真木林道～栖吉城山/雪国植物園

2025年04月12日(土) [日帰り]

• GPS: 07:08
• 距離: 11.5km
• 登り: 578m
• 下り: 578m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:50
• 休憩: 0:19
• 合計: 7:09

距離 11.5km 登り 578m 下り 578m

6:45 スタート地点
11:59 12:18 城山
13:29 栖吉バス停
13:53 ゴール地点

天候

曇/晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

林道真木半蔵金線栖吉側から入り、残雪で車が通過出来なくなる箇所直近の広くなった路側帯に停めました。
定期的に路側帯はあるので、いずれかに停めることが出来ると思いますが、各所1～2台程度がキャパで、今後は山菜erが増えるので競争率が高くなりがちでしょう。
4月12日現在、残雪豊富で栃尾側には抜けられません。

コース状況／危険箇所等

今回は車道、沢、尾根(道無し)、登山道といろんな所を歩いていてそれぞれ危険箇所はあります。
特に沢から尾根に乗り上げて登山道に出るまでは、RFを誤ると最後急斜面の程度によっては登山道に出れなかったりする可能性があります。
そこから下るにはお助けロープがないと困難になるかもしれないので、準備はしていった方がいいでしょう。

まぁ今後、誰があんなとこ行くんだってのはありますが（笑）

写真

4/12 6:40

(ka)今日はここから！

どうも！カスティーナです！

(S)どこまで行こうかとか、どこを
歩こうかとか特に決めずに来た真木林道。

(ka)一応、目標というか目的、無いわけじゃないけども。

4/12 6:46

(S)数日前の偵察でもうスノーシューはいらない程度に雪が減っているのを確認済み。

(ka)どんなとこにも入っていける万能選手、沢靴装備でばっちこーい(* ー̀ ֊ ー́ )و✧

4/12 7:48

(S)雪はところどころ残ってはいるけど、春の花はもう始まっています。

(ka)カタクリやらオオバキスミレは高いところに。

4/12 8:03

(S)作業小屋的なものかな？
あ、あれだ、おトイレだっけ。

(ka)不動滝のお社だよ。
滝上部には恐ろしい雪渓があるね。

4/12 8:13

(S)立派な滝が見える。まだ沢の気分じゃないなぁ。

(ka)雪解け水でじゃばじゃばだ！
あれを登るだけでも楽しそうだぞ♪

4/12 8:15

(S)霧雨なのでイチゲ・カタクリは全員しょんぼりだけど、ヤマエンゴサクは関係なく咲いています。

(ka)あんまり良い写真が撮れなくてしゅーん(´Д｀)

4/12 8:16

(S)その近くの微妙な崖脇に雪割草が。

(ka)全員、恐ろしい斜面に集合して崖下をのぞきこんでる！

4/12 8:21

(S)特に通行止標示はない真木林道。雪がなくなった走行可能なところまでは車で入って行けます。でももちろん整備はまだ。

(ka)こんな大岩、どうやって整備するんだろね。

4/12 8:27

(S)斜面から落ちてきた雪が堆積する部分はまだこんなに残っている。

(ka)風谷山から見た真木林道、歩いてみたかったけど、なるほどこれは((((;゜Д゜)))

4/12 8:33

(S)かつて集落が存在したらしいところに到着。別荘地的に売り出された時期があったようで、建物は現役で使用されているんでしょう。

(ka)昭和39年に7世帯が下山とのこと。
いったいどんな生活をしていたんだろ。

4/12 8:53

(S)なんとなく、生活していた土地であろう面影がわかる感じ。

(ka)当時は真木林道も通ってなかったとか。
去年遡行した栖吉川沿いにある歩道記号がまさか生活道路だったのかな？

4/12 9:07

(S)まだまだこのお天気ではこんな状態ですね。

(ka)気温はようやっと10℃に届くくらい。
あとはおひさまの力が必要ね。

4/12 9:28

(S)ここから見える風谷山は存在感あって好き。

(ka)これを見るためだけでも歩いた価値があるというもの( *´艸`)

4/12 10:03

(S)標高を上げていくとどんどん残雪が増えていくので花探しどころではなくなります。違うところ登ってみようよってことで一旦下り始めます。

(ka)歩いて峠越えするのもロマンだけどね。

そういえばスライドした人、2組3名いたけど、あれ何者！？

4/12 10:20

(S)途中山側に分岐があったので、興味本位で行ってみることに。

(ka)すんごいいい道！

4/12 10:24

(S)何かしらやっていたんでしょう。まだ上まで道が続いていた形跡はあるけど、人が入ったところよりもそうじゃないところを登りたいので、林道に戻ります。

(ka)ぐぬぬ……ただのごみ溜じゃん！

4/12 10:32

(S)気温が上がって太陽が見え隠れするようになると、花が一斉に開き始めます。

(ka)んー、しあわせ( ´˘` )

4/12 10:32

(S)この辺のイチゲはみんな大輪。

(ka)いい山だなー。

4/12 10:36

(S)今年はけっこうどこに行ってもツバキが見事だよね。

(ka)そうそう！ツバキに「当たり年」ってのがあるのか分かんないけど、どこに行ってもツバキもりもりなの。

4/12 10:47

(S)湿っぽいところはネコノメソウ系がほぼ支配。

(ka)このぴかぴか具合はホクリクネコノメソウ。

4/12 10:42

(S)よく見るとアズマシロカネソウもちらほら。なんだか他の場所よりもかなり大きな花をつけてるね。

(ka)ね、すっごい大輪だよね。

4/12 10:50

(S)協議の結果、駐車した場所付近の沢を遡って尾根上の登山道に出てみようかということになった。沢といってもかつての農業用水路と思われる小さな沢。

(ka)尾根末端から取り付きたかったけど、とても登れる斜度ではなかった‎( ꒪⌓꒪)

4/12 11:06

(S)突然狂ったようなシロカネーゼの群落が！

(ka)うっひょー♪───O（≧∇≦）O────♪

4/12 11:09

(S)開き方がちょっとだけ足りないかなー。

(ka)それでも大株が大群生を作っててまさに圧巻✨⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅   )⁝

4/12 11:04

(S)しばらく進むと悪場になってきたので、尾根に乗ることにしました。

(ka)ゴルい！ゴル過ぎる！
これはちょっと覚悟が必要！水が冷たすぎる！

4/12 11:12

(S)急な泥壁を登るとそこは山城にありがちな段郭地形。

(ka)この尾根を詰めればそこは栖吉城山！

けものみちを拾っていけば楽勝っしょ！

4/12 11:32

(S)急な3m前後の斜面と平坦地の繰り返し。登れない勾配ではないけど、登るにはけっこう場所を選ぶかも。

(ka)ログをご覧いただけると、わたくしが登れなくて右往左往した証が描かれています。

ロープ、ありがとうございます(´；ω；｀)

4/12 11:40

(S)いくつかの段郭を登るとやっと普通の尾根地形に。

(ka)等高線通りの尾根ならこんなに歩きやすい尾根なのに∩(´；罒；｀)∩

4/12 11:42

(S)アオキの藪は登り易いね。

(ka)夏場はいったいどんなヤブになることやら。

4/12 11:44

(S)ちょっとした山頂を巻くような登山道上に出ました。

(ka)ヒャッハー！高速道路！

4/12 11:44

(S)表示板もあった。

(ka)えー、すっごい新しい！

4/12 11:50

(S)基本登山道を進み、GPS上で山頂方向を確認しながら進むと、ようやく山城跡地に出ました。

(ka)いつものごとく、気が付いたら登山道を無視してヘンな泥壁登ってた・:*+.\(( °ω° ))/.:+

4/12 11:52

(S)城跡だけあって平地で広く、とても気分がいい！

(ka)街が見えるぞー！

4/12 11:48

(S)そして山頂=栖吉城本丸跡地に到着。実にすばらしいところです。冬にここまで来れたらいいテン場になりそう。

(ka)やったー！栖吉城山。

丸腰での城攻めができないとは、なかなかの城よのう((¯ω¯*))

4/12 11:54

(S)鋸山・風谷山が樹林帯の間から見えていて、見える位置のいいところにちょうどカタクリが咲いています。

(ka)ほんと、ここにばっかり咲いてる♡

4/12 12:28

(S)陽が当たるとよりすばらしい。

(ka)こんないいところなのに、誰もこないのね。

4/12 12:27

(S)東山連山の代表選手。

(ka)こんな景色を堪能しながらのんびり休憩する贅沢。

4/12 12:23

(S)休憩後に下山開始。登ってくる人数に対して過剰なほどの快適な登山道でびっくり。

(ka)地元の人はけっこう登るのかな？

今日は誰とも会っていない。

4/12 12:35

(S)ここはショウジョウバカマがメイン。植生が変わってあまり多くの花は咲いていない。

(ka)季節が進めばもうちょい花はありそう。

4/12 12:40

(S)突然大規模な新しい堰堤が見えてきました。

(ka)沢の規模に対してかなり立派だけど、きっと過去には災害があったからなんだよね？

4/12 12:41

(S)針葉樹林帯を抜けて広葉樹が多くなるとまた植生が変わります。

(ka)いい道じゃーん。

4/12 12:42

(S)カタクリが所々。サイハイランの葉がすごく多い。

(ka)期待高まる！

4/12 13:01

(S)ここで足止めを食らう！

(ka)SMセンセイの一眼が火を噴く瞬間！

4/12 13:14

(S)きれいに咲くカタクリの宝庫なのであります。

(ka)きれーい！

4/12 13:18

(S)葉に斑のないカタクリがすばらしい！
ファインダーを覗く必要のある一昔前の一眼ではこれが限界。

(ka)よっしゃ、任せて！

4/12 13:05

(S)iPhoneだと青空入れて撮影出来るんだよねぇ。

(ka)もちろん、這いつくばってます( *¯ ꒳¯*)

4/12 13:08

(S)栖吉神社に出ました。ヤマザクラなのか、種類はわからないけど見事な桜。

(ka)これにはふたりして大歓声！

4/12 13:22

(S)桜は本数や種類だけじゃないことを思い知る。

(ka)ヤマザクラでいいのかなあ。

4/12 13:23

(S)青空、陽光、桜！

(ka)福島江なんか行ってる場合じゃないよね。

(S)人を見に行くことになるね！

4/12 13:11

(S)初めて来てみたけど、すごく立派で大きな神社でした。

(ka)こんなところに、こんな立派な神社があるとはねー。

4/12 13:24

(S)カッパを着せてもらったお地蔵さん。

(ka)こんにちは（笑）

4/12 13:14

(S)カネはどう得たかじゃなく、どう使ったか、で考えると、この人ほど有効に使った人はいないんじゃないだろうか。
三国峠を崩して残土で佐渡まで陸続きにすればいいと演説したらしいけど、山屋としてはおそろしいハナシですね。

(ka)佐渡を！？陸続きに！？

(S)今それやると1,400兆円くらいかかるらしいよ(笑)

4/12 13:16

(ka)不動明王が2体。

風谷山の不動滝からここへ移したものだそう。

(S)あんなところから運ぶかふつう？

4/12 13:21

(S)バラのようなツバキ。

(ka)ここに下山しちゃったので真木林道まで歩いて戻るよ。

4/12 13:32

(S)途中の民家の庭にあった福寿草。たんぽぽかと思ったら違った(笑)

(ka)こういうのが舗装路歩きの醍醐味。

4/12 13:38

(S)昔は偉人が多かったんだね。

(ka)栖吉を開墾するのに一役買った人だって。
知らないことっていっぱいあるね。

4/12 13:41

(S)真木林道を駐車スペースまで登る。

(ka)アリアケスミレ？もう咲く？

(S)スミレは本当におぼえられない！

4/12 13:42

(S)きれいな色をしたキクザキイチゲ。もう気温が上がってどこを見ても満開状態でうれしい（´ω｀）

(ka)朝はみんなつぼみだったのにね。

4/12 13:42

(S)オオバキスミレも花が開いて目立ちます。

(ka)すごい群生があちこちに。

4/12 13:52

(S)やっと戻ってきたー！
まだ時間もはやいから別のところに行ってみよう！

(ka)そだね、そだね。
一応、目的も達成したのですよ、ちょっと公開できないけども。

(S)ここは毎年様子を見に来るとある場所。

(ka)我々のいくつか持っている秘密の花園のうちのひとつ。

(S)いつもこの花をここで見ると、なんだろうこれ？となる。
調べるとどうやらコシジタネツケバナのようです。

(ka)えー、タネツケバナだったんだ。

(S)似たものが多くて悩む！

(ka)かわいければなんでもいいのだー。

(S)ここはアズマシロカネソウの巨大群生地でもあります。

(ka)群生具合で言えば、ここより大きいところを知らない。

(S)このお天気でみんな全開！見事というほかありません。

(ka)まさに満開！しあわせ！

(S)この花もなかなか青空で撮れないんだよね。

(ka)そう、このロケーションならでは。

(S)そしてここはこの花！

(ka)いよいよ主役のお出まし⸜(*˙꒳˙*)⸝

(ka)こんな過酷な環境なのに今年もちゃんと咲いてくれた。

(S)今年は泥壁が崩れたのか、倒木が土砂を削りながら落ちたのか、株数激減…でも残ってる！

(ka)まだつぼみもあるね。

(S)もう少しの間楽しめそう。

(ka)くーっ(,,> <,,)
このグラデーションが泣かせるよね💕︎

(S)奇跡のグラデーション！

(ka)人の手の届かないところにはたくさんあるんだよね。

ずーっと咲いてくれますように☆∻∹⋰⋰( *˘ᵕ˘*)- ̗̀ ෆෆ ̖́-

(S)とんでもなくきれいなブルー、いつまでも。

4/13 9:37

(S)そして今度は日も場所も変わるのだ(笑)
みんな大好きシラネアオイがもう咲いている。

(ka)天気予報はくもり。
でも大丈夫。
今日、狙いの花はお天気は関係ないはず。

4/13 9:41

(S)匂いがしたと思ったらそれは近くに存在する。

(ka)それは別の花。
これはきっとクロモジ。

(S)アッー（＾ω＾;）
でもヒサカキの匂いもしたよね！

4/13 9:42

(S)イメージとしては魚沼方面でよく見るイワナシ。

(ka)やった！これも見たかった！

4/13 9:45

(S)アオキさんは賑やかに咲いたねぇ。

(ka)まんかーい(◎'ω')b

4/13 9:52

(S)今年はナニワヅいっぱい撮ったなぁー。

(ka)ほんとだね。

4/13 9:53

(S)ヤマザクラもほぼ満開に近いね。

(ka)風に吹かれて、ちょこっと桜吹雪。

4/13 9:55

(S)カタクリと福寿草が一緒に咲いている。なんか頭がバグるよこれ。

(ka)子ノ権現だと初詣のとき咲いてるのに。

4/13 10:05

(S)今日の目的のお花その1。
ふたりで密談中のところを激写。

(ka)あーもーっ( ˶¯꒳¯˵)
かわいすぎるっ！

4/13 10:07

(S)ベストタイミングで来たみたいだね。

(ka)みーんな咲いてる♪( ◜ω◝و(و "

4/13 10:09

(S)なんとか桜もすばらしい。

(ka)同定してる場合じゃないね！
鼻息も荒くなるってもんよ！

4/13 10:17

(S)ピンクが濃いのは本来の色。きれいだなぁー。

(ka)えー、これ、今日初めて開いたんじゃない？

うれしい♥️

4/13 10:20

(S)なぜそうなのかわからないけど、ここのはどれも花が異常なくらい多く咲いているシュンラン。

(ka)しかもみんな葉っぱを喰いちぎられていて露出度高め(/-᷄ ᴗ ＼*)♡

4/13 10:22

(S)ついにイカリンの時代か。

(ka)うっかりすると、あっという間に一世風靡。

4/13 10:23

(S)咲いている株を探すとまだ全然なかったけど、この株は唯一咲いたといっていい状態だった。

(ka)イワカガミももうすぐあちこち大群生するよね。

4/13 10:28

(S)ユキツバキも今が最盛期。きれいに咲く時期はもうわずかじゃないかな。

(ka)やっぱり今年、当たり年でしょ！

4/13 10:33

(S)水辺には定番のホクリクネコノメソウ。蛍光イエローがまず目を引きます。

(ka)にゃーん🐱

4/13 10:36

(S)ここにも咲くエチゴルリソウ。でも微妙に遠くて標準ズーム程度だと物足りない感じになりそう。

(ka)iPhoneではまったく太刀打ちできない。

4/13 10:37

(S)株数もそれほど多くないので、期待して来るとちょっと拍子抜けになるかも。それともこれから咲くのかな？

(ka)撮りやすいとこには、ばっちりスタンスができているのがおもしろい。

4/13 10:39

(S)ニリンソウはそこかしこに群生中。

(ka)いよいよ！いよいよ！

4/13 10:42

(S)ニリンソウといったらうなじよ。

(ka)たまらなーい(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷﹃ ᵒ̴̶̷⸝⸝⸝)

4/13 10:43

(S)ヒトリシズカはかわいい寄せ植え的な感じで咲いていた。

(ka)意外と山で見ることが少ないんだよなあ。

4/13 10:47

(S)今日の目的のお花2。

(ka)ひょーーーーーーーーーーーー(((o(*゜▽゜*)o)))♡

待ってました！

4/13 10:48

(S)きれいに咲いているけどさ。なんで遠くから咲くのさ？

(ka)薄暗いし遠いしiPhone泣かせ(ノД`)

4/13 10:48

(S)まだこれから咲くのも多いけど、サンカヨウは花期が短いから見逃す場合もあるね。

(ka)その儚さがまた良い。

4/13 10:49

(S)ウンウン、きれいに咲いている（´ω｀）

(ka)越後の低山ならまだまだあちこちで見られるかなー。

4/13 11:32

(S)ここは桃源郷のようだ。

(ka)いよいよ「山笑ふ」シーズンに突入だねえ。

4/13 11:39

(S)ユキグニミツバツツジは遥か彼方に咲いていて、もはや望遠じゃないとムリ（´ω｀;）

(ka)これは入口付近で運良く見られたもの。

4/14 19:34

(S)インスタ始めました（＾ω＾）

(ka)Instagramで「福島江」と検索すると、ほぼほぼこれと同じ写真がわんさか出てくるね(≖ᴗ≖ )

撮影機器：

Canon EOS 6D Canon

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

iPhone XS Apple

感想

SM100C

今回は、長岡市街地から無雪期は栃尾方面に抜けられる真木林道というところから山に入り、下山後にとある秘密の花園、翌日は雪国植物園に行ってみた。

東山連山にはとんでもないラン科が何種類か咲くことを知っているが、場所を書く人など当然いない。となれば自分で探し出すしかない。
必死になってやっても精魂尽き果てて諦めてしまうかもしれないので、長い目で見て死ぬまでに見つけられればいいかなと思っている。

東山連山はけっこう険しいところも多く、岩じゃなく泥壁というのもまた厄介なところだが、もはや一般登山道を歩いていてもそんな花を見つけられないだろう。
そこもまた、長く山を楽しむ要素だと思えば悪くない。

それに対して植物園で花を見るという行為。
見れることを約束されたものを見る、というのはやっぱりちょっとアレだ。
アレなんだけど、「よーしコイツはこんな大きさでこんなところにいるんだな！」
という目安になり、実際山に入って探す時の指標になっていい。


インスタは始めていません(笑)
現地とはまるっきり雰囲気の違う芸術作品が多いインスタをちょっと茶化してみたかっただけです(´ω｀)
特にそれっぽく撮った写真じゃなく、後で明るさを少し持ち上げただけなんだけど、インスタ写真の雰囲気になった桜。
そういう世界もアリなんでしょう。
ボク的にはなしだけど。

kastin52

花を見て「きれい」って思う感性はどこから生まれてくるのだろう。

たとえば動物や虫たちにとって花なんてものは住まいの一部だったり、食料そのものなんだと思う。

ニンゲンにとっての花もはるか昔のことならば遠からず近からず、であったことだろう。
そもそも「花」というわけでなく植物を利用するという意味で。

リボーンベジタブルという言葉をご存知の方も多いかと思う。

野菜の根っこや芯を水に浸けたり、土に植えたりして再生させて収穫するというものだ。

わりと手軽なのが豆苗。
近頃は売り場に置かれているパッケージにも説明書きがあったりするから、面白半分に再生させてみて意外なほど可食部の再生ができることに小さな喜びを得る人もいることであろう。

わたしもそんなリボーンベジタブル、略してリボベジ実践者のうちのひとり。

ではあるのだけども、この数年は再生した野菜を食べずに育て続けている。

大根に至っては2年連続で花を愛でることができていて、昨年はピンクの、今年は純白の花を次々咲かせる生命力に感嘆している。

この花も見れば見るほど可憐で、日々つぼみを膨らませる姿に胸を踊らせているわけだけども、そもそもきっかけは「新しい葉っぱが出てきたら、味噌汁のうきみにでもしてやろう」程度のものだった。

ところが今では、大事に大事に育てては、つぼみの成長に一喜一憂しているのだ。

植物が生き残りと種の繁栄のため、刈り取られないよう美しい花を咲かせているという戦略をとったのならば、ニンゲンはまんまとその手中に落ちたというわけか。

コメント

風谷の天狗

素晴らしい山行ですね！
貴重な資料をありがとうございます。

SM100C

Fuyanotenguさんこんにちは！
真木林道、以前はそれほど興味がわかなかったんですけど、ここから入る山や沢、街からは近いけれども秘境感は相当ですよね。
かつてここの集落の人達は、特に冬はどんな暮らしぶりだったんでしょうね。
降る雪の量、人力除雪するレベルではないし、かんじき履いて市街地へ出るのも命がけではなかったか。
無雪期でも真木林道がないからには、沢沿いの悪い獣道程度で移動していたんだろうと想像すると、昔の人は強かったんだな、と思わざるを得ません。
この辺も含めて、人がなかなか入らないところを気長に探っていきたいと思っています。

kastin52

Fuyanotenguさんのナワバリ、調査してきましたー。

この辺りは長岡に越してきたときから興味津々なのです。
またそのうちうろうろしたいと思います(*^^*)

猫山歩

こんにちは♪
幻のランは2年前ほど長岡に住まわれている方のブログに一時的に載っていましたよ。
東山にもあるのですね。
あまりにうれしかったのでしょうね載せたのは。
数日のうちに削除されましたけど。
東山はすごいとあたらためて思いました。
自然を大切にしたのか、里山まで入らなくても良い生活だったのかと考えています。
エチゴルリソウはこの辺りにはないので足の悪いかみさんといつか下田の辺りを調査したいと思います。

SM100C

猫山歩さんこんにちは！
東山は普段行き慣れているところですが、登山道上ではせいぜいサイハイラン・ギンランがレギュラーで、その他希少種を見つけるには人が入らないところに入っていくほかないでしょうね。
もっともそれならどこの山域に入っても同じ気もするのですが、すぐ近くの山で見つかる方がよりうれしいってことで。
見つける目標は何種類かあるので、気長にやりたいと思います。

下田周辺にありますよね、エチゴルリソウ。まだ行ってみたことはありませんが、西蒲三山にもあるようですし、探せば他でもけっこうあるもんなんじゃないかと。しかしなぜか今まで見つけたところは激悪な足元というのが泣けてきます(笑)

kastin52

猫山歩さん、おはようございます！
幻のランってどれだろう？
いろいろあるみたいで、でもまだ発見には至らないからわくわくです。

ルリソウの類はどれもみんなかわいいですよねー。