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Yamareco

記録ID: 788849
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無雪期ピークハント/縦走
阿蘇・九重

九州四国遠征その1  阿蘇高岳急登り

2015年12月27日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
4.1km
登り
682m
下り
682m

コースタイム

日帰り
山行
4:18
休憩
0:05
合計
4:23
8:21
133
10:34
10:34
7
10:41
10:46
6
10:52
10:52
112
12:44
仙酔峡登山口
天候 曇り、強風 山行開始時0度。
過去天気図(気象庁) 2015年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
仙酔峡駐車場
200台程度置ける駐車場である。
コース状況/
危険箇所等
<今年は暖冬です>
例年ならば、アイゼンなどのすべり止めが必要なことでしょう。しかし、今年は暖冬なので、ノーアイゼンでOKでした。
その他周辺情報 阿蘇火山博物館 草千里 阿蘇ロープウェー売店などに出没
阿蘇山の火山灰を固めて作った「くまモン」を記念に購入。
 阿蘇駅&道の駅「阿蘇」です。25日夕刻から丸一日かけてここまで運転してきました。
 阿蘇駅&道の駅「阿蘇」です。25日夕刻から丸一日かけてここまで運転してきました。
 なんと、ここで見たのは豪華列車「ななつぼし」、いきなり予定外。
 なんと、ここで見たのは豪華列車「ななつぼし」、いきなり予定外。
 なんと、この展望部分は3泊4日の旅で数十万とか・・・とても私には無理だ。
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 なんと、この展望部分は3泊4日の旅で数十万とか・・・とても私には無理だ。
 阿蘇駅の部分ですね。
 阿蘇駅の部分ですね。
 仙酔峡駐車場に車を停めて出発です。あれが高岳?
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 仙酔峡駐車場に車を停めて出発です。あれが高岳?
 11月末に火山規制が緩和され、高岳には行くことができるようになったのです。その後県による確認作業が行われて、登山道は12月7日より使用が可能になりました。
 11月末に火山規制が緩和され、高岳には行くことができるようになったのです。その後県による確認作業が行われて、登山道は12月7日より使用が可能になりました。
 さあ、向かいましょうか。
 さあ、向かいましょうか。
 約1.8kmの尾根直登で約800m標高を上げます。
 約1.8kmの尾根直登で約800m標高を上げます。
 かなり急です。
 かなり急です。
 ロープウェーは運休中。ロープウェーの駅自体が立ち入り禁止規制の中なのですから。
 ロープウェーは運休中。ロープウェーの駅自体が立ち入り禁止規制の中なのですから。
 半分は越えているのであるが、ここから急登りのためまだまでゃん分という気にもなれません。
 半分は越えているのであるが、ここから急登りのためまだまでゃん分という気にもなれません。
 岩はあまり動きません。しかし一歩一歩かなり足を持ち上げなければなりません。
 岩はあまり動きません。しかし一歩一歩かなり足を持ち上げなければなりません。
 なんか雰囲気がいいですね。
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 なんか雰囲気がいいですね。
 ここが中間点か?
 ここが中間点か?
 50歩進んで10呼吸のリズムを繰り返します。
 50歩進んで10呼吸のリズムを繰り返します。
 つららさんが、たくさんあります。
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 つららさんが、たくさんあります。
 ここはちょっと神経を使うロープ場ですね。
 ここはちょっと神経を使うロープ場ですね。
 尾根に着きました。ここからは緩やかな尾根です。しかし、風が強く寒く感じます。
 尾根に着きました。ここからは緩やかな尾根です。しかし、風が強く寒く感じます。
 尾根道は霧と霧氷で白くなっています。
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 尾根道は霧と霧氷で白くなっています。
 はい、高岳登頂!!まずは遠征1座目です。風が冷たいので写真だけ撮って早急に立ち去ります。
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 はい、高岳登頂!!まずは遠征1座目です。風が冷たいので写真だけ撮って早急に立ち去ります。
 三角点も撮影します。
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 三角点も撮影します。
 ちょっとだけ、太陽が見えましたか?
 ちょっとだけ、太陽が見えましたか?
 さあ、帰ろうか。
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 さあ、帰ろうか。
 この日一番のエビのしっぽ。
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 この日一番のエビのしっぽ。
 おお、阿蘇ブルーだ。
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 おお、阿蘇ブルーだ。
 ああ、あと少し。
 ああ、あと少し。
 無事に下山しました。
 無事に下山しました。
 その後、火山博物館に移動しました。結構値段は張りましたが、興味ある展示が見られてよかった。
 その後、火山博物館に移動しました。結構値段は張りましたが、興味ある展示が見られてよかった。
 火山科学館から見た中岳火口。
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 火山科学館から見た中岳火口。
 草千里、たくさんの人が歩いていますね。
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 草千里、たくさんの人が歩いていますね。
いちおう、ロープウェー駅に行ってみました。
いちおう、ロープウェー駅に行ってみました。
 その近くにあるお寺。
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 その近くにあるお寺。
 猫を見ると撮影したくなりますね。
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 猫を見ると撮影したくなりますね。
 ここで購入。阿蘇山の火山灰を固めて作ったくまモン。工夫しているんですね。
 ここで購入。阿蘇山の火山灰を固めて作ったくまモン。工夫しているんですね。
 阿蘇白水温泉「瑠璃」 350円だが冬季は露天風呂にお湯を張らないため300円でした。
 阿蘇白水温泉「瑠璃」 350円だが冬季は露天風呂にお湯を張らないため300円でした。
 今日の勝利のコークは、温泉後に。
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 今日の勝利のコークは、温泉後に。

感想

 一昨年から登山に復帰してから年末年始は遠征に出かけている。一昨年は九州に行ったが寒波で予定していた山には行けず平尾台や軍艦島、飯野山(香川)などに行った。昨年は、自宅から下道を関西まで行き、東海や関西の山に行った。帰りは名古屋でも積雪となり這う這うの体で戻ってきた。
 で、今年だ。今年の条件は「西日本は暖冬」「韓国岳や阿蘇高岳の火山規制が緩和され登れる」という条件があった。そして、日本百名山登頂が47座であったために、何とか50座(ある方の言葉では、ハーフハンターというらしい)にたどり着きたかった。そういうことで、西日本遠征、特に九州を主体にすることとした。

 もちろん、九州島の百名山で未踏の4座は対象(阿蘇山、韓国岳、祖母山、くじゅう)、あとはその近くの山をいくつか登れたらいいと思っていたのだが、広島あたりをドライブしてた時にラジオで「元旦は剣山頂小屋を開けて○○を振舞うよ〜」と聞こえて来た、振舞うものは聞き取れませんでした。それではと、九州で4座に登りその足で四国にわたり元旦に剣山というのもいいなあと思い、旅程を変更した。どうせ気ままな旅だ、登るのも1日1座、下山後は温泉と観光、グルメに費やそう。

 この山旅の第1弾は当然阿蘇と考えていた。理由は簡単、火山活動が起きたら次はいつ登れるかわからないからだ。そういう山は先に登る。
 25日夕刻から休憩しながら運転してきて26日夕刻に熊本に入る。道の駅で就寝し27日に起床、すると道の駅に併設されている阿蘇駅に豪華な列車が・・・おお、ななつぼし・・・。これは幸先が良い。北海道民である私は「ななつぼし」と聞くとお米を連想するのだが。巷では列車なんだろうな。
 妙な感動にふけりながら仙酔峡駐車場に着く。ロープウェーの施設は休館中。ロープウェーの山頂駅は規制線の中だ、当然運休中である。

 準備を済ませ山行へ。阿蘇高岳への道は稜線までの尾根を直登である。直線距離1.8kmで800m標高を上げる。丹沢のバカ尾根も真っ青だ。そうそう、ここも阿蘇のバカ尾根と呼ばれている。そう、バカになれ、何も考えずに登るんだ、と登山道が言っているようだ。しかし、このような所こそ頭を使って登らなければならない、足の置き位置、つかむものがあればどこをつかむか、三点支持の場合はどの順番で移動するか。
 そして、尾根が広いのでただただまっすぐ登るわけではない、ジグザグに登っているのだ。だから、実際は1.8kmよりもかなり多く歩いているような気がしている。ロープ場は1か所、何てことのないところだ。
 そして風が強い、霧のような状態、それが岩や植物について霧氷になっている。エビのしっぽもできている。稜線にたどり着いてからはあとは平らである。一旦微妙に下り最後の登り、そう目標の高岳にたどりついた。
 何も見えない、何も聞こえない、ただ風が私の体を叩きつけるのみ。しょうがないので一連の写真を撮影し下山する。

 下山も大変だ、ケガは圧倒的に下山時が多い。一歩一歩の高さが大きいためかなり慎重に行く。下りのタイムも登りとあまり変わらなかったのはそのせいであろう。九州まで来てケガして断念したくない。そんな気持ちだったのだろうか、ただただバカになって降りて来た。

 その後阿蘇火山博物館、阿蘇ロープウェー売店に出没する。中岳火口からは盛んに煙が出ている。過去に阿蘇ロープウェーで火口周辺まで行ったことがあるがその時は火口湖の色まで確認できた。
 阿蘇ロープウェーでは文句を言っている人もいた。「何でロープウェーを動かさないんだ!楽しみにしてきたんだぞ!」まあ、火山規制だからなあと私は理解できるが、理解できない人もいるのかなあ。それとも情報を知らなかったのか・・・。

 その後温泉に入り長距離移動である。2座目は霧島韓国岳と決めている。鹿児島と宮崎の県境付近までの移動になる。

 次の日は結局こうなりました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-788914.html
(九州四国遠征その2  霧島連山韓国岳 火山の魅力いっぱい)

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コメント

お帰りなさい
aideiei さん
明けましておめでとうございます。
今年もよろしく尾根がいします。

九州・四国遠征お疲れ様でした。
天気には恵まれなかったようですね
九州の も回ってみたいですが、すぐは無理だなぁ
退職後のお楽しみかな

hamburg
2016/1/2 20:43
Re: お帰りなさい
 渋描き隊長、訪問ありがとうございます。
 九州編は、この阿蘇高岳のみ眺望がありませんでした。ほかの3つ(韓国岳、祖母山、くじゅう縦走)は見事な眺望に恵まれました。
 九州はまさに「火の国」、火山による造形、本当に素晴らしいです。
 今回九州の本格的な山に登ったことで、新たに登りたい山が増えた旅でもありました。
 来年以降、また暖冬だったら九州は行ってみたいところがたくさんありますね。というよりも、増えました。

 隊長、昨年度は隊長と知り合うことができ自分の山行スタイルが変化したり、レコスタイルに変化が出たりしました。きっと今年も楽しい山行が待っていると思います。今年もよろしくお願いいたします。
2016/1/2 20:55
aideieiさん、
迎春<(_ _)>

怒涛の4連続アップですね!
阿蘇の高岳、あの中央稜の岩尾根を登降されましたか
拙者は10年近く前、まだロープウェイが運行されている時に、中岳から高岳と経て岩尾根を下りましたが大変でした。

単にロープウェイ料金をケチっただけなのですが、大きな岩を跨いで、すり抜けて……。

売店のオバチャンには「大変な道だよ」と注意されていたのに……(@_@)

過去レコの準備だけして作業進まずです


半袖隊長
2016/1/3 10:19
Re: aideieiさん、
 半袖隊長、あけましておめでとうございます。隊長も新年から怒涛の山行ですね。昨年も結局99アップとか、すさまじいですね。
 阿蘇ですが、今はこのルートしか登れないので選択肢がほかにありませんでした。コースタイムは約2時間、でもなぜかきつく息をふうふう吐きながら登りました。しかし、展望が全くなかったのが残念でした。エビのしっぽを撮影できたのは良かったのですけれども。
 私はここでは下りがきつかったですね。とにかくゆっくりと、ケガをしないように、それだけを考えながら下ってきました。

 新年の山行記録の方はこれからゆっくりと拝見いたします。
 どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
2016/1/3 10:50
ご無事で何より
aideieiさん、遅くなりましたが、あけましておめでとうございます_(._.)_

年末恒例の遠征ですね。初日にバカ尾根一気登り…後に響かなければいいのですが…
九州は暖かいというイメージですが、エビの尻尾が見られるなど、やはり冷えるところは冷えるんですね。

今年はどうにかご一緒できますように

mamepapa dog
2016/1/5 11:31
Re: ご無事で何より
 mamepapaさん、あけましておめでとうございます。そして、ご訪問ありがとうございます。
 昨年は、東海・関西方面、今年は九州四国方面。今年も楽しく行ってまいりました。今年は日程が短く25日夜からしか休みが取れませんでしたが、実は来年は22日夕刻から休みが取れるカレンダーになりそうです。あとは、暖冬なのか寒くて雪で登れないのかにもよりますね。

 今回は最初の阿蘇が一番寒かったです。あとは、基本的に風が強かったこともあるので。阿蘇からの眺望がなかったのが残念でした。
 でも、コースの厳しさにしては、よくやったなあと思いました、幸先の良い山行であったと思っています。

 そうですね、今年はどこかでご一緒したいですね。

 aideiei 拝
2016/1/5 17:18
プロフィール画像
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