芽室岳西峰(芽室川北東面沢)
- GPS
- 10:04
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,170m
- 下り
- 1,170m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
芽室町 温泉ホテル川北 ここのお湯は高めで温まる。 |
ファイル |
GPSのトラックファイルです
(更新時刻:2010/09/30 06:36) |
写真
感想
全然新人らしからぬ新人さん3人を連れて新人向けといわれる芽室川の遡行に出かけた。
前回はganさんの沢本2冊目「ganさんが遡行 北海道沢登り三昧」P116に従って沢形を詰めて芽室岳西峰の西側のヤブに出るルートだった。
今回は折角なので分岐峰と西峰の間のコルに出るルートを試してみることにした。
芽室川は結構幽玄とした素敵な遡行を楽しめるので結構好きなのだが、当山岳会では極めて不人気なのが不思議である。
小滝なんかも結構きれいだと思うのだが、沢全体は昨年より流木が目立っている。
最初の大きめの滝はは何の問題なく登る。今日は芽室川の水量が少なく次の大滝は右の枝沢みたいなところに登る。
これで主な滝は終わってしまう。しかし、前後して現れる10メーターぐらいの滝は結構美しいと思うのだが・・・
ここら辺になると本当に悪い渓相でないと思う。ナメもあるしね。
際どいシャワークライミングをチャレンジするならお勧めしない。なにせ雰囲気を楽しむ沢なのである。
コルへ向かう沢はCo1270にある水草やコケが張り付いた急ななめ滝(この表現が正しいか迷うことろ)を登る。
ganさんの本はガレたV字渓谷を詰めて濃いヤブに突入するが、今回とったルートは水量が少なくかわいらしいものだが小滝もあったりして、新鮮な楽しみにあふれていた。
ぜひ、こちらの沢も試してほしいと思う。
最後の二股は右にとると薄い灌木を中心とする沢形のヤブに突入するが、それほどきつくなく沢形が消えた斜面を漕ぎ分けていくと分岐峰と西峰の間の登山道に飛び出す。
西峰の舞台状の頂上では眺望は期待していなかったのだが、高曇りで北日高の山脈が一望に見渡せた。
皆さんは夏靴を持っていて全く沢の下降は考えていらっしゃらないようで(笑)、私も夏道帰路に賛同する。
本峰も行きましょうという私の提案は民主主義のルールに従って却下された。
西峰から見えるピパイロと伏美岳の沢。崖に見えます。明日は伏美岳ニタナイ川遡行である。燃えるものがある。
懸垂下降や支点作りなどの場面がなく訓練するチャンスもないので本当に初めての人は誘わないと思うが、「毎年、初心者の方を誘うことになるんだろうなぁ。」というちょっと素敵な沢です。(私的には・・・・)
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