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Yamareco

記録ID: 8015082
全員に公開
ハイキング
金剛山・岩湧山

金剛山、雨の妙見谷〜タカハタ道/春の花

2025年04月13日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 大阪府 奈良県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
5.8km
登り
591m
下り
598m

コースタイム

日帰り
山行
5:40
休憩
0:40
合計
6:20
9:00
160
11:50
12:30
110
山頂売店
14:20
20
14:40
ゴール地点
天候 曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JRと南海電車で河内長野駅へ
河内長野駅前〜金剛登山口:南海バス
金剛登山口〜河内長野駅前:南海バス
南海電車とJRで帰宅
コース状況/
危険箇所等
●妙見ノ滝手前までは、林道と踏み跡がある。妙見ノ滝付近は、大量の倒木に埋もれてしまっている。妙見ノ滝は、左岸に巻き道あり。妙見ノ滝から上流は、沢歩きとなる。標高720m辺りに、大きな滝が2つ連続する。
●2017年の台風による上流部の大崩落によるものか、そこから上流は、大量の倒木、流木、大小の岩、小石や土砂が、あちこちに堆積し、あるいは、表土が洗い流されて、花崗岩が露出し、新たな滝が出現したりしている。
●上流部の標高860m辺りから、倒木と土砂や小石が堆積した上に水が流れる、やや幅の広い、開放的な谷となる。頭上を蔽っていた樹林が、倒されて無くなり、青空が覗き明るい。
●標高920mに、崩落した谷の跡が現れる。雨で表土が洗い流され、流れの中央は、花崗岩の露出する滑滝となっている。水の流れもこちらの方が多く、一見すると、こちらが本流と見まちがいそうだ。ここに目印のトラロープが張られていたが、今は切れて地面に落ちてしまっている。間違って、この谷を直進してはいけない。過去、ここで滑落死した人がいる。
●右手を注意深く見ていると、ややか細いながら、水の流れる谷の入口が見える。実は、こちらが本流だ。これを、登っていけば、本来の詰めの谷から、山頂売店や転法輪寺に通ずる広場に出る。
●妙見谷は、途中に土石流の跡らしきものや、上流部の、浮石の多いガレた谷を登らねばならない。大雨の降った翌日などは、崩落の危険があるので注意を要する。
妙見谷入口手前の、舗装路から見えた、薄い黄色の花・・
2025年04月13日 10:23撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
1
4/13 10:23
妙見谷入口手前の、舗装路から見えた、薄い黄色の花・・
シロモジに似ているが、違う気がする。何の花だろう・・
2025年04月13日 10:24撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
4/13 10:24
シロモジに似ているが、違う気がする。何の花だろう・・
林道終点から、しばらく行くと、倒木に埋もれた妙見ノ滝・・雨で水量が多く、水音に迫力がある・・
2025年04月13日 11:01撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
4/13 11:01
林道終点から、しばらく行くと、倒木に埋もれた妙見ノ滝・・雨で水量が多く、水音に迫力がある・・
沢沿いを200mぐらい遡ると、大きな滝が見えてくる・・枝に新緑が芽吹いている・・
2025年04月13日 11:26撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
4/13 11:26
沢沿いを200mぐらい遡ると、大きな滝が見えてくる・・枝に新緑が芽吹いている・・
滝を乗り越えると、目の前に、細かい黄色い花が・・アブラチャンか・・
2025年04月13日 11:30撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
4/13 11:30
滝を乗り越えると、目の前に、細かい黄色い花が・・アブラチャンか・・
妙見谷で一番大きな滝・・2段6mくらい・・
2025年04月13日 11:31撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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4/13 11:31
妙見谷で一番大きな滝・・2段6mくらい・・
滝つぼのすみに、ピンクがかった白いつぼみ・・ニリンソウだ。ニリンソウの葉は、他にも至るところ繁っていた・・
2025年04月13日 11:34撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
4/13 11:34
滝つぼのすみに、ピンクがかった白いつぼみ・・ニリンソウだ。ニリンソウの葉は、他にも至るところ繁っていた・・
続く4〜5mの滝を、左岸から巻いていく・・よく見ると、滝の落ち口の崖の上に、小さな白い花・・
2025年04月13日 11:44撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
4/13 11:44
続く4〜5mの滝を、左岸から巻いていく・・よく見ると、滝の落ち口の崖の上に、小さな白い花・・
近づいて見ると、シロバナネコノメソウだった。すごい所に咲いている・・
2025年04月13日 11:46撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
4/13 11:46
近づいて見ると、シロバナネコノメソウだった。すごい所に咲いている・・
濡れた苔の上に、ヨゴレネコノメ・・
2025年04月13日 11:51撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
4/13 11:51
濡れた苔の上に、ヨゴレネコノメ・・
3mほどの滝が連続する・・
2025年04月13日 11:53撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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4/13 11:53
3mほどの滝が連続する・・
苔むした岩の、狭間を流れ落ちる滝・・苔の上には、タチネコノメソウ・・
2025年04月13日 12:18撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
4/13 12:18
苔むした岩の、狭間を流れ落ちる滝・・苔の上には、タチネコノメソウ・・
標高830m、倒木の突き刺さる滝・・
2025年04月13日 12:32撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
4/13 12:32
標高830m、倒木の突き刺さる滝・・
花崗岩の崖に、シロバナネコノメソウ・・
2025年04月13日 12:34撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
4/13 12:34
花崗岩の崖に、シロバナネコノメソウ・・
セントウソウ・・小さな花の一つ一つが繊細だ・・
2025年04月13日 12:44撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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4/13 12:44
セントウソウ・・小さな花の一つ一つが繊細だ・・
セントウソウと、コガネネコノメソウ・・
2025年04月13日 12:49撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
4/13 12:49
セントウソウと、コガネネコノメソウ・・
コガネネコノメソウ・・花が3つ並んで咲く・・
2025年04月13日 12:49撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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4/13 12:49
コガネネコノメソウ・・花が3つ並んで咲く・・
枯葉の中から、小さなヨゴレネコノメ・・
2025年04月13日 12:51撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
4/13 12:51
枯葉の中から、小さなヨゴレネコノメ・・
標高850mを越えて、なだらかな渓流が続く・・左手の斜面には、一面のシロバナネコノメソウ・・
2025年04月13日 12:55撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
4/13 12:55
標高850mを越えて、なだらかな渓流が続く・・左手の斜面には、一面のシロバナネコノメソウ・・
標高920m、詰めの谷入口に、ヨゴレネコノメ・・
2025年04月13日 13:02撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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4/13 13:02
標高920m、詰めの谷入口に、ヨゴレネコノメ・・
これだけ群れて咲くのもめずらしい・・
2025年04月13日 13:02撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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4/13 13:02
これだけ群れて咲くのもめずらしい・・
花の周りの、レモンイエローの葉がきれいだ・・
2025年04月13日 13:03撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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4/13 13:03
花の周りの、レモンイエローの葉がきれいだ・・
これは、タチネコノメソウ?・・
2025年04月13日 13:09撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
4/13 13:09
これは、タチネコノメソウ?・・
標高1000mを越えて、ブナ林帯に入る・・振り返ると、山は雨とガスに煙っている・・
2025年04月13日 13:33撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
4/13 13:33
標高1000mを越えて、ブナ林帯に入る・・振り返ると、山は雨とガスに煙っている・・
下山は、タカハタ道の尾根から・・水場を過ぎた辺りの自然林の斜面に、ヤマルリソウ・・
2025年04月13日 15:33撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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4/13 15:33
下山は、タカハタ道の尾根から・・水場を過ぎた辺りの自然林の斜面に、ヤマルリソウ・・
ヒトリシズカ・・
2025年04月13日 15:35撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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4/13 15:35
ヒトリシズカ・・
下山後、林道を歩く・・対岸のヤマザクラが、雨とガスに煙っていた・・
2025年04月13日 16:28撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
4/13 16:28
下山後、林道を歩く・・対岸のヤマザクラが、雨とガスに煙っていた・・
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 レインウェア 折り畳み傘 ゲイター 防水手袋 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

 日曜日、朝から小雨が振りしきっていた。河内長野駅7:45発の南海バスに乗ると、普段は多くの人で賑わうバスが、乗客は私一人だけだった。金剛登山口で下車後、レインウェアを羽織り、妙見谷に向かう。昨年の夏から歩き始めて、妙見谷を歩くのも、もう20回以上になる。
 春の妙見谷を歩くのは、初めてだった。いったいどんな花が、この谷の春を彩るのだろう。ワクワクしながら歩くと、思っていた通り、谷は、花で溢れていた。ヤマネコノメソウ、タチネコノメソウ、シロバナネコノメソウ、コガネネコノメソウ、ヨゴレネコノメ、セントウソウ、ニリンソウ・・渓流の畔や滝の崖の上に咲く可憐な花たちに、目を奪われる。特に、シロバナネコノメソウは、上流の斜面を覆いつくすほどに、咲き乱れている。ヨゴレネコノメも多い。ニリンソウは、ちらほら咲きかけていたが、しばらくしたら、あちこちで群がり咲き出すだろう。
 これから、5月にかけて、まだ見ぬ花を想像して、妙見谷から目が離せなくなりそうだ。

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