茅野・諏訪・高遠の山城めぐり（藤沢城・有賀城・桑原城など7城攻略）

2025年03月30日(日) [日帰り]

• GPS: 05:38
• 距離: 8.9km
• 登り: 590m
• 下り: 476m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:16
• 休憩: 3:17
• 合計: 7:33

距離 8.9km 登り 590m 下り 476m

9:09 藤沢城登山口
9:24 9:41 藤沢城跡
9:55 蛇王鉱泉咲の湯
10:15 藤沢城登山口
10:15 10:50 （🚙移動）
10:50 城裏橋
11:13 11:32 有賀城
11:50 城裏橋
11:50 （🚙移動）
12:14 普門寺口
12:33 13:12 桑原城
13:45 普門寺口
13:45 13:50 （🚙移動）
14:05 駐車場所
14:08 城山団地の登山口
14:14 14:23 鬼場城跡
14:28 城山団地の登山口
14:30 駐車場所
14:30 14:37 （🚙移動）
14:37 埴原田公民館
14:42 月見山観音堂
14:47 15:02 埴原田城跡
15:04 月見山観音堂
15:08 埴原田公民館
15:08 15:24 （🚙移動）
15:24 朝倉山城登山口（南側）
15:44 16:00 朝倉山
16:08 朝倉山城登山口（北側）
16:08 16:22 （🚙移動）
16:22 茅野市米沢出張所
16:29 16:34 丸山城跡
16:42 茅野市米沢出張所

天候

☀️晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◎8:30茅野市米沢出張所に集合
　その後の移動は1台で。
◎駐車場所
　（藤沢城）
　　国道152号 藤沢城入口看板前の空きスペース
　（有賀城）
　　県道50号諏訪辰野線
　　城裏橋横の路肩スペース
　　※山の斜面にある有賀城跡の看板が目印
　（桑原城）
　　普門寺口の空きスペース
　（鬼場城）
　　登山口近く、道路沿いの路肩スペース
　　※登山口前の駐車場、空き地は駐車不可
　（埴原田城）
　　埴原田公民館駐車場
　（朝倉山城）
　　北側登山口の駐車スペース
　（丸山城）
　　茅野市米沢出張所駐車場

その他周辺情報

🏯藤沢城跡
　藤沢城は蛇山（じゃやま）とも呼ばれ、標高1032mの山頂には土塁に囲まれた平地と、南北の尾根に5本の堀が残っています。
　ここは、松倉峠（金沢峠）と杖突峠からの道が合流する場所で、古来から交通の要衝でした。
　城主は、元暦・文治年間（1184～90）に諏訪の社領に属していた藤沢盛景、さらに、天文18年（1549）には保科正直が居住したと伝えられていますが、築城時期については、はっきりしていません。
（現地の案内板より）
🏯有賀城跡
　有賀城は、尾根の先端を切り込んで主郭を設け、そこから北と東北に延びる尾根及び、南方尾根続きに対して遺構を展開させている。
　主郭に相当する曲輪1は、東西約20メートル、南北約37メートルの規模をもつほぼ長方形に近い形をした曲輪で、西、南面及び東面の一部に高い土塁が設けられている。特に南面の土塁は主郭を構築する時に地山を削り残して作られたものと思われ、高さが曲輪内から4～5メートルにも達する規模をもち、南方尾根続き方面から主郭内を見透されないように配慮されている。この土塁の内側には、石垣で固めた細い段が左右に二段ずつ設けられている。この土塁上には秋葉権現の碑が立っており、これらの段もその祭祀の必要上設けられた可能性があり、石垣も城の遺構と即断することは難しい。
（現地の案内板より）
🏯桑原城跡
　桑原城は一名を高鳥屋城ともいい、諏訪惣領家の本拠上原城の支城として要害をほこった山城である。甲州街道から約200m北に位置し、本丸は空濠より高さ6m、東西33m、南北25m、面積はおよそ600平米あり、空豪をへだてて西側の二の丸に続く。
　天文11年（1542）7月4日、諏訪頼重は武田信玄に攻められて上原城からのがれ、ここで敗れた。頼重は甲府に送られ、
　　　おのずから　枯れ果てにけり、草の葉の
　　　　主あらばこそ　またもむすばめ
の辞世を残して割腹し、諏訪惣領家は一旦滅亡したという悲史を伝えている。
（現地の案内板より）
🏯 鬼場城
　鬼場城は永明寺山から延びた一支尾根が上川へ落ち込む未端部にある。標高907m比高75m。築城年代、築城者は不明であるが天文年中矢崎和泉守が此に拠って武田晴信に属したと伝えられている。
　鬼場城は山道で上原城とも簡単に連絡でき、北山浦一帯の交通路が集中する所であるために、交通の要衝と同時に上原城防衛網の重要な支城であったと思われる。
（現地の案内板より）
🏯埴原田城跡
　埴原田城は、永明寺山の北麓の尾根の末端、通称茶臼山と呼ばれる標高891mの小高い山の上にある。比高は40mほどで、集落に近く、山全体が耕作された形跡がある。
　文明年中（1469～）には、諏訪氏の一族で、政満の弟、埴原田小太郎行満が在城し、上原城の押さえを果たしていたという。
　この小太郎行満は、文明15年（1483）の前宮神殿の変で、兄政満らとともに誅殺されている。
（茅野市史より抜粋）
🏯朝倉山城跡
　朝倉山城は別名塩沢城ともいい、戦国時代の砦・狼煙台で、標高は1086.7mである。山浦地方を一望にでき、小県・佐久・川中島方面への要路大門峠を見張るには絶好の地で、湯川砦は東方眼下指呼の間にあり、武田氏が狼煙台として使ったという伝承はうなづける。
　天文年間、塩沢安兵衛が信玄に従って朝倉城を守ったと伝えられる。その子将監も在城し、塩沢寺を開基している。
　城の縄張りは細長い山頂部に、周囲に土塁を持つ円形の主郭を中心に、空堀を挟んで二の郭・三の郭・後郭等を一列に配した連郭式で、これに東の張出しに狼煙台に使われたと思われる東郭を設けている。
（現地の案内板より）

写真

3/30 11:29

お） 今回は、だるまがえるさんのご案内で伊那や諏訪、茅野の山城7城を回って来ました。だるまがえるさんとは今日が初コラボ。今日1日よろしくお願いします。（写真は有賀城）
だ）🍣oshuchanさんとは、これまでヤマレコ上では何度かやりとりさせていただいたことがありますが、お会いするのは初めてでした。ご一緒できるのをずっと心待ちにしておりました。

3/30 9:10

お）最初にやって来たのは、旧高遠町（伊那市）の藤沢城。
だ）すんなりと駐車場所が見つかってよかったです。

3/30 9:11

お）藤沢城は、だるまがえるさんお勧めの山城。どんなところか楽しみです。
だ）2枚目の写真からしばらくは道標がないので、ちょっと心細くなります。

3/30 9:13

だ）尾根に上がるまでは、なかなかの急登です。

3/30 9:20

お）尾根まで登ると早速堀切が見られます。本郭もすぐ先に見えました。
だ）この時期は木々の葉が落ちて見通しが良いので、気持ち良いです。

3/30 9:41

お）藤沢城本郭に着きました。
だ）郭ごとに大きな松の木があります。

3/30 9:27

お）藤沢城からは高遠方面の眺めがgood! 一番遠くに見えるツインピークは二児山だそうです。
だ）二児山、今年こそ登りたいです。

3/30 9:30

だ）堀切の向こうに二の郭。

お）二の郭から見た本郭。
だ）主郭の松の大木は枯れていますが、それでも存在感があります。

3/30 9:37

だ）初コラボの記念写真😄
お）いつも持ち歩いている三脚が早速役に立ちました。

3/30 9:35

だ）遠くから見てもこの松の木が目印になります。

3/30 9:41

だ）杖突峠方面かな？
お）さすが山城。街道筋が遠くまで見通せます。

3/30 9:50

だ）尾根から西側に降ると、石垣を伴った曲輪が何段も続きます。
お）どんなお屋敷が建っていたのでしょうね。

3/30 9:55

だ）きっと静かな秘湯だったことでしょうが、コロナ禍で廃業せざるを得なくなったそうです😢
お）残念！

3/30 10:05

お）麓から見上げた藤沢城。
だ）山麓からは、件の松の木が目印ですぐに分かります。
お）だるまがえるさんお勧めだけあって、面白い山城でした。

3/30 10:10

だ）秋葉古道 御堂垣外宿の本陣跡だそうです。
お）他にも古くて立派な建物が多かったですね。車まで戻る街道歩きも良かったです。

3/30 10:51

だ）2つ目の有賀城入り口。
お）良い名前の橋です。

3/30 10:51

だ）有賀城には正式な駐車場はありません。でも広い路側帯があるので、そこに駐車させていただきました。

だ）歩き始めてすぐに門がありました。

3/30 10:53

だ）こちらの城跡には案内表示がたくさんあって、ありがたかったです。

3/30 10:59

だ）歩道もよく整備されていました。

だ）かなりスケールの大きな城跡のようです。

だ）曲輪が5段も続いていました。
お）全部行ってみましょう。

3/30 11:02

お）これは凄い！これだけ立派な段郭はなかなか見ません。

お）大きな郭の下には、小さな郭がまだ続いていました。

3/30 11:05

お）5段の曲輪の一番下は五の曲輪。ここから登り返します。

3/30 11:08

お）四の曲輪
だ）説明版のおかげで素人の私でもよく分かりました。

3/30 11:03

お）三の曲輪

3/30 11:09

だ）曲輪と曲輪の間は、かなり急な斜面でした。

3/30 11:10

だ）「副郭」というのは二の郭のことですよね。
お）そうですね。でも、二の郭とか二の丸とは言いますが、副郭と言うのは聞いた覚えがありません。

3/30 11:20

お）そしてこちらが主郭。正面からはキツいので裏から回り込むようにして登ります。
だ）主郭は、先ほどの藤沢城の倍以上の広さでした。

3/30 11:32

だ）諏訪湖が見えました。
お）いい眺めです。

3/30 11:14

だ）三峰山の雪も随分解けたようですね。
お）最初どの山だか、わからなかったです。

3/30 11:15

だ）ここ何年か、美ヶ原はご無沙汰しています。
お）私は、今月2回行きました。
だ）羨ましいです。

3/30 11:20

だ）分かりにくいですが、写真のど真ん中に次の目的地の桑原城跡が見えます。
お）だるまがえるさんと一緒でなければ、絶対わからなかったです。ありがとうございました。

3/30 11:23

お）秋葉大権現
だ）主郭上にあります。

3/30 11:23

だ）↑の石碑から主郭を見下ろしました。

3/30 11:33

だ）主郭より上部にも遺構らしき地形があるので、登ってみましょう！

3/30 11:35

だ）不動明王がいらっしゃいました。

3/30 12:13

だ）ところ変わって、3つ目の桑原城跡入り口。

3/30 12:25

だ）なかなかの急登です。

3/30 12:29

だ）登りきったところは曲輪になっていて、その一角に首塚があります。
お）これは文字どおり……。怖いですね。

3/30 12:31

だ）春を告げるダンコウバイ。アブラチャンも多いので、紛らわしいですね。
お）私は、どちらもダンコウバイだと思ってました。

3/30 13:13

だ）マメ科のサイカチ。🍣oshuchanさんの地元・太郎山の裏参道脇にも何本かあるので、ぜひ探してみてください。
お）これは面白い木ですね〜。今日は、だるまがえるさんから色んな木の事を教えていただけて、とっても勉強になります。

だ）右が主郭、左は二の郭。

3/30 13:11

お）まずは本郭へ。
だ）かなり立派な🌲です。樹齢はどれくらいなのでしょうか？

3/30 13:10

だ）幹の太さがよく分かりますね。こんなに太いアカマツは、滅多に見かけませんね。
お）私史上最大です。

3/30 12:37

だ）資料によれば、この辺りに井戸があったらしいです。

3/30 12:37

お）何神社だろう？
だ）諏訪らしく、御柱が4本建っています。

3/30 12:39

だ）主郭から二の郭越に諏訪湖が見えます。

3/30 12:42

お）二の郭から見た本郭。桑原城は上原城の支城らしいですが、規模としては桑原城の方が大きい気がしました。

3/30 12:41

だ）三角点はここにあったのですね。
お）四等三角点「城山」（じょうやま）です。

3/30 12:42

お）諏訪湖を眺めながらお昼休みに。
だ）昨夏登った大滝山が懐かしいです。

3/30 12:45

だ）常念岳まで見えてよかったです。

3/30 13:06

お）桑原城にて
だ）記念写真その3

3/30 13:16

だ）🍣oshuchanさんが見つけた鹿の角。なんと、ご厚意で私がいただきました。孫に見せたら大興奮していました。ありがとうございました。
お）👍

3/30 13:21

だ）往路は、左の普門寺口から登ってきました。右に降ると桑原口です。私たちは、真ん中の道なき尾根（一部中部電力の巡視路）へと進みました。

3/30 13:30

だ）道なき尾根を下りました。薮が薄くて、歩きやすかったです。
お）良く見ると、脇の斜面は明らかに人の手で段々に削られています。桑原城の遺構なのか畑の跡なのか、二人で話しましたが謎のままです。

3/30 13:33

だ）この鉄塔も通り過ぎて、無事に駐車場所近くへ辿り着きました。

3/30 14:06

だ）またまた、ところ変わって鬼場城へ。

3/30 14:08

だ）鬼場城跡は、永明寺山からの尾根の末端部にあります。

3/30 14:08

お）入口は城山団地の端っこに。

3/30 14:13

だ）距離はごく短いのですが、堀切がとても深く、アップダウンがきついです。

3/30 14:14

だ）土塁に囲まれた主郭。

3/30 14:15

だ）二の郭になるのでしょうか？

3/30 14:15

だ）今日二つ目の三角点。
お）四等三角点「城山」です。桑原城と同じですが読み方が違います。こちらの読み方は「しろやま」でした。

3/30 14:19

お）鬼場城にて
だ）記念写真その4

3/30 14:27

お）登山口のフクジュソウが可愛かったですね。
だ）我が家のフクジュソウとは違うタイプのようです。

3/30 14:28

だ）ウグイスカグラは、桜よりも少し早く咲き始めます。
お）ウグイスカグラにも、ウグイスカグラとミヤマウグイスカグラがあると教えていただきました。

3/30 14:38

お）続いてやって来たのは…
だ）埴原田（はいばらだ；地区のお年寄りは”へーばらだ”と呼んでいるそうです）公民館
お）へー（笑）

3/30 14:39

お）はちの巣、イナゴが入っているのが長野県らしいですね。私もイナゴは食べます。

3/30 14:40

だ）埴原田城跡の登り口は、観音堂の石段です。

3/30 14:49

お）そして、あっと言う間に、観音堂裏の埴原田城に到着。

3/30 14:45

お）やさしいお顔の仏様が出迎えてくれました。

3/30 14:52

お）本郭には祠がたくさんありました。

3/30 14:58

お）埴原田城にて
だ）記念写真その5

3/30 15:23

だ）ところ変わって、朝倉山城跡に向かいます。
お）私はここで降ろしてもらって、下から登りました。だるまがえるさんは先回りして、上で待っていてくれるそうです。

3/30 15:27

お）御嶽神社の鳥居の辺りから急登が始まります。

3/30 15:31

お）千手観音かなあ？登山道には石仏や石像がいっぱい。
　　

3/30 15:36

だ）不動明王かな？
お）怖い顔は似ていますね。

3/30 15:42

お）こちらは、仏様ではなくて神様だと思うのですが、何の像だろう？
だ）神様ということは、菅原道真？

3/30 15:42

お）なんて思って歩いていたら、朝倉山城の本郭が見えてきました。

3/30 15:44

お）そして到着。まんまるな朝倉山城本郭です。

3/30 15:56

お）こちらの神社にも御柱が建っています。

3/30 15:45

お）来た道を振り返って。
だ）私の自宅は、この写真に写っている範囲のどこかにあります。
お）本当だ！見えました。って、そんなわけないです

3/30 15:56

だ）記念写真その6ですね。
お）朝倉山城に先回りして下さっていた、だるまがえるさんと合流しました。ありがとうございます。
だ）私がソッポ向いていますが、喧嘩したわけではありません😅

だ）下方の曲輪は展望台になっています。

3/30 15:51

お）その展望台より。八ヶ岳が丸見えでした。

3/30 15:53

だ）今日巡った7つの山城跡のうち、3つで三角点を見ました。多いのか少ないのか、どうなのでしょうか？
お）本日3点目は三等三角点、点名はなんと「城山」。読み方は鬼場城と同じ「しろやま」です。今日見た3点は全部点名が「城山」でした。

3/30 16:22

お）本日最後にやって来たのは丸山城跡
だ）米沢小学校の校庭の向こうが丸山城跡

3/30 16:39

お）ここでは、山からも子どもが出てくるそうです（笑）

3/30 16:25

だ）ここも短いですが、相当急です。
お）さすがに7城目にもなるとキツいですね。

3/30 16:34

お）そしてこちらが丸山城本郭。詳しい事はわかっていないそうですが、正面に見える土塁のほか、本郭を取り囲む段郭も見られました。

3/30 16:32

だ）記念写真その7！　随分たくさんの山城跡を巡ってきました！
お）だるまがえるさん、本日はたくさんご案内いただきまして、ありがとうございました。
だ）とても楽しい一日でした。こちらこそありがとうございました😊

感想

だるまがえる

このヤマレコ上で興味深い山行記録を多数発表されている🍣oshuchanさんと、初めてご一緒させていただきました。

茅野・諏訪地域から高遠にかけては、有名無名 多数の山城跡があります。今回は、🍣oshuchanさんが希望されていた有賀城跡と桑原城跡、私がお勧めしたかった5つの山城跡、合わせて7箇所を巡るよう計画しました。計画を立ててからは、ずっとこの日が来るのを心待ちにしていました。予定していた日が生憎の悪天候だったため二度も延期になりましたが、三度目の正直で良いお天気のもと実施することができました。

恥ずかしながら、私はこれまで山城に出かけても、動植物や地質、御城印などにしか興味がなく、山城そのものの楽しみ方を全然知りませんでした。🍣oshuchanさんからは、予め「縄張り図」や鳥瞰図を用意しそれを参照しながら歩くと楽しいこと、土塁と堀切との見分け方など、山城探訪のイロハを丁寧に教えていただきました。まさに目から鱗の連続でした。また、三角点名の調べ方も詳しく教えていただき、三角点探しの楽しさが倍増しました。もちろん、百名山や東信地方の山々など、山登りのこともたくさん教えていただき、今後の山行計画を立てる上でとても参考になりました。

朝から夕方まで、時間の過ぎるのがあっという間に感じられるほど、楽しく充実した一日となりました。諏訪地方には、今回行けなかった山城跡がまだまだあります。また、東信地方や群馬県西部には、私がまだ登ったことのない山がたくさんあります。機会があれば、それらもご一緒させていただければと思います。

🍣oshuchanさん、一日ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

🍣oshuchan

　前からコメントのやり取りをさせていただいている、だるまがえるさんと初めてお会いして、茅野市周辺の山城をご案内いただきました。

　だるまがえるさんとは、先日上原城で、わずか10分違いのニアミスをしまして、そこから今度一緒に歩きましょうという話が一気に進み、今回の山行が実現しました。

　ご一緒させていただくにあたり、だるまがえるさんには計画から現地の下見、車の運転など、何から何まで大変お世話になりました。山城は、全てが整備された場所という訳ではないので、登山口や駐車場を探すところから苦労する事も多いのですが、だるまがえるさんのおかげで、とてもスムーズに、たくさんの山城を見て回ることが出来ました。
　その中でも、有賀城や桑原城、朝倉山城は、これまで見てきた山城と比べてスケールが大きい印象で、この地域の武将が甲斐の武田と対峙、もしくは支配された影響が大きいのかなと感じました。諏訪の山城には、ますます興味が湧いて来たので、また次回もだるまがえるさんと見て回れたらいいなと思います。

　また、これまでのレコを拝見していて、だるまがえるさんが、カエルや虫、植物にとてもお詳しいと言う事は存じていましたが、今回は直接、本当に色々な植物のことを教えていただきました。写真で紹介した事のほかにも、モミとウラジロモミの見分け方など、実地での解説は、とても面白くて、わかりやすく、勉強になりました。
　
　だるまがえるさん、1日大変お世話になりまして、ありがとうございました。

コメント

ハルボー

Rana先生、oshuchanさん、フォローさせていただいてるお二人がコラボで上がってたので、じっくり読ませていただきましたー！！まさに私からしても先生のような山歩きをされるお二人。羨ましいコラボの山城巡りです✨いつか私も混ぜてください！伝授できる知識などは皆無ですが、、、😅
ところで、イナゴって山で獲るものでしたっけ⁉️笑　私も北信育ちなので小さな頃から普通に食べてきましたが、イメージとしては田んぼでイナゴが発生する時に虫網で獲るイメージだったんですけど、もしかして違うのかしら？と、専門家にお伺いしたくなりました〜(^^)

だるまがえる

ハルボーさん、こんにちは。
コメントをありがとうございました。コメントを拝見して、とても嬉しくなりました（と同時に恐縮しております）。🍣oshuchanさんとの山城めぐり（山城だけでなく、登山も）は、これから先もぜひ続けさせていただきたいと思っていますので、是非是非ハルボーさんもご一緒しましょう‼️よろしくお願いします。

さて、イナゴの件について。ちょっと説明が長くなってしまい申し訳ありませんが・・・
件の看板の場所（茅野市米沢埴原田）は、諏訪地方の中でも特に上質の米が獲れることで昔から有名なのだそうです。諏訪のお殿様に献上するお米は、必ずこの埴原田地区で獲れたものを充てていたそうです。「米沢」という地名もそのことに由来するのですが、埴原田地区は平地がごく少ないため、傾斜の緩い南東斜面でも広く稲作を行なっています。件の看板を先に進むと、城跡の曲輪のような棚田が何段にも続いており、イナゴも多産しているのです。水田以外は雑木林なので、地蜂（クロスズメバチ）も多産していますよ。

蛇足ですが、一帯で収穫されたお米は、今でも「米沢米」として珍重されています。近くにある「たてしな自由農園」で購入することができます。今は米不足のため、入手難かもしれません。また、イナゴを使った「いなごソフト」（正式な名前は失念しました）は、諏訪湖遊覧船乗り場の売店で賞味できますよ。

🍣oshuchan

ハルボーさん、こんばんはと言うか、おはようございます。

　返信が遅くなりまして、申し訳ありません。

　私から見たら、だるまがえるさんとハルボーさんが先生みたいですよ。
　数々の凄い山行記録を残されていて、本当に先生のような山歩きをされているのは、ハルボーさんの方です。真似したいと思う素敵な山行記録は多いですが、凄すぎて私にはほとんど無理なのが悲しいです😅

　だるまがえるさんとは、諏訪で行き残した山城とか、またご一緒しましょうと話しています。だるまがえるさんとご一緒出来た事も、まだ信じられないのに、そこに今度ハルボーさんも加わって下さるとなったら、本当に夢のような話です。北信にも行きたい山城（じゃなくてもいいのですが）がいくつもありますし、ご一緒いただけるなら、私からも是非お願いしたいと思います。

　イナゴはそうですね、山じゃなくて田んぼで獲るものですよね〜。今は、わざわざ獲りには行きませんが、子供の頃には獲りに行った思い出があります。蜂の子はビジュアル的に子供の頃から苦手ですが、イナゴの甘露煮は美味しいなあと思います。