記録ID: 7993097
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ハイキング
御在所・鎌ヶ岳
12時間がかりの鎌ヶ岳周回
2025年04月08日(火) [日帰り]
三重県
滋賀県
takuro_n
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 11:54
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,620m
- 下り
- 1,622m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:44
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 11:54
距離 16.8km
登り 1,620m
下り 1,622m
6:51
33分
スタート地点
18:45
ゴール地点
| 天候 | 晴れのち雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
ナビで行ったが、現地の案内看板がおおざっぱで最初場所が分からず狭い道をぐるぐる回ってしまった。 実際の場所は料理旅館宮妻荘の東2〜30メートルのところの駐車場出入り口路肩に小さく標識が置いてあるだけ。 中は一面整地されてるわけではなく、以前ここに建ってた施設を取り壊した跡地でその基礎というか、地面から少しブロックあとのようなものが出ていて3〜4区画ある感じになってるが、トータルすれば20台以上駐めれそう。 しかしこのあたりは紅葉で有名なようで、シーズンにはいっぱいになるらしい。 なお、トイレは駐車場出てすぐ右下に下りたところにもみじ谷公衆トイレというすごい綺麗なのがある。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
今回一番驚いたのはとにかく痩せ尾根続きでザレが多かったこと。 勿論鎌尾根はそんな感じだろうと思ってたが、イワクラ尾根からそんな道、しかもずっと北側が崩れて落ちたような痩せ尾根とは思ってもおらず、神経使って体に力入ったのか疲れ切ってしまった。 また、鎌尾根のキノコ岩や雲母峰手前の白ハゲのような名前の付くほどのザレでなくても砂地の道だらけで、滑る靴で行くのはマジで危ない。 |
写真
紅葉の季節には混むらしい無料駐車場。最初場所が分からず周りを2周ほどしてしまった。
一般的な短距離周回コースである水沢峠とカズラ谷経由の鎌ヶ岳であればもっと上の宮妻峡キャンプ場にもこちらより広くて無料の駐車場があるらしいけど、今回は全く知らない場所なのに欲張って宮妻新道での入道ヶ岳から雲母峰までの大回りなどと欲張って計画したために最初キャンプ場まで舗装道路歩きになってしまうけどこちらを選択。
想定外にきついことが分かってカズラ谷からエスケープしようか考えた時はこの駐車場の選択が雲母峰まで歩かせた部分もあるかも。
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4/8 6:52
紅葉の季節には混むらしい無料駐車場。
最初場所が分からず周りを2周ほどしてしまった。
一般的な短距離周回コースである水沢峠とカズラ谷経由の鎌ヶ岳であればもっと上の宮妻峡キャンプ場にもこちらより広くて無料の駐車場があるらしいけど、今回は全く知らない場所なのに欲張って宮妻新道での入道ヶ岳から雲母峰までの大回りなどと欲張って計画したために最初キャンプ場まで舗装道路歩きになってしまうけどこちらを選択。
想定外にきついことが分かってカズラ谷からエスケープしようか考えた時はこの駐車場の選択が雲母峰まで歩かせた部分もあるかも。
最初場所が分からず周りを2周ほどしてしまった。
一般的な短距離周回コースである水沢峠とカズラ谷経由の鎌ヶ岳であればもっと上の宮妻峡キャンプ場にもこちらより広くて無料の駐車場があるらしいけど、今回は全く知らない場所なのに欲張って宮妻新道での入道ヶ岳から雲母峰までの大回りなどと欲張って計画したために最初キャンプ場まで舗装道路歩きになってしまうけどこちらを選択。
想定外にきついことが分かってカズラ谷からエスケープしようか考えた時はこの駐車場の選択が雲母峰まで歩かせた部分もあるかも。
事前の簡単な調べで一番問題になるかと思ってサンダルまで持ってきてしまってた入道ヶ岳への渡渉点。水量少なかったのか、それとも石が動いたのか、結局履き替えることなくなんとか濡れずに渡れてしまってサンダル持ってきたこと後悔した。
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4/8 7:30
事前の簡単な調べで一番問題になるかと思ってサンダルまで持ってきてしまってた入道ヶ岳への渡渉点。
水量少なかったのか、それとも石が動いたのか、結局履き替えることなくなんとか濡れずに渡れてしまってサンダル持ってきたこと後悔した。
水量少なかったのか、それとも石が動いたのか、結局履き替えることなくなんとか濡れずに渡れてしまってサンダル持ってきたこと後悔した。
渡渉するといきなり新道あるあるの結構な傾斜で、そのうえザレとガレの間のジャリといった感じで時に滑る道を上らされたが、やっと樹間を抜けると傾斜が落ちて素晴らしい眺め。これから回る予定の鎌尾根から鎌ヶ岳、そして帰りの雲母三山までも一望。
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4/8 8:58
渡渉するといきなり新道あるあるの結構な傾斜で、そのうえザレとガレの間のジャリといった感じで時に滑る道を上らされたが、やっと樹間を抜けると傾斜が落ちて素晴らしい眺め。
これから回る予定の鎌尾根から鎌ヶ岳、そして帰りの雲母三山までも一望。
これから回る予定の鎌尾根から鎌ヶ岳、そして帰りの雲母三山までも一望。
写真でよく見る入道ヶ岳山頂の鳥居。
表登山道は向こう側から上ってくる道だろうから、こちら側はもう境内といった感じか。
表登山道は向こう側から上ってくる道だろうから、こちら側はもう境内といった感じか。
完全に想定外だったイワクラ尾根。計画時にはたおやかな入道ヶ岳からの尾根だからきっとなだらかと思い込んでた。
実際は北側がずっと落ちた痩せ尾根で踏み跡はずっとその縁沿いにあるんだが、時に崩落しすぎてその踏み跡さえ怖くてたどれず、同じ思いした人も多いようで左に巻いた跡が薄くそこここに。
当然自分も巻きが分かるところは巻きを行くが、そのうちだんだん岩っぽかったりザレっぽかったりするちょっとした急登も現れだし、途中でこれは完全に想定とは違う道だったかもと気が付くが後の祭り。
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4/8 9:46
完全に想定外だったイワクラ尾根。
計画時にはたおやかな入道ヶ岳からの尾根だからきっとなだらかと思い込んでた。
実際は北側がずっと落ちた痩せ尾根で踏み跡はずっとその縁沿いにあるんだが、時に崩落しすぎてその踏み跡さえ怖くてたどれず、同じ思いした人も多いようで左に巻いた跡が薄くそこここに。
当然自分も巻きが分かるところは巻きを行くが、そのうちだんだん岩っぽかったりザレっぽかったりするちょっとした急登も現れだし、途中でこれは完全に想定とは違う道だったかもと気が付くが後の祭り。
計画時にはたおやかな入道ヶ岳からの尾根だからきっとなだらかと思い込んでた。
実際は北側がずっと落ちた痩せ尾根で踏み跡はずっとその縁沿いにあるんだが、時に崩落しすぎてその踏み跡さえ怖くてたどれず、同じ思いした人も多いようで左に巻いた跡が薄くそこここに。
当然自分も巻きが分かるところは巻きを行くが、そのうちだんだん岩っぽかったりザレっぽかったりするちょっとした急登も現れだし、途中でこれは完全に想定とは違う道だったかもと気が付くが後の祭り。
時々出てくるロープ場。下には何も注意は無かったが、上ってくると注意書きが。
もうこのあたりでは雲母峰まで行くこと考えると時間に不安が出てきてこの日の方針は巻きが分かるところはさっさと巻き、鎖やロープが出てきたら片手は確実に掴む、ということに。
まあずっとダブルストックで、鎌ヶ岳山頂直下の下り以外はダブルストックのままだったので鎖やロープがじゃまになることも多かったんだが時間と確実性考えたらやむを得なかったか。
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4/8 10:38
時々出てくるロープ場。
下には何も注意は無かったが、上ってくると注意書きが。
もうこのあたりでは雲母峰まで行くこと考えると時間に不安が出てきてこの日の方針は巻きが分かるところはさっさと巻き、鎖やロープが出てきたら片手は確実に掴む、ということに。
まあずっとダブルストックで、鎌ヶ岳山頂直下の下り以外はダブルストックのままだったので鎖やロープがじゃまになることも多かったんだが時間と確実性考えたらやむを得なかったか。
下には何も注意は無かったが、上ってくると注意書きが。
もうこのあたりでは雲母峰まで行くこと考えると時間に不安が出てきてこの日の方針は巻きが分かるところはさっさと巻き、鎖やロープが出てきたら片手は確実に掴む、ということに。
まあずっとダブルストックで、鎌ヶ岳山頂直下の下り以外はダブルストックのままだったので鎖やロープがじゃまになることも多かったんだが時間と確実性考えたらやむを得なかったか。
ほんとはもっと先のつもりだったけど、想定外に気力体力削られて疲れてしまったのでここで飯。
この日警戒してたのがザレ。履き始めてまだ数回の新しいローカットが、ソールはメガグリップで岩には結構食いついてくれるのは雪彦山の鎖場上りで確認済みなんだが、ラグパターンの深さが浅いので砂地や泥濘んだ土の上で止まってくれるか自信がなかった。
結果的にはそこそこ止まってはくれたんだが、歩いてる最中はやはり自信が無いせいで鎖やロープに掴まりたいというのもあったかも。
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4/8 11:22
この日警戒してたのがザレ。
履き始めてまだ数回の新しいローカットが、ソールはメガグリップで岩には結構食いついてくれるのは雪彦山の鎖場上りで確認済みなんだが、ラグパターンの深さが浅いので砂地や泥濘んだ土の上で止まってくれるか自信がなかった。
結果的にはそこそこ止まってはくれたんだが、歩いてる最中はやはり自信が無いせいで鎖やロープに掴まりたいというのもあったかも。
履き始めてまだ数回の新しいローカットが、ソールはメガグリップで岩には結構食いついてくれるのは雪彦山の鎖場上りで確認済みなんだが、ラグパターンの深さが浅いので砂地や泥濘んだ土の上で止まってくれるか自信がなかった。
結果的にはそこそこ止まってはくれたんだが、歩いてる最中はやはり自信が無いせいで鎖やロープに掴まりたいというのもあったかも。
このあたりでは鎌尾根はまだ先、写真中央左上のカニのハサミみたいな岩場あたりから鎌ヶ岳にかけてが鎌尾根だと思ってた。
気が付いたら下に白い場所が。滑ることで有名なキノコ岩だとすぐ気が付いたが、巻きの踏み跡はしっかり左脇に付いていて最初からザレに突っ込む必要も無くて一安心。
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4/8 12:10
気が付いたら下に白い場所が。
滑ることで有名なキノコ岩だとすぐ気が付いたが、巻きの踏み跡はしっかり左脇に付いていて最初からザレに突っ込む必要も無くて一安心。
滑ることで有名なキノコ岩だとすぐ気が付いたが、巻きの踏み跡はしっかり左脇に付いていて最初からザレに突っ込む必要も無くて一安心。
巻きを下ってついにザレに踏み込んだらすぐ出てくるロープ。
滑るのが不安な靴なので心強いことこの上なし。
滑るのが不安な靴なので心強いことこの上なし。
しばらくして振り向いたらキノコ岩のザレの横にも少し残ってたけど東側の谷間にも雪が。
ここで初めて気が付いたんだけど、このあたりももう鎌尾根だったよう。帰ってから地図確認したら自分が思ってたのは5峰から鎌ヶ岳までだったけど、どうも水沢峠からすでに鎌尾根だったらしい。
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4/8 12:37
ここで初めて気が付いたんだけど、このあたりももう鎌尾根だったよう。
帰ってから地図確認したら自分が思ってたのは5峰から鎌ヶ岳までだったけど、どうも水沢峠からすでに鎌尾根だったらしい。
帰ってから地図確認したら自分が思ってたのは5峰から鎌ヶ岳までだったけど、どうも水沢峠からすでに鎌尾根だったらしい。
自分が思ってた鎌尾根。
以前初めて御在所岳上る時に鈴鹿のこと少し調べ、その時から気になってた場所。
今回はここ通るために計画。
以前初めて御在所岳上る時に鈴鹿のこと少し調べ、その時から気になってた場所。
今回はここ通るために計画。
ここから左下すぐにロープで通せんぼしてあるところまで降りると岩の裏に鎖の巻き道が。
ここから右下に降りて巻けという合図の鎖。
実際は短すぎて結構急な下りだけど役には立たず。
実際は短すぎて結構急な下りだけど役には立たず。
なるほど実際目の前にするとたくさん見てきた写真では伝わらない立派さ。まあそういう写真ですでに山頂右下のルンゼ状を上るって知ってしまってるからそんなに威圧感はないけど、直登して遊ぶ強者もいるんやろうな。
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4/8 13:56
なるほど実際目の前にするとたくさん見てきた写真では伝わらない立派さ。
まあそういう写真ですでに山頂右下のルンゼ状を上るって知ってしまってるからそんなに威圧感はないけど、直登して遊ぶ強者もいるんやろうな。
まあそういう写真ですでに山頂右下のルンゼ状を上るって知ってしまってるからそんなに威圧感はないけど、直登して遊ぶ強者もいるんやろうな。
ルンゼ状は大部分が階段状のところを選んで浮き石も整備されて歩きやすく、山頂直下の岩場も石が大きく安定していて安心感があり、今回の長い周回の中で一番安心して楽しめたかも。上りきったところはまだ山頂ではないけど歩いてきた入道ヶ岳からの尾根が一望。
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4/8 14:14
ルンゼ状は大部分が階段状のところを選んで浮き石も整備されて歩きやすく、山頂直下の岩場も石が大きく安定していて安心感があり、今回の長い周回の中で一番安心して楽しめたかも。
上りきったところはまだ山頂ではないけど歩いてきた入道ヶ岳からの尾根が一望。
上りきったところはまだ山頂ではないけど歩いてきた入道ヶ岳からの尾根が一望。
鎌ヶ岳山頂で来ましたよを1枚。
山頂プレートはちょうど奥に御在所が見える方向ドンピシャに。
山頂プレートはちょうど奥に御在所が見える方向ドンピシャに。
この日は入道ヶ岳に上った時点である程度風があったが、鎌尾根の後半あたりからはだいぶ強くなり、ザレた小さいピークでは時に怖い瞬間もあるくらいだったが、当然ここでもだいぶ風があって寒く、西風から遮られた小さいお宮さんの横でこれから予定通り雲母峰まで回るかそれとも想定外でもうだいぶ疲れたし時間も押してしまったのでカズラ谷から降りてしまうか考えながら飯。
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4/8 14:38
この日は入道ヶ岳に上った時点である程度風があったが、鎌尾根の後半あたりからはだいぶ強くなり、ザレた小さいピークでは時に怖い瞬間もあるくらいだったが、当然ここでもだいぶ風があって寒く、西風から遮られた小さいお宮さんの横でこれから予定通り雲母峰まで回るかそれとも想定外でもうだいぶ疲れたし時間も押してしまったのでカズラ谷から降りてしまうか考えながら飯。
雲母峰とカズラ谷の分岐はまだ先と思いながら下りてきたらなんか四つ辻が。写真向こうは鎌ヶ岳からの尾根の分岐から下ってきた道。
右は峠の分岐から下りてくるとここで合流する道。
左はカズラ谷への道。
っと、この三つは標識に書いてあるんだがこちら側にも踏み跡がある。
雲母峰へは尾根通しだと思い込んでたし、これはてっきり雲母峰よりカズラ谷の方がメインの道なので載っていないだけかと思って正しいカズラ谷方向に下りずにこちら側にそのまま尾根を直進してしまった。
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4/8 15:12
雲母峰とカズラ谷の分岐はまだ先と思いながら下りてきたらなんか四つ辻が。
写真向こうは鎌ヶ岳からの尾根の分岐から下ってきた道。
右は峠の分岐から下りてくるとここで合流する道。
左はカズラ谷への道。
っと、この三つは標識に書いてあるんだがこちら側にも踏み跡がある。
雲母峰へは尾根通しだと思い込んでたし、これはてっきり雲母峰よりカズラ谷の方がメインの道なので載っていないだけかと思って正しいカズラ谷方向に下りずにこちら側にそのまま尾根を直進してしまった。
写真向こうは鎌ヶ岳からの尾根の分岐から下ってきた道。
右は峠の分岐から下りてくるとここで合流する道。
左はカズラ谷への道。
っと、この三つは標識に書いてあるんだがこちら側にも踏み跡がある。
雲母峰へは尾根通しだと思い込んでたし、これはてっきり雲母峰よりカズラ谷の方がメインの道なので載っていないだけかと思って正しいカズラ谷方向に下りずにこちら側にそのまま尾根を直進してしまった。
ところがすぐになんかおかしいと。踏み跡はどんどん薄く尾根も細く、藪が前を遮るようになってくるし、その踏み跡には何かの動物の糞がそこら中に。
こんな所通ってたらとてもじゃないが雲母峰まで何時間かかるか分かったもんではないと、勿論好きな人が通ったことはあるだろうけどこんなん絶対道じゃねえ〜って、速攻で引き返す。
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4/8 15:16
ところがすぐになんかおかしいと。
踏み跡はどんどん薄く尾根も細く、藪が前を遮るようになってくるし、その踏み跡には何かの動物の糞がそこら中に。
こんな所通ってたらとてもじゃないが雲母峰まで何時間かかるか分かったもんではないと、勿論好きな人が通ったことはあるだろうけどこんなん絶対道じゃねえ〜って、速攻で引き返す。
踏み跡はどんどん薄く尾根も細く、藪が前を遮るようになってくるし、その踏み跡には何かの動物の糞がそこら中に。
こんな所通ってたらとてもじゃないが雲母峰まで何時間かかるか分かったもんではないと、勿論好きな人が通ったことはあるだろうけどこんなん絶対道じゃねえ〜って、速攻で引き返す。
結局いったん巻きのトラバース後に尾根を右に左に乗り越えながらしっかりした道は続き、ここがほんとの雲母峰とカズラ谷の分岐。
時間押してる中で雲母峰まで回るか迷った理由の一つ、警戒してたザレ場の白ハゲ登場。スリップ注意ってのは分かるけど、道迷い注意ってどういうこと、と思いながら下りてくと最後数メートルのロープ場になってる崖があってそこしか通れなかったのね。
どおりでピンテと赤マーキングが連打されてたわけで、夜やよほどの濃霧などでない限り迷いようは無さそうだった。
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4/8 15:40
時間押してる中で雲母峰まで回るか迷った理由の一つ、警戒してたザレ場の白ハゲ登場。
スリップ注意ってのは分かるけど、道迷い注意ってどういうこと、と思いながら下りてくと最後数メートルのロープ場になってる崖があってそこしか通れなかったのね。
どおりでピンテと赤マーキングが連打されてたわけで、夜やよほどの濃霧などでない限り迷いようは無さそうだった。
スリップ注意ってのは分かるけど、道迷い注意ってどういうこと、と思いながら下りてくと最後数メートルのロープ場になってる崖があってそこしか通れなかったのね。
どおりでピンテと赤マーキングが連打されてたわけで、夜やよほどの濃霧などでない限り迷いようは無さそうだった。
巻きの方が崩落して危ないってのは幾つかのレポで読んでたので迷わず尾根通しの道に。このあたりからポツポツ雨が。
下界の天気予報は一日晴れのはずだったけど、風の強さといい、やはり西や北からの風が遮られることなく吹き付ける鈴鹿らしい感じ。
4/8 16:30
巻きの方が崩落して危ないってのは幾つかのレポで読んでたので迷わず尾根通しの道に。
このあたりからポツポツ雨が。
下界の天気予報は一日晴れのはずだったけど、風の強さといい、やはり西や北からの風が遮られることなく吹き付ける鈴鹿らしい感じ。
このあたりからポツポツ雨が。
下界の天気予報は一日晴れのはずだったけど、風の強さといい、やはり西や北からの風が遮られることなく吹き付ける鈴鹿らしい感じ。
鎌ヶ岳からの下りに入ってもイワクラ尾根や鎌尾根ほどではないにしても細くザレた場所も多かったのが、雲母三山を目の前にするこのあたりまで来てようやく尾根が穏やかで広くなる。手前から西峰、雲母峰、�曲�か。
2
4/8 16:45
鎌ヶ岳からの下りに入ってもイワクラ尾根や鎌尾根ほどではないにしても細くザレた場所も多かったのが、雲母三山を目の前にするこのあたりまで来てようやく尾根が穏やかで広くなる。
手前から西峰、雲母峰、�曲�か。
手前から西峰、雲母峰、�曲�か。
時間押してるの意識してもう足も重いの押して急いできたので、時間的にギリギリとは思いながらもこういう時こそちゃんとエネルギー補給しなければと、この後植林帯とか入ってしまったら時間的にももう暗くてゆっくり休んで飯食べる気分になどなれないだろうと、791手前からポツポツ降ってきてた雨も上がってきたのでここで最後の飯。
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4/8 17:18
時間押してるの意識してもう足も重いの押して急いできたので、時間的にギリギリとは思いながらもこういう時こそちゃんとエネルギー補給しなければと、この後植林帯とか入ってしまったら時間的にももう暗くてゆっくり休んで飯食べる気分になどなれないだろうと、791手前からポツポツ降ってきてた雨も上がってきたのでここで最後の飯。
雲母峰越えてから瀬戸川道分岐までの道は植林帯に入ってもう林業の作業道も兼ねてるのか立派なもので、そこから雲母�曲�までちょっとの斜面を登り上がったらなんか超簡単な建造物が。海側が開けて眺めが良かったし、道も立派なのでもしかすると毎日登山とか、毎朝登山の人達がいるような山で、その集会所なのかも。
ここから雲母橋に下る道は林業作業道ではなく山道だったが、しっかり踏まれてテープも連打され、ちょっと細いところはあったが怖いところも迷うところも無い安心な道だった。
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4/8 17:29
雲母峰越えてから瀬戸川道分岐までの道は植林帯に入ってもう林業の作業道も兼ねてるのか立派なもので、そこから雲母�曲�までちょっとの斜面を登り上がったらなんか超簡単な建造物が。
海側が開けて眺めが良かったし、道も立派なのでもしかすると毎日登山とか、毎朝登山の人達がいるような山で、その集会所なのかも。
ここから雲母橋に下る道は林業作業道ではなく山道だったが、しっかり踏まれてテープも連打され、ちょっと細いところはあったが怖いところも迷うところも無い安心な道だった。
海側が開けて眺めが良かったし、道も立派なのでもしかすると毎日登山とか、毎朝登山の人達がいるような山で、その集会所なのかも。
ここから雲母橋に下る道は林業作業道ではなく山道だったが、しっかり踏まれてテープも連打され、ちょっと細いところはあったが怖いところも迷うところも無い安心な道だった。
最後植林の中のジグザグの立派な作業道を林道までもう少しというところでまだ空に明るさはあるものの植林帯の中は暗くなってしまい、道の凹凸が分かりにくくなってきたのでやむなくヘッ電点灯。
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4/8 18:11
最後植林の中のジグザグの立派な作業道を林道までもう少しというところでまだ空に明るさはあるものの植林帯の中は暗くなってしまい、道の凹凸が分かりにくくなってきたのでやむなくヘッ電点灯。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
|---|
感想
3月最後にヒルが出る前にと雪彦山に行き、ヒルのシーズン5月からと思ってたら4月だったことにびっくりし、これはヒルが多いらしい鈴鹿にも早く行っておこうかと。
なんか遠い気がして今まであまり行ったことないけど、御在所登った時から気になってたのが鎌尾根という名前。
この時点での自分の認識では鎌尾根は鎌尾根5峰から鎌ヶ岳までと思い込んでて、ここを歩くためには西の深山橋から入るか東の宮妻峡から入るかだが、せっかくなら長い距離周回したいものと入道ヶ岳から鎌ヶ岳、そしてあわよくば雲母峰まで大きく回るルートを想定。
しかし、まさかこのコースの大半が痩せてザレた神経使う道で、その上鎌尾根部分はじつは水沢峠から始まるようで鎌ヶ岳まで小さいピークが連続し、岩岩してたりザレてたりと疲れる道だなどということは全く知らず、山と高原地図の時間合計すると10時間くらいかと、普段から10キロか10時間くらいを目標にしてるからちょうどいいかなどとのんきに思ってた。
なので出かける前に一番気になってたのは宮妻峡キャンプ場から宮妻新道に入る渡渉箇所だったりし、万が一に備えてサンダル持っていったが結局使わず渡れてしまい、この時点でもうこの日はなんとかなった気でいた。
ところがこの宮妻新道の出だし、尾根線に乗るまでの斜面が結構急な上にザレとガレの間のジャリといった感じで、北斜面なので乾かずちょっと濡れて滑る地面の上にほんとに砂利をまいたような道。
ここですでにふくらはぎが疲れ、たおやかな入道ヶ岳山頂部でちょっと癒やされたもののそれも椿大神社奥宮過ぎくらいまで。
おそらく入道ヶ岳から穏やかな尾根道が続くだろうと想像していたイワクラ尾根はずっと北斜面が切れ落ちた細尾根でメインの踏み跡はその縁に続くものの、場所によってはそんなところ怖くて通れず、同じ思いの人も沢山いるようでそこここで、南側に少し外して巻いてる薄い踏み跡もあり、自分は勿論気が付く限り巻いた跡を。
そのうちザレた所や小さいピークの上下も出てきて完全に想定外。
嘘やろ、とか、思ってたんとちゃうがな、とか、いろいろ愚痴言いながら進んでたらいつの間にか真後ろに人がいてびっくり。
勿論すぐ抜かしてもらったが、愚痴言いながら歩いてるの見られたかと思うとちと恥ずかしかった。
それにしてもしっかりした歩きの人で、飛ばしてるわけではないけど小さくバランスとリズム良く踏みしめて歩かれ、あっという間に置いて行かれた。
そしてこのザレた痩せ尾根と小さいピークの上下は当然鎌尾根部分にも続き、上るほどに帽子かぶってられないほど時折風も吹き、鎌ヶ岳上った時点で気力脚力共にもうだいぶ消耗してしまってた。
まあ鎌尾根部分はザレが想定より怖かった以外はだいたい予想通りだったが、イワクラ尾根があんなに神経使う尾根とは思ってもおらず、知ってたらもう少し心して入ったと思う。
鎌ヶ岳山頂は風があって寒いせいもあったのか数人の人しかおらず、小さい鳥居のあるお宮さんの横で西風避けながらここまでですでに想定より1時間くらい押してるし、そもそもが暗くなるギリギリに下りれるかなどという計画だったのでカズラ谷にエスケープするか考えながら飯。
そしてやはりカズラ谷で下りるのは時間的にも、そして最後また朝の林道を歩いて帰ることになるのも嫌で、ヘッ電覚悟で雲母峰回ることに。
山頂でしっかり食べて休んである程度回復したので頑張って下りだして往路と別れてすぐ、ここは上りなら迷う要素は無い場所だったが下りだと標識の意味がよく分からず、尾根芯通しと思い込んで一瞬道を外してしまった以外は分かりにくい所も無く、それでも791過ぎまでは細尾根にザレた所も幾つかあって慎重に通ったものの、雲母三山を目の前に見るあたりからは尾根も広くなって上下も穏やかになり、雲母峰で最後の休憩を取った以外はだいぶ飛ばせ、最後林道への下りの植林帯で空に明るさは残ってるものの暗くなってしまってヘッ電は点けたものの、なんとかギリギリ真っ暗になる直前に車にたどり着けました。
それにしても初めての場所をたいして調べもせずにというのはある意味新鮮さはあるものの、そこが思ってたより険しく時間が押してしまったりすると体力だけでなく気力まで思った以上に削られてしまって疲れるもんだなと。
まああまり調べるのはやはり面白味が無くなるだろうと思って普段からそこそこにはしてるけど、それでももう少し調べてればせめてスタートをあと1時間早くすることで焦りは押さえられたかも等、バランスが大事だろうけどちょっと考えさせられる一日になりました。
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