記録ID: 7890718
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アルパインクライミング
谷川・武尊
谷川岳東尾根（山岳会山行）
2025年03月08日(土) [日帰り]
群馬県
新潟県
yama_pound
その他6人
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 12:26
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,343m
- 下り
- 1,331m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 12:08
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 12:27
距離 9.2km
登り 1,343m
下り 1,331m
3:45
4分
谷川岳ヨッホ（谷川岳ロープウェイ）の駐車場
3:49
3:50
123分
谷川岳登山指導センター
5:53
14分
一ノ倉沢出合
8:10
8:18
280分
シンセンのコルの少し上
16:12
谷川岳ヨッホ（谷川岳ロープウェイ）の駐車場
・コースタイムはヤマパン基準です。
| 天候 | 高曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
▶谷川岳東尾根は冬季バリエーションルートで気軽には登れません！ ▶群馬県谷川岳遭難防止条例により危険地区内を登山する方は登山届け又は登山計画書の提出が必要になります。（一般登山者は登山しようとする日の10日前までに、山岳会所属の登山者は登山しようとする日までに谷川岳登山指導センターへ提出。） ▶天気、風、雪の質や量などで難易度は変わると思います。自己責任で事故のないよう登りましょう。 ▶ルート状況（2025.03.08現在のものです。） ・ノートレースでした。ラッセルは酷いところで胸ラッセルや腰ラッセルあり。（観倉台への登りや最後の雪庇の登り等） ・一ノ沢上部はザラメに新雪が乗っかっていて結合が悪く先頭1〜2人は悪く感じたと言ってました。（シンセンのコル直下ではワッフ音がしたのでコルへは上がらず右上の灌木のある方へ上がっていったそうです。） ・第二岩峰の左のルンゼには雪が付いていたので雪壁登りでした。私が先頭でフリーで登りましたが傾斜があったので2人目以降は念のためロープで確保しました。 ・第二岩峰を越え少し行ったコルへ下りるところは傾斜が急だったのでロープで確保してクライムダウンしました。（ロープを片付け最後から2番目の私と最後のSYさんはフリーでクライムダウン。） ・第一岩峰手前の雪稜から少し下りるところは雪壁がハングしていてスタンスがなかったので、私が左手にピッケルと右手にスノーバーのスリングで足ブラ状態になり少しジャンプして下へ下りました。（下りた雪面が雪庇だったらどうしようと少し気になりましたが大丈夫でした。）2番手以降も左手にピッケルと右手にスノーバーのスリングで足ブラになってもらい私に支えてもらいながら下りてもらいました。 ・第一岩峰は直登せず右から巻きました。二ノ沢へのトラバースは雪の形状が悪くメンバーが躊躇していたので、私がフリーで真横トラバースより良さそうに見えたライン（雪面をクライムダウンしてから二ノ沢へトラバース。）で二ノ沢へ行ったら雪の下には穴があり（正確には二ノ沢を真横に走った大き目なクラック？）中を覗くと垂直近い草付に雪が乗っているだけの状態に見えました。穴の中に落ちまいと右真横の雪面を蹴り込むとそこも穴、上に行こうと雪面上を蹴り込んでもそこも穴、ともがいているとワッフ音も2回鳴りヤバい状態でした。SYさんには『ロープ出して！下へは下りないで！少し悪いけど真横トラバース後に左の岩寄りに登って！』と指示を出し、自分は雪壁と自分が接する面を多めに取りじりじり落ちないよう少しづつ這うように登って危険地帯から脱出しました。SYさん以降の人もロープで確保して登ってもらいました。 ・今シーズン初？なのか稜線への雪庇処理はまだされてなかったのでSYさんがスコップで貫通しました。（作業が不安定になるので貫通箇所下部の灌木でビレイ点を作りロープで確保しました。） |
写真
拍手
一ノ倉尾根を登りに来ていたidennsi99さんから一ノ沢を登っているところを写真に撮ってもらう
フリーで登った後に『ロープ出す？』と後続に聞くと『出して』と言われたのでロープを出した
第二岩峰から少し行った先のコルへ下るところは傾斜がありロープを出して確保しながら下りた
最後のSYさんは確保者がいないのでフリーで下りるが、ロープを早く片付けたいという理由で私もフリーでクライムダウンした
さすがにピッケル1本で足ブラになりたくないのでスノーバーも使って足ブラになり下へジャンプして下りる
装備
| 個人装備 |
ﾋﾟｯｹﾙ（個人判断でｱｯｸｽ×2）
ｱｲｾﾞﾝ
ﾋﾞｰｺﾝ
ﾌﾟﾛｰﾌﾞ
ｽｺｯﾌﾟ
ﾜｶﾝ
その他雪山登山装備１式
|
|---|---|
| 共同装備 |
50ｍﾀﾞﾌﾞﾙﾛｰﾌﾟ×2
ｽﾉｰﾊﾞｰ×2
土のう袋×2
ﾂｴﾙﾄ×2
捨て縄5ｍ×2
ｱﾙﾊﾟｲﾝ用ｸｲｯｸﾄﾞﾛｰ×4
ﾌｧｰｽﾄｴｲﾄﾞｷｯﾄﾞ
|
感想
毎年恒例の山岳会山行の谷川岳東尾根。毎年リーダーをしてくれていたIさんが退会したので今年は私がリーダー。でもサブリーダーのTTさんに計画書や段取りをお願いしたので楽チン！
Climbing！
�ヾ響�
・当初3/1(土)に予定していた東尾根ですが天気予報や過去天気、降雪状況、不安要素等をメンバー全員と相談して意見を言ってもらい、3/8(土)に変更しました。
・3/8(土)はベストコンディションではなかったですが全員無事に下山できてよかったです。
・東尾根は今回で4回目でしたが過去一で雪が多く、初のノートレースだったので大変でした。（トップアウトできるのか？ラッセル敗退か？と案じましたがメンバーに体力モンスターがいてくれてラッセルは問題なかったです。）
・第一岩峰を右から巻きましたがニノ沢の雪の状態はかなり悪かったです！二ノ沢を真横に走った大き目なクラックのライン（雪を被っていてクラックは見えないが雪を蹴ると下は穴があった。）から上へあがろうともがいてたら大きなワッフ音が2回鳴りました。足元から下が雪崩て共に落ちるんじゃないかとヒヤヒヤしながら静かにじりじり岩寄りの方へ登って行きました。
��反省
・特にありません。
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