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Yamareco

記録ID: 8008593
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

横川(男鹿山林道)から男鹿岳・女鹿岳往復

2025年04月12日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 福島県 栃木県
 - 拍手
kitakama1994 その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:13
距離
20.4km
登り
1,196m
下り
1,194m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:51
休憩
0:23
合計
12:14
距離 20.4km 登り 1,196m 下り 1,194m
5:27
3
スタート地点
12:11
12:15
19
12:34
12:44
20
13:04
13:13
266
17:41
ゴール地点
天候 曇りのち時々晴
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
各種施設「ワイルドフィールズおじか」ゲートより100mほど手前のスペース(4〜5台駐車可)に駐車。
コース状況/
危険箇所等
林道を外れ、およそ1,050mの渡渉点より県境の尾根を経て北西尾根と合流するまでの間、目印の類は見かけませんでしたので、読図の心得があると安心です。
その他周辺情報 前夜発、道の駅「湯の香しおばら」にて仮眠。
これから長い林道歩きの始まりです。
2025年04月12日 05:28撮影 by  SO-53B, Sony
4/12 5:28
これから長い林道歩きの始まりです。
ワイルドフィールズおじか。
2025年04月12日 05:30撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 5:30
ワイルドフィールズおじか。
A→B→Cと付された各横川放牧場への分岐を過ぎます。
2025年04月12日 06:12撮影 by  SO-53B, Sony
4/12 6:12
A→B→Cと付された各横川放牧場への分岐を過ぎます。
取付く尾根までに雪がたくさん現れますように!
2025年04月12日 07:00撮影 by  SO-53B, Sony
4/12 7:00
取付く尾根までに雪がたくさん現れますように!
ここからのおよそ200m区間が一番落石注意な感じ。
2025年04月12日 07:04撮影 by  SO-53B, Sony
4/12 7:04
ここからのおよそ200m区間が一番落石注意な感じ。
雪道の割合も増え、鹿の群れ横断跡もくっきり。
2025年04月12日 07:20撮影 by  SO-53B, Sony
4/12 7:20
雪道の割合も増え、鹿の群れ横断跡もくっきり。
積雪期に沢沿いの荒れた林道を進むよりは、雪山のセオリーに従い、最初に道型が無くなる手前で沢に向かって降りて行き渡渉(1,050m)。対岸の尾根に取付きます。
ここでは渡渉の際、苔で濡れた飛び石や、積雪の浅い尾根上での泥/根/雪とのミックスで滑らないようアイゼンを装着。
2025年04月12日 08:16撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 8:16
積雪期に沢沿いの荒れた林道を進むよりは、雪山のセオリーに従い、最初に道型が無くなる手前で沢に向かって降りて行き渡渉(1,050m)。対岸の尾根に取付きます。
ここでは渡渉の際、苔で濡れた飛び石や、積雪の浅い尾根上での泥/根/雪とのミックスで滑らないようアイゼンを装着。
一段上の緩傾斜地。左上の尾根っぽいところまでわずかな藪漕ぎ。
2025年04月12日 08:28撮影 by  SO-53B, Sony
4/12 8:28
一段上の緩傾斜地。左上の尾根っぽいところまでわずかな藪漕ぎ。
藪の斜面を上がったところがまた緩傾斜地。さっさと左上の尾根に上がれば間違いないですが、右に右に雪を拾って進む方が楽そうです。
2025年04月12日 08:36撮影 by  SO-53B, Sony
4/12 8:36
藪の斜面を上がったところがまた緩傾斜地。さっさと左上の尾根に上がれば間違いないですが、右に右に雪を拾って進む方が楽そうです。
黒豆が至るところに…一帯は鹿の楽園の様子。
2025年04月12日 08:43撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 8:43
黒豆が至るところに…一帯は鹿の楽園の様子。
鹿も明らかに登りやすいところを選んでいるのがよくわかります。
2025年04月12日 08:55撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 8:55
鹿も明らかに登りやすいところを選んでいるのがよくわかります。
やっぱり雪のラインは登りやすい。
2025年04月12日 09:06撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 9:06
やっぱり雪のラインは登りやすい。
稜線部(県境の尾根)に出ました。
東にルートを取れば正面に男鹿岳。ガスがかかっています。逆の西方面には小立九郎岳。
2025年04月12日 09:14撮影 by  SO-53B, Sony
4/12 9:14
稜線部(県境の尾根)に出ました。
東にルートを取れば正面に男鹿岳。ガスがかかっています。逆の西方面には小立九郎岳。
すぐに痩せ尾根となりますが、通行困難というほどではありません。
2025年04月12日 09:31撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 9:31
すぐに痩せ尾根となりますが、通行困難というほどではありません。
鹿トレースは男鹿岳に向かっている?
それは即ち、鹿だけにオジカモウデというダジャレもつい💦
2025年04月12日 09:33撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 9:33
鹿トレースは男鹿岳に向かっている?
それは即ち、鹿だけにオジカモウデというダジャレもつい💦
左手眼下に県道369号黒磯田島線が見えます。今日は天気が良いので、おそらく北西尾根からも人が登っていることと思われます。
2025年04月12日 09:35撮影 by  SO-53B, Sony
4/12 9:35
左手眼下に県道369号黒磯田島線が見えます。今日は天気が良いので、おそらく北西尾根からも人が登っていることと思われます。
尾根の幅も、広く明るくに変化。
雪が緩んできたので適当なところでワカンに切り替え。
2025年04月12日 09:48撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 9:48
尾根の幅も、広く明るくに変化。
雪が緩んできたので適当なところでワカンに切り替え。
鹿トレは、まだまだ続くよどこまでも♬
2025年04月12日 10:54撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 10:54
鹿トレは、まだまだ続くよどこまでも♬
振返れば、自ら付けたトレース痕に少しだけ満足。大したラッセルではないのですが…。
2025年04月12日 11:01撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 11:01
振返れば、自ら付けたトレース痕に少しだけ満足。大したラッセルではないのですが…。
同じく。
2025年04月12日 11:22撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 11:22
同じく。
背後は七ヶ岳の山並み。
2025年04月12日 11:34撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 11:34
背後は七ヶ岳の山並み。
写真右から北西尾根に合流。
2025年04月12日 11:38撮影 by  SO-53B, Sony
4/12 11:38
写真右から北西尾根に合流。
あと一息。
本日初めての登山者とすれ違います。
2025年04月12日 11:55撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 11:55
あと一息。
本日初めての登山者とすれ違います。
着いた先は…、
2025年04月12日 12:12撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 12:12
着いた先は…、
那須連峰の展望台。
2025年04月12日 12:13撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 12:13
那須連峰の展望台。
拡大ピンボケですが、右から茶臼・朝日・三本槍。
2025年04月12日 12:13撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 12:13
拡大ピンボケですが、右から茶臼・朝日・三本槍。
女鹿岳に向かう先の左手に大佐飛山の勇姿が。
2025年04月12日 12:20撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 12:20
女鹿岳に向かう先の左手に大佐飛山の勇姿が。
振返って男鹿岳。
2025年04月12日 12:28撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 12:28
振返って男鹿岳。
女鹿岳山頂より。
右奥が日留賀岳へ連なる稜線。
2025年04月12日 12:36撮影 by  SO-53B, Sony
4/12 12:36
女鹿岳山頂より。
右奥が日留賀岳へ連なる稜線。
女鹿岳から再び大佐飛山(左)を望む。
大佐飛山は一昨年の計画で目指すも黒滝山(こちらから大佐飛山頂挟んでほぼ真逆側)にて撤退。
2025年04月12日 12:38撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 12:38
女鹿岳から再び大佐飛山(左)を望む。
大佐飛山は一昨年の計画で目指すも黒滝山(こちらから大佐飛山頂挟んでほぼ真逆側)にて撤退。
女鹿岳から男鹿岳を望む。
2025年04月12日 12:38撮影 by  SO-53B, Sony
4/12 12:38
女鹿岳から男鹿岳を望む。
西の眼下に登ってきた尾根を確認(ちょうど写真中央、針葉樹の斜めライン)。
2025年04月12日 12:39撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 12:39
西の眼下に登ってきた尾根を確認(ちょうど写真中央、針葉樹の斜めライン)。
そして左上の明るい大地がおそらくスタートした周辺。
2025年04月12日 12:40撮影 by  SO-53B, Sony
4/12 12:40
そして左上の明るい大地がおそらくスタートした周辺。
しつこく大佐飛山。いつかここと繋げたいですがチャンス無いかな。
2025年04月12日 12:42撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 12:42
しつこく大佐飛山。いつかここと繋げたいですがチャンス無いかな。
南西方向に薄く会津駒ヶ岳の連山。
2025年04月12日 12:44撮影 by  SO-53B, Sony
4/12 12:44
南西方向に薄く会津駒ヶ岳の連山。
結構遅い時間なので、ワカンを滑らせながらもと来た方向へ降ります。
左の三角ピークは県境上の小立九郎岳。このピークの手前で右の支尾根を降ります。右奥の三角ピークは家老岳。中央最奥が七ヶ岳。
2025年04月12日 14:08撮影 by  SO-53B, Sony
4/12 14:08
結構遅い時間なので、ワカンを滑らせながらもと来た方向へ降ります。
左の三角ピークは県境上の小立九郎岳。このピークの手前で右の支尾根を降ります。右奥の三角ピークは家老岳。中央最奥が七ヶ岳。
尾根が細くなる前に適当な箇所で再びアイゼンにスイッチ。
そしてごくわずかなアップダウンを経て、
2025年04月12日 14:35撮影 by  SO-53B, Sony
4/12 14:35
尾根が細くなる前に適当な箇所で再びアイゼンにスイッチ。
そしてごくわずかなアップダウンを経て、
林道への下降点に到着。
登りではガスっていた男鹿岳がよく見えています。
2025年04月12日 14:54撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 14:54
林道への下降点に到着。
登りではガスっていた男鹿岳がよく見えています。
この尾根は短いながらも、総じて傾斜がきつい印象です。
2025年04月12日 14:57撮影 by  SO-53B, Sony
4/12 14:57
この尾根は短いながらも、総じて傾斜がきつい印象です。
登りに我々がつけた足跡。その上に踏まれた鹿の足跡。生息数は多そうです。
2025年04月12日 15:15撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 15:15
登りに我々がつけた足跡。その上に踏まれた鹿の足跡。生息数は多そうです。
渡渉点に戻ってきました。
2025年04月12日 15:23撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 15:23
渡渉点に戻ってきました。
渡渉ラインはここ。アイゼン付けているので安心です。渡った先で解除しながらの休憩。
2025年04月12日 15:29撮影 by  SO-53B, Sony
4/12 15:29
渡渉ラインはここ。アイゼン付けているので安心です。渡った先で解除しながらの休憩。
今日一日だけでも雪が減った印象。
2025年04月12日 15:43撮影 by  SO-53B, Sony
4/12 15:43
今日一日だけでも雪が減った印象。
獣の食痕か。死骸は見当たりません。
2025年04月12日 15:44撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 15:44
獣の食痕か。死骸は見当たりません。
西日で林道も明るく…。
2025年04月12日 16:00撮影 by  SO-53B, Sony
4/12 16:00
西日で林道も明るく…。
この辺りが最も崩れそう。のんびり写真撮っていてはいけません。
2025年04月12日 16:19撮影 by  SO-53B, Sony
4/12 16:19
この辺りが最も崩れそう。のんびり写真撮っていてはいけません。
雪も消え、まもなく…
2025年04月12日 17:14撮影 by  SO-53B, Sony
4/12 17:14
雪も消え、まもなく…
男鹿橋。キャンプサイトに入ります。いくつかキャンプを楽しむ方々の姿も。
2025年04月12日 17:33撮影 by  SO-53B, Sony
4/12 17:33
男鹿橋。キャンプサイトに入ります。いくつかキャンプを楽しむ方々の姿も。
振返れば日留賀岳に繋がる山並みが。男鹿岳は左方向で望めず。
2025年04月12日 17:37撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 17:37
振返れば日留賀岳に繋がる山並みが。男鹿岳は左方向で望めず。
およそ12時間行動にて帰着。
2025年04月12日 17:38撮影 by  SO-53B, Sony
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4/12 17:38
およそ12時間行動にて帰着。
撮影機器:

感想

計画当初、男鹿岳へのルートとして一般的な滝沢橋付近を起点に県道369号より北西尾根を経由する案もありましたが、地形図を凝視すれば、男鹿川沿いの林道からアプローチし、何れかの支尾根を伝って男鹿岳から西に派生する県境の尾根へ乗り上がる方が何だか合理的に思えてしまい、結果、後者としました。
欲を言えば、大佐飛山や日留賀岳からの縦走が一番の魅力ですが、余裕をもって三日間は欲しいところ。体力・気力も落ちつつある中、そこまでの決心はつきません。

そのほか気づいたこととして、通常高度の低い森林限界内ではワカン、高度が高くなる雪稜部分では滑落が許されないため、踏抜きがあってもアイゼン使用というのが一般的だと思いますが、今回はその逆となる判断に至ったことです。
つまり滑りやすい条件が下部に集中(アイゼン使用)、高度が上がると積雪が増え、日が昇りきった時間帯では雪も緩んできますがナイフリッジではないこと(ワカン使用)によるものでしょうか。

尚、帰着の際、ワイルドフィールズおじかの関係者の方が外で作業されていたので挨拶を交わしましたが、黄昏時にもかかわらずフィールド外の駐車スペースに我々の車両だけ残っていたので心配されていたようです。もっと早く、暗いうちから出発すればよかったと反省しております。

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