記録ID: 8148607
全員に公開
山滑走
十和田湖・八甲田
八甲田山BC・大岳、硫黄岳/酸ヶ湯温泉より
2025年05月03日(土) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 912m
- 下り
- 913m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 2:44
- 合計
- 9:06
6:57
7:02
65分
仙人岱
8:07
8:37
56分
アオモリトドマツの解説板
13:30
13:32
15分
仙人岱
14:11
酸ヶ湯公共駐車場
天候 | 霧のち晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
十分な積雪で春スキーを楽しめる状況です。大岳山頂へ向かう夏道の上方は地面が出ています。 |
その他周辺情報 | 酸ヶ湯温泉にて汗を流しました。 |
写真
酸ヶ湯公共駐車場
GWとはいえ早朝だからか、広大な駐車場はガラガラ。
ここまでの道中は土砂降りでどうなることかと思いました。
到着時には雨は止んでおり、予報では日中は晴れるとのことで、順調に回復することを祈って出発します。
GWとはいえ早朝だからか、広大な駐車場はガラガラ。
ここまでの道中は土砂降りでどうなることかと思いました。
到着時には雨は止んでおり、予報では日中は晴れるとのことで、順調に回復することを祈って出発します。
5:05 酸ヶ湯公共駐車場付近の登山口(900m)出発!
ということで天気都合でいつもより遅めの出発。今日はヘッデンを付ける時間がありません。
ほぼ雪に埋もれた登山口の指導標には“八”しか見えていませんでした。
ということで天気都合でいつもより遅めの出発。今日はヘッデンを付ける時間がありません。
ほぼ雪に埋もれた登山口の指導標には“八”しか見えていませんでした。
周辺の山々には雲が掛かっており、その動きが目に見えるほど。
予報どおり標高を上げた時の強風は覚悟しなくてはいけないようです。
それと登山口から断続的に硫黄の匂いが強く、これほど匂うルートはなかなかないでしょう。
早くも下山後の酸ヶ湯温泉が楽しみです。
予報どおり標高を上げた時の強風は覚悟しなくてはいけないようです。
それと登山口から断続的に硫黄の匂いが強く、これほど匂うルートはなかなかないでしょう。
早くも下山後の酸ヶ湯温泉が楽しみです。
白馬大雪渓ほど大量ではないけど、沢床には石が散在しています。
滑降時にはスキーに当てないよう要注意。
余談ながら猿倉の駐車場が地割れで使えなくなっているらしく、白馬岳や鑓温泉へ非常に行き辛くなっています。
せっかく残雪が多いシーズンなのに残念です。
滑降時にはスキーに当てないよう要注意。
余談ながら猿倉の駐車場が地割れで使えなくなっているらしく、白馬岳や鑓温泉へ非常に行き辛くなっています。
せっかく残雪が多いシーズンなのに残念です。
7:12 大岳南山麓(1300m)
GPSも併用して現在地確認。ここから大岳山頂を目指せるなと登行開始することにしました。
山頂手前では夏道が出ている情報を得ていたので、途中からシートラ前提です。
しかしスキーで登頂できることを後々知ることになります。
GPSも併用して現在地確認。ここから大岳山頂を目指せるなと登行開始することにしました。
山頂手前では夏道が出ている情報を得ていたので、途中からシートラ前提です。
しかしスキーで登頂できることを後々知ることになります。
アオモリトドマツについては分かったけど、なかなか晴れる気配がないのでテンションは下がっていました。
GPSで現在地を確認すると山頂までもう遠くはない。
このまま登り続けても、暴風の山頂で晴れ待ちする羽目になると考え、
途中の風当りの弱いところで時間調整に入りました。
GPSで現在地を確認すると山頂までもう遠くはない。
このまま登り続けても、暴風の山頂で晴れ待ちする羽目になると考え、
途中の風当りの弱いところで時間調整に入りました。
山頂滞在中に南東側からシール登行されてきた山スキーヤーの方々と出会い、
スキーが使えるルートを教えていただきました。ありがとうございました。
回り道にはなるけど、風下側に当たる大岳の南東側は雪が繋がっていたのでした!
事前に下調べはしていたけど、自分の研究不足でした。
スキーが使えるルートを教えていただきました。ありがとうございました。
回り道にはなるけど、風下側に当たる大岳の南東側は雪が繋がっていたのでした!
事前に下調べはしていたけど、自分の研究不足でした。
11:21 仙人岱避難小屋(1320m)
この山域での拠点となりそうな仙人岱避難小屋に到着。背後には30分前まで居た大岳。
登頂まで雲が取れなかったので、この時初めて大岳を見ました。こんなきれいな形の山だったのでした!
この山域での拠点となりそうな仙人岱避難小屋に到着。背後には30分前まで居た大岳。
登頂まで雲が取れなかったので、この時初めて大岳を見ました。こんなきれいな形の山だったのでした!
硫黄岳は北八甲田連峰の中では南側に位置しており、南八甲田連峰を広く見渡すことができました。
あちらにも山スキールートがいくつもとれるということで、八甲田山にも通わないといけないと思います。
自分が登り下りしたのは八甲田山の中でごくごく限られた範囲で、八甲田山の魅力の一部に触れたに過ぎません。
あちらにも山スキールートがいくつもとれるということで、八甲田山にも通わないといけないと思います。
自分が登り下りしたのは八甲田山の中でごくごく限られた範囲で、八甲田山の魅力の一部に触れたに過ぎません。
小休止中も大岳を見上げていました。その名に相応しい堂々とした山容です!
自分は最短距離に拘って夏道経由としたけど、次に来るなら東側の斜面からシール登行一択です。
なおこの日はGW後半初日ということで、東斜面には多くの登山者の方々が居られました。
自分は最短距離に拘って夏道経由としたけど、次に来るなら東側の斜面からシール登行一択です。
なおこの日はGW後半初日ということで、東斜面には多くの登山者の方々が居られました。
14:11 酸ヶ湯公共駐車場付近の登山口到着!
仙人岱避難小屋から約50分の滑降!
登りの時はずっと曇りと霧で長く感じたので、下りは本当にあっという間でした。
朝はガラガラだった駐車場には多くの車が停まっていました。
仙人岱避難小屋から約50分の滑降!
登りの時はずっと曇りと霧で長く感じたので、下りは本当にあっという間でした。
朝はガラガラだった駐車場には多くの車が停まっていました。
GWということで多くの車でごった返す酸ヶ湯温泉。どうやら建物前は宿泊客用の駐車場のようです。
車中泊専門の自分からすると、まるで別世界のことのよう。酸ヶ湯温泉の建物は本当に重厚で、普通の日帰り温泉と一線を画しています。
日帰り入浴料は1000円。(貸バスタオル・持ち帰り可能のタオル付)
掛け湯だけして浴槽に浸かるワイルドな温泉でした。自分の好きな伊香保の露天風呂と同じ様式です。
真っ茶色のお湯で目に入ると沁みて痛いです!本当に温泉らしい温泉でした。心ゆくまでほっこりしました。
車中泊専門の自分からすると、まるで別世界のことのよう。酸ヶ湯温泉の建物は本当に重厚で、普通の日帰り温泉と一線を画しています。
日帰り入浴料は1000円。(貸バスタオル・持ち帰り可能のタオル付)
掛け湯だけして浴槽に浸かるワイルドな温泉でした。自分の好きな伊香保の露天風呂と同じ様式です。
真っ茶色のお湯で目に入ると沁みて痛いです!本当に温泉らしい温泉でした。心ゆくまでほっこりしました。
装備
個人装備 |
山スキー
ポール
シール
スキーアイゼン
マムート・アバランチビーコン Barryvox
ブーツ
携帯用ワックス
携帯用ブラシ
長袖シャツ
レインウェア
タイツ
ズボン
スキー用靴下
グローブ
予備手袋
ネックウォーマー
薄手のビーニー
ザック
12本爪アイゼン
ピッケル
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
アマチュア無線機
無線従事者免許証
無線局免許状
発煙筒
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
タオル
一眼レフカメラ
広角ズームレンズ
三脚
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
青森遠征において岩木山に続き訪れた八甲田山。
八甲田連峰というだけあって、初見だとどこをどう動いたら良いかと迷うくらい山が点在しています。
山頂で出会ってスキー向けのルートを教えていただいた山スキーヤーの方々にこの場をお借りして改めてお礼申し上げます。
自分の期待よりは遅くなったけど、大岳山頂でやっと晴れてくれました!
多くの火山が並び立つ八甲田山の眺望を満喫し、火口縁をなぞるように滑降開始。
大岳、そして硫黄岳と2つの大斜面で爽快に滑ることができました。
(元々の予定は夏道を戻って途中から滑降して硫黄岳へ向かうというものでした)
八甲田山は一つ一つの斜面は長くはないけど、効率よく山を繋いで好みの斜面を滑るという感じで、工夫次第でいろいろ自由度の高い行程が組めそうです。一度だけでなく何度でも訪れたい山です。
ルート沿いでずっと硫黄臭が漂うというのも、八甲田山の台地の力を感じるようで他ではなかなかないものでした。下山後の酸ヶ湯温泉は多くの方が訪れるのも納得の名湯です。
本当に八甲田山を満喫できた思い出深い一日となりました!
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ゆつくり、はいけんさせていただきます
やはり 展望があるとないでは
あるほうが100倍いいですね。
ほんと 私も展望大好きです。
雪があるのかないのか、
調べるのは大変でしょうね。
地元の方の情報 ありがたいでしたね。
ほんとに晴れてきて、展望にめぐまれて、
よかった、よかったですね。
重厚な温泉の建物
わたしは 道後温泉を思い出しました。
岩城山もみえて、ラッキー。
旅情あふれる レポ ありがとうございます。
予報は午前中から次第に晴れてくるということでしたが、晴れるまで長かったです。
道の駅碇ヶ関から八甲田山へ向かう道中はハンドルが取られそうになるくらい土砂降りでした。
遠路はるばるやってきたわけですから、展望無しだと目も当てられません。
まあ晴れてくれて本当に良かったです。
GWはだいたい安定して晴れることが多いですが、今年の東北は本当に不安定でした。
出発直前まで天気予報を見ながら、旅程を何度か組み直していました。
八甲田山の山行記録をみると、ロープウェイ起点のものが多かったです。
でも自分はリフトやロープウェイなどは極力使いたくないのです。
やはり自分の足で登った分、滑り降りるのが山スキーの醍醐味だと思っています。
山頂で地元の方とお話しできたのは幸運でした。
道後温泉は自分は行ったことがないんですよ。四国は実家から近いのに積み残してます。
酸ヶ湯温泉は豪雪地帯でして、よく冬場の天気予報で紹介される場所です。
正しく登山口にある温泉でして、八甲田山に来たら入らなければと即決していました。
自分は元々旅好きでして、この意味でもmayasanpoさんにお楽しみいただけましたら嬉しいです。
このたびもありがとうございました!
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