望外の雪景色「小楢山」

2025年03月30日(日) [日帰り]

• GPS: 06:40
• 距離: 14.7km
• 登り: 1,249m
• 下り: 1,263m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:44
• 休憩: 0:57
• 合計: 6:41

距離 14.7km 登り 1,249m 下り 1,263m

6:25 スタート地点
6:26 6:27 フフ小楢山登山者駐車場
7:36 7:47 母恋し道登山道入口
8:49 8:52 小楢峠
9:10 9:30 小楢山
9:43 9:44 一杯水
9:57 小楢峠
9:59 タナネイリノ頭
10:18 幕岩
10:28 10:38 大沢ノ頭(大沢山）
11:59 母恋し道登山道入口
12:51 13:00 フフ小楢山登山者駐車場
13:05 ゴール地点

天候

晴れ後曇り
ほぼ無風
視界は少し霞む 南アルプスを視認できた
花粉は少ない

駐車場の気温は 朝は2℃ 下山時は10℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

フフ登山口駐車場を利用した
トイレ有り
24時間営業のコンビニは 5kmほど離れた国道沿いに有る 道の駅近くのコンビニは夜間閉店

アスファルト舗装で ほぼ乾いていた

コース状況／危険箇所等

駐車場から小楢山を往復した
登りは母恋し道 下りは父恋し道を通った
積雪は山頂付近で10cm弱 前日の降雪が生きていて 踏めばギュウギュウ鳴く新雪だったが 下山中には 滑るシャーベットになった

※ 林道 ※
駐車場から母恋し道父恋し道分岐まで3km弱は部分的にコンクリート舗装の残る 砂利の林道歩き

※ 母恋し道 ※
ジグザグに高度を上げて小楢峠で 父恋し道と合流する
先行トレースひとり分

※ 山頂まで ※
緩やかな尾根道はノートレースだったけど 登山道がくぼんで明瞭だった

※ 錫杖平まで ※
灌木のトンネルで明瞭な登山道
ノートレースだったが 下りはつまづきそうでゆっくり下りたら トレラン男性ソロに追い越された

※ 小楢峠まで ※
トラバース気味に緩やかに下る
トレランの先行者は 2倍のストライドで掛け下るけど よほどバランスと瞬発力に自信が無いと真似できない

※ 父恋し道 ※
母恋し道で下るつもりだったが トレランの登ったトレースをあてにして 父恋し道を使った
大沢ノ頭まで尾根道で 登り下りを繰り返す
幕岩はガスで展望が期待できないので 登らずに 右に巻いた
大沢の頭からしばらく急な下り
下半は融けで滑りまくるシャーベットになった
登りのトレースがふたり分有った

展望が良かったのは小楢山 山頂で南に開けて富士山を中央に 右は南アルプスの北岳 左は大菩薩嶺まで見える
幕岩はガスがなければ360°見渡せるらしい
大沢の頭もガスッてなければ南西方向が見える

その他周辺情報

鼓川温泉を利用した
トロミの有るナトリウム泉を循環する
地元500円 外来者700円

小楢山の鼓川登山口に有る

写真

3/30 5:38

保健農園ホテル フフ山梨
化粧品のCMソングみたいな
名前だな

3/30 5:39

右が小楢山かな
なんだか白っぽいぞ？

3/30 5:42

フフは冬季閉鎖？
登山者駐車場は
100m先に有る

3/30 5:44

フフ登山口駐車場
先行の車が1台

3/30 6:29

防獣ゲートを開閉して
歩き始める

3/30 6:45

白っぽいのは霧氷なのか？
林道を進む

3/30 7:21

廃作業小屋？
破れている

3/30 7:37

霧氷と言うより
春のベタ雪が枝に積もっている

3/30 7:43

真っ白でないか！

3/30 7:47

林道から
母恋し道に入る

3/30 7:55

植林は間伐してある

3/30 8:04

標柱に雨乞沢と
表示してある
母恋し道はジグザグに
高度を上げる

3/30 8:20

普通の霧氷より
積もった雪は太い
なんだか真っ白だ

3/30 8:52

小楢峠に乗り上げた
先行トレースは左の
一杯水の方へ進んでる
右の山頂方向へ進む
しばらくノートレースだ

3/30 8:55

緩やかな尾根道は
凹んでいて分かりやすい

3/30 9:08

山頂の東屋まで来た

3/30 9:12

見事な霧氷 じゃない
見事な着雪だ

3/30 9:17

富士山は霞んでいる

3/30 9:17

南アルプス
白根三山

3/30 9:11

山頂から大沢ノ頭
なんか雲が増えた

3/30 9:24

山頂には三角点と
風景盤が有る
みるみる雲が沸き上がる

3/30 9:26

見事な着雪

3/30 9:27

見事見事

3/30 9:29

山頂を後にする
すっかり曇ってしまった

3/30 9:31

山頂から錫杖平を目指して
焼山峠方向へ進む
ここもノートレースだ

3/30 9:36

錫杖平付近？

3/30 9:42

一杯水
雪に隠れている
岩塊の沢地形？

3/30 9:44

ソロトレランに抜かれた
すごいスピード！

3/30 9:45

錫杖平の分岐
小楢峠方向へ
トレランのストライドは
2歩分だ！

3/30 9:56

小楢峠
トレランの人が
登って来た足跡が有る
それなら
幕岩・大沢山方向へ

3/30 10:02

「私です
山を守るも 火を出すも」

しばらく尾根の登り下り

3/30 10:18

幕岩だ
道は右に巻いている

3/30 10:19

鎖が垂れているけど
ガスッているし
雪も着いてるし
登るのはやめる

3/30 10:20

幕岩の人形
静岡で見る天狗みたいな

同じ作者？

3/30 10:25

大沢ノ頭

3/30 10:27

大沢ノ頭は
南西が開けているけど
ガスが濃い

3/30 10:28

右の方に三角点も有る

3/30 10:29

父恋し道の下りは正面
けっこう急

3/30 10:32

羅漢岩までは
激下りだった

3/30 10:38

特徴的な岩
名前が付いているのだろうか

3/30 10:39

やはり
父恋し道は岩が多い

3/30 10:42

絶妙なバランスで
持たれ合う岩

3/30 10:43

奇岩が続く

3/30 10:56

岩塊の通過など
マークが有るけど
トレースが無いと
迷いそうな道だ

3/30 11:01

屏風岩の裾を歩く

3/30 11:28

高度を下げると
雪解け水が流れる横を
下る

3/30 11:34

姫百合地蔵

3/30 11:42

達磨岩分岐
途中まで行って
道が悪いので断念した

3/30 11:42

達磨岩分岐の石仏
馬頭観音か？
観音か弁天か？
女性らしい髪型だ

3/30 11:52

林道に下りる

3/30 11:58

母恋し道父恋し道分岐
雪もだいぶ融けた

3/30 12:07

旧道 父恋し道分岐

登りに見落としていた

3/30 12:20

林道を戻る

布袋岩が有った

3/30 12:36

○○座頭塚

3/30 12:48

何の木か？
行列に植えてある

3/30 12:52

駐車場まで戻った

3/30 13:00

駐車場にトイレが有る

3/30 13:10

葡萄畑から振り返る
まだ雪が残っている
右が小楢山
左は大沢ノ頭

3/30 13:21

鼓川温泉
ここにも登山口が有る

撮影機器：

Canon EOS R8 Canon

感想

つうぶう

３月の末に 新雪を踏めるのは想定外、葡萄畑の道を登山口に向かうと、小楢山らしき山が 早暁の日を受けて白く見えてきた。
前日の雪か？やったー！新雪を歩けると 期待が高まる。
登山口まで 夏タイヤで大丈夫か、不安も感じたけど問題無く行けた。

歩き始めると、木の枝が白くなっていて、霧氷かと思ったら 違っていた。
春のベタ雪が 枝に積もって霧氷のように見えていたのだが、それはそれで美しい。
日射しで融ける前に山頂まで行こうと、いつもより頑張って、きれいな状態に間に合った。
積もっている雪も、生きていて 踏めばギュウギュウと鳴いてくれた。
今年初の新雪を、それも部分的だけどノートレースで堪能できて おおいに満足な山行になった。
下山中に 融けだした雪が、雨かミゾレのようにボタボタ落ちてきたのと、シャーベットでズルズル滑ったのは まったく問題無い。

展望が霞み気味だったり、ガスッたりしたのも問題無く 今日は気にならない。

コメント

washin

つうぶうさん、初めまして。
錫杖ヶ原分岐でお話させていただいたwashinと申します。

この時期に想定外の雪山を歩け、本当に良かった山行はご同慶の至りです。
幕岩から父恋し道を歩かれたようで、登りとは景色が違うルートも楽しまれたことと思います。
多分同じ時間につうぶうさんは小楢山山頂、私は幕岩から雪の大展望を堪能していたんですね。
詳細なコース状況説明やコメントを読ませていただき、あの景色を改めて思い出すことができました。

つうぶう

washinさん おはようございます

あのスピード！
瞬発力とバランスに圧倒されました。

父恋し道では、トレースで助かりました。
足跡が ふたり分有ったので、後追いで登った人が有るようです。
錫杖の分岐で聞いたので、大沢山経由で歩くことができ、見どころの多い山行になりました。
ありがとうございました。