静寂の烏帽子岳 ひとつばな飾る三ッ岩岳


- GPS
- 05:53
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 1,010m
- 下り
- 1,010m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 5:54
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
西上州二日目は烏帽子岳とアカヤシオで有名な三ッ岩岳を登ります。
二日間、静かな夜を提供してくれた川の駅上野を後にして、南牧村へと向かいます。
大仁田ダムの駐車場には先着一台。三ッ岩岳へ登っていく登山者の後ろ姿を見送り自分も出発です。
まずは烏帽子岳へと少々の車道歩きですが、これが斜度があって序盤から地味にキツイ。
車で行ってしまったほうが良かったかなとも思いましたが、アカヤシオ狙いで沢山登山者が来てダム脇が止められなくと困ると思い歩きました。
登山口から登り始めると谷詰めのルートになりますが、落ち葉でルートが隠れているところが多く、目を凝らしていないとすぐにコースアウトしちゃいます。
とにかくピンテを忠実に追っていかないと進めません。ずりおちそうなトラバース区間も多く気が抜けません。
先に行くと今度はロープ場が連続。
ロープが無くても良い箇所もありましたが、保険で使わせていただき慎重に登っていきます。
周回ルートの分岐点である「奥の二股」からはさらに厳しさが増しますが、ルート自体は鮮明になりました。
残念ながら、烏帽子岳山頂から遠景は望めませんでした。
でも、高曇りの360度好眺望。名だたる西上州の山が見えています。
自分が判るのは鹿岳だけでしたが😥
下山ルートで、"マル"という変わった名前の烏帽子岳より標高が高いピークを越えます。
昨日の笠丸山のマツオ君が頭に蘇ってきて・・・
マルちゃんはちびまる子なのになんで烏帽子君より背が高いの?などどつぶやきながら登り返しに汗をかきましたよ🤣
マルちゃんからの下降は序盤は嬉しいほどの穏やかな道。
やっぱりマルちゃんは優しい子なんだね・・・って思ったのもつかの間、やはり烏帽子岳は楽をさせてくれない山なのです。
一旦駐車場まで戻りそこから第二ラウンドの三ツ岩岳を登ります。
植林帯にジグザグに付けられた道はしっかりしていますが、案外楽じゃない。烏帽子岳から三ツ岩岳を見たそのまんまの厳しい登りです。
三ツ岩岳単独ならさほどではないでしょうが、烏帽子岳で絞られた後のパワー切れでしょうか。
それでも、山頂付近の華やかなひとつばな達に迎えられ、山頂を踏むことができました。
烏帽子岳は山中で一人しか会いませんでしたが、こちらは沢山の登山者がいました。
みなさんお目当てはひとつばなのようですね。
下山後の食料調達は今日は安心♫
上野村の食料難民から解放され、下仁田のAcoop売り場の神々しいことよ。
大手スーパーに比べれば見劣りもしますが、全然OKレベルの普通。
限界集落、過疎地域。
ある程度の市街地に住む私たちの「普通」が、上野村のような地方の小さな生活地域では維持困難な時代になってきているんだなぁということを身をもって知りました。
今晩は「道の駅 オアシスなんもく」で過ごします。
この道の駅ももう何回も泊まっていますが、夜は非常に静かな所です。
周りに民家が多いのも治安上安心。
最近は静かな所ばかりを選んで車中泊してます。
もう、トラックがガンガンアイドリングしているような幹線道路沿いの賑やかな道の駅には絶対泊まれないなぁ。
コメント
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アカヤシオのことを(ひとつばな)と呼ぶ事を初めて知りました🌸
為になりました。ありがとうございました🙇
呼び方が変わると新鮮に感じるものですね。
一説によると南牧村以外はそう呼ばないという説もあるそうな。
面白いですね☺️
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