呉枯ノ峰（田上山〜大箕山〜菅山寺〜呉枯ノ峰）

2025年04月17日(木) [日帰り]

• GPS: 04:55
• 距離: 13.2km
• 登り: 765m
• 下り: 767m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:45
• 休憩: 0:09
• 合計: 4:54

8:41 木ノ本駅
9:03 田上山登山口
9:29 9:30 田上山
9:42 田上山・呉枯ノ峰 コル部
10:10 菅山寺分岐
10:27 10:29 菅山寺・呉枯ノ峰分岐
10:45 10:49 大箕山
11:02 菅山寺・呉枯ノ峰分岐
11:11 0:00 菅山寺
12:53 呉枯ノ峰 482ピーク
13:02 呉枯ノ峰 千田三角点
13:21 13:22 呉枯ノ峰 登山口
13:34 13:35 木ノ本駅
13:35 木ノ本駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

・JR木ノ本駅発着

コース状況／危険箇所等

・道標類多く、道は明瞭です。田上山へ続く道は地元の方が整備されていてとてもきれいでした。
・呉枯ノ峰からの下山道は普通の山道という感じ。やや単調な山歩きになります。
・ところどころで落ち葉が積もり歩きにくかったり滑ります。
・大箕山は自然歩道から入りましたが道が分からなくなり、ピーク目指して斜面を登りました。林道からとりつく方が分かりやすいです。

写真

4/17 8:45

伝統的な家並みが残る木之本中心街。突き当りが木之本地蔵として知られる長祈山浄信寺

4/17 8:54

お花見気分で

4/17 8:56

枝垂れにしばし足を止める

4/17 8:58

林道のような道を上っていきます

4/17 9:00

道脇に石仏さま

4/17 9:03

美しいモミジの新緑

4/17 9:03

振り返る

4/17 9:06

サクラはこれで見納めかな

4/17 9:07

千手観音さまと大日如来さま

4/17 9:13

奥に見えるのは山本山？　むこうは琵琶湖

4/17 9:14

駅から40分ほどで田上山登山口

4/17 9:15

地元の方の手によってよく整備されています

4/17 9:20

上宮跡、お寺があった跡のようです

4/17 9:20

来年の大河ドラマの幟が立っていました。田上山は賤ヶ岳の戦いのとき秀吉の弟、秀長がこの場所に砦を築き豊臣軍を指揮していたと言われています

4/17 9:25

上宮跡から5分も経たないうちに南堀切

4/17 9:28

砦跡案内図

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主郭、休憩用の椅子が置かれていました

4/17 9:31

田上山の山頂は主郭があったところ

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山頂のサクラ

4/17 9:35

4/17 9:35

素人目ですが、かなり大規模な城郭であったように思われます

4/17 9:40

歩きやすい道です

4/17 9:41

ここで右折

4/17 9:42

いい尾根道

4/17 9:45

明るい日差しが差し込み気持ちがいい

4/17 10:05

ブナが目立ってきます

4/17 10:10

呉枯ノ峰に続く尾根に合流

4/17 10:24

ブナを見上げる

4/17 10:27

変則の四差路。右に下ると菅山寺、左斜めに下ると里坊弘善館がある坂口、直進はウッディパル余呉方面

4/17 10:29

4/17 10:31

四差路からの眺め

4/17 10:31

4/17 10:32

菅山寺は後で行くことにして、中部北陸自然歩道をウッディパル余呉の方向へ

4/17 10:36

鉄塔がある広場に出ます。東側に残雪が残る金糞岳

4/17 10:36

さらに右に目を移すと伊吹山

4/17 10:37

西は若狭方面の山並み

4/17 10:37

広場にある案内板、ブナが大切に守られている

4/17 10:37

自然歩道をすすみます

4/17 10:40

一旦、林道に出て再び山道に

4/17 10:46

自然歩道から大箕山に登るところが分からず、ピークを目指して左の斜面を登る

4/17 10:48

大箕山とうちゃこ、展望はなし

4/17 10:49

四等三角点があります

4/17 10:53

復路は林道に出ました。林道から登る方が分かりやすい

4/17 11:01

逞しいブナの根元

4/17 11:03

ブナが立ち並ぶ

4/17 11:03

樹林の奥にかすかに見えるのは金糞岳かな

4/17 11:05

右に行くと朱雀池、近江天満宮の近道

4/17 11:11

歴代住職さんのお墓

4/17 11:12

山門と大ケヤキ

4/17 11:15

まさに怪物

4/17 11:16

正面から、ただただ驚嘆するばかり

4/17 11:16

樹高約10m、幹周囲約10m、樹齢約1300年

4/17 11:19

経堂、数年のうちに潰れてしまいそう

4/17 11:20

本堂はなんとか形を保っていました

4/17 11:22

この3つの石はいつのものだろう、寂しさが漂う

4/17 11:25

天満宮は完全に崩壊していました。左が本殿、右が拝殿

4/17 11:27

拝殿正面。近江天満宮は菅原道真発祥の地として、道真が太宰府で亡くなった後に建立、道真の像を祀り菅山寺の鎮守としたのが始まり

4/17 11:27

朱雀池脇に建つ弁財天堂

4/17 11:57

左に五所権現社、奥に近江天満宮

4/17 12:04

本殿の近くには陰明門院・白子皇子のお墓もありました

4/17 12:15

分岐に戻り呉枯ノ峰へ

4/17 12:23

道脇ではスミレをたくさん見ました

4/17 12:36

田上山分岐から200mほどで三角点のある呉枯ノ峰

4/17 12:36

これはユニーク、ホイールに意味はあるのかな？

4/17 12:39

田上山の整備された道と違い、こちらは通常の山道

4/17 12:42

ちょっと荒れた感じのところもあり

4/17 12:45

樹林から垣間見える山並み（東側）

4/17 13:01

V字状のところは歩きにくい

4/17 13:03

缶や松ぼっくりを使った目印

4/17 13:04

イワカガミが蕾を付けていました

4/17 13:04

咲いているのはないかなと探しましたが、まだでした

4/17 13:10

単調な道では木々の表情や形などに目が行きます。ガォ〜、面白い顔をした木がありました

4/17 13:21

急坂となって下り切ると登山口

4/17 13:27

サラダパンで有名なつるやパンさん

4/17 13:35

次発まで約40分待ち。駅構内にあるふれあいステーションでお茶して待ちました

撮影機器：

DSC-RX100M3 SONY

DSC-WX350 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

shirie0065

里山の歩きやすい道です。
道標など案内多く、野鳥さんたちの声を聞きながら楽しく山歩きができました。
鎌倉や平安時代には栄華を誇っていたであろう菅山寺は、手が入れられることもなく、寂しく朽ちていく姿がなんとも哀れでした。
周辺のブナ林は美しくしかも大木、見応えがありました。

大ケヤキは巨木が老体に鞭打って耐え忍んでいる感あり。
なんとかずっとこのままの姿を維持してほしいものです。

山道で出逢う人なく、静かな山歩きでした。