水引入道〜馬ノ神岳

2016年01月17日(日) [日帰り]

• GPS: 06:10
• 距離: 12.1km
• 登り: 950m
• 下り: 949m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:58
• 休憩: 0:12
• 合計: 6:10

距離 12.1km 登り 950m 下り 949m

8:38 白石スキー場
12:02 12:12 水引入道
12:58 13:00 馬ノ神岳
14:22 ジャンボリーコース登山口
14:48 白石スキー場

天候

曇り時々雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白石スキー場の駐車場を利用。
スキー場は営業中。

コース状況／危険箇所等

先週に纏まった降雪があったようで、だいぶ雪が増えてきた。
薮や灌木が埋まった事で冬期ルートも歩ける状態だったが、
麓側では軽い薮漕ぎになるので、もう一降り欲しいところ。
ルート上の危険個所は、水引入道から馬ノ神岳への下降。
等高線幅からも判るように、かなりの急斜面。
雪壁は無いので三点確保で下れるが、下降ルートを慎重に選ばないと途中で詰むかも。

写真

1/17 8:41

白石スキー場を出発し、神嶺林道を進む。

1/17 8:54

コガ沢。
例年の今頃であれば、雪ですっかり埋まっている筈だが、まだ水流が見えている。

1/17 9:05

林道歩きをショートカットし、水引入道へ向かう。
まだ雪が少なく、笹薮が埋まりきっていない。

1/17 9:51

霞む森。
小雪が降っている。

1/17 10:48

地形は狭まり、尾根型になってきた。

1/17 11:11

不忘山が見えたが、すぐに雲で隠れてしまった。

1/17 11:20

麓側は晴れてるんだけどね・・・

1/17 11:34

水引入道が見えてきた。

1/17 11:39

左の尾根に移る。

1/17 11:51

雪原状の開放感がある尾根。

1/17 11:56

樹氷っぽい樹木。
条件が揃えば、水引入道付近でも樹氷が出来るのかもしれない。

1/17 12:02

水引入道に到着。

1/17 12:07

束の間の太陽。

1/17 12:07

山頂周辺が明るくなった。

1/17 12:08

しかし、稜線上は…
雲で隠れて屏風岳は見えず。
稜線歩きは止めておくか。

1/17 12:11

馬ノ神岳はハッキリ見える。
屏風岳では無く、こちらへ行きたくなった。

1/17 12:22

水引入道を下降し、馬ノ神岳へ向かう。

1/17 12:22

後烏帽子岳と馬ノ神岳

1/17 12:39

振り返って水引入道を眺める。
上部の傾斜が、かなり急。
この下降は結構怖い。

1/17 12:47

馬ノ神岳へ続く尾根。
雪原状で気持ちの良い尾根だ。

1/17 12:50

馬ノ神岳が見えてきた。

1/17 12:54

この辺が山頂のはずだが…
山頂板が見当たらない。

1/17 12:58

少し捜索すると、山頂板を発見した。
地形図P1551と同位置に設置してあった。

1/17 13:00

馬ノ神岳を後にし、下山する。

1/17 13:02

ナイフリッジ(笑)
滑落危険なし。

1/17 13:05

後烏帽子岳と前烏帽子岳

1/17 13:06

登山道は無い尾根だが、尾根上に樹木が無く歩きやすい。

1/17 13:08

雪庇っぽくなっている。
トレース付けるのが勿体ない。

1/17 13:12

盛大に崩してしまったが・・・
「雪庇は滅びぬ！何度でも蘇るさ！」
byルスケ大佐

1/17 13:17

振り返り、歩いてきた尾根を眺める。
我ながら、良いトレースラインだと思う。

1/17 13:19

なぜ曲がったし。

1/17 13:39

途中で尾根を外れ、林道方面へ下る。
尾根を外れるポイントが判りにくい。

1/17 13:58

下るにつれて、薮が目立ってきた。
もう少し雪が付いた方が快適に歩けそう。

1/17 14:12

神嶺林道まで下山。

1/17 14:20

あとは林道を歩いてスキー場へ帰る。

1/17 16:45

遠刈田温泉から眺める南蔵王。
明日からは大荒れになるそうだ。
次に訪れる時は、猛ラッセルになるか？

撮影機器：

TG-2 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

Luske

先週は、まとまった雪が降ったようである。
白石スキー場は営業を開始し、南蔵王もようやく冬山らしくなってきた。
スキー場周辺や神嶺林道は、まだ雪が少ない状態ではあるが、山の上は雪量十分。
水引入道まではラッセルが続き、山頂周辺には例年通りの雪景色が広がっていた。
雪不足を感じさせない、真っ白な水引入道。
その山頂に立ち、南蔵王東面を眺めてみるが…
雲で隠れて屏風岳は見えず。
これもまた、例年通りの光景か。

冬に稜線上が晴れる事は稀である。
もし晴れれば、稜線上に登って屏風岳へ行ってみるつもりだったが…
この様子では、行く価値はあまり無さそうである。
ふと、馬ノ神岳方面を眺めると、そちらは雲に覆われておらず、
真っ白な尾根筋が明瞭に見えていた。
馬ノ神岳は登山道が無い山だが、あれだけ雪が積もっていれば、もう歩けそうだ。
行き先、変更。
屏風岳は止めて、馬ノ神岳に行く事にした。

水引入道の北面を慎重にクライムダウンし、コルへと降り立つ。
山頂へと続く尾根上には、藪や灌木はもう見えず、真っ白な雪原が続いている。
雪は深いが、気分は明るい。
曇天の稜線とは対称的な、晴天の空が馬ノ神岳方面に広がっていた。