新庄毛無山1219m


- GPS
- --:--
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 521m
- 下り
- 518m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今年は雪が異常に少ないので使わなかったけれども普段の雪の量だとワカンジキは必要だと思う。雪解けのスリップに注意が必要。小川でストックや靴を洗わないようにとの注意書きがされていました(下流で養殖をしている関係)。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
靴
ザック
輪カンジキ
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
|
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感想
去年雪たっぷりのヤマレコレポートを見てとても気になっていた新庄毛無山へ登るこ
とにした。山の位置・登山口は確認したものの登山口へはいったいどのルートをとれ
ばいいのか?蒜山インターからが無難そうだけどかなり遠回りになるので新見インタ
ーで下りてカーナビに従い向かってみることに。
前夜に出発して国道375号を北上し中国自動車道の神郷PAで車中泊とした。翌朝新
見インターで下りて進むも冬季通行止め・・。かなり迷って迷ってなぜか国道181号
を南下してようやく新庄村役場までやってきた。この先で道標に従い登山口に到着し
た。日蔭に雪がうっすらと残っている。
広い舗装された駐車場がありビジターセンター兼トイレもある。立派な登山口だ。車
が10台くらいとまっているがみな出発している。到着した時点で10時15分だから仕
方がない。時間が遅くて霧氷も期待薄か?
10時25分に出発して毛無山山の家を右に見送り毛無山登山道との道標に従い舗装
林道を進む。ゲートがありマウンテンバイク乗り入れ禁止とある。説明書きによると
役行者小角により1300年前に開かれた修験の山で戦後に女人禁制が解かれたとのこ
と。
右手の川に橋がかかっており道標には右へ橋を渡って2キロで白馬山とある。毛無
山は舗装林道をそのまままっすぐ進む(こちらも2キロとある)。やがて未舗装
路となった。ここに案内板がありアカモノ・ダイセンヤナギ・イワカガミなどが見ら
れるとある。山頂まで1時間で毛無山から朝鍋鷲ヶ山まで5時間で縦走できるらしい。
やがて林道は終わり登山道となった。右に沢を見ながら登っていく。雪の上に踏み
跡がたくさんある。山頂まで1.2kmとの道標のところから尾根へと上っていく。右
手の山肌は笹が雪で覆われている。昨日の鷹ノ巣山では雪はまったくなかったけどさ
すがにここまで来ると雪が見れる。
笹の下地の自然林帯を登っていく。山はなだらかでゆったりとした感じがする。10
時55分に5合目道標がでてきた。山腹道を登り小さな沢沿いの道へ。前方上に空が見
えるがさすがにそんなに甘くないだろう。でももう山頂が近いのかと期待してしま
う。尾根とも谷とも区別がつかないようななだらかな山腹を登っていく。11時に山頂
まで0.6kmとの道標がでてきた。すぐに六合大杉との道標とともに杉の大木がでて
きた。そういえば麓から杉の大木が点在している様子がみえていた。
山腹を右上へと登っていくと七合目道標がでてきた。左上へと進んでいくと大岩が
でてきた(11時25分)。八合目・山頂まで0.3kmとある。頭上注意の注意板のかか
る木をくぐると前に稜線が見える。
大岩から15分で避難小屋に到着した。ここが九合目だ。開けてみるが誰もいな
い。冬だからか窓が雨戸ですべて閉じてある。温度計がそとにかけてあり1.5度をさ
している。
灌木と笹の中の登山道を進む。雪上に動物の足跡があるがなんなんだろう。山頂左
の稜線に霧氷が見えている。諦めていたけど霧氷の回廊を楽しめるかな。右手に三角
の山が見えるがどこの山だろう(金ヶ谷山1164m)。左手に霧氷になった杉の大木
がでてきた。そこを過ぎて11時50分山頂に到着した。
山頂はだれもいない。時間が遅いのでみな下りたのだろう。360度の大パノラマ
だ。ただ見えるはずの伯耆大山や蒜山は雪雲に覆われているのか見えない。風がとて
も強く寒い。例の三角の山の稜線には登山道がついているのが雪のおかげでよく見え
ている。やっぱり朝鍋鷲ヶ山だろう(→金ヶ谷山1164mでした)。北には伯耆大山
の左(西)斜面が少しだけ見えている。たぶん今日は猛吹雪だろう。
西側の稜線沿いの山肌にも霧氷が見える。一方、白馬山方面の稜線にも霧氷が見え
る。時間が遅いのでピストンも考えたがせっかくなので白馬山まで霧氷回廊の稜線歩
きをしてみることにした。
笹と背丈の低い灌木の稜線でとても明るく気持ちがよい。前方から7〜8名の団体
さんが登ってくる。霧氷がとてもきれいですよと教えてくれる。こんなに心地の良い
稜線歩きは久しぶり。ここが人気なのもわかる気がする。
12時40分にカタクリ広場にでてきた。島根県俣野登山口1700m・白馬山1300m
・毛無山600mとの道標がある。ここで昼食とした。振り返ると新庄毛無山が良く見
えている。ここからみると全山自然林に覆われている。広場のすみで昼食タイムとし
て13時05分まで休憩した。
霧氷回廊を愉しみ13時45分に白馬山に到着した。こちらは木々で覆われている。
朝鍋鷲ヶ山5.1km・毛無山1.9km・登山口2.0kmとある。ここからぐんぐん高度を
下げ霧氷はみれない。登山道が雪解けでドロドロになっていて滑りそうになる。植林
帯を下っていくと右下に道が見え、そこから15分で小川沿いの道となり橋を渡って登
ってきた道と合流した(14時半)。14時35分に駐車場へと戻ってきた。登山口まで
来るのに迷いに迷ったけれども白馬山まで縦走でき霧氷もみることができ満足満
足(アイゼン・ワカンジキとも使用せず)。
車での帰りは蒜山インターから高速道路にのったが途中、真っ白な伯耆大山が姿を
現し感激。東広島の自宅には17時半に到着した。次回はたっぷりと雪が積もった時に
登ってみたい。また春の家族ハイクにももってこいだ。
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