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Yamareco

記録ID: 790621
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

釈迦ヶ岳・黒岳・節刀ヶ岳〜お父さんの新春山逃亡大作戦〜

2016年01月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
19.0km
登り
1,582m
下り
1,571m

コースタイム

日帰り
山行
8:45
休憩
1:49
合計
10:34
7:56
8:26
119
釈迦ヶ岳
10:25
10:25
3
10:28
10:45
79
黒岳展望台
12:04
12:27
53
中籐山手前(昼食休憩)
13:20
13:23
62
14:25
14:53
49
15:42
15:50
57
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
スズランの里入口バス停付近駐車スペース(5台分くらい)
コース状況/
危険箇所等
・概ね良好
・踏み跡が細いところがあったり、落ち葉などで道がわかりにくい箇所がある(特に大石峠付近、大石峠〜上芦川の水場分岐から林道終点付近まで)。
・落ち葉の下の障害物に注意。
・釈迦ヶ岳の前後等露岩が所々あるが、慎重に行動すれば問題ない。
・比較的乾いた道で、雪は全くなし。泥濘などもほとんどない(1月3日現在)。
その他周辺情報 河口湖温泉元湯「天水」(1000円+ロッカー代100円)
今日もお父さんは逃亡して、落ち葉のフカフカな道を歩きます。ああ、ここに埋もれて寝たい。
2016年01月03日 07:18撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
1/3 7:18
今日もお父さんは逃亡して、落ち葉のフカフカな道を歩きます。ああ、ここに埋もれて寝たい。
樹林帯に朝日があたり眩しい。
2016年01月03日 07:21撮影 by  Canon IXY 130, Canon
2
1/3 7:21
樹林帯に朝日があたり眩しい。
稜線にたどり着きました。
2016年01月03日 07:26撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
1/3 7:26
稜線にたどり着きました。
一番乗り(かな?)で釈迦が岳に到着。
2016年01月03日 07:51撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
1/3 7:51
一番乗り(かな?)で釈迦が岳に到着。
今日はあったかで、のどが渇きます。まずは、仏さんを供養をしてから、(お地蔵さん、マフラーしている。可愛い)
2016年01月03日 07:54撮影 by  Canon IXY 130, Canon
2
1/3 7:54
今日はあったかで、のどが渇きます。まずは、仏さんを供養をしてから、(お地蔵さん、マフラーしている。可愛い)
富士に献杯!
2016年01月03日 07:55撮影 by  Canon IXY 130, Canon
4
1/3 7:55
富士に献杯!
南ア南部の巨峰たちにかんぱ〜い。
2016年01月03日 07:55撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
1/3 7:55
南ア南部の巨峰たちにかんぱ〜い。
南ア北部の俊英たちにかんぷあ〜い
2016年01月03日 07:55撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
1/3 7:55
南ア北部の俊英たちにかんぷあ〜い
ヤっちゃんにも乾杯しなくちゃ。
2016年01月03日 07:55撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
1/3 7:55
ヤっちゃんにも乾杯しなくちゃ。
釈迦が岳は360度素晴らしい展望。まずはでっかい富士!
2016年01月03日 07:57撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
1/3 7:57
釈迦が岳は360度素晴らしい展望。まずはでっかい富士!
今日はもしかしたら行くかもしれない節刀ヶ岳と愉快な仲間たち。
2016年01月03日 07:57撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
1/3 7:57
今日はもしかしたら行くかもしれない節刀ヶ岳と愉快な仲間たち。
南ア南部の重鎮たちと
2016年01月03日 07:57撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
1/3 7:57
南ア南部の重鎮たちと
南ア北部の俊英たち
2016年01月03日 07:57撮影 by  Canon IXY 130, Canon
2
1/3 7:57
南ア北部の俊英たち
南アとヤっちゃんの間に北アの白い恋人たちも見えます。
2016年01月03日 07:57撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
1/3 7:57
南アとヤっちゃんの間に北アの白い恋人たちも見えます。
ヤっちゃんといぶし銀のような奥秩父の職人たち。
2016年01月03日 07:58撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
1/3 7:58
ヤっちゃんといぶし銀のような奥秩父の職人たち。
奥秩父を横から
2016年01月03日 07:58撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
1/3 7:58
奥秩父を横から
大菩薩連嶺もすべて見えます。
2016年01月03日 07:58撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 7:58
大菩薩連嶺もすべて見えます。
雁が腹摺山・滝子山と奥多摩の山々
2016年01月03日 07:58撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 7:58
雁が腹摺山・滝子山と奥多摩の山々
黒岳と
2016年01月03日 07:58撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 7:58
黒岳と
これから辿る御坂の稜線
2016年01月03日 07:58撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 7:58
これから辿る御坂の稜線
ドアップ行きま〜す:布引、笊
2016年01月03日 07:59撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 7:59
ドアップ行きま〜す:布引、笊
聖、赤石
2016年01月03日 07:59撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3
1/3 7:59
聖、赤石
赤石、悪、荒川
2016年01月03日 07:59撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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赤石、悪、荒川
塩見、蝙蝠
2016年01月03日 07:59撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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塩見、蝙蝠
農鳥
2016年01月03日 07:59撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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農鳥
間の岳、北岳
2016年01月03日 07:59撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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1/3 7:59
間の岳、北岳
白根三山
2016年01月03日 07:59撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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白根三山
仙丈、鳳凰、甲斐駒
2016年01月03日 07:59撮影 by  Canon IXY 130, Canon
3
1/3 7:59
仙丈、鳳凰、甲斐駒
槍穂、蝶、常念
2016年01月03日 07:59撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 7:59
槍穂、蝶、常念
左端は北穂高と槍(雲が少しかかっているからわかりずらい)。その前から右は、蝶、常念、大天井、燕岳など常念山脈の山々
2016年01月03日 08:00撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 8:00
左端は北穂高と槍(雲が少しかかっているからわかりずらい)。その前から右は、蝶、常念、大天井、燕岳など常念山脈の山々
ヤっちゃんと偽ヤっちゃん(茅が岳)
2016年01月03日 08:00撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 8:00
ヤっちゃんと偽ヤっちゃん(茅が岳)
甲府分地
2016年01月03日 08:00撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 8:00
甲府分地
どか〜んと富士
2016年01月03日 08:02撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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1/3 8:02
どか〜んと富士
噴煙を上げているわけではありません
2016年01月03日 08:13撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
1/3 8:13
噴煙を上げているわけではありません
奥秩父もよく見えますよ:まずは金峰山。五丈石が良く見える。おんや〜、左端は瑞牆、岩が特徴的なんだが・・、右は朝日岳
2016年01月03日 08:07撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
1/3 8:07
奥秩父もよく見えますよ:まずは金峰山。五丈石が良く見える。おんや〜、左端は瑞牆、岩が特徴的なんだが・・、右は朝日岳
甲武信岳、木賊山、破風山
2016年01月03日 08:38撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 8:38
甲武信岳、木賊山、破風山
雁坂嶺、雁坂峠、古礼山、雁峠、笠取山
2016年01月03日 08:37撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 8:37
雁坂嶺、雁坂峠、古礼山、雁峠、笠取山
落ち葉のカサコソが聞こえます。
2016年01月03日 08:46撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 8:46
落ち葉のカサコソが聞こえます。
ドンベイ峠
2016年01月03日 09:15撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 9:15
ドンベイ峠
お〜!きれいだな。
2016年01月03日 09:18撮影 by  Canon IXY 130, Canon
2
1/3 9:18
お〜!きれいだな。
御坂黒岳:山梨百名山とともに日本三百名山の頂き。
2016年01月03日 10:21撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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1/3 10:21
御坂黒岳:山梨百名山とともに日本三百名山の頂き。
黒岳展望台からの景色:奥に箱根の山と山中湖が光ります。
2016年01月03日 10:24撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
1/3 10:24
黒岳展望台からの景色:奥に箱根の山と山中湖が光ります。
富士と河口湖
2016年01月03日 10:24撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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1/3 10:24
富士と河口湖
安倍奥、毛無、これから辿る御坂の稜線
2016年01月03日 10:24撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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1/3 10:24
安倍奥、毛無、これから辿る御坂の稜線
聖、赤石、悪、三山そろい踏み。笊と布引の間に上河内がチラッ。
2016年01月03日 10:25撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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1/3 10:25
聖、赤石、悪、三山そろい踏み。笊と布引の間に上河内がチラッ。
うの島がみえ〜てき〜た♬
2016年01月03日 10:27撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 10:27
うの島がみえ〜てき〜た♬
河口湖大橋と富士河口湖町
2016年01月03日 10:27撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 10:27
河口湖大橋と富士河口湖町
富士にかんぱ〜い。今日は、暑い。ノンアルビールもっと持ってこればよかった。
2016年01月03日 10:28撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 10:28
富士にかんぱ〜い。今日は、暑い。ノンアルビールもっと持ってこればよかった。
もう一度戻って、黒岳の一等三角点を踏みます。
2016年01月03日 10:45撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 10:45
もう一度戻って、黒岳の一等三角点を踏みます。
梢越にいつも富士が見守ってくれます。
2016年01月03日 11:24撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 11:24
梢越にいつも富士が見守ってくれます。
時々展望が開けると・・
2016年01月03日 11:28撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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1/3 11:28
時々展望が開けると・・
こんなでっかい富士が見られます。
2016年01月03日 11:28撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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1/3 11:28
こんなでっかい富士が見られます。
新道峠
2016年01月03日 11:38撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 11:38
新道峠
こんな優しい道が続きます。
2016年01月03日 11:52撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 11:52
こんな優しい道が続きます。
いい丸太。ここで昼食としよう。
2016年01月03日 12:22撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 12:22
いい丸太。ここで昼食としよう。
お父さんのダイエット昼食。
2016年01月03日 12:06撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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1/3 12:06
お父さんのダイエット昼食。
河口湖を見ながらの昼食♪
2016年01月03日 12:11撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 12:11
河口湖を見ながらの昼食♪
節刀が岳:行こうかな、行くのよそうかな。
2016年01月03日 12:29撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 12:29
節刀が岳:行こうかな、行くのよそうかな。
ここをうんとこしょと登り、
2016年01月03日 12:30撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 12:30
ここをうんとこしょと登り、
草の道となります。
2016年01月03日 12:43撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 12:43
草の道となります。
いつも富士が見守ってくれます。
2016年01月03日 12:56撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 12:56
いつも富士が見守ってくれます。
大石峠はススキの峠です。
2016年01月03日 13:15撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 13:15
大石峠はススキの峠です。
お富士にはススキの穂がよく似合う。
2016年01月03日 13:14撮影 by  Canon IXY 130, Canon
2
1/3 13:14
お富士にはススキの穂がよく似合う。
やっぱ節刀ヶ岳に行きます。
2016年01月03日 13:17撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 13:17
やっぱ節刀ヶ岳に行きます。
節刀ヶ岳に到着です。
2016年01月03日 14:21撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 14:21
節刀ヶ岳に到着です。
ダイエット食ではお腹が空きます。バテないためにもやっぱり食べよう。
2016年01月03日 14:25撮影 by  Canon IXY 130, Canon
2
1/3 14:25
ダイエット食ではお腹が空きます。バテないためにもやっぱり食べよう。
節刀ヶ岳も良い展望です。ヤっちゃんから
2016年01月03日 14:41撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 14:41
節刀ヶ岳も良い展望です。ヤっちゃんから
奥秩父の山々
2016年01月03日 14:42撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 14:42
奥秩父の山々
奥秩父と大菩薩の山々
2016年01月03日 14:42撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 14:42
奥秩父と大菩薩の山々
本日、周回した山々。奥は大菩薩と奥多摩の山々
2016年01月03日 14:42撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
1/3 14:42
本日、周回した山々。奥は大菩薩と奥多摩の山々
大菩薩アップ。
2016年01月03日 14:42撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 14:42
大菩薩アップ。
黒岳と三つ峠
2016年01月03日 14:42撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
1/3 14:42
黒岳と三つ峠
河口湖と御正体、杓子、道志の山々。
2016年01月03日 14:42撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 14:42
河口湖と御正体、杓子、道志の山々。
山中湖と箱根の山アップ。
2016年01月03日 14:43撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 14:43
山中湖と箱根の山アップ。
お富士よ今日もありがとう。
2016年01月03日 14:43撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
1/3 14:43
お富士よ今日もありがとう。
鬼が岳
2016年01月03日 14:43撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 14:43
鬼が岳
毛無山
2016年01月03日 14:45撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 14:45
毛無山
南ア南部、深南部。
2016年01月03日 14:45撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 14:45
南ア南部、深南部。
笊、聖、赤石、悪
2016年01月03日 14:46撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 14:46
笊、聖、赤石、悪
布引、上河内、笊、聖
2016年01月03日 14:46撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 14:46
布引、上河内、笊、聖
赤石、悪
2016年01月03日 14:46撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 14:46
赤石、悪
ぽつんと道標
2016年01月03日 14:49撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 14:49
ぽつんと道標
帰りも優しい道でした。
2016年01月03日 15:15撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 15:15
帰りも優しい道でした。
黄金色の大石峠に戻ってきました。
2016年01月03日 15:37撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1/3 15:37
黄金色の大石峠に戻ってきました。
黄金のススキ、いい塩梅。
2016年01月03日 15:38撮影 by  Canon IXY 130, Canon
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1/3 15:38
黄金のススキ、いい塩梅。
日没が近づいてきました。今朝登った釈迦が岳が西日に照らし出されます。
2016年01月03日 16:08撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
1/3 16:08
日没が近づいてきました。今朝登った釈迦が岳が西日に照らし出されます。
日没と同時に到着。
2016年01月03日 16:42撮影 by  Canon IXY 130, Canon
1
1/3 16:42
日没と同時に到着。
撮影機器:

感想

お父さんは、元旦早々から山逃亡作戦を実行。早朝、女子5名(奥方+娘たち)が起きないうちから、お父さん特製の雑煮づくり。「パパありがとう」と言わせてから、奥方がリクエストしたごますりハイクに出かける。2日目は、弟家族と実家の墓参りをした後、イタリアンレストランで女子たちの心をくすぐるコース料理をご馳走し、「すご〜い」と言わせる。買い物のあっしー君も買って出て、夕方、家に戻ってこう切り出す。「昨日と今日は大ご馳走だったね。俺も食いすぎちゃってさ〜、2〜3 kg太っちゃたみたい。またダイエットの努力をしなくてはいけないから、今夜から山行っていい?」。もちろんダメとは言いずらい。そしてダメ押しで、「あっそうだ!せっかくだから、お前たちにもでっかい富士を見せてやるよ。一緒にお父さんと行くか?」と、一応奥方と娘たちにも振ってみる。思惑通り「いってらっしゃ〜い」との反応。「残念だな」といいつつ、お父さん一人だけの山逃亡作戦は大成功。心の中でほくそ笑みつつ、21時自宅出発。

今回の目的地は、御坂山塊。正月からでっかい富士を見れば、縁起もいい。午前0時過ぎに登山口であるスズランの里入口の駐車スペースに到着。いつものように、車に持ち込んだ布団で熟睡。

翌朝は夜明け前から動き出す。6時13分。あたりが明るくなると、落ち葉の絨毯の上を歩いていた。釈迦が岳手前の岩場もほとんど問題なく、8時前には釈迦が岳頂上。360度の大展望。でっかい富士の他、南アルプスを真横から隈なく見渡せる。八ヶ岳、奥秩父も指呼のうち。また、今日は北アルプスの槍穂や常念などの白い峰を確認することができた。風もなくいい気候。朝からノンアルビールがうまい。

釈迦が岳から黒岳までは2時間の落ち葉を踏みしめての稜線歩き。黒岳三角点先の展望台まで足を延ばすとでっかい富士が頭から足先までどーんっと。正月とは思えないような温かい陽気の下、ノンアルビールが実にうまい。今日は、ノンアルビールをもう1本用意すればよかったと後悔。

御坂の稜線は、低山歩きの醍醐味を存分に味わえる素晴らしい尾根。左側にはすっかり落葉した梢越にいつも富士が見守ってくれる。正午過ぎ、腰掛けるのにちょうどいい丸太を見つけ、ダイエット食のお昼にする。

相変わらずの気持ちの良い稜線を歩くと、ススキの原が美しい大石峠。まだ、13時20分。今日の予定は、ここから下山する予定だが、このまま下っても小仏の渋滞にタイミングよく捕まるだけだ。ダイエットのためにももう少し歩きたいので、節刀ヶ岳まで足を延ばすことにする。

大石峠から先の樹林帯では、少し道が不明瞭になったが、赤リボンを見つけていけば問題なかった。すぐに明瞭な道になり、3〜4の小ピークを越えていく。かなり陽が傾いたころ、節刀ヶ岳に到着。14時25分。ここも、なかなか展望の優れた頂であった。これまでダイエット食だったため、少しシャリバテ気味になってきた。禁を破って小さなお弁当を食べる。

大石峠まで戻ると、ススキの原は夕陽に照らされ黄金の原になっていた。きれいな景色に感傷的な気分となったが、明日からの仕事のことや直後の小仏の渋滞のことが頭に浮かび、現実的な気持ちにすぐ引き戻された。「イヤだな〜。渋滞がひどかったら、今日はこのまま車の中で泊まり、明日は休んじゃおうかな〜。そうしたら、次の日もお山に登れる!」と、都合の良い考えも浮かんでくる。

大石峠からの下りは、陽が沈むのと競争するような感じであった。途中、尾根から外れ、落ち葉の中のか細い山道に下りるわかりにくい分岐点があった(小さい導標はある)。暗くなっていたら、完全に見落としていたであろう。荒れ放題の林道をトコトコ歩き、車を朝止めた駐車スペースに、ほぼ日没の時刻に到着。16時47分。

ラジオを聞くと、小仏の渋滞は予想していたほどひどくはなかった(15 km程度)。富士河口湖温泉でひと風呂浴びて、富士吉田市内で食事をしたら、小仏の渋滞は解消されていた。うれしいのか悲しいのか、そのままおとなしく高速に乗り、2時間余りであっけなく千葉の自宅に帰着。21時ちょっと過ぎ。翌日の仕事始めは、もちろん定時に出勤。

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コメント

おかしいーーーー( *´艸`)
あいかわらずだね、Atsu兄〜
今年もよろしくお願いいたします

女子の心ガッツリ掴んどいて〜の山行計画
いやぁ、素晴らしいわ(笑)
アッパレとしか言いようがありませんね

秋みたいなフカフカ落ち葉とか
大きい富士山とか
いいですねー

山行終えて、現実に引き戻される感じ・・・
よくわかるわぁ〜
2016/1/4 23:12
Re: おかしいーーーー( *´艸`)
こちらこそよろしくお願いします。

これにプラスして義理のご両親のところにあいさつしに行ったりしたので(ご馳走になりに行っただけ?)、
正月3日間は本当に疲れました。

今シーズンは暖かですね、晩秋の山を歩いているようでした。金峰も真っ黒でしたよ。

山から帰る時の切なさ・・特に、長い休みの後はしみじみ感じます。
小仏の大渋滞があれば、帰れない大義はできたのに・・・
2016/1/5 5:44
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