記録ID: 8004232
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無雪期ピークハント/縦走
奥武蔵
ツツジ山・都幾山〜奥武蔵のスキー場に思いを馳せる〜
2025年04月12日(土) [日帰り]


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 07:24
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 1,546m
- 下り
- 1,554m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 7:24
距離 27.2km
登り 1,546m
下り 1,554m
天候 | どぴーかん☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
➡15台は駐車可能 ➡公衆トイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
▼ 慈光寺入口バス停〜大羽根川の取り付き ・ひたすら5kmくらい舗装路歩きです。 ▼ 大羽根川の取り付き〜P770(VR) ・大羽根川へと下りるといきなり渡渉です。ここが一番靴を濡らす可能性があるので靴は防水仕様のものを。 ・砂防ダム超えるのに巻き道を使いますが、左右に割と明瞭な踏み跡があります。 ・大羽根川上流中尾根に取り付くと序盤から急登です。 ・中盤から馬酔木などの低木が煩いことこの上なし。 ・P770手前で2つの巨岩があります。ここが核心部。1つ目の岩は正面から登れないので左に付いた踏み跡を辿り、側壁を登攀しました。 ・2つ目の岩は正面から登攀できるほどの高さです。 ▼ P770〜刈場坂峠 ・一般登山道で道は明瞭、危険個所もなし。 ▼ 刈場坂峠〜船の沢 ・奥武蔵スキー場があったと思われる場所ですが、ひたすら九十九折りの舗装路歩きです。 ▼ 船の沢〜大野峠 ・舗装路からダートな広い林道に取り付いてからしばらくは緩い登りです。 ・林道の終点の手前に浅間山へと続く尾根の取り付きがあります。 ・浅間山へと続く尾根は、踏み跡も明瞭でピンテもあるので迷う心配はないかと。 ・アスレチックが見えたら舗装路を経て大野峠へ。 ▼ 大野峠〜堂平山 ・一般登山道で道は明瞭、危険個所もなし。 ・剣ヶ峰が樹木伐採により立ち入り禁止になっていました。(もともと巻くつもりだったので問題なし) ▼ 堂平山〜七重峠(VR) ・堂平山のキャンプ場を抜けて松ノ木峠へと向かうルートの入口をすぐに左に笹薮がありますが、ここがVRへの入口。 ・道標はありませんが踏み跡は明瞭です。かなり斜度があるザレの下りだったので、チェンスパがあった方がいいです。 ▼ 七重峠〜ゴール ・一般登山道で道は明瞭、危険個所もなし。 |
その他周辺情報 | ・刈場坂峠の移動販売(土日のみ?) ・堂平山の移動販売 https://tabelog.com/saitama/A1105/A110605/11047961/ ・昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉 https://tamagawa-onsen.com/ |
写真
奥武蔵スキー場に思いを馳せるために下ってしまったので、今度はまた登ります😇
途中、ザックも背負っていない男性とスライド。地元の方のようで、ここは町が作った道だという。地権者で怒られないかと少し心配してしまった😅
途中、ザックも背負っていない男性とスライド。地元の方のようで、ここは町が作った道だという。地権者で怒られないかと少し心配してしまった😅
感想
久しぶりにピークハントするか〜と、ときがわ10座を巡ってきました。
一般登山道だけを使っても面白味がないので、かつて奥武蔵に存在したという奥武蔵スキー場の跡をついでに見ることに。
さらに、大羽根川上流中尾根というこれまたマニアックなVRがあるということでこれもルートに組み込んで出発!
スキー場の名残は感じられず、なんとなく空振りに終わった感じがしますが、大羽根川上流中尾根で出会ったイワウチワの群生は嬉しい誤算でした。
1つ目の巨岩は間違いなく危険個所でかなりの緊張を強いられるので誰にでもおススメできるものではなく、イワウチワを目当てだけに行く場所でもないと思います。
奥武蔵スキー場の歴史については以下が詳細です。
https://shoro.sakuraweb.com/shoro/zakki/idletalk05
キャンプ場跡の方が興味深くはありましたが、どのような歴史を辿って営業を終了したのかなど、ネットで検索したものの当時の情報が見つかりませんでした。
登山中に、山で現れるアスレチックは異質なものに写りました。
何はともあれ、おつかれさまでした。
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コメント
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ずいぶんマニアックそうなルート歩きましたね😁
予想してなかったところに花の群生地があったら特別感あってうれしくなります✨
スキー場、こんなとこに作って雪大丈夫か💦とおもって詳細みたら、やっぱりほとんど稼働しないで無くなっちゃったみたいですね😅
埼玉分県やってたときは山深い場所に食傷気味でしたが、行かなきゃ行かないで恋しくなるもので、
こうして誰もが気軽に訪れる里山もマニアックな尾根を使うと、手つかずの自然を堪能することができます😙
お花は里で桜でも撮れば満足でしたが、思いがけぬ出会いに心が躍ってしまいました( 'ω' و( و"
ムラサキ毛マンも所々で咲いてましたよ🤣
スキー場ですが、吾野駅が終点で公共交通機関が今ほど発達していない当時の状況を考えると、ギリギリ滑ることができる積雪でもなんとかしてスキーを楽しみたいという昔の人の苦労がうかがえますね😅
最後は、バリ込みのマニアックルート、さすがです。
奥武蔵スキー場、初めて聞きました。
と言うか、あまり営業は続かなかったようですが、あの辺りに作ろうと、そして作れた事が凄いですね。
最近の気候じゃ絶対無理だろうし、昔と比べ確実に温暖化に向かってるんですね〜😔
550円であのランチは、コスパいいですね〜。
自分も見たら釣られて食べちゃいそうです😄
マニアックルートの巨匠のかずらんさんにお褒めいただき恐縮です🥹
奥武蔵の山に1メートル以上の積雪があった当時にも驚きですが、そうであるがゆえに奥武蔵のスキー場にロマンを感じます😍
今でこそ奥武蔵は杉だらけですが、スキー場があった昭和8年当時は木材需要が急増する直前だったので、奥武蔵も豊かな原生林が残る山だったのだと思うと、温暖化も含めて現代との環境のギャップが大きいことを感じます😖
堂平山の移動販売ですが、山菜おこわが160円で売られていました😮(残念ながら売り切れでしたが)山なのに麓より値段が安いことに驚きな上に、ちゃんと手作りで美味しいのでぜひ機会があれば食べてみてください!
12時にはほぼ売り切れだったので、早めの到着がおすすめです♪
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