烏帽子山・高通山

2025年03月21日(金) [日帰り]

• GPS: 04:36
• 距離: 12.4km
• 登り: 1,022m
• 下り: 1,022m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:01
• 休憩: 0:29
• 合計: 4:30

距離 12.4km 登り 1,022m 下り 1,022m

7:00 雲見
7:15 7:28 烏帽子山
7:38 雲見バス停
7:52 千貫門
8:03 雲見入谷バス停
8:23 8:28 高通山登山口
9:02 9:06 高通山北側展望台
9:11 9:16 高通山
10:47 10:48 黒崎展望所
11:00 11:01 三競展望台
11:30 雲見

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

雲見海岸駐車場利用（無料）

コース状況／危険箇所等

全体的に歩きやすいコースではありますが、一部の箇所では登山のつもりでなくとも実質登山道のような場所もあるので注意が必要です。

写真

3/21 6:53

おはようございます登山者Dです。
ここは雲見海岸の無料駐車場です。
本日は大好きな伊豆半島を歩きに来ました。

3/21 6:57

まずは一段上を走る国道136号線へ出ます。
Google先生にお願いして雲見海岸駐車場まで来たのですが、ここへ降りる道案内が無くて最初迷いました。

3/21 6:59

国道136号から見た雲見浜。
小ぶりでひっそりとした美しい浜です。
こういう所大好き。

3/21 7:01

国道136号を少しだけ歩き雲見浅間神社へ。
この神社のあるピークが本日最初のピークである烏帽子山です。
ちなみに奥の建物はトイレです。

3/21 7:05

雲見浅間神社へお参り。
よろしくお願いいたします。
ちなみに御祭神は磐長姫命（いわながひめのみこと）です。

3/21 7:06

さて烏帽子山山頂へはこちらの社殿脇の階段から。
この階段はかなり急で、奥多摩駅近くの愛宕山の有名な急階段といい勝負です。

3/21 7:13

階段を登りきれば登山道へ。
烏帽子山は海岸に飛び出した形の岩山なので崖側は結構急ですので注意。

3/21 7:19

相思の根というポイントがありました。
根っこが並列になっているからかな？
調べても由来はよくわからず。

3/21 7:23

という事で烏帽子山（164m）登頂です。
まさに岩の突端という感じの山頂ですが転落防止柵があるのでありがたい。

3/21 7:23

山頂から南側の景色。
雲見の温泉街とこれから向かうエリアが良く見えています。

3/21 7:23

北側の景色。
岩地海岸や堂ヶ島が見えています。
この辺りへ来るのは2度目です。
自宅からかなり遠いのですがすごく好きなこのエリア。

3/21 7:23

そしてうっすらと見える富士山。
今日はいい天気になりそうですね！！

3/21 7:36

さて国道136号へ降りてきました。
先へ進んでいきましょう。

3/21 7:40

今回も基本は登山を目的のコース組みをしていますが、せっかくなので観光ポイントは回っていきたいという欲張り設計。
そのためこの地味な分岐を右に行きます。

3/21 7:40

目指すは千貫門。
海の景勝地です。

3/21 7:43

道なりに歩いてこの橋を渡ります。

3/21 7:46

足元にはスミレが咲いていました。
春ですね〜

3/21 7:50

アップダウンのある遊歩道を歩き目的地が見えてきました。
それにしても崖側の落石防止柵の頑張りがヤバい。
ちょっと怖いくらいだ。

3/21 7:52

こちらが千貫門です。
火山のマグマの部分だけが侵食に耐えて突き出した形の地形だそうです。

3/21 7:52

海岸線から先ほど登った烏帽子山を見ています。
山というか岩というか。

3/21 7:52

反対側の地形。
見事な断崖絶壁です。
画像は容量節約のため圧縮しているのでわかりづらいのですが、結構崖っぷちまで家がある事に驚き。

3/21 8:01

さて元の道に戻ってきました。
先へ進んでいきます。

3/21 8:11

地図に従い国道を離れると徐々に山へ向かう道へ。

3/21 8:11

結構咲いているサクラがありました。
品種はわかりませんが早咲きの品種でしょうか？
それともここ数日で急激に暖かくなってきたので咲いたのでしょうか？

3/21 8:19

海岸線沿いにある平場は雲見オートキャンプ場です。
最高のロケーションだなあそこ。
利用してみたい。

3/21 8:29

そして目的の山の登山口へ。
高通山を目指して登ります。

3/21 8:38

山中は比較的幅広で歩きやすい緩い登り。
このくらいなら牛馬道と言えるレベルの道に見える。

3/21 8:40

と思っていたら登った先には石垣の痕跡が複数ありました。
林業作業小屋跡とかにしては区画の数が多く集落の跡地に見えます。
ここまでの道が比較的高規格だったのもこれに関係するのかな？

3/21 8:47

集落跡（？）を過ぎると道は一気に登山道っぽくなってきました。
やはりあそこまでは牛馬道だったのかな？

3/21 8:49

このシダ植物が多い感じの植生、伊豆っぽいですね〜
大好き。

3/21 9:06

山頂直下の展望台（北側展望所）
烏帽子山がかなり下に見えて可愛い感じに。
秘境感のある雲見浜も見えていますね。

3/21 9:11

高通山（519m）登頂です！
本日のお目当てはこの山でした！

3/21 9:11

高通山は南伊豆ロングトレイルの最高峰です。
南伊豆ロングトレイルも時間をかけてゆっくり歩きたい。

3/21 9:11

波勝崎方面を見ています。
一番飛び出しているのは三ツ石岬でしょうか？
あっちの方は全部ロングトレイルのエリアですね。

3/21 9:16

下山は高通公園へ。

3/21 9:29

高通公園からのコースの方がメジャーコースのようです。
整備の手厚さが段違い。

3/21 9:32

舗装路まで降りてきました。

3/21 9:33

こちらが高通公園の駐車場です。
高通山に登るだけならこっちから来る方がお勧め。

3/21 9:34

ここから先は再び国道136号へ。
下田を境に西伊豆の国道136号と東伊豆の国道135号で伊豆半島の外周をグルっと周回できますのでドライブにも良いですね。

3/21 9:42

さて観光スポットへ寄り道するため国道を外れます。
石部の棚田を見に行きます。

3/21 9:43

道中では菜の花が綺麗に咲いていました。

3/21 9:44

ツバキも綺麗に咲いています。
良い季節になりましたね〜

3/21 9:50

こちらが石部の棚田。
石部温泉の集落へ向かう谷の上部が全部棚田になっています。

3/21 9:57

陽当たりが非常に良い棚田エリアではサクラが満開でした。

3/21 9:57

相変わらず品種はわかりませんが濃いめの色が鮮やかなサクラですね！

3/21 10:01

車道を歩いてもいいのですが棚田の内部を歩ける石畳の道という遊歩道があります。
作業をしている方の邪魔をしないようにしながら散歩。

3/21 10:16

石部の集落へ降りる最後の部分は徒歩道を選択。
こういう場所良いなぁ、この辺に住んでたら天気の良い日は毎日散歩したいですね。

3/21 10:27

さて海岸線まで出れば国道136号で雲見エリアへ戻れますが、せっかくなので三浦歩道を歩いていきます。

3/21 10:28

ちょっとわかりにくい所もありますが道標を探しながら住宅地を進みます。

3/21 10:30

三浦歩道は要するに海岸沿いの山越えコースです。
国道は迂回したりトンネルでぶち抜いたりしている海岸線にありがちなアレです。

3/21 10:42

ピークハントは無いのですが展望ポイントがあります。
とはいえ結構アップダウンも激しく道も遊歩道というよりしっかり登山道なので踏み入るのは注意を。
道標のアルファベット表記が”Sanpo Trail”になっているのはちょっと罠。

3/21 10:46

黒崎展望所。
休憩にいい場所ですね。

3/21 10:47

展望もなかなか良い！
目の前の亀の頭みたいなのは荻谷崎。
あそこにも岩地歩道という遊歩道があるという話。

3/21 11:00

三競展望台。
ここの展望台は非常に立派で、説明がしづらいのですがわざわざここに寄り道する事を誘導するためのちょっとした罠もあったりする場所です。

3/21 11:00

黒崎展望所よりこちらの方が開けています。
目の前の尾根の上が先ほど訪れた黒崎展望所ですね。

3/21 11:00

標高的にはこの場所は145mのはずなので烏帽子山（153m）より低いはずですがこっちの方が上に見える不思議。

3/21 11:05

さて一旦国道136号まで一気に降ります。
高度差が結構あるのでなかなかの斜面。
散歩道だと思って慣れない人が踏み込むと苦労しそうです。

3/21 11:10

という事で国道に降りてきました。
少しだけ国道を歩くと雲見霊廟という石切り場跡を墓地にした珍しいスポットがあります。
お墓なので写真は撮っていませんが。

3/21 11:13

さて三浦歩道の続きへ入ります。
また登るんか…！

3/21 11:14

伊豆石を切り出した石切り場跡を巻くような道です。
かつての坑道のような洞窟がそこかしこに真っ暗な口を開けているのでちょっと不気味。

3/21 11:15

松崎町には石切り場の跡が複数あり、洞窟内を観光できる場所もあります。
室岩堂だったかな？

3/21 11:28

歩道というなの登山道を歩き切ればようやく雲見の集落へ。

3/21 11:30

雲見浜へ帰ってきました。
お疲れさまでした！！

3/21 11:44

さて最後のお楽しみはこちら、雲見浜の足湯。
疲れた脚を癒すのだ！！

3/21 11:45

足湯のはずが冷水でした。
冬はお湯にしていないのだろうか…それとも平日だから？
残念…

撮影機器：

iPhone 15 Apple

感想

登山者D

2025年3月21日

今回は南伊豆は松崎町、雲見エリアの烏帽子山から高通山を通る周回コースを楽しんできました。
途中で寄り道できる観光地もなるべく立ち寄る方向で歩いた贅沢なコース。
ひとつひとつのピークは大きくないですがアップダウンが多く地味に結構な登降量になりましたが、春を強く意識させるうららかな日差しと時に強く時に優しいさわやかな海風を感じながら歩く伊豆の山旅は最高の贅沢なものとなりました。
私は伊豆がかなり好きでちょくちょく訪れるのですが、南伊豆となると居住地から地味に距離があるのでたまに訪れたならば贅沢に楽しみたいところです。
本当なら下山後の温泉も雲見温泉を楽しみたかったのですが、足湯が冷水だった時点で他の温泉宿を見つけるという思考がどこかへ消えてしまい普通に帰ってきてしまいました。
よくよく考えれば別に足湯がだめでも他の温泉宿があるのにもったいないことをしました。
このエリアではもう一ヵ所行きたい場所があるので次はちゃんと下調べをして行こうと思います。