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Yamareco

記録ID: 7887199
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山滑走
鳥海山

鳥海山 もう一つの中島台ルート(レクリエーションの森〜七高山)

2025年03月09日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 秋田県 山形県
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
11:59
距離
27.0km
登り
1,988m
下り
1,989m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:04
休憩
0:51
合計
11:55
距離 27.0km 登り 1,988m 下り 1,989m
10:36
89
12:05
12:41
5
12:46
144
16:01
27
16:28
15
16:43
中島台レクリエーションの森
天候 晴れ、時々曇り
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中島台レクリエーションの森まで除雪されており、自家用車で入れる。
駐車場はまだ除雪されていないので、路上に縦列駐車。
快晴の休日とあってか4時半の時点で10台くらい並んでおり、入山者は多かったようだ。
コース状況/
危険箇所等
●県道58号除雪終点〜氷ノ薬師〜七高山
通常の中島台ルートとは異なるルート。
レクリエーションの森から矢島方面へ、道路やショートカットを歩いてアプローチする。
矢島方面の県道はまだ除雪されていないので、最初からスキーで歩ける。
県道を抜けた後は石禿川と白雪川に挟まれた台地状の地形を進み、終盤は氷ノ薬師で秡川・猿倉ルートと合流。
最後は、秡川・猿倉ルートと同じルートで七高山へ登る。
訪れる人はあまり居らず、晴天の休日であってもトレースがあることは殆ど無い。
距離と累積標高は通常の中島台ルートとほぼ同じ位だが、基本的には自力ラッセルになるのでコースタイムは長くなる傾向にある。

進行ルートは外輪山北側の高台に位置しており、北西風の影響を強く受ける。
通常の中島台ルートよりもウィンドクラストが激しいので、風の強い日はスキールートに選ばない方が良い。

標高1500〜1700mの区間は急斜面。且つ、このエリアは特にクラストしやすい。
また、雪付きが悪い箇所も多々見受けられるので、滑走の際はこの区間が難所になる。
滑走中は、突然の雪質変化や突き出た岩との接触に注意。
中島台レクリエーションの森から出発。
まずは県道歩きからスタート。
矢島方面へ向かって進む。
2025年03月09日 04:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 4:55
中島台レクリエーションの森から出発。
まずは県道歩きからスタート。
矢島方面へ向かって進む。
裏ルートの入口に到着。
ここで県道歩きは終わり、森の中へ進む。
2025年03月09日 06:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 6:15
裏ルートの入口に到着。
ここで県道歩きは終わり、森の中へ進む。
霧氷の森を進んでゆく。
森は白いが、春の気配漂う。
森の中ではキツツキのドラミングが何度も聞こえた。
2025年03月09日 06:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 6:35
霧氷の森を進んでゆく。
森は白いが、春の気配漂う。
森の中ではキツツキのドラミングが何度も聞こえた。
人のトレースは無いが、アニマルトレースは至る所で見られる。
野鳥や獣が多数生息しているようだ。
当然、熊も・・・
今回は見かけなかったが、過去に訪れた時は雪面上に足跡が残っていた。
2025年03月09日 07:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 7:05
人のトレースは無いが、アニマルトレースは至る所で見られる。
野鳥や獣が多数生息しているようだ。
当然、熊も・・・
今回は見かけなかったが、過去に訪れた時は雪面上に足跡が残っていた。
森の向こうに外輪山が見える。
2025年03月09日 07:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 7:14
森の向こうに外輪山が見える。
真っ白な外輪山。
2025年03月09日 07:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 7:14
真っ白な外輪山。
H950m、展望地。
雪庇尾根と鳥海山の眺めが良い。
2025年03月09日 07:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 7:19
H950m、展望地。
雪庇尾根と鳥海山の眺めが良い。
雪原を進む。
ここで雲が沸いてしまって視界は真っ白。
眺望の良い雪原なので、これは残念。
2025年03月09日 07:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 7:49
雪原を進む。
ここで雲が沸いてしまって視界は真っ白。
眺望の良い雪原なので、これは残念。
だが、雲はすぐに晴れた。
2025年03月09日 08:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 8:04
だが、雲はすぐに晴れた。
再び晴れて、進路の先には鳥海山の大展望が広がる。
2025年03月09日 08:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 8:07
再び晴れて、進路の先には鳥海山の大展望が広がる。
さっきまで視界真っ白だった雪原地帯だが、今は視界明瞭。
2025年03月09日 08:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 8:08
さっきまで視界真っ白だった雪原地帯だが、今は視界明瞭。
絶景が続くが、なかなか鳥海山は近づいてこない。
この感覚は本家中島台ルートと一緒だ。
2025年03月09日 08:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 8:13
絶景が続くが、なかなか鳥海山は近づいてこない。
この感覚は本家中島台ルートと一緒だ。
左:七高山、右:新山
このルートでは、七高山を目指す。
新山も行く気になれば行けるんだけど、面倒なので今回はいいや。
2025年03月09日 08:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 8:13
左:七高山、右:新山
このルートでは、七高山を目指す。
新山も行く気になれば行けるんだけど、面倒なので今回はいいや。
周辺には、たおやかな斜面が広がる。
帰りの滑走が楽しみである。
2025年03月09日 08:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 8:15
周辺には、たおやかな斜面が広がる。
帰りの滑走が楽しみである。
西の方角には稲倉岳が見える。
2025年03月09日 08:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 8:18
西の方角には稲倉岳が見える。
日が高くなってきたところで自撮り。
2025年03月09日 08:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 8:20
日が高くなってきたところで自撮り。
七高山までのルートは幅広い。
どこを行くのが効率的なのか未だに良く判らないので、ルート取りに迷う。
2025年03月09日 08:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 8:27
七高山までのルートは幅広い。
どこを行くのが効率的なのか未だに良く判らないので、ルート取りに迷う。
そろそろクラストゾーン。
以前訪れた時は、この辺から上は全域クラストしてたんだけど、今日の雪は柔い。
所々でクラストは見られるが、滑走は出来そうなので一安心。
2025年03月09日 08:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 8:45
そろそろクラストゾーン。
以前訪れた時は、この辺から上は全域クラストしてたんだけど、今日の雪は柔い。
所々でクラストは見られるが、滑走は出来そうなので一安心。
振り返ってみると、竜ヶ原湿原と秡川ヒュッテが見えた。
2025年03月09日 09:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 9:35
振り返ってみると、竜ヶ原湿原と秡川ヒュッテが見えた。
竜ヶ原湿原と秡川ヒュッテ
2025年03月09日 09:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 9:35
竜ヶ原湿原と秡川ヒュッテ
H1700mを越えると、かなり山頂が近くに見える。
この先は秡川・猿倉コースとの合流点。
真っすぐ山頂へは向かわず、少し東寄りに登行ルートをずらす。
2025年03月09日 10:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 10:07
H1700mを越えると、かなり山頂が近くに見える。
この先は秡川・猿倉コースとの合流点。
真っすぐ山頂へは向かわず、少し東寄りに登行ルートをずらす。
七高山と新山
2025年03月09日 10:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 10:07
七高山と新山
H1800m付近。
氷ノ薬師で秡川・猿倉コースと合流。
2025年03月09日 10:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 10:38
H1800m付近。
氷ノ薬師で秡川・猿倉コースと合流。
ここから山頂までは秡川・猿倉コースと共通ルート。
なので、当然、ラスボスは舎利坂の急登。
ここの登りは、どのルートから登ってもやっぱりツライ。
2025年03月09日 10:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 10:43
ここから山頂までは秡川・猿倉コースと共通ルート。
なので、当然、ラスボスは舎利坂の急登。
ここの登りは、どのルートから登ってもやっぱりツライ。
夏道は通らず、東面側から巻いて登る。
ちょうど良いラインにアニマルトレースがあったので、それに従って登ってみた。
2025年03月09日 11:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 11:12
夏道は通らず、東面側から巻いて登る。
ちょうど良いラインにアニマルトレースがあったので、それに従って登ってみた。
七高山東面。
トレースやシュプールは無く、今日は誰も足を踏み入れていない。
意外とここは雪深く、トレースが欲しいところだ。
2025年03月09日 11:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 11:31
七高山東面。
トレースやシュプールは無く、今日は誰も足を踏み入れていない。
意外とここは雪深く、トレースが欲しいところだ。
秡川・猿倉方面を眺めてみるが、人の姿は見られない。
OTSさんが来てるんじゃないかと期待してたけど、今日はいらしてないようだ。
2025年03月09日 11:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 11:31
秡川・猿倉方面を眺めてみるが、人の姿は見られない。
OTSさんが来てるんじゃないかと期待してたけど、今日はいらしてないようだ。
東面登りのクライマックス。
最後はクラスト気味。
クトーを効かせて登る。
2025年03月09日 11:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 11:55
東面登りのクライマックス。
最後はクラスト気味。
クトーを効かせて登る。
百宅方面。
次回の鳥海山は、あちらへ行ってみたいものだ。
2025年03月09日 12:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 12:08
百宅方面。
次回の鳥海山は、あちらへ行ってみたいものだ。
外輪山まで登り詰め、ウィニングロード。
2025年03月09日 12:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 12:09
外輪山まで登り詰め、ウィニングロード。
外輪山から眺めるスノーブリッジ。
今日はトレースが沢山続いている。
2025年03月09日 12:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 12:11
外輪山から眺めるスノーブリッジ。
今日はトレースが沢山続いている。
スノーブリッジ拡大。
前回登った時はまだブリッジが低かったけど、今は外輪山まで到達している。
これだけブリッジが育てば、外輪山の登下降は難しくなさそうだ。
2025年03月09日 12:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 12:12
スノーブリッジ拡大。
前回登った時はまだブリッジが低かったけど、今は外輪山まで到達している。
これだけブリッジが育てば、外輪山の登下降は難しくなさそうだ。
七高山、登頂。
今年3回目の登頂になるかな。
3回目となると少し見飽きてくるけど、名山は何度登っても良いものだ。
2025年03月09日 12:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 12:14
七高山、登頂。
今年3回目の登頂になるかな。
3回目となると少し見飽きてくるけど、名山は何度登っても良いものだ。
七高山から眺める新山。
う〜ん、毎回、同じような写真になってしまうね。
2025年03月09日 12:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 12:19
七高山から眺める新山。
う〜ん、毎回、同じような写真になってしまうね。
新山、山頂。
今は人の姿は見られない。
中島台ルートの方からマニ太郎が先行したはずだが・・・
もう登った後だろうか?
2025年03月09日 12:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 12:24
新山、山頂。
今は人の姿は見られない。
中島台ルートの方からマニ太郎が先行したはずだが・・・
もう登った後だろうか?
南の方角には雲海が広がっている。
雲の向こうには、月山が山頂だけ見えていた。
2025年03月09日 12:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 12:21
南の方角には雲海が広がっている。
雲の向こうには、月山が山頂だけ見えていた。
月山方面、拡大。
見えにくいけど、右の方に薄っすらと月山の山頂が見える。
月山は晴れているけど、姥ヶ岳や湯殿山はガスってそう。
この日、この雲海に泣かされたスキーヤーは多そうだ。
かく言う私も後で泣かされるんだけどね。
2025年03月09日 12:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 12:21
月山方面、拡大。
見えにくいけど、右の方に薄っすらと月山の山頂が見える。
月山は晴れているけど、姥ヶ岳や湯殿山はガスってそう。
この日、この雲海に泣かされたスキーヤーは多そうだ。
かく言う私も後で泣かされるんだけどね。
まっさらな七高山東面。
ファーストトラックを描くのが楽しみだ。
2025年03月09日 12:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 12:23
まっさらな七高山東面。
ファーストトラックを描くのが楽しみだ。
稲倉岳方面。
2025年03月09日 12:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 12:24
稲倉岳方面。
稲倉岳の麓に続く中島台ルート。
滑走するスキーヤーの姿が見えるような、見えないような。
2025年03月09日 12:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 12:24
稲倉岳の麓に続く中島台ルート。
滑走するスキーヤーの姿が見えるような、見えないような。
七高山の景色を堪能したところで、いよいよ滑走スタート。
まずは、七高山東面滑走。
下の方で雲が沸いているが、大丈夫だろう。
2025年03月09日 12:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 12:25
七高山の景色を堪能したところで、いよいよ滑走スタート。
まずは、七高山東面滑走。
下の方で雲が沸いているが、大丈夫だろう。
大丈夫じゃなかった。。。(泣
1700mから下は雲の中。
視界不良の中で足掻いてみたが、斜面が全然見えなくなったので滑走は一時中断。
2025年03月09日 12:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 12:52
大丈夫じゃなかった。。。(泣
1700mから下は雲の中。
視界不良の中で足掻いてみたが、斜面が全然見えなくなったので滑走は一時中断。
少し待ったら雲が消え、快晴の空が戻ってきた。
青空に後押しされて、滑走再開。
2025年03月09日 13:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 13:17
少し待ったら雲が消え、快晴の空が戻ってきた。
青空に後押しされて、滑走再開。
広大なオープンバーンが続く。
たまにクラスト混じっているのが玉に傷だが、本家中島台コースにも劣らない名ルートだと思う。
2025年03月09日 13:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 13:24
広大なオープンバーンが続く。
たまにクラスト混じっているのが玉に傷だが、本家中島台コースにも劣らない名ルートだと思う。
雪質はそれほど悪くない。
だが、下に行くにつれて重くなってくる。
2025年03月09日 13:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 13:25
雪質はそれほど悪くない。
だが、下に行くにつれて重くなってくる。
傾斜の緩い雪原地帯。
スピードは出ないけど、なんとか板は進む。
変なルートにさえ行かなければ、滑走モードで最後まで行けると思うよ。
2025年03月09日 13:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 13:31
傾斜の緩い雪原地帯。
スピードは出ないけど、なんとか板は進む。
変なルートにさえ行かなければ、滑走モードで最後まで行けると思うよ。
森林帯まで滑り降りた。
今日は快晴だが気温は低い。
朝の霧氷は溶けずに残っていた。
2025年03月09日 13:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 13:37
森林帯まで滑り降りた。
今日は快晴だが気温は低い。
朝の霧氷は溶けずに残っていた。
あとは消化試合。
木々を避けながらの下山滑走。
2025年03月09日 14:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 14:02
あとは消化試合。
木々を避けながらの下山滑走。
県道のショートカットを滑り降りる。
ここまで標高を落とすと、雪は結構な重さ。
太腿が辛いので少し休憩。転んでいるわけではないよ。
2025年03月09日 14:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 14:06
県道のショートカットを滑り降りる。
ここまで標高を落とすと、雪は結構な重さ。
太腿が辛いので少し休憩。転んでいるわけではないよ。
ショートカットのなかにはオープンバーンもあり。
この辺、雪が良かったら、何本か滑ってみても良いかもね。
2025年03月09日 14:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 14:10
ショートカットのなかにはオープンバーンもあり。
この辺、雪が良かったら、何本か滑ってみても良いかもね。
橋の上から眺める石禿川。
2025年03月09日 14:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/9 14:29
橋の上から眺める石禿川。
雪で埋まったカーブミラー。
頭まで埋まっている。
2025年03月09日 14:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 14:34
雪で埋まったカーブミラー。
頭まで埋まっている。
こちらのカーブミラーはそれほど埋まっていない。
撮ってみたら、首無しスキーヤーが写ってしまった。
2025年03月09日 14:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 14:58
こちらのカーブミラーはそれほど埋まっていない。
撮ってみたら、首無しスキーヤーが写ってしまった。
県道ゲートにゴール。
2025年03月09日 15:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 15:04
県道ゲートにゴール。
除雪されてるのはレクリエーションの森まで。
ここから先の矢島方面が除雪されるのは、もう少し先の話。
2025年03月09日 15:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 15:11
除雪されてるのはレクリエーションの森まで。
ここから先の矢島方面が除雪されるのは、もう少し先の話。
中島台レクリエーションの森に帰還。
2025年03月09日 15:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 15:13
中島台レクリエーションの森に帰還。
公衆トイレも雪の中。
2025年03月09日 15:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 15:25
公衆トイレも雪の中。
下山はしたけど、帰宅するにはまだ早い。
折角なので、少し散策。
あがりこ大王でも見に行こう。
2025年03月09日 15:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 15:25
下山はしたけど、帰宅するにはまだ早い。
折角なので、少し散策。
あがりこ大王でも見に行こう。
赤川に架かる橋。
なんか凄いことになってるね。
2025年03月09日 15:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 15:34
赤川に架かる橋。
なんか凄いことになってるね。
橋の上がナイフリッジになっている。
リッジの脇にトレースが続いており、皆、ここを歩いて渡ったようだ。
とりあえず、トレースに沿って渡ってみる。
2025年03月09日 15:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 15:35
橋の上がナイフリッジになっている。
リッジの脇にトレースが続いており、皆、ここを歩いて渡ったようだ。
とりあえず、トレースに沿って渡ってみる。
これがあがりこ大王かな?
たしか、こんな感じの奇形樹だったと思うけど、看板が雪で埋まっているので自信が無い。
2025年03月09日 15:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 15:55
これがあがりこ大王かな?
たしか、こんな感じの奇形樹だったと思うけど、看板が雪で埋まっているので自信が無い。
あがりこ大王を後にして、もう少し先まで進むと急斜面の沢型。
登るかどうか迷っていると、マニ太郎が下山してきた。
随分、遅い下山だこと(笑)
一体、何やってたんだ?
2025年03月09日 16:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 16:17
あがりこ大王を後にして、もう少し先まで進むと急斜面の沢型。
登るかどうか迷っていると、マニ太郎が下山してきた。
随分、遅い下山だこと(笑)
一体、何やってたんだ?
マニ太郎と合流し、中島台レクリエーションの森へ2度目の下山。
2025年03月09日 16:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3/9 16:33
マニ太郎と合流し、中島台レクリエーションの森へ2度目の下山。
レクリエーションの森まで下山し、今度こそ帰宅。
雲に巻かれることはあったけど、ほぼ快晴で良いBC日和だった。
2025年03月09日 16:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/9 16:48
レクリエーションの森まで下山し、今度こそ帰宅。
雲に巻かれることはあったけど、ほぼ快晴で良いBC日和だった。
撮影機器:

感想

これは、もう一つの中島台ルート。
正式なルート名は無いので、とりあえず便宜上、「裏ルート」とでも呼ぶことにする。
通常の中島台ルートは千蛇谷の峡谷を進んで新山を目指すが、この裏ルートは石禿川と白雪川に挟まれた台地状の地形を進んで七高山を目指す。
出発地こそ同じ中島台なれど、そのルート構成はまるで異なり、周囲を取り巻く風景も全く違う。
中島台ルートと言えば、海外の高峰を思わせるアルペンチックな光景で人気だが、そういう意味ではこちらルートも引けを取らず。
本家の中島台ルートと同様に、その光景には感嘆の声があがるだろう。
しかし、問題はその雪質である。
このルートは北西側が開けているせいか、冬は季節風の影響を強く受ける。
風が強い日や、強風だった日の直後は斜面が硬すぎて、とてもじゃないが滑走できない。
過去に2度、滑走しようと試みたが条件が悪く、標高1300mから上が全面クラストバーンという大惨事。
シートラ・アイゼンでなんとか七高山まで登れたものの、あまりにも斜面が硬いので滑走は危険と判断せざるを得なかった。
結局、2度共に滑走は叶わず、外輪山を下りて新山側へエスケープし、通常の中島台ルートを滑走して下山している。
これはこれで中島台をベースにした周回ルートになるので面白いプランであるが、真に望むのは裏ルートの滑走。
そのチャンスを毎年狙っており、ついに今回、チャンスが訪れた。

3度目の正直となる今回は、降雪直後で前日、当日ともに風が弱いという好条件。
これまで訪れた時のようなクラストバーンは少なく、十分に滑走できる斜面状態に恵まれた。
シートラ・アイゼンで登るのが当たり前だったエリアもスキー(+クトー)で登れる程度に雪は柔く、七高山山頂までスキー登行で貫徹。
そして、念願だった裏ルートの滑走が、ようやく叶えられた。
実際に滑ってみたが、やはりこのルート、BCとしてはアタリである。
時々現れるクラストバーンには手を焼かされたが、フォールラインの先に広がる長大なオープンバーンは本家中島台ルートに勝るとも劣らず。
その光景には、心が震える。
訪れる人は皆無で、登りでは最初から最後まで自力でのラッセルとなったが、それもあってか滑走の達成感はひとしお。
長年に渡って持ち越してきた課題が、やっと完遂したかのような充実感に満たされた。

さて、この裏ルート、風の噂では本年度に出版された山スキーのガイド本に掲載されたらしい。
なので、興味を持っているスキーヤーもおられることだろう。
そこで、そのスキーヤー諸氏に提案したい。
「このルートをもう少し開拓してくれませんか。」、と。
私自身、今回を含めて3回、このルートをトライした結果、今回のルート取りが登行・滑走、共にベストだと思っている。
だが、如何せん、私はルートファインディングのセンスが悪い。
これよりも、もっと楽に登れて、楽しく滑走できるルートが存在すると思うのだ。
現状ではネットの情報も乏しく、独力でそのようなルートを探し出すのは難しいので、そこは諸兄に期待したく。
そして、もしも良いルート取りが見つかったのならば、パクリ・・・もとい、オマージュさせて頂きたいので、「我こそは!」と思う方には是非トライしてもらいたい。

ただ、注意点が2つ。
1つは、前言の通り、風の影響を強く受けるので斜面が硬いケースが多い。
2つは、このルートのH1500〜1700m区間には雪付きが薄い箇所があり、遅い時期だと雪が切れる。
また、中島台レクリエーションの森から先の県道除雪が始まってしまうと板を担ぐことになるので、除雪時期にも注意。
要は、のんびりと残雪期の到来を待っていたらチャンスを逃してしまうので、早い時期が推奨という事。
「クラストだらけで滑れたもんじゃなかった。」とか、「雪が切れてて酷い目に遭った。」とか、
文句を言われても責任は持てませんので、そこは御了承の上でお願い致します^^;



◆七高山東面滑走(七高山〜氷ノ薬師)




◆中島台裏ルート滑走(氷ノ薬師〜森林帯H900m)


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コメント

こんばんは!おめでとうございます!
お祝いを述べずにはいられませんでした。
2025/3/12 19:28
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1
ひのぱうさん、ありがとうございます!
念願だった滑走ルートなので、今は満足感で一杯であります。
本家中島台コースも良いですが、こちらも良いBCルート。
滑走コンディションに恵まれる機会が稀なルートでありますが、興味を持たれましたら是非!
2025/3/12 20:49
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1
Luskeさん、お久しぶりです。
新たな中島台ルートの開発有り難うございます。大変参考になります。
昨年4月にノーマル中島台ルートで新山を往復して改めて鳥海山の素晴らしさを知ったばかりですが、Luskeさんの開発された新ルートも大変興味深く見させて頂きました。
そろそろ鳥海にも出向こうかと思っていたところでこのレコが見られて良かったです!
またこの時期に東北の山でLuskeさんとお会いできたら嬉しい限りです!
hareharawaiより
2025/3/27 5:43
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1
hareharawaiさん、こんばんは
これからの時期の鳥海山、実に良いですよね〜
今日現在の月山域はメロウなザラメらしいので、鳥海山の方も期待できそうな雪質です。
(週末の降雪で台無しになるかもしれませんが・・・)
ノーマル中島台ルートよりも条件が厳しめですが、この新ルートもなかなか良いルート。
ぜひ、hareharawaiさんにも滑って頂きたいルートでありますgood
除雪時期とか、雪質の問題があり、なかなか滑走チャンスが無いルートかもしれませんが、もしチャンスがあれば是非!
今シーズン、もう1回くらい中島台に行きたいと思ってますので、お会いできれば嬉しく思います
2025/3/27 20:23
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