ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7985009
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

祝・新潟百名山完登 ! 毛猛山

2025年04月04日(金) 〜 2025年04月05日(土)
情報量の目安: S
都道府県 福島県 新潟県
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
19:28
距離
24.9km
登り
1,972m
下り
1,944m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:38
休憩
0:00
合計
1:38
距離 4.3km 登り 101m 下り 30m
12:54
98
スタート地点
2日目
山行
17:02
休憩
0:37
合計
17:39
距離 20.6km 登り 1,871m 下り 1,914m
4:32
4:33
140
6:53
6:55
179
9:54
9:57
42
10:39
10:40
39
11:19
47
12:06
12:20
35
12:55
12:56
30
13:26
38
14:04
14:12
111
16:03
16:09
110
17:59
55
18:54
18:55
111
20:46
ゴール地点
天候 1日目:雨、2日目:晴れ☀
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道252号冬季通行止め地点に駐車。小雪崩沢1号スノーシェッドまで約4キロ徒歩。
コース状況/
危険箇所等
通行止め地点から約2キロまで除雪完了してましたが、その先はたっぷり雪があります。
コース状況の詳細については、コースタイム・感想の欄に記載。
国道252号冬季閉鎖通行止め地点。この脇が除雪車退避所で3,4台停められるスペースがあり、そこに停めさせてもらいました。
2025年04月04日 12:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/4 12:54
国道252号冬季閉鎖通行止め地点。この脇が除雪車退避所で3,4台停められるスペースがあり、そこに停めさせてもらいました。
通行止め地点から約2キロまで除雪が終わっています。作業員の方によれば今年は雪が多く例年より除雪が遅れ気味なのだそうです。
2025年04月04日 13:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/4 13:17
通行止め地点から約2キロまで除雪が終わっています。作業員の方によれば今年は雪が多く例年より除雪が遅れ気味なのだそうです。
除雪作業中の現場代理人の方からとても親切に誘導していただきました。ありがとうございます。
2025年04月04日 13:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/4 13:28
除雪作業中の現場代理人の方からとても親切に誘導していただきました。ありがとうございます。
初日は小雪崩沢1号スノーシェッドで幕営します。
2025年04月04日 14:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/4 14:58
初日は小雪崩沢1号スノーシェッドで幕営します。
スノーシェッド内の様子。
2025年04月04日 14:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/4 14:58
スノーシェッド内の様子。
幕営場所。
2025年04月04日 14:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/4 14:59
幕営場所。
男飯。生姜焼き肉300グラム。コールスローサラダ付。隊長が下処理してきました。
2025年04月04日 16:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/4 16:47
男飯。生姜焼き肉300グラム。コールスローサラダ付。隊長が下処理してきました。
2日目朝3時出発。
2025年04月05日 02:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/5 2:57
2日目朝3時出発。
朝5:00を過ぎて空が白んできました。
2025年04月05日 05:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/5 5:17
朝5:00を過ぎて空が白んできました。
2025年04月05日 05:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/5 5:17
遠く浅草岳、只見線、末沢川の上に朝霧がかかり良い雰囲気です。
2025年04月05日 05:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/5 5:24
遠く浅草岳、只見線、末沢川の上に朝霧がかかり良い雰囲気です。
P674を過ぎるとほぼ雪が使えず、藪尾根に入ります。
2025年04月05日 05:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/5 5:26
P674を過ぎるとほぼ雪が使えず、藪尾根に入ります。
5:41、藪尾根の隙間から本日の日の出を迎えました。
2025年04月05日 05:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/5 5:41
5:41、藪尾根の隙間から本日の日の出を迎えました。
日の出はいつ見ても感動的です。
2025年04月05日 05:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 5:43
日の出はいつ見ても感動的です。
初めて太郎助山が見えました。
2025年04月05日 05:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 5:48
初めて太郎助山が見えました。
15分登って、朝日が射し込み美しさが増します。
2025年04月05日 06:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/5 6:00
15分登って、朝日が射し込み美しさが増します。
だいぶ上に上がってきました。登ってきた尾根を振り返ります。
2025年04月05日 06:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 6:18
だいぶ上に上がってきました。登ってきた尾根を振り返ります。
浅草岳が神々しい。
2025年04月05日 06:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 6:18
浅草岳が神々しい。
守門岳。こちらもまだまだ真っ白です。
2025年04月05日 06:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 6:18
守門岳。こちらもまだまだ真っ白です。
藪尾根を抜けようやく安定した?雪上歩きになりました。
2025年04月05日 06:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
4/5 6:23
藪尾根を抜けようやく安定した?雪上歩きになりました。
足沢山直下は急傾斜な登りです。
2025年04月05日 06:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 6:39
足沢山直下は急傾斜な登りです。
足沢山山頂!
2025年04月05日 06:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 6:49
足沢山山頂!
凛々しすぎる桧岳。
2025年04月05日 06:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/5 6:49
凛々しすぎる桧岳。
太郎助山から百字ケ岳、桧岳。
2025年04月05日 06:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 6:57
太郎助山から百字ケ岳、桧岳。
うねうねの稜線へと踏み出す。
2025年04月05日 06:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 6:50
うねうねの稜線へと踏み出す。
先行者の絶妙なトレースを使わせていただき雪藪のミックス地帯をすすむ。
2025年04月05日 07:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 7:05
先行者の絶妙なトレースを使わせていただき雪藪のミックス地帯をすすむ。
足沢山と太郎助山の稜線下部の藪が今日イチうざかったように思います。
2025年04月05日 07:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 7:17
足沢山と太郎助山の稜線下部の藪が今日イチうざかったように思います。
ヒドゥンクレバスやらツリーホールやらそこらじゅうに落とし穴があります。
2025年04月05日 07:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 7:43
ヒドゥンクレバスやらツリーホールやらそこらじゅうに落とし穴があります。
足沢山振り返り。
2025年04月05日 07:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 7:43
足沢山振り返り。
霧氷ゾーンへ。
2025年04月05日 07:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/5 7:43
霧氷ゾーンへ。
急斜面を登る。カッコよく撮れました。
2025年04月05日 07:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 7:46
急斜面を登る。カッコよく撮れました。
気温が上がりだし、上から海老の尻尾の破片がバラバラ降ってきます。
2025年04月05日 07:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 7:53
気温が上がりだし、上から海老の尻尾の破片がバラバラ降ってきます。
三角雪庇。最近崩壊したばかりと思われます。
2025年04月05日 08:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 8:26
三角雪庇。最近崩壊したばかりと思われます。
この先、雪庇はボッコボコ。いったいどこをルート工作するのだろうか。
2025年04月05日 08:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 8:30
この先、雪庇はボッコボコ。いったいどこをルート工作するのだろうか。
ボッコボッコの雪庇地帯。
2025年04月05日 08:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 8:30
ボッコボッコの雪庇地帯。
藪の右サイドの斜面が歩けそうです。
2025年04月05日 08:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 8:36
藪の右サイドの斜面が歩けそうです。
バラバラと爆弾のように降ってくる霧氷の塊に打たれながら登っていきます。
2025年04月05日 08:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 8:44
バラバラと爆弾のように降ってくる霧氷の塊に打たれながら登っていきます。
雪庇地帯を抜けると、広大な雪面になってきました。
2025年04月05日 09:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/5 9:00
雪庇地帯を抜けると、広大な雪面になってきました。
足沢山がだいぶ遠くになりました。
2025年04月05日 09:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 9:11
足沢山がだいぶ遠くになりました。
このあたり雪面がガリガリ。滑ると何百メートルも落ちるので慎重に歩きました。
2025年04月05日 09:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 9:11
このあたり雪面がガリガリ。滑ると何百メートルも落ちるので慎重に歩きました。
右に目を転じると桧岳がますますカッコイイ。
2025年04月05日 09:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 9:41
右に目を転じると桧岳がますますカッコイイ。
太郎助山ピークを捉えた。クレバスがヤバイ。
2025年04月05日 09:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 9:41
太郎助山ピークを捉えた。クレバスがヤバイ。
百字ケ岳へと繋がる稜線が見えてきた。
2025年04月05日 09:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 9:41
百字ケ岳へと繋がる稜線が見えてきた。
前毛猛山への稜線。
2025年04月05日 09:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 9:41
前毛猛山への稜線。
黒又ダムへと繋がる深い渓谷、奥は唐松山、上権現岳、下権現岳の稜線。
2025年04月05日 09:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 9:41
黒又ダムへと繋がる深い渓谷、奥は唐松山、上権現岳、下権現岳の稜線。
太郎助山山頂到着。先行者が雪の上に刻んだようです。
2025年04月05日 09:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 9:54
太郎助山山頂到着。先行者が雪の上に刻んだようです。
ここまで来て初めて毛猛山塊の盟主、毛猛山を捉えました。
2025年04月05日 09:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 9:55
ここまで来て初めて毛猛山塊の盟主、毛猛山を捉えました。
毛猛山。ここまで来たら行かずにはいられません。
2025年04月05日 09:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 9:55
毛猛山。ここまで来たら行かずにはいられません。
百字ケ岳に向かって前へ進みます。
2025年04月05日 09:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 9:56
百字ケ岳に向かって前へ進みます。
これぞ越後の造形美。
2025年04月05日 09:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 9:58
これぞ越後の造形美。
百字ケ岳への登りが始まる。
2025年04月05日 10:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 10:10
百字ケ岳への登りが始まる。
この景色を見ながら快晴の雪上稜線を歩く。この上ない贅沢のように思える。
2025年04月05日 10:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 10:10
この景色を見ながら快晴の雪上稜線を歩く。この上ない贅沢のように思える。
この区間の藪は大したことはありません。
2025年04月05日 10:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 10:15
この区間の藪は大したことはありません。
ニセピーク。
2025年04月05日 10:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 10:19
ニセピーク。
射程圏内に入りました。
2025年04月05日 10:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 10:25
射程圏内に入りました。
百字ケ岳山頂です。山頂から桧岳へトレースが2本走ってていました。
2025年04月05日 10:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 10:36
百字ケ岳山頂です。山頂から桧岳へトレースが2本走ってていました。
中岳、その奥に盟主毛猛山が鎮座します。
2025年04月05日 10:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 10:38
中岳、その奥に盟主毛猛山が鎮座します。
太郎助山振り返り。その奥の浅草岳、守門岳が美しい。
2025年04月05日 10:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 10:39
太郎助山振り返り。その奥の浅草岳、守門岳が美しい。
先に進みます。
2025年04月05日 10:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 10:39
先に進みます。
中岳も簡単にはいかない。
2025年04月05日 10:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 10:49
中岳も簡単にはいかない。
際どい箇所をやりすごす。
2025年04月05日 10:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 10:56
際どい箇所をやりすごす。
ガリガリ雪面。ところどころに落とし穴あり。
2025年04月05日 11:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 11:07
ガリガリ雪面。ところどころに落とし穴あり。
中岳山頂。いよいよラストボス毛猛山と対面した。
2025年04月05日 11:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 11:23
中岳山頂。いよいよラストボス毛猛山と対面した。
盟主にふさわしい山容だ。
2025年04月05日 11:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 11:25
盟主にふさわしい山容だ。
右下に映っている隊長との比較でデカさが際だつ。雪庇の迫力もすごい。
2025年04月05日 11:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 11:28
右下に映っている隊長との比較でデカさが際だつ。雪庇の迫力もすごい。
毛猛山の毛深い藪はほぼ雪に埋まっています。
2025年04月05日 11:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/5 11:44
毛猛山の毛深い藪はほぼ雪に埋まっています。
毛深くなかったので急ですがスイスイ登れました。
2025年04月05日 11:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/5 11:49
毛深くなかったので急ですがスイスイ登れました。
いよいよビクトリーロードです。先に頂上に立った隊長がバンザイしています。
2025年04月05日 11:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/5 11:57
いよいよビクトリーロードです。先に頂上に立った隊長がバンザイしています。
ビクトリーロードをかみしめて歩く・・・
2025年04月05日 11:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 11:58
ビクトリーロードをかみしめて歩く・・・
ついにやりました感動の瞬間、毛猛山登頂!新潟百名山完登です!
2025年04月05日 12:06撮影 by  Pixel 7, Google
6
4/5 12:06
ついにやりました感動の瞬間、毛猛山登頂!新潟百名山完登です!
相方の隊長とツーショットです。隊長はこれで99座登頂。
2025年04月05日 12:07撮影 by  Pixel 7, Google
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4/5 12:07
相方の隊長とツーショットです。隊長はこれで99座登頂。
山頂からの感動の景観の数々。歩いてきた中岳、百字ケ岳、太郎助山の稜線。
2025年04月05日 12:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/5 12:19
山頂からの感動の景観の数々。歩いてきた中岳、百字ケ岳、太郎助山の稜線。
前毛猛山へと繋がる稜線、そして浅草岳。
2025年04月05日 12:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/5 12:19
前毛猛山へと繋がる稜線、そして浅草岳。
未丈ヶ岳、日向倉山へと繋がる稜線。奥は荒沢岳、越後三山。
2025年04月05日 12:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 12:19
未丈ヶ岳、日向倉山へと繋がる稜線。奥は荒沢岳、越後三山。
会津駒ケ岳とか中門岳のほう。
2025年04月05日 12:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 12:19
会津駒ケ岳とか中門岳のほう。
太郎助山の向こうは守門岳。
2025年04月05日 12:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/5 12:20
太郎助山の向こうは守門岳。
余韻に浸る時間もわずか。遥かなる出発地点に向かい下山開始。
2025年04月05日 12:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/5 12:22
余韻に浸る時間もわずか。遥かなる出発地点に向かい下山開始。
毛猛山からあらためて見る桧岳。太郎助山方向からみる角度のほうが凛々しいようです。
2025年04月05日 12:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/5 12:26
毛猛山からあらためて見る桧岳。太郎助山方向からみる角度のほうが凛々しいようです。
中岳から百字ケ岳。
2025年04月05日 13:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 13:02
中岳から百字ケ岳。
百字ケ岳から太郎助山。
2025年04月05日 13:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 13:27
百字ケ岳から太郎助山。
毛猛山見納め。この数時間でだいぶ雪が減ったような気がする。
2025年04月05日 14:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/5 14:12
毛猛山見納め。この数時間でだいぶ雪が減ったような気がする。
桧岳見納め。
2025年04月05日 14:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 14:12
桧岳見納め。
太郎助山から急降下。
2025年04月05日 14:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/5 14:19
太郎助山から急降下。
こんなところに熊棚発見。
2025年04月05日 15:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/5 15:53
こんなところに熊棚発見。
太郎助山から足沢山が長い。ようやく足沢山に戻ってきた。
2025年04月05日 15:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 15:58
太郎助山から足沢山が長い。ようやく足沢山に戻ってきた。
足沢山から太郎助山振り返り。
2025年04月05日 16:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 16:06
足沢山から太郎助山振り返り。
足沢山から藪尾根。
2025年04月05日 16:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/5 16:36
足沢山から藪尾根。
かなり下まで下るとようやく雪が拾える。何故か上に雪がなくて下にある。
2025年04月05日 17:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/5 17:48
かなり下まで下るとようやく雪が拾える。何故か上に雪がなくて下にある。
スノーシェッドに戻ってきたときは真っ暗になっていました。
2025年04月05日 19:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 19:00
スノーシェッドに戻ってきたときは真っ暗になっていました。
ながーい冬季閉鎖の国道を歩いてようやく生還しました。
2025年04月05日 21:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/5 21:07
ながーい冬季閉鎖の国道を歩いてようやく生還しました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 着替え ザック ザックカバー アイゼン ピッケル スコップ 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) ヘッドランプ GPS 筆記用具 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット
備考 初めて舗装道路の上にテント張りましたが、地面からの冷気のため薄いマット1枚では防ぐことが出来ず寒くて寝れませんでした。あとペグが使えなくてフライシートを張ることが出来なかったのも誤算でした。

感想

 昨年新潟100名山99座を達成し、100座目の毛猛山はたぶん行けないだろう、99座を自分の新潟100名山のゴールにしようと思っていました。でもやはり毛猛山への登頂欲が消えずどうしたら登れるか登頂した人の記録や地図を眺めながらずっと考えてました。

 そして考えた結果の回答。今年は数年ぶりの大雪で残雪量が豊富。来年大雪になる保証はない。むしろ温暖化で雪不足になる可能性のほうが高い。さらに毎年体力が衰え来年さらにパフォーマンスが落ちる。やるなら今年だ。決行日は雪が豊富に残り藪が濃くなる前の晴れ日。ラッセルだと足がもたないのでトレースを借りさせてもらう。日帰りだと条件が良くどんなに早くても17時間はかかるので自宅からの運転も含め1日の総行動時間が20時間を超える。これでは無謀。泊まりはどうか。山中のテン泊では荷物が重すぎて体力の消耗が激しい。そもそも雪上テン泊経験がなく、初雪上テン泊を毛猛山塊の山中で実施するのはリスク高すぎ。でも待てよ、登山口至近のスノーシェッド。ここなら泊まれるのではないか。ここに泊まることが出来れば1日の総行動時間20時間に抑えられる。あとは天気だ。3月末は動けなかったので4月に入ってから決行日を決めることにしていた。週刊予報を見る限り晴れは4月5日一択。この日しかない。1週遅れるだけで雪解けが進み藪が現れ、困難さが増す。4月4日に休暇をもらい4月4日5日で毛猛山登頂そして新潟100名山完登を目指すことにした。もちろん隊長同行で。

 そして決行日の4月4日。冬季閉鎖地点の天気は小雨。当日分の飲料と調理用の水2リットル、ビール酒1リットル、野営地点に水場は無いので翌日の飲料4リットル、その他防寒具等を含め荷物満載で背中と正面側にダブルザックスタイルでスノーシェッドまで4キロ強の道を歩きます。野営地に着き、宴会。6時30分就寝。ここまでは順調。ところがシュラフに潜るとじわじわと冷気が体を襲う。薄いマット1枚ではアスファルトの地面からの冷気がシャットアウトできず、寒くて寝られない。ありったけの衣類、布類を被り震えながら一晩をすごしました。

 夜の9時ごろ、突然ガシャガシャとワカンの足音が聞こえた。こんな時間にこんなところに泊まりにくる人がいるのかと驚いた。後から知ったが学生の集団だったようだ。それ以来寒さもあり結局一睡もできず起床時間を迎えることになってしまいました。

 そして翌5日朝3時出発。真っ暗な山中でしたが、2,3人と思われる新しいトレースがありました。それを借りさせていただき、ヘッドライトの明かりを頼りに上を目指しました。

 以下はそれぞれの区間での備忘録です。

1)取り付きから足沢山
 ・622mの杭のあたりまでは雪が拾えます。それより上は足沢山の直下まで藪尾根。藪尾根と言っても人が入っている痕跡が明瞭で、整備の行き届いていない登山道という程度でいわゆる激藪では無かったです。足沢山直下の雪の斜面はかなりの急こう配で手強かった印象。

2)足沢山から太郎助山
 ・この区間が全ルート中で一番難関なルートと思います。足沢山から下って鞍部あたりから藪になります。こちらの藪は屈強な箇所もあります。ただそれほど長く続かず雪を拾うことができますが、クラックやらクレバスやらでルートファインディングが難しそうでした。幸いにして我々は先行者のトレースを使わせていただいたのでルートファインディングの作業は省略することが出来ました。中盤を過ぎると急こう配でかつ雪面が固くなり、アイゼンの刃をしっかり差し込み、慎重に登ります。私はビビリなので途中ピッケルを使って登りました。桧岳の鋭鋒がカッコよく見え、太郎助山のピークからは初めて毛猛山を捉えることが出来、モチベーションがぐっと上がります。

3)太郎助山から百字ケ岳
 ・太郎助山まで来ると毛猛山まではあとわずかに思えます。息をのむ圧巻の景観を見ながら最高の稜線歩き区間です。藪漕ぎの箇所もありますが区間も短くそれほど屈強ではありません。クラックやところどころの落とし穴に注意しながら百字ケ岳にたどり着きます。百字ケ岳の山頂からは桧岳へ稜線が続いています。この日は2人と思われるトレース跡が確認されましたが、桧岳上部への登りはかなりきつそうに思えました。

4)百字ケ岳から毛猛山
 ・百字ケ岳から中岳は割とすんなり行けたような記憶です。中岳の山頂に着くと毛猛岳がピラミッドのように三角錐の美しい山容を見せて待ち構えています。鞍部から約150mほどの標高差を一気に直登します。雪が少ない時期はここから藪の迷宮でかなり難儀するとの情報がありましたが、運よく藪は雪の下にあり、頂上まで終始締まった雪の上を歩けました。頂上稜線に出て最後のビクトリーロードでは新潟百名山完登の歩みを思いつつ感激に浸りながら一歩一歩かみしめて歩きました。

5)毛猛山登頂そして新潟百名山完登
 ・毛猛山山頂では、自作した幕と一緒に記念撮影。圧巻の景色が待ち構えてくれていました。こんなに条件の良い毛猛山も年に数回しかないと思います。運にも恵まれ万感の登頂になりました。

6)毛猛山から駐車場
 ・毛猛山の山頂で絶頂を極めてからの帰路になりますが、太郎助山までは体力もモチベーションも残ってましたが、太郎助山から足沢山まで何度も藪と雪の繰り返しをやってるうちに次第にエネルギーが枯渇しました。足沢山からの下りは一般登山道だとたいした標高差ではないのですが、藪と足元の悪さで時間がとられました。長くて急な尾根を下り鉄塔を見つけたときはようやく安堵しました。そのとき既に日没となり、最後登山道取り付きの只見線まではヘッドライトを照らしながらトレース跡をたどり慎重に下りました。スノーシェッドで荷物回収。最後の最後ダブルザックの重い荷物を担いでの真っ暗な約4キロの国道歩きは本当に堪えました。

 新潟百名山の存在を知ったのが2012年。ヤマレコに投稿始めたのが2014年。新潟百名山ばかり狙って山を歩いてきた訳ではないのですが、90座を達成したあたりから新潟100名山完登が自分の山歩きの目標となりモチベーションになりました。今回無謀な計画で体中痛いのですが目標をクリア出来、今は達成感が凄くあります。いつも一緒に山に付き合っていただき、リードしてくれた隊長には感謝いたします。最近年に数回しか一緒に行けなくなってましたが、ずっと応援してくれたdaypacckさんにも感謝です。その他、私の道楽を見守ってくれた家族、会社の皆様ありがとうございます。

 今回は一つの節目。まだまだこれからも行きたいときに行きたい山を登り、四季の山登りを楽しんでいきたいと思います♪

ricefieldspkさん。
新潟百名山達成おめでとう。私が、登山に引っ張り込んだら私よりのめり込んで先に達成しましたね。最も新潟百名山を最初から意識していた訳ではなかったけど、序盤に矢筈岳を登頂していたのが大きかったと思います。毛猛山を残していたので、達成は無理かと諦めていましたが、あなたが執念で、行こうと言ったので、それでは、山頂まで行けないかも知れないけど、やるだけやってみるかという気持ちでしたが、おかげ様で登頂出来ました。有難うございました。今後も、良い山行きましょう。

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