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Yamareco

記録ID: 8148607
全員に公開
山滑走
十和田湖・八甲田

八甲田山BC・大岳、硫黄岳/酸ヶ湯温泉より

2025年05月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
12.5km
登り
912m
下り
913m

コースタイム

日帰り
山行
6:22
休憩
2:44
合計
9:06
6:57
7:02
65
仙人岱
8:07
8:37
56
アオモリトドマツの解説板
9:33
10:54
27
11:21
11:22
33
11:55
12:10
47
12:57
13:22
8
13:30
13:32
15
仙人岱
14:11
酸ヶ湯公共駐車場
天候 霧のち晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
酸ヶ湯公共駐車場を利用しました。無料・トイレ有り。
コース状況/
危険箇所等
十分な積雪で春スキーを楽しめる状況です。大岳山頂へ向かう夏道の上方は地面が出ています。
その他周辺情報 酸ヶ湯温泉にて汗を流しました。
酸ヶ湯公共駐車場

GWとはいえ早朝だからか、広大な駐車場はガラガラ。
ここまでの道中は土砂降りでどうなることかと思いました。
到着時には雨は止んでおり、予報では日中は晴れるとのことで、順調に回復することを祈って出発します。
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酸ヶ湯公共駐車場

GWとはいえ早朝だからか、広大な駐車場はガラガラ。
ここまでの道中は土砂降りでどうなることかと思いました。
到着時には雨は止んでおり、予報では日中は晴れるとのことで、順調に回復することを祈って出発します。
5:05 酸ヶ湯公共駐車場付近の登山口(900m)出発!

ということで天気都合でいつもより遅めの出発。今日はヘッデンを付ける時間がありません。
ほぼ雪に埋もれた登山口の指導標には“八”しか見えていませんでした。
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5:05 酸ヶ湯公共駐車場付近の登山口(900m)出発!

ということで天気都合でいつもより遅めの出発。今日はヘッデンを付ける時間がありません。
ほぼ雪に埋もれた登山口の指導標には“八”しか見えていませんでした。
冬でも入山者が多いようで、立ち木には等間隔に標識が付けられています。
ルートファインディングすることなく、標識に誘導されていきます。
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冬でも入山者が多いようで、立ち木には等間隔に標識が付けられています。
ルートファインディングすることなく、標識に誘導されていきます。
2日前の岩木山の疲れが完全には抜けていないので、緩やかな登りがずっと続くのは有難い。
樹林帯も木々の間隔は広く、下りの滑降も期待できそうです。
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2日前の岩木山の疲れが完全には抜けていないので、緩やかな登りがずっと続くのは有難い。
樹林帯も木々の間隔は広く、下りの滑降も期待できそうです。
周辺の山々には雲が掛かっており、その動きが目に見えるほど。
予報どおり標高を上げた時の強風は覚悟しなくてはいけないようです。
それと登山口から断続的に硫黄の匂いが強く、これほど匂うルートはなかなかないでしょう。
早くも下山後の酸ヶ湯温泉が楽しみです。
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周辺の山々には雲が掛かっており、その動きが目に見えるほど。
予報どおり標高を上げた時の強風は覚悟しなくてはいけないようです。
それと登山口から断続的に硫黄の匂いが強く、これほど匂うルートはなかなかないでしょう。
早くも下山後の酸ヶ湯温泉が楽しみです。
6:03 地獄湯の沢に出る

やや幅は狭いもののきれいな地形の沢です。あとはこのまま沢を詰めていきます。
沢に入った辺りには等間隔でマーキングの竹が刺さっています。
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6:03 地獄湯の沢に出る

やや幅は狭いもののきれいな地形の沢です。あとはこのまま沢を詰めていきます。
沢に入った辺りには等間隔でマーキングの竹が刺さっています。
前方を見上げると遂に雲の中へ突入するようです。まだ朝とはいえ、予報どおりに回復するかどうか不安でした。
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前方を見上げると遂に雲の中へ突入するようです。まだ朝とはいえ、予報どおりに回復するかどうか不安でした。
白馬大雪渓ほど大量ではないけど、沢床には石が散在しています。
滑降時にはスキーに当てないよう要注意。

余談ながら猿倉の駐車場が地割れで使えなくなっているらしく、白馬岳や鑓温泉へ非常に行き辛くなっています。
せっかく残雪が多いシーズンなのに残念です。
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白馬大雪渓ほど大量ではないけど、沢床には石が散在しています。
滑降時にはスキーに当てないよう要注意。

余談ながら猿倉の駐車場が地割れで使えなくなっているらしく、白馬岳や鑓温泉へ非常に行き辛くなっています。
せっかく残雪が多いシーズンなのに残念です。
沢を登り詰めた頃、酸ヶ湯と表記された指導標を目にしました。
いずれ夏にも来てみたいです。
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沢を登り詰めた頃、酸ヶ湯と表記された指導標を目にしました。
いずれ夏にも来てみたいです。
標高を大分上げたこともあり、けっこう風当たりがきつくなってきました。
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標高を大分上げたこともあり、けっこう風当たりがきつくなってきました。
7:12 大岳南山麓(1300m)

GPSも併用して現在地確認。ここから大岳山頂を目指せるなと登行開始することにしました。
山頂手前では夏道が出ている情報を得ていたので、途中からシートラ前提です。
しかしスキーで登頂できることを後々知ることになります。
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7:12 大岳南山麓(1300m)

GPSも併用して現在地確認。ここから大岳山頂を目指せるなと登行開始することにしました。
山頂手前では夏道が出ている情報を得ていたので、途中からシートラ前提です。
しかしスキーで登頂できることを後々知ることになります。
一瞬雲が切れて視界が開けました。眼前に見えているのは1338m標高点ピーク。
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一瞬雲が切れて視界が開けました。眼前に見えているのは1338m標高点ピーク。
西から強風が吹きつけて雲が切れる気配がないけど、回復するという予報を信じて登ります。
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西から強風が吹きつけて雲が切れる気配がないけど、回復するという予報を信じて登ります。
均一な中斜面で、ここを滑っても気持ち良さそう。
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均一な中斜面で、ここを滑っても気持ち良さそう。
8:02 濃い樹林帯に突き当たる

この少し上で密林に阻まれシール登行を断念。シートラに切り換えます。
アイゼンを装着して密林に分け入りました。
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8:02 濃い樹林帯に突き当たる

この少し上で密林に阻まれシール登行を断念。シートラに切り換えます。
アイゼンを装着して密林に分け入りました。
8:30 シートラに切り換えるとすぐ夏道に出る。

いきなり全く雪の無い夏道に飛び出しました!
せっかく装着したばかりのアイゼンも不要と判断し、この少し先で外しました。
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8:30 シートラに切り換えるとすぐ夏道に出る。

いきなり全く雪の無い夏道に飛び出しました!
せっかく装着したばかりのアイゼンも不要と判断し、この少し先で外しました。
アオモリトドマツについては分かったけど、なかなか晴れる気配がないのでテンションは下がっていました。

GPSで現在地を確認すると山頂までもう遠くはない。
このまま登り続けても、暴風の山頂で晴れ待ちする羽目になると考え、
途中の風当りの弱いところで時間調整に入りました。
アオモリトドマツについては分かったけど、なかなか晴れる気配がないのでテンションは下がっていました。

GPSで現在地を確認すると山頂までもう遠くはない。
このまま登り続けても、暴風の山頂で晴れ待ちする羽目になると考え、
途中の風当りの弱いところで時間調整に入りました。
次第に雲間から日射しが届くことが多くなりました!
風は未だ強いけどもういいでしょう。ということで山頂へ向かいます。
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次第に雲間から日射しが届くことが多くなりました!
風は未だ強いけどもういいでしょう。ということで山頂へ向かいます。
9:33 八甲田山・大岳山頂(1584.5m)到着!!

着きました!!
でも山頂にはしつこく西側から雲が掛かり、なかなか晴れ渡りません。
風は強いけど真冬と違って凍える寒さではないので待ちます。
9:33 八甲田山・大岳山頂(1584.5m)到着!!

着きました!!
でも山頂にはしつこく西側から雲が掛かり、なかなか晴れ渡りません。
風は強いけど真冬と違って凍える寒さではないので待ちます。
約10分後…

なんだかぼんやりと景色が!
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約10分後…

なんだかぼんやりと景色が!
晴れました!!!

いきなりの初めてとなる八甲田山での景色!
眼下に大岳の火口、東側には小岳、高田大岳、雛岳が現れて感動しました!
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晴れました!!!

いきなりの初めてとなる八甲田山での景色!
眼下に大岳の火口、東側には小岳、高田大岳、雛岳が現れて感動しました!
粘り勝ちの八甲田山・大岳山頂でした!
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粘り勝ちの八甲田山・大岳山頂でした!
やっと晴れた八甲田山・大岳山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
3
やっと晴れた八甲田山・大岳山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
一等三角点
点名:「八甲田山」
標高:1584.25m

国土地理院による標高成果の改定があり、微妙に低くなったでしょうか。
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一等三角点
点名:「八甲田山」
標高:1584.25m

国土地理院による標高成果の改定があり、微妙に低くなったでしょうか。
すぐ北側には井戸岳。あちらも立派なお鉢が見えています。
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すぐ北側には井戸岳。あちらも立派なお鉢が見えています。
井戸岳の北西には田茂萢岳でしょうか。
八甲田山もロープウェイで上がれる山ですが、強風の日は運休で使えないと山行中に地元の方から聞きました。
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井戸岳の北西には田茂萢岳でしょうか。
八甲田山もロープウェイで上がれる山ですが、強風の日は運休で使えないと山行中に地元の方から聞きました。
強風に耐えて滞在すること1時間半。すっかり晴れ渡り、津軽平野を広く見渡せました。
2日前に登ったばかりの岩木山を見たかったけど、残念ながら大岳からは見えませんでした。
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強風に耐えて滞在すること1時間半。すっかり晴れ渡り、津軽平野を広く見渡せました。
2日前に登ったばかりの岩木山を見たかったけど、残念ながら大岳からは見えませんでした。
山頂滞在中に南東側からシール登行されてきた山スキーヤーの方々と出会い、
スキーが使えるルートを教えていただきました。ありがとうございました。
回り道にはなるけど、風下側に当たる大岳の南東側は雪が繋がっていたのでした!
事前に下調べはしていたけど、自分の研究不足でした。
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山頂滞在中に南東側からシール登行されてきた山スキーヤーの方々と出会い、
スキーが使えるルートを教えていただきました。ありがとうございました。
回り道にはなるけど、風下側に当たる大岳の南東側は雪が繋がっていたのでした!
事前に下調べはしていたけど、自分の研究不足でした。
10:54 八甲田山・大岳山頂出発!

山頂から火口の縁を辿るように滑降開始します!
続々と後続の山スキーヤーの方々が登られていたので慎重に下りていきます。
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10:54 八甲田山・大岳山頂出発!

山頂から火口の縁を辿るように滑降開始します!
続々と後続の山スキーヤーの方々が登られていたので慎重に下りていきます。
東側から見る大岳山頂と火口。正に積雪期限定の光景でしょう。
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東側から見る大岳山頂と火口。正に積雪期限定の光景でしょう。
火口縁を過ぎると大岳南東側の大斜面が現れました!
斜面上方にはクラックがあるので注意。多少ポコポコしてるけど、気持ち良く滑れました!
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火口縁を過ぎると大岳南東側の大斜面が現れました!
斜面上方にはクラックがあるので注意。多少ポコポコしてるけど、気持ち良く滑れました!
三兄弟のように並ぶ小岳、高田大岳、雛岳。
八甲田山は何度も来ないといけない山です。
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三兄弟のように並ぶ小岳、高田大岳、雛岳。
八甲田山は何度も来ないといけない山です。
大岳山頂からの標高差は200mほど。距離も長くないのであっという間でした!
でもきれいな大斜面で最高でした!

地形図と周囲の地形を見比べ、仙人岱避難小屋を目指します。
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大岳山頂からの標高差は200mほど。距離も長くないのであっという間でした!
でもきれいな大斜面で最高でした!

地形図と周囲の地形を見比べ、仙人岱避難小屋を目指します。
11:21 仙人岱避難小屋(1320m)

この山域での拠点となりそうな仙人岱避難小屋に到着。背後には30分前まで居た大岳。
登頂まで雲が取れなかったので、この時初めて大岳を見ました。こんなきれいな形の山だったのでした!
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11:21 仙人岱避難小屋(1320m)

この山域での拠点となりそうな仙人岱避難小屋に到着。背後には30分前まで居た大岳。
登頂まで雲が取れなかったので、この時初めて大岳を見ました。こんなきれいな形の山だったのでした!
次の目標である硫黄岳へ向かいます!
こちらもきれいな山容でありながら、夏道の無い積雪期限定の山です。
次の目標である硫黄岳へ向かいます!
こちらもきれいな山容でありながら、夏道の無い積雪期限定の山です。
仙人岱避難小屋から一直線に進みます。視界があるというのは良いものです。

硫黄岳の登りを前に再びシールを貼って出発。
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仙人岱避難小屋から一直線に進みます。視界があるというのは良いものです。

硫黄岳の登りを前に再びシールを貼って出発。
硫黄岳への登りは70mほど。この頃太陽に日傘が掛かっていました。
例年になく不安定な天候のGW。明日は再び雨の見込みで、
遠征最終目標となる鳥海山への移動日に充てています。
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硫黄岳への登りは70mほど。この頃太陽に日傘が掛かっていました。
例年になく不安定な天候のGW。明日は再び雨の見込みで、
遠征最終目標となる鳥海山への移動日に充てています。
まもなく硫黄岳へ着く頃、大岳や小岳の素晴らしい景観を得られました!
八甲田山の山々は一座一座が本当にこれぞ火山という格好良さがあります。
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まもなく硫黄岳へ着く頃、大岳や小岳の素晴らしい景観を得られました!
八甲田山の山々は一座一座が本当にこれぞ火山という格好良さがあります。
八甲田山最高峰の大岳。東側が滑降できた大斜面で、登りに使った南側は途中から夏道となります。
この景色を観れば一目瞭然で、スキーであれば東側から回り込むのが得策でしょう。
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八甲田山最高峰の大岳。東側が滑降できた大斜面で、登りに使った南側は途中から夏道となります。
この景色を観れば一目瞭然で、スキーであれば東側から回り込むのが得策でしょう。
11:55 硫黄岳山頂(1360.4m)到着!!

南北に細長い頂稜を持つ硫黄岳に到着。三角点があるけど深い雪の下で確認不可。
風上側が高くなっており、ここでは比較的風は穏やかでした。
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11:55 硫黄岳山頂(1360.4m)到着!!

南北に細長い頂稜を持つ硫黄岳に到着。三角点があるけど深い雪の下で確認不可。
風上側が高くなっており、ここでは比較的風は穏やかでした。
硫黄岳は北八甲田連峰の中では南側に位置しており、南八甲田連峰を広く見渡すことができました。
あちらにも山スキールートがいくつもとれるということで、八甲田山にも通わないといけないと思います。
自分が登り下りしたのは八甲田山の中でごくごく限られた範囲で、八甲田山の魅力の一部に触れたに過ぎません。
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硫黄岳は北八甲田連峰の中では南側に位置しており、南八甲田連峰を広く見渡すことができました。
あちらにも山スキールートがいくつもとれるということで、八甲田山にも通わないといけないと思います。
自分が登り下りしたのは八甲田山の中でごくごく限られた範囲で、八甲田山の魅力の一部に触れたに過ぎません。
小岳、高田大岳を見やりながら、再び滑降準備に入ります。
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小岳、高田大岳を見やりながら、再び滑降準備に入ります。
硫黄岳東斜面へ満を持して滑降開始!
だいぶザラメ化していてスキーが走ります!!ここは思い切って大回りしました。
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硫黄岳東斜面へ満を持して滑降開始!
だいぶザラメ化していてスキーが走ります!!ここは思い切って大回りしました。
時間にするとあっという間!
でも本当に最高でした!
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時間にするとあっという間!
でも本当に最高でした!
睡蓮沼を目指すルート沿いにはマーキングの竹が刺さっています。
八甲田山は本当にどこまでも滑っていきたくなる光景に溢れています。
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睡蓮沼を目指すルート沿いにはマーキングの竹が刺さっています。
八甲田山は本当にどこまでも滑っていきたくなる光景に溢れています。
12:34 登り返し開始(1210m)

再びシールを貼って、仙人岱避難小屋へ登り返しに掛かります。
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12:34 登り返し開始(1210m)

再びシールを貼って、仙人岱避難小屋へ登り返しに掛かります。
先ほど滑ったばかりの斜面を見ながらの登り返しは心楽しいものでした。
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先ほど滑ったばかりの斜面を見ながらの登り返しは心楽しいものでした。
天候万全でいつもどおり早発できていたら、硫黄岳をおかわりしたいところでした。
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天候万全でいつもどおり早発できていたら、硫黄岳をおかわりしたいところでした。
12:57 仙人岱避難小屋到着

約150mを30分弱で登り返して、仙人岱避難小屋へ戻ってきました。
ここで再びシールを剥がして滑降準備。あとは酸ヶ湯温泉へ下りるだけです。
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12:57 仙人岱避難小屋到着

約150mを30分弱で登り返して、仙人岱避難小屋へ戻ってきました。
ここで再びシールを剥がして滑降準備。あとは酸ヶ湯温泉へ下りるだけです。
小休止中も大岳を見上げていました。その名に相応しい堂々とした山容です!
自分は最短距離に拘って夏道経由としたけど、次に来るなら東側の斜面からシール登行一択です。
なおこの日はGW後半初日ということで、東斜面には多くの登山者の方々が居られました。
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小休止中も大岳を見上げていました。その名に相応しい堂々とした山容です!
自分は最短距離に拘って夏道経由としたけど、次に来るなら東側の斜面からシール登行一択です。
なおこの日はGW後半初日ということで、東斜面には多くの登山者の方々が居られました。
13:22 仙人岱避難小屋出発

30分弱の滞在で出発。いよいよ待望の酸ヶ湯温泉へと下りていきます!
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13:22 仙人岱避難小屋出発

30分弱の滞在で出発。いよいよ待望の酸ヶ湯温泉へと下りていきます!
アオモリトドマツの森を縫って大岳の南山麓へ。
視界があれば全く迷うことはありません。
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アオモリトドマツの森を縫って大岳の南山麓へ。
視界があれば全く迷うことはありません。
ルート沿いには指導標豊富です。
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ルート沿いには指導標豊富です。
眼前には霧の中を登り始めた谷間が見えてきました。
この先で登りルートと合流します。
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眼前には霧の中を登り始めた谷間が見えてきました。
この先で登りルートと合流します。
その名のとおり硫黄の匂い漂う地獄湯の沢での滑降。
石や登山者に気を付けて下りていきます。朝はやや硬かったけど、すっかり雪面が緩んで滑りやすいです。
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その名のとおり硫黄の匂い漂う地獄湯の沢での滑降。
石や登山者に気を付けて下りていきます。朝はやや硬かったけど、すっかり雪面が緩んで滑りやすいです。
沢床からすぐに樹林帯へ。できるだけ滑降も楽しめるよう、意識して滑っていきます。
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沢床からすぐに樹林帯へ。できるだけ滑降も楽しめるよう、意識して滑っていきます。
樹林帯も樹間が広いので、気持ち良く滑れます!
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樹林帯も樹間が広いので、気持ち良く滑れます!
次第に斜度が無くなってきたので、あとは直滑降で下りていきます。
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次第に斜度が無くなってきたので、あとは直滑降で下りていきます。
樹林帯を気持ち良く落としていたら、遂に酸ヶ湯温泉の建物が見えてきました!
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樹林帯を気持ち良く落としていたら、遂に酸ヶ湯温泉の建物が見えてきました!
14:11 酸ヶ湯公共駐車場付近の登山口到着!

仙人岱避難小屋から約50分の滑降!
登りの時はずっと曇りと霧で長く感じたので、下りは本当にあっという間でした。

朝はガラガラだった駐車場には多くの車が停まっていました。
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14:11 酸ヶ湯公共駐車場付近の登山口到着!

仙人岱避難小屋から約50分の滑降!
登りの時はずっと曇りと霧で長く感じたので、下りは本当にあっという間でした。

朝はガラガラだった駐車場には多くの車が停まっていました。
お疲れさまでした!
もう頭の中は酸ヶ湯温泉でいっぱい。
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お疲れさまでした!
もう頭の中は酸ヶ湯温泉でいっぱい。
山スキー道具の片付けを終えると、車はそのまま公共駐車場に置いて酸ヶ湯温泉へ向かいます。
駐車場からは大岳がよく見えています!登頂時に晴れてくれて何よりでした。
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山スキー道具の片付けを終えると、車はそのまま公共駐車場に置いて酸ヶ湯温泉へ向かいます。
駐車場からは大岳がよく見えています!登頂時に晴れてくれて何よりでした。
GWということで多くの車でごった返す酸ヶ湯温泉。どうやら建物前は宿泊客用の駐車場のようです。
車中泊専門の自分からすると、まるで別世界のことのよう。酸ヶ湯温泉の建物は本当に重厚で、普通の日帰り温泉と一線を画しています。

日帰り入浴料は1000円。(貸バスタオル・持ち帰り可能のタオル付)

掛け湯だけして浴槽に浸かるワイルドな温泉でした。自分の好きな伊香保の露天風呂と同じ様式です。
真っ茶色のお湯で目に入ると沁みて痛いです!本当に温泉らしい温泉でした。心ゆくまでほっこりしました。
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GWということで多くの車でごった返す酸ヶ湯温泉。どうやら建物前は宿泊客用の駐車場のようです。
車中泊専門の自分からすると、まるで別世界のことのよう。酸ヶ湯温泉の建物は本当に重厚で、普通の日帰り温泉と一線を画しています。

日帰り入浴料は1000円。(貸バスタオル・持ち帰り可能のタオル付)

掛け湯だけして浴槽に浸かるワイルドな温泉でした。自分の好きな伊香保の露天風呂と同じ様式です。
真っ茶色のお湯で目に入ると沁みて痛いです!本当に温泉らしい温泉でした。心ゆくまでほっこりしました。
岩木山の眺望!!

帰り道、城ヶ倉大橋横の展望台から岩木山を見ることができました!
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岩木山の眺望!!

帰り道、城ヶ倉大橋横の展望台から岩木山を見ることができました!
今回の遠征で岩木山、八甲田山と青森県の名峰を満喫できました!
どうにか二座とも晴れてくれて好天に感謝です。

翌日は遠征最終目標となる鳥海山へ向けて秋田県を南下します。
このあとは弘前でラーメンを食してから、車中泊のため道の駅碇ヶ関へ向かうのでした。
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今回の遠征で岩木山、八甲田山と青森県の名峰を満喫できました!
どうにか二座とも晴れてくれて好天に感謝です。

翌日は遠征最終目標となる鳥海山へ向けて秋田県を南下します。
このあとは弘前でラーメンを食してから、車中泊のため道の駅碇ヶ関へ向かうのでした。

装備

個人装備
山スキー ポール シール スキーアイゼン マムート・アバランチビーコン Barryvox ブーツ 携帯用ワックス 携帯用ブラシ 長袖シャツ レインウェア タイツ ズボン スキー用靴下 グローブ 予備手袋 ネックウォーマー 薄手のビーニー ザック 12本爪アイゼン ピッケル 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS アマチュア無線機 無線従事者免許証 無線局免許状 発煙筒 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 サングラス タオル 一眼レフカメラ 広角ズームレンズ 三脚 ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

青森遠征において岩木山に続き訪れた八甲田山。
八甲田連峰というだけあって、初見だとどこをどう動いたら良いかと迷うくらい山が点在しています。
山頂で出会ってスキー向けのルートを教えていただいた山スキーヤーの方々にこの場をお借りして改めてお礼申し上げます。

自分の期待よりは遅くなったけど、大岳山頂でやっと晴れてくれました!
多くの火山が並び立つ八甲田山の眺望を満喫し、火口縁をなぞるように滑降開始。
大岳、そして硫黄岳と2つの大斜面で爽快に滑ることができました。
(元々の予定は夏道を戻って途中から滑降して硫黄岳へ向かうというものでした)

八甲田山は一つ一つの斜面は長くはないけど、効率よく山を繋いで好みの斜面を滑るという感じで、工夫次第でいろいろ自由度の高い行程が組めそうです。一度だけでなく何度でも訪れたい山です。

ルート沿いでずっと硫黄臭が漂うというのも、八甲田山の台地の力を感じるようで他ではなかなかないものでした。下山後の酸ヶ湯温泉は多くの方が訪れるのも納得の名湯です。
本当に八甲田山を満喫できた思い出深い一日となりました!

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コメント

青森遠征でしたか!
ゆつくり、はいけんさせていただきます
2025/5/12 6:29
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わぁー!! もう一座 行かれてたのですね。UPがたのしみです。

 やはり 展望があるとないでは 
 あるほうが100倍いいですね。
 ほんと 私も展望大好きです。

雪があるのかないのか、
 調べるのは大変でしょうね。
 地元の方の情報 ありがたいでしたね。

ほんとに晴れてきて、展望にめぐまれて、
 よかった、よかったですね。
 重厚な温泉の建物 
 わたしは 道後温泉を思い出しました。
 岩城山もみえて、ラッキー。
旅情あふれる レポ ありがとうございます。
2025/5/12 9:43
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mayasanpoさん、続けて八甲田山の山行記録も観ていただきましてありがとうございます!

予報は午前中から次第に晴れてくるということでしたが、晴れるまで長かったです。
道の駅碇ヶ関から八甲田山へ向かう道中はハンドルが取られそうになるくらい土砂降りでした。

遠路はるばるやってきたわけですから、展望無しだと目も当てられません。
まあ晴れてくれて本当に良かったです。
GWはだいたい安定して晴れることが多いですが、今年の東北は本当に不安定でした。
出発直前まで天気予報を見ながら、旅程を何度か組み直していました。

八甲田山の山行記録をみると、ロープウェイ起点のものが多かったです。
でも自分はリフトやロープウェイなどは極力使いたくないのです。
やはり自分の足で登った分、滑り降りるのが山スキーの醍醐味だと思っています。
山頂で地元の方とお話しできたのは幸運でした。

道後温泉は自分は行ったことがないんですよ。四国は実家から近いのに積み残してます。
酸ヶ湯温泉は豪雪地帯でして、よく冬場の天気予報で紹介される場所です。
正しく登山口にある温泉でして、八甲田山に来たら入らなければと即決していました。

自分は元々旅好きでして、この意味でもmayasanpoさんにお楽しみいただけましたら嬉しいです。
このたびもありがとうございました!
2025/5/12 21:47
プロフィール画像
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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 十和田湖・八甲田 [日帰り]
八甲田大岳 酸ヶ湯温泉からの周回ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 十和田湖・八甲田 [日帰り]
大岳 鬼面岩コース
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
ハイキング 十和田湖・八甲田 [日帰り]
大岳(酸ヶ湯温泉)
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
雪山ハイキング 十和田湖・八甲田 [日帰り]
酸ヶ湯仙人岱往復
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
1/5
ハイキング 十和田湖・八甲田 [日帰り]
酸ヶ湯公共p・小岳・高田大岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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