木山や岩手山まで見える素晴らしい眺望の中、スキー滑走を楽しむことができた。
「笠松峠」とはBCの聖地青森県「八甲田」エリアの、酸ヶ湯温泉がランドマークである国道13号線冬季通行規制にかかる場所(C区間)にある。規制解除の際に除雪をしてしまうので、北八甲田から南八甲田への往来がスムーズにできるのは今時期の雪が繋がっている時期のみという限定ルートである。
北八甲田は大岳1585mを筆頭に井戸岳(1452m)・硫黄岳(1360m)・小岳(1478m)などが隣接。ロープウェイも整備されており「BCの滑りヤさん達が多く集う場所」、南八甲田はなだらかで歩きパートが多いので「山ヤ系スキーヤーさんが好む場所」、というイメージ(※注・雪華が勝手に思っているだけ)。
この二つのエリアを繋いで歩いたネット記録はほぼないというが、上記主観的理由でそれはそうだろうと頷ける。遊び方の文化が違う人々だと、趣向や集う場所が違うのだ。北八甲田を好む人と南八甲田を好む人はまるで違う。
その趣向が異なるルートを一つに繋げることを数年前からナカジリーダーが温めており、今回は満を持しての決行である。
一日目はガスと強風のため、仙人岱ヒュッテで停滞。二日目は朝イチから硫黄岳を滑り降り、雪のつながった笠松峠を南八甲田へ向かい、樹氷のそびえる駒ヶ峯のたもとで陸奥湾を眺めながら休憩し、岩木山や岩手山まで見える素晴らしい眺望の中、スキー滑走を楽しむことができた。
天候 | 1日目 ガス&強風 2日目 快晴〜午後曇り+強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●酸ヶ湯温泉側に1台デポ、城ヶ倉大橋駐車場に2台目をデポ |
コース状況/ 危険箇所等 |
【1日目】 ●酸ヶ湯温泉(標高890m)側から仙人岱ヒュッテで1泊(標高1320m)。 ※天候が良ければ小岳でひと滑りだったが、悪天候のためヒュッテ内で停滞。 【2日目】 ●朝イチ硫黄岳に登り1本滑る。 ●笠松峠から南八甲田の駒ケ峯(標高1416m)を巻き→櫛ケ峰(標高1515m)→横岳(標高1339m)→城ヶ倉大橋駐車場まで。 |
その他周辺情報 | 酸ヶ湯温泉 |
写真
撮影機器:
装備
備考 | 北西斜面はシュカブラばかりだが、クトーはまだ不要な硬さだった。 東南面はパウダーが溜まり快適に滑ることができた。 ただ、もうはや深雪ではないと感じた。 |
---|
感想
このルートはナカジ先生が計画してくださったものです。
冬季の「笠松峠」を越えて北八甲田から南八甲田へルートを繋ぎ、縦走距離を伸ばす醍醐味を感じることができた山行でした。
仙人岱ヒュッテには灯油ストーブがあり、そこで一泊できたことも貴重な体験。
硫黄岳や櫛ケ峯は標高が高いのでまだパウダーが楽しめたし、二日目は快晴に恵まれてとても充実した山行となりました。
やはり北東北に住んでいると、身近で楽しめるのがスキー。
そして、3,000m級の山岳バリエーションの為にも体力は落とせないので、スキーで山の中を歩き周ることはとてもいいトレーニングになります。
南八甲田の景色は八幡平の樹氷があるエリアとよく似ていると感じました。
岩木山・岩手山・陸奥湾も見れて素晴らしい展望でした。
ナカジ先生、計画をありがとうございました。そしてお鍋セットを担いでくれたYUさん、一緒に楽しんでくれたメンバーにもお礼申し上げます。
もう春山ではあるけれど、これからはザラメが楽しめる残雪期のスキーシーズンとなります。また北上山岳会のみなさんと一緒に滑りに行きたいです。
八甲田の樹氷も見ることができ、櫛ケ峯の誰も踏み入れていない斜面を滑り、雪華シェフの手の込んだ料理の数々を堪能し、最高の体験でした。皆さんありがとう。
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