記録ID: 7980782
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ハイキング
奥武蔵
釜伏山で春の花ざんまい
2025年04月05日(土) [日帰り]
埼玉県
usubasumire
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 10:02
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 886m
- 下り
- 882m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:57
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 10:27
距離 21.2km
登り 886m
下り 882m
7:06
1分
スタート地点
17:33
ゴール地点
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
ほとんどが遊歩道や舗装道路です。 釜伏山と筑坂峠の周辺のみ山道です。 釜伏山の下りに岩場ぎみの急坂があり、落ち葉が積もって滑りやすい場所があります。 他は問題ないと思います。 |
写真
この道は秩父へ向かう古道で、この付近に関所があったそうです。
奥の山は釜伏山です。
奥の山は釜伏山です。
ヤマレコマップの破線ルートを行きます。岩の急坂を下ります。難しい道ではありませんが、落ち葉が積もって滑りやすいので注意が必要です。
2
4/5 10:42
ヤマレコマップの破線ルートを行きます。岩の急坂を下ります。難しい道ではありませんが、落ち葉が積もって滑りやすいので注意が必要です。
もう一度アカヤシオです。夢中になって写真を撮って、だいぶ時間を費やしました。
今朝歩き始めた日本の里へ戻ってきました。
風布川を日本の里へ渡ります。
風布川を日本の里へ渡ります。
風の道歩道の波久礼側の入口付近には、ベンチのある広場があって・・
登山道から少し下ると、カタクリの自生地があります。10年くらい前に来たときは、かなりの密度で咲いていたのですが、動物の仕業か・・
3
4/5 15:00
登山道から少し下ると、カタクリの自生地があります。
10年くらい前に来たときは、かなりの密度で咲いていたのですが、動物の仕業か・・
10年くらい前に来たときは、かなりの密度で咲いていたのですが、動物の仕業か・・
人の仕業か・・
カタクリは花を付けるまで10年近くかかるそうです。
カタクリは花を付けるまで10年近くかかるそうです。
これくらいの葉なら5年は経っていると思います。
残念でなりません！
残念でなりません！
予定では鐘撞堂山を登って戻るつもりでしたが、今日はここで引き返します。花の写真を撮りすぎて時間が無くなりました。
円良田特産センターです。3時で終わっていましたが、屋根付きのテーブルは、自由に使って下さいと書いてあります。
今日の山歩きは無事終了です。
駐車場には私の車しかありませんでした。
駐車場には私の車しかありませんでした。
ここからは、今日出会えた沢山の花達です。
ジュウニヒトエです。
ここで2株見ただけです。まだこれからの花でしょう。
ジュウニヒトエです。
ここで2株見ただけです。まだこれからの花でしょう。
もう一度ミヤマキケマンです。
水の気配があって、陽当りのいい所を好みます。
水の気配があって、陽当りのいい所を好みます。
マルバコンロンソウです。前の2種より小さく15�僂�らいです。
アブラナ科の3種でした。
アブラナ科の3種でした。
今日は沢山のスミレにも会えました。この後はスミレをまとめて12種類＋αです。
とにかく一番沢山咲いているのはタチツボスミレです。
とにかく一番沢山咲いているのはタチツボスミレです。
茎が立ち上がって葉や花が出る種ですが、咲き始めは寸詰まっていて分かりずらいです。
ニオイタチツボスミレです。タチツボスミレとよく似ていますが、丸みを帯びた花びらに、赤味がかった紫色をしています。中心部の白とのコントラストも強く華やかな感じがします。
8
ニオイタチツボスミレです。タチツボスミレとよく似ていますが、丸みを帯びた花びらに、赤味がかった紫色をしています。中心部の白とのコントラストも強く華やかな感じがします。
明確な違いは無いので、言葉で表すのは難しいですが、慣れるとすぐに分るようになります。
大きな花のスミレで、花びらをいっぱいに広げるので、優雅な感じがあります。
ヒゴスミレです。多分純粋な自生ではないと思いますが、10年以上この場所で咲き続けているようです。
エイザンスミレより更に細い葉をしています。
花びらは丸みがあって、かわいらしい感じがあります。
花びらは丸みがあって、かわいらしい感じがあります。
アオイスミレは春一番に咲き出すスミレですが。
この近辺では今が見頃のようです。
この近辺では今が見頃のようです。
立派な集団がいました。匐枝を伸ばして広がるので、もしかすると2・3株なのかもしれません。
細かな特徴は沢山あるスミレですが、薄い花色のよれた花びらと、丸みを帯びた幅のあるがくで見分けています。
ヒナスミレは見頃です。
スペードを少し長くしたような葉をして、伏せるように花が付きます。
スペードを少し長くしたような葉をして、伏せるように花が付きます。
花の色は白~ピンク系紫で、色の濃い花はその名の通り可愛らしいスミレです。
同じような場所でよく見る、ナガバノスミレサイシンより、花のお尻が長いです。
そこでナガバノスミレサイシンです。この短くて丸いお尻は、一族のアケボノスミレやシコクスミレも同じです。
ヒカゲスミレが10株くらい咲いていました。葉の色は黄緑色~黒味がかったものまであります。（一番左はタチツボスミレです）
葉や花の柄に粗い毛が沢山生えるのが特徴です。奥武蔵では一番毛深いスミレです。
ノジスミレです。道端や手入れされてる草地でよく見ます。葉は広げると細長い三角形をしています。
花色は紫色ですが個体により濃淡の差が大きいです。表とお尻の色が同じものが多いです。
ヒメスミレです。ノジスミレと同じような場所に生えます。花の中心部には毛が生えてます。
濃い紫色の花びらですが、お尻の色は白っぽくなります。とにかく小さなスミレです。
オカスミレです。アカネスミレの葉や柄が無毛のものをいいますが、同一種です。葉はハートのような形をしています。
花の中心部には毛が生えて、つぼまっているので、雄しべ雌しべがとても見づらいです。
今日会えたのは全てオカスミレで、基本型のアカネスミレには会えませんでした。
個体の個性が強く捉え所のないスミレです。あれで無しこれで無しと、残ったのがコスミレに行き着く感じです。
この花はタチツボスミレに似ていますが、雌しべの先がカマキリ顔に膨らむことや、茎が伸びないなどの違いがあります。
タチツボスミレの一品種でオトメスミレと呼ばれます。映ってはいませんが、花のお尻の部分だけ紫色をしています。
アケボノスミレは開花までもう少しです。短くて丸いお尻を突き上げています。
感想
スミレの写真を並べてみてどれも同じようなので、自分なりの解説を入れましたが、地域限定の大雑把な分類方法なので、しっかり同定したい方はネットや図鑑で調べてください。
また、詳しい方にはツッコミどころも多いと思いますが、大目に見てください。
久しぶりに沢山の花に巡り合えました。写真を撮りまくっていて予定のコースを回り切れませんでしたが、充実の一日になりました。
ただ一つだけ、美里のカタクリ自生地ではガッカリです。
カタクリの葉ではなくても、沢山の人が自然を楽しむ場に、銀ペンキはあまりに無神経です。
最近は寒暖が激しく花の開花の予想が難しかったのですが、前回拍手をいただいた方々のレコがとても参考になりました。
ありがとうございました。
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