湯来岩倉山 水内川支流 北面谷 憂鬱から歓喜へ

- GPS
- 06:34
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 561m
- 下り
- 565m
コースタイム
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 6:34
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩倉山の尾根沿いには、林業関係の赤テープの踏み跡がある。562ピークから流下する谷にそっても赤テープがあった。 |
その他周辺情報 | 湯の山温泉。 |
写真
装備
個人装備 |
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
ロープ
ヘルメット
カラビナ
スリング
エイト環
渓流シューズ
防虫スプレー
防虫ネット
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感想
東郷山の西、湯来の伏谷川が水内川に合流する伏谷口の右岸には、急峻な680mの独立ピークがある。国土地理院の基準点閲覧サービスでは名前が出てこないが、湯来町誌では岩倉山となっている。名前からは岩の懸崖のある山と思えるが、地図では何の懸崖記号もない。懸崖があるとしたら、岩倉山の北面にある顕著な二本の谷ではないだろうか。一つは岩倉山本峰から流下し、もう一つは、562mピーク付近より流下する。以下、岩倉山北面谷の上の谷と下の谷と仮称する。どちらの谷も短いが、下流部の等高線が狭く、谷が深そうだ。より険しそうな上の谷を登り、すこし緩そうな下の谷をくだる計画を立てた。伏谷口から水内川の右岸に続く踏み跡をたどると、上の谷の出合いに着く。予想したように険しいゴルジュの谷だったが、出会いから見えたのは、谷を埋めた倒木だった。せっかくの良い部分が倒木に埋まり、どこまで登っても解放されず、なぜ来てしまったのだろうかと、まだ登るのかと、悲しく憂鬱な気分になった。そうそうに水枯れした谷を捨て、植林地の急な斜面から岩倉山をめざした。長く遠かった。計画通り、下の谷を下るか迷いながら、尾根のよい道を捨て、下の谷に入った。こちらは、倒木が少なめで、滝も出てきて、いいんじゃないかと思えてきた。谷の最後、水内川が近づいてくると、前方に現れたのは、狭く高いゴルジュに落ち込む谷だ。落差のある滝があるようだ。右岸のリッジから、井戸の底のような谷底に懸垂で降りていくと見えたのは、ゴルジュを割る5段30mのすばらしい滝だった!最後にきて、憂鬱な気分は歓喜へとかわった。何があるかわからないのが、記録のない谷だ。下の谷は、最後は滝となって水内川本流の深い渕に落ち込んでいた。この谷は、出会いが渕でブロックされ、その奥に、あのような素晴らしい滝を隠していたのだ。
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