芦倉山 白山中居神社から


- GPS
- 06:43
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,077m
- 下り
- 1,080m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
往路、復路とも林道は長い。 芦倉山山頂手前の急登は、ワンミスアウトのカチカチ斜面。前回も今回も自分はアイゼンで登ったが、hskさんはクトーとウィペット使って板で登った。 標高1000m以下は雪が緩く、それ以上ではカチカチ。山頂からの谷滑走では、雪崩で多くの樹林が折られていたが、形のあるデブリはそれほどなかったので、デロデロのスラッシュ雪崩によるものだろう。 標高1100mあたりの林道片斜面は、多少、斜度が緩くなっていて前回よりも安全に通過できた。 |
写真
h)思ったより崩れている所多い。この先は行ったことないので…止めて戻ろう
装備
個人装備 |
グリーン持ち物
ジオラインLW上2枚(1枚使用)
ジオラインLW下1枚
ミレードライナメッシュシャツ上
モンベルウィックロンロング(不使用)
モンベルのジオラインバラクラバ(不使用)
防寒テムレス
ニトリルゴム手袋
インナー手袋(使用せず)
ハードシェル上下
スキー板(dps168cmセンター99)
スキーブーツ(K2ディスパッチ26.5cm)
ザック(オルトボックスオートルート40)
パン3袋(1袋消費250kcal)
干し芋一袋(消費せず)
エナジージェル2個(消費200kcal)
ヘッドランプ(レッドレンザーMH5を2個)
予備スマホ
スマホ
BDウィペット(直径12cmのスノーバスケット)
ココヘリ
防寒着(ダウン)
ツェルト(マイクロピコシェルター)
4mmロープ10m1本
ゾンデ(モンベル240cm)
スコップ
自作スノーソー
ヘルメット
ゴーグル
シール(ポモカ)
マムートビーコンBarryvox
クトー(使用)
水2.6L(0.2L消費)
ドライバー
アイゼン(使用)
合計13.0kg(板ブーツ
シール
ウィペット
ヘルメット除く)
hskさん持ち物
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
日よけ帽子
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
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感想
前回、シール忘れで石徹白周回に同行できなかったhskさん。どんなにか悔しかっただろう。次回、きっと同じコースをトライされるだろうから、その時は一緒に行こう!!と決意していたところ、金曜日にhskさんから連絡あり。「土曜日に石徹白周回する」とのご連絡!そしてよくよく聞いてみると、前回とは違うコースで!!ということで、計画書を見せていただく!!コースは白山中居神社から芦倉、丸山経由。銚子との分岐点からは銚子ピストンで戻り、林道南下して周回下山。滅多にレコがないコースだ!!数日前からの高温と前日の大雨による雪崩や雪割れ、気温低下によるカチカチ斜面に不安を感じながらも同行を決めて準備をし、睡眠時間短縮で臨む。
ところが・・・眠れない・・・。最近、会社事案で精神的に疲労していたのだろう。それでも歩いているうちになんとかなるだろうと思っていたが、どうも足元がふらつく。食欲も出ない。カチカチ急登では、むりせずアイゼンで歩くが、やはりちょっとふらつく。モチベも上がらない。天気予報よりも天候悪く、精神的にも苦痛になってくる。芦倉山山頂で、再度自分に問いかける。
「このまま8~10時間、カチカチ斜面を滑落せず集中して進めるだろうか?途中で動けなくならないだろうか。hskさんにご迷惑をかけることになるのでは?」
山頂が見え、その先の稜線を見る。急斜面のカチカチや雪割れが見える。予報になかった小雪が降りだし、多少の風が冷たく体に堪えて感じる。アイゼンから板への交換の際、体温が急激に低下して震えだす。こんなことはあまりない状況だ。「こりゃ駄目だ・・・」と判断して、hskさんに山頂から谷滑走で下山を提案する。この体調、メンタルでは多分、集中力と体力持たずに滑落する。行けたとしてもボロボロになり、かなりの時間を要するだろう。hskさんは元気だったのでそのまま進めるだろう。そして、今回は、今シーズンはラストチャンスだろう。そんなことを考え、申し訳ないと思いながらも、事故回避を優先させていただいた。hskさん、来シーズン、一緒に行きましょう!!
ちなみに、下山後、疲労感から駐車場で1時間半ほど寝てしまい、その後、自宅へ向けて出発するも、睡魔に襲われ2度ほど30分程度の仮眠をとり、なんとか自宅へ戻った。hskさんには申し訳ないが、やはりあのときの下山判断は自分にとっては正しかったと思う。その後、帰宅後も思考が回らず、翌日もずっと疲労感を感じていたが、お嫁様(そう呼べと命令されている)と自宅近くのハイキングに向かい、少しづつ復調している。おそらく精神的なストレスが、体力面や思考にまで影響を及ぼしたのだろう。こんな時は、軽いお山を回数登ることでストレス発散して復調するのが良いだろう。
hskさん、今回はご迷惑をおかけしましたm(__)m。また、嫌な顔1つせず、快諾していただき、ありがたかったです。また一緒に行きましょう!!
今日は、石徹白周回リベンジ、芦倉山から。と勇んで行ったが…グ君のモチべが今ひとつ。芦倉山で体調もすぐれないとこ事。これは、リスク感じとったグ君の体が反応した感じた(笑)。この先は、行った事ないし見ても崩れている所多い。グ君の意見をきいて戻ることにした。滑りはカリカリバーンできつかったけどそれも山スキー、今日も朝活何やかんやと楽しかった。
コメント
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こんにちは!ご無沙汰しております。
モチベの塊のようなグリーンさんでも、調子が悪くなることがあるんですね。人間だもの、少し安心しました(笑)
芦倉山から先はエスケープが限定されるのに加え、先の不安を残しながらの下山になるので、早期撤退の判断は正解だったと思います。体調、焦らずにゆっくりと戻していって下さい。
それから、たった2日違いで自分と同じルートを辿る予定だったとは驚きました。考える事は一緒のようですね〜
また一緒に遊んで下さい!ホントに日曜の休みが欲しい‼
ちなみに、モチベは精神的負担が大きい時は厳しいですね。自分でも、たまに抜け殻になって家に閉じ思って、こたつとトイレにしか行かないときもありますよ。きちんと弱い人間です。組織とか強調圧力とか常識とか上下関係とか人間関係とか、そんなものには一般人の3割以下の耐性しかないようです。多分、日本社会で生きていくのに向いていない人種です(笑)。
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