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Yamareco

記録ID: 803309
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アルパインクライミング
日光・那須・筑波

那須 朝日岳東南稜 冬季 単独

2016年01月26日(火) [日帰り]
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GPS
05:40
距離
9.5km
登り
948m
下り
934m

コースタイム

那須 朝日岳東南稜 冬季 単独

07:55 大丸園地駐車場
08:30 峠の茶屋
09:05 「こんなところに高山植物が?」看板(準備)
09:30 東南稜 取り付き
09:55 門
10:50 朝日岳(大休憩)
11:10 朝日の肩
11:35 剣が峰
11:50 峰の茶屋跡 避難小屋(大休憩)
12:20 茶臼岳
12:45 峰の茶屋跡 避難小屋
13:10 峠の茶屋
13:35 大丸園地駐車場

天候 快晴
稜線:気温(−10〜−7℃程) 風(10m/s程)
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【駐車場】
大丸園地駐車場

【路面状況】
那須湯本温泉(殺生石や鹿の湯より上)から 圧雪路

【登山ポスト】
大丸園地駐車場 トイレ入口。冬期はこちらに提出か、事前に警察へ届けるのが良いかと。
コース状況/
危険箇所等
「こんな所に高山植物が?」の看板付近より 下に見える 明礬(ミョウバン)沢 堰堤に向けて下降。
大丸園地駐車場から すっかり昇ってしまった太陽。良い天気
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大丸園地駐車場から すっかり昇ってしまった太陽。良い天気
大丸園地駐車場より朝日岳東南稜へ登山開始。トイレ入口に登山ポスト有り
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大丸園地駐車場より朝日岳東南稜へ登山開始。トイレ入口に登山ポスト有り
新雪無垢の遊歩道に足跡を。無駄に体力使うので除雪されてれば塗装路歩いたほうがよいかも
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新雪無垢の遊歩道に足跡を。無駄に体力使うので除雪されてれば塗装路歩いたほうがよいかも
峠の茶屋に到着。満を持して朝日岳の登場!団体さんがスノーシュー準備していた
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峠の茶屋に到着。満を持して朝日岳の登場!団体さんがスノーシュー準備していた
『山の神』の鳥居をくぐり登山道へ
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『山の神』の鳥居をくぐり登山道へ
左の狛犬さんが埋まってしまいました。チラッと赤頭巾が見えます
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左の狛犬さんが埋まってしまいました。チラッと赤頭巾が見えます
先行者さんに追いつきます。トレースありがとうございました!
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先行者さんに追いつきます。トレースありがとうございました!
森林限界まであと僅かですが(膝下程度だけど)ラッセル交代 頑張ります
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森林限界まであと僅かですが(膝下程度だけど)ラッセル交代 頑張ります
樹林帯を抜ければ聳え立つ茶臼岳
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樹林帯を抜ければ聳え立つ茶臼岳
剣が峰も真っ白に。直登あるのみだね
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剣が峰も真っ白に。直登あるのみだね
そして本日の主役『朝日岳』
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そして本日の主役『朝日岳』
「こんなところに高山植物が?」の前で装備を整え
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「こんなところに高山植物が?」の前で装備を整え
目指す『朝日岳東南稜』と対峙!
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目指す『朝日岳東南稜』と対峙!
明礬(ミョウバン)沢 堰堤に向けて下降
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明礬(ミョウバン)沢 堰堤に向けて下降
朝日岳東南稜 取り付きでは新雪ラッセルにやや難儀
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朝日岳東南稜 取り付きでは新雪ラッセルにやや難儀
稜線を登り始める。遠望から分かったように雪は少ない
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稜線を登り始める。遠望から分かったように雪は少ない
東南稜のランドマーク『門』に到着
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東南稜のランドマーク『門』に到着
手も使い登っていく。雪 全然なし。アイゼンはいている意味はあるのだろうか
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手も使い登っていく。雪 全然なし。アイゼンはいている意味はあるのだろうか
先ほどの『門』の右門を見おろす。『門』はハサミのようだが遠近法で少し離れた場所にある
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先ほどの『門』の右門を見おろす。『門』はハサミのようだが遠近法で少し離れた場所にある
左門を 右から回り込むと 懸垂支点
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左門を 右から回り込むと 懸垂支点
ギャップを見下ろす。7m〜8mくらいでしょうか。過信しないで安全第一ここは懸垂下降
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ギャップを見下ろす。7m〜8mくらいでしょうか。過信しないで安全第一ここは懸垂下降
下りる前に 登り返す壁にルートを描いておきます
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下りる前に 登り返す壁にルートを描いておきます
ギャップからの登り返しの岩場を見上げる
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ギャップからの登り返しの岩場を見上げる
岩場を登り支点のあった岩峰(左門)をふり返る
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岩場を登り支点のあった岩峰(左門)をふり返る
やや細めの稜線。左に落ちると痛いじゃすまない
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やや細めの稜線。左に落ちると痛いじゃすまない
ガチガチを期待したけどガレガレ。冬期メリット感じられず
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ガチガチを期待したけどガレガレ。冬期メリット感じられず
しかし標高を稼ぐと冬ならではの景色に一喜
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しかし標高を稼ぐと冬ならではの景色に一喜
霧氷の灌木に迎えられ 足が進まず
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霧氷の灌木に迎えられ 足が進まず
東南稜も終盤に
歩いてきた稜線と ドンと茶臼岳
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歩いてきた稜線と ドンと茶臼岳
吹き溜まりをこえ
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吹き溜まりをこえ
東側には霧氷越しに鬼面山
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東側には霧氷越しに鬼面山
成長を続けるエビのしっぽ
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成長を続けるエビのしっぽ
アイゼンの刃を効かせ 頂上直下のスラブを越える
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アイゼンの刃を効かせ 頂上直下のスラブを越える
朝日岳東南稜より朝日岳登頂おめでとう!念願叶い感無量!
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朝日岳東南稜より朝日岳登頂おめでとう!念願叶い感無量!
朝日岳 山頂より 東南稜と茶臼岳
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朝日岳 山頂より 東南稜と茶臼岳
山頂より 剣が峰の先に男鹿山塊(大佐飛山地)・高原・日光連山・尾瀬・会津
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山頂より 剣が峰の先に男鹿山塊(大佐飛山地)・高原・日光連山・尾瀬・会津
山頂より 流石から三倉 ひときわ白く美しい裏那須の稜線
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山頂より 流石から三倉 ひときわ白く美しい裏那須の稜線
那須 最高峰 三本槍岳も真っ白
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那須 最高峰 三本槍岳も真っ白
東に鬼面山。栃木と福島をわける黒川も
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東に鬼面山。栃木と福島をわける黒川も
朝日岳をあとにします。夏に息子と登りたいな
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朝日岳をあとにします。夏に息子と登りたいな
朝日岳 やはり良い山頂でした!
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朝日岳 やはり良い山頂でした!
朝日の肩から剣が峰 方面へ
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朝日の肩から剣が峰 方面へ
朝日のトラバース。核心部を越え こうゆうところでやっちまわないよう油断禁物
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朝日のトラバース。核心部を越え こうゆうところでやっちまわないよう油断禁物
朝日岳山頂と東南稜 上部
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朝日岳山頂と東南稜 上部
東南稜 中盤
東南稜 序盤
輪っかにエビのしっぽが かわいい
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輪っかにエビのしっぽが かわいい
横から東南稜。ギャップ 分かりやすい
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横から東南稜。ギャップ 分かりやすい
恵比寿大黒から剣が峰へ
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恵比寿大黒から剣が峰へ
剣が峰 登頂!赤ちゃんお地蔵さま雪で窒息しそう
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剣が峰 登頂!赤ちゃんお地蔵さま雪で窒息しそう
剣が峰より 男鹿山塊(大佐飛山地)。積雪期の天国『天空回廊』と地獄『塩那スカイライン』が ちょっぴり見えた
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剣が峰より 男鹿山塊(大佐飛山地)。積雪期の天国『天空回廊』と地獄『塩那スカイライン』が ちょっぴり見えた
剣が峰より 峰の茶屋跡 避難小屋 と 茶臼岳
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剣が峰より 峰の茶屋跡 避難小屋 と 茶臼岳
峰の茶屋跡 避難小屋にて休憩の後、茶臼岳にも今年初めの ご挨拶にうかがうことに
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峰の茶屋跡 避難小屋にて休憩の後、茶臼岳にも今年初めの ご挨拶にうかがうことに
写真撮影控えると早い。山頂直下から南月山・白笹山。奥に黒滝への稜線・高原・日光連山
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写真撮影控えると早い。山頂直下から南月山・白笹山。奥に黒滝への稜線・高原・日光連山
鳥居をくぐれば山頂です
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鳥居をくぐれば山頂です
茶臼岳 登頂!無事これました。今年もよろしくお願いいたします!
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茶臼岳 登頂!無事これました。今年もよろしくお願いいたします!
茶臼岳 山頂より 裏那須稜線と東北の峰々
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茶臼岳 山頂より 裏那須稜線と東北の峰々
茶臼岳 山頂より 旧火口と 奥に三本槍岳・朝日岳
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茶臼岳 山頂より 旧火口と 奥に三本槍岳・朝日岳
山頂をあとにします。また気のむくまま おじゃまします
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山頂をあとにします。また気のむくまま おじゃまします
本日の主役『那須 朝日岳東南稜』
好天で迎えてくれた山と 家族に感謝。反省点など見えた課題は次への糧として活かしたい。おつかれさま
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本日の主役『那須 朝日岳東南稜』
好天で迎えてくれた山と 家族に感謝。反省点など見えた課題は次への糧として活かしたい。おつかれさま

感想

2016年01月26日
那須 朝日岳東南稜 冬季 単独


那須 朝日岳 に初登頂した 2013年04月 から、憧れ抱いていた 那須 朝日岳東南稜 に数年を経て ようやく歩くことができ嬉しく思う。その反面 課題もできた。この経験を次への糧に活かしたい。

《目標》
『 1st ステージ 』(登山開始〜1年に立てた目標)
◎富士山頂剣ヶ峰(日帰り)
◎皇海山 鋸十一峰経由(単独 日帰り)
◎甲斐駒ケ岳 黒戸尾根(日帰り)
◎剱岳 早月尾根(単独 日帰り)
◎表 裏 妙義縦走(単独 日帰り)
◎日光連山縦走(単独 日帰り)
◎谷川連峰馬蹄形縦走(単独 日帰り)
◎槍 穂高連峰縦走(単独 1泊 )
◎男鹿山塊(黒滝 大佐飛 無名峰 男鹿)縦走(単独 日帰り)
◎白峰三山縦走(単独 日帰り)
◎八ヶ岳連峰主脈全山縦走(単独 日帰り)

『 2nd ステージ 』(2年目 槍穂縦走後に立てた これからの目標)
◎那須 朝日岳東南稜 積雪期(単独 日帰り)
◎阿弥陀岳 南稜 北稜 中央稜 積雪期(単独 日帰り)
◎日向八丁 鋸岳縦走 甲斐駒 黒戸尾根(単独 日帰り)※未完登
◎奥穂高岳南稜 奥穂西穂縦走(日帰り)※SPECIAL COLLABORATION
◎山域(北ア南部) 無雪期(単独 1泊 or 日帰り)
◎山域(北ア北部) 無雪期(単独 1泊)
◎山域(栃木県北) 無or積雪期(単独 1泊 or 日帰り)
◎山域(北ア南部) 無雪期(単独 1泊 or 日帰り)
◎山域(北ア南部) 無雪期(単独 1泊 or 日帰り)※連泊可なら まとめたいよ
◎山域(北ア中部) 無雪期(単独 日帰り)※日帰り最難関?
◎冬富士 厳冬期富士山頂剣ヶ峰(単独 日帰り)
◎山域(南ア北部) 積雪期(単独 1泊)
◎山域(北ア南部) 積雪期(単独 1泊)
◎栃木百名山 完登 ※栃木起点(終了点は隣県でも可)

『 3rd ステージ 』
憧れあるが、2nd ステージが叶うころ 目標をまとめたい。


『家庭』『仕事』を第一に。自分の『山』のために ここを疎かにしない。
『仕事』も これから数年の頑張りが、その後の人生を大きく変えると思われるので集中したい。

『 2nd ステージ 』目標 に関しては(岩稜などもあるが)、原則 “単独” とする( 栃百 は原則 外)。自分より著しく技量のある方(ベテランやガイドなど)に登らせてもらう山を、“自分で登った『山』” とカウントしない。
※確かな技術 経験 を習得するための 講習 や 教えて頂く山行 も、自分で登った山にはならないが 今後は必要とも感じる。

『 2nd ステージ 』目標 に対しての 交通手段 は(登山口までと縦走後の車回収)、マイカー・公共交通機関・チャリなどを利用する。タクシーは微妙だが単独では ある意味 痛手なので不測の事態はアリとするかも。
※なぜかブレてパーティー山行になった場合は、山行も車回収も難度は著しく下がるが車デポを利用(達成感はどうだろ?)。ただし 同じ山域で別行程をゆく仲間や、その他の者をはじめから当てにして送迎してもらう行為は原則 論外。

『 2nd ステージ 』目標の期限は問わない。誰 競うことはない。自分の目標。『 2nd ステージ 』は通常2泊3日以上を要するものが多く、それをほとんど連休のない自分が 1泊 or 日帰り で達成するためには 体力 技術 知識 経験 だけでなく 体調や天候に恵まれることが大きな要因と考えられる。もちろん技術習得にも時間が必要であり焦る必要はない。でも ある年齢に達するまでには叶えたいと思っていたりする。

『 3rd ステージ 』は甘くはない。より畏れをもって 単独山行の限界を感じる日が来るのでは。単独で登るための技術を確立させたい。そして良き仲間や師に巡りあえたら幸せだろう。こればっかりは『出会い』を大切に。


その他 大きな目標に限らず、訪れたい場所はたくさんある。家族や仲間 ときには ひとりでも、心から感動するような絶景に会えることを願って『山』を楽しみたい。

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