ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8035085
全員に公開
山滑走
鳥海山

鳥海山 新山北面(今シーズン最後の中島台から)

2025年04月19日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 秋田県 山形県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:50
距離
26.2km
登り
2,302m
下り
2,305m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:07
休憩
1:39
合計
10:46
距離 26.2km 登り 2,302m 下り 2,305m
6:39
284
12:06
12:14
7
12:21
12:46
14
13:00
13:25
176
新山北面基部(赤川源頭)
16:21
16:23
25
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中島台レクリエーションの森 駐車場を利用。
トイレ側の駐車場も除雪されており、そちらも駐車可。
トイレも使用可能。
コース状況/
危険箇所等
●中島台レクリエーションの森〜新山
中島台周辺は融雪が進み、赤川の橋まではスキーを担いでアプローチ。
赤川の橋を越えた先からはスキーが使えるくらいに雪は付いてたが雪付きは薄く、
枝葉が散乱しており、歩行は問題ないが滑走は厳しい。
あがりこ大王付近から雪付きは安定してきたが、来週以降はスキーを担ぐ距離がもっと長くなることを踏まえると、今シーズンの中島台ルートは終わりと考えたほうが良さそうだ。
鳥越川のリッジは雪が切れている模様。
今回はリッジは通らず、左側の沢をスノーブリッジで越えて対岸から通過した。

●新山北面(新山〜赤川源頭)
最上部は狭路の急斜面。
標高の高さもあってかクラストしやすく、ここの滑走が核心となる。
現在は斜面上にクラック、シュカブラは無く、状態は良好。
新山下の高低差150m位はクラストだったが、その下はザラメの快走斜面だった。
H1600mから下は所々で白いストップスノーが混じるが、茶色い雪の層は滑り良く、
赤川源頭部までの高低差800m、快適に滑走できた。
現在は斜面状態良好だが、今後融雪が進むにつれてクラックが増えてくる。
特に、最上部の岩場近辺と最下部のブッシュ周辺は割れが激しい傾向にある。
GW頃には割れてると思うので、滑走時はハマらぬよう注意。

●赤川源頭〜中島台ルート
北面滑走後は中島台ルートに抜けて下山。
抜けるルートは色々と考えられるが、所々でブッシュが出ているので上手くルートをとらないとブッシュ帯で足止めを食らう。
現在の状況ではどうルートをとってもブッシュ帯は避けられないようで、今回ルートでは3回ほど板を外して藪を漕いで通過している。
尚、今回は北面滑走後にH1830m付近まで登り返してから中島台ルートに抜けているが、
ここまで標高を上げる必要は無く、もっと低い位置からでも抜けられる。
ただ、標高が低い位置からだとトラバースばかりで面白くないので、下山滑走も楽しみたいのであれば出来るだけ標高を上げた位置から滑走スタートするのが良い。
中島台レクリエーションの森。
トイレは解放されており使用可。
2025年04月19日 05:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 5:33
中島台レクリエーションの森。
トイレは解放されており使用可。
窓の鳥の巣。
雛たちは巣立ったようだ。
2025年04月19日 05:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 5:33
窓の鳥の巣。
雛たちは巣立ったようだ。
レクリエーションの森周辺は雪解け進み道が出ている。
板は担いで出発。
2025年04月19日 06:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 6:03
レクリエーションの森周辺は雪解け進み道が出ている。
板は担いで出発。
木道を進む。
雨で濡れたせいか滑りやすい。
2025年04月19日 06:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 6:07
木道を進む。
雨で濡れたせいか滑りやすい。
赤川の橋を渡る。
2025年04月19日 06:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 6:15
赤川の橋を渡る。
橋を渡って少し進んだ先から雪道。
ここからはスキーで進む。
2025年04月19日 06:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/19 6:16
橋を渡って少し進んだ先から雪道。
ここからはスキーで進む。
雪解けが進み、炭焼き釜が出ていた。
2025年04月19日 06:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 6:37
雪解けが進み、炭焼き釜が出ていた。
あがりこ大王
冬の間は探すのが大変だったけど、今は看板があり見つけるのは容易。
2025年04月19日 06:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 6:38
あがりこ大王
冬の間は探すのが大変だったけど、今は看板があり見つけるのは容易。
あがりこ大王を一枚。
2025年04月19日 06:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/19 6:39
あがりこ大王を一枚。
太い幹は苔で覆われており、年代を感じさせる。
さすがは大王、風格がある。
2025年04月19日 06:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/19 6:40
太い幹は苔で覆われており、年代を感じさせる。
さすがは大王、風格がある。
獅子ヶ鼻湿原
所々で池が出てきている。
2025年04月19日 06:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/19 6:47
獅子ヶ鼻湿原
所々で池が出てきている。
ブナの森を進む。
2025年04月19日 07:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 7:33
ブナの森を進む。
稲倉の尾根、まこと黒うなり申したな。
2025年04月19日 07:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/19 7:42
稲倉の尾根、まこと黒うなり申したな。
雪解け進む鳥越川。
雪が割れて所々で川が出ている。
2025年04月19日 07:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 7:42
雪解け進む鳥越川。
雪が割れて所々で川が出ている。
新山のビュースポット。
2025年04月19日 07:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 7:45
新山のビュースポット。
新山北面
今回の滑走対象。
北壁と呼ばれることもあるが、確かに遠目だと壁のように見える。
2025年04月19日 07:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6
4/19 7:45
新山北面
今回の滑走対象。
北壁と呼ばれることもあるが、確かに遠目だと壁のように見える。
鳥越川のリッジは雪が切れているようだ。
スキーでは通過しにくいのでリッジは通らず。
スノーブリッジを渡って対岸から通過した。
2025年04月19日 07:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/19 7:48
鳥越川のリッジは雪が切れているようだ。
スキーでは通過しにくいのでリッジは通らず。
スノーブリッジを渡って対岸から通過した。
視界が広がる。
新山と外輪山の景色が広がる。
2025年04月19日 07:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 7:54
視界が広がる。
新山と外輪山の景色が広がる。
稲倉岳の岸壁。
デブリの量は例年並み?
今年は雪が多かったとは言うものの、鳥海山はそれほど多くは感じない。
2025年04月19日 07:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/19 7:58
稲倉岳の岸壁。
デブリの量は例年並み?
今年は雪が多かったとは言うものの、鳥海山はそれほど多くは感じない。
空は快晴。
早朝は雨が降っていたがすっかり晴れた。
2025年04月19日 08:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/19 8:03
空は快晴。
早朝は雨が降っていたがすっかり晴れた。
光る雪面。
まだ早い時間なので雪は硬め。
2025年04月19日 08:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 8:06
光る雪面。
まだ早い時間なので雪は硬め。
新山北面に日差しが入る。
この日差しがあれば、きっと雪は緩むはず。
・・・と思いたい。
2025年04月19日 08:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/19 8:21
新山北面に日差しが入る。
この日差しがあれば、きっと雪は緩むはず。
・・・と思いたい。
日差しに照らされ、新山方面が光っている。
2025年04月19日 09:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/19 9:18
日差しに照らされ、新山方面が光っている。
妖しく光る新山北面。
まだクラストの封印は解けていないようだ。
北面滑走スタートまで@3時間。
果たして、それまで解けるだろうか。
2025年04月19日 09:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/19 9:18
妖しく光る新山北面。
まだクラストの封印は解けていないようだ。
北面滑走スタートまで@3時間。
果たして、それまで解けるだろうか。
外輪山が見えてきた。
2025年04月19日 09:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 9:39
外輪山が見えてきた。
側壁には大規模な表層雪崩跡。
in-outのシュプールが無いのでスキーカットではなく自然に崩れたようだが、随分と綺麗に崩れたものだ。
2025年04月19日 10:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 10:15
側壁には大規模な表層雪崩跡。
in-outのシュプールが無いのでスキーカットではなく自然に崩れたようだが、随分と綺麗に崩れたものだ。
振り返り、稲倉岳を眺める。
2025年04月19日 10:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/19 10:27
振り返り、稲倉岳を眺める。
千蛇谷に到着。
2025年04月19日 10:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 10:35
千蛇谷に到着。
千蛇谷を進む。
この辺から雪は緩んでザラメ質。
滑走が期待できそうなコンディションになってくる。
2025年04月19日 10:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 10:44
千蛇谷を進む。
この辺から雪は緩んでザラメ質。
滑走が期待できそうなコンディションになってくる。
外輪山側壁には奇妙な模様が描かれていた。
雨が流れた痕跡だろうか?
2025年04月19日 10:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/19 10:55
外輪山側壁には奇妙な模様が描かれていた。
雨が流れた痕跡だろうか?
外輪山の最狭部を進む。
このまま新山へ向かっても良いが…
2025年04月19日 11:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 11:26
外輪山の最狭部を進む。
このまま新山へ向かっても良いが…
まだ雪が緩んでなさそうなので、御室へ寄り道。
緩むまで少し待つとしよう。
2025年04月19日 11:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 11:35
まだ雪が緩んでなさそうなので、御室へ寄り道。
緩むまで少し待つとしよう。
御室の建屋。
2025年04月19日 11:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 11:36
御室の建屋。
屋根のトタンが剥がれている。
強風で飛ばされてしまったようだ。
2025年04月19日 11:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 11:37
屋根のトタンが剥がれている。
強風で飛ばされてしまったようだ。
大物忌神社
前回来た時は雪で埋まっていたので、これが今年の初参拝。
北面滑走できますように(˘人˘)
2025年04月19日 11:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 11:38
大物忌神社
前回来た時は雪で埋まっていたので、これが今年の初参拝。
北面滑走できますように(˘人˘)
山辺牛乳のコンテナと七高山。
2025年04月19日 11:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 11:42
山辺牛乳のコンテナと七高山。
そろそろ、雪が緩んだかな。
スノーブリッジを渡って新山へ向かう。
2025年04月19日 12:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 12:14
そろそろ、雪が緩んだかな。
スノーブリッジを渡って新山へ向かう。
スノーブリッジを眺める。
これ以上高くなることはないだろうから、これが今年のスノーブリッジ完成形か。
なかなか見事な出来栄えだ。
2025年04月19日 12:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/19 12:19
スノーブリッジを眺める。
これ以上高くなることはないだろうから、これが今年のスノーブリッジ完成形か。
なかなか見事な出来栄えだ。
七高山
2025年04月19日 12:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 12:19
七高山
新山に登頂。
山頂の岩は出ていた。
2025年04月19日 12:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
4/19 12:24
新山に登頂。
山頂の岩は出ていた。
新山から眺める七高山。
2025年04月19日 12:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 12:24
新山から眺める七高山。
新山周辺には踏み抜いたと思われる穴が複数開いている。
雪が薄くなっているので踏み抜きには注意だよ。
2025年04月19日 12:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/19 12:24
新山周辺には踏み抜いたと思われる穴が複数開いている。
雪が薄くなっているので踏み抜きには注意だよ。
北峰から眺める中島台ルート。
だいぶブッシュが出てきている。
北面からの下山滑走ではこのブッシュに悩まされそうだ。
2025年04月19日 12:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 12:27
北峰から眺める中島台ルート。
だいぶブッシュが出てきている。
北面からの下山滑走ではこのブッシュに悩まされそうだ。
笙ヶ岳、鳥海湖方面。
2025年04月19日 12:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/19 12:27
笙ヶ岳、鳥海湖方面。
笙ヶ岳、拡大。
東面側にはずらりと雪庇が連なっている。
2025年04月19日 12:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/19 12:28
笙ヶ岳、拡大。
東面側にはずらりと雪庇が連なっている。
これから滑走する新山北面。
ここから見る限りでは、雪は緩んでいるように見える。
そろそろ行ってみるか。
2025年04月19日 12:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/19 12:31
これから滑走する新山北面。
ここから見る限りでは、雪は緩んでいるように見える。
そろそろ行ってみるか。
新山北面滑走スタート。
最初はやっぱりクラストバーン。
ちょっと厳しい雪質だが、少し落とせば緩む!
・・・はず。
2025年04月19日 12:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 12:43
新山北面滑走スタート。
最初はやっぱりクラストバーン。
ちょっと厳しい雪質だが、少し落とせば緩む!
・・・はず。
最初の高低差150m位は硬いクラストバーンが続く。
緊張する滑走となったが、そこを過ぎたら雪は和らぎザラメになった。
2025年04月19日 12:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 12:51
最初の高低差150m位は硬いクラストバーンが続く。
緊張する滑走となったが、そこを過ぎたら雪は和らぎザラメになった。
斜面にクラックやシェカブラは殆どなし。
とても良い斜面状態だ。
2025年04月19日 12:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 12:51
斜面にクラックやシェカブラは殆どなし。
とても良い斜面状態だ。
北面からは稲倉岳と中島台ルートが一望できる。
ブッシュの状態も把握できるので、この辺で小休止がてら下山ルートを検討すると良いかもしれない。
2025年04月19日 12:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 12:52
北面からは稲倉岳と中島台ルートが一望できる。
ブッシュの状態も把握できるので、この辺で小休止がてら下山ルートを検討すると良いかもしれない。
赤川の源頭部が見えてきた。
どこまで滑るかはケースバイケースだが、今回は末端の赤川ボトムまで滑るとしよう。
2025年04月19日 12:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 12:57
赤川の源頭部が見えてきた。
どこまで滑るかはケースバイケースだが、今回は末端の赤川ボトムまで滑るとしよう。
赤川源頭部、ボトムまで滑って滑走終了。
高低差800mの大滑走。
最初のクラストが緊張したけど、実に爽快な滑走だった。
2025年04月19日 13:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 13:11
赤川源頭部、ボトムまで滑って滑走終了。
高低差800mの大滑走。
最初のクラストが緊張したけど、実に爽快な滑走だった。
沢底にはデブリが堆積している。
この沢型を滑走するパターンもあるみたいだけど、これから先はデブリの魔窟になりそう。
2025年04月19日 13:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/19 13:03
沢底にはデブリが堆積している。
この沢型を滑走するパターンもあるみたいだけど、これから先はデブリの魔窟になりそう。
赤川下流側。
秡川に抜けるなら、このまま赤川沿いを滑って右岸側から台地に上がる。
今は藪が薄く、こちらの秡川ルートは楽そうだ。
問題は中島台ルートだが…
2025年04月19日 13:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 13:02
赤川下流側。
秡川に抜けるなら、このまま赤川沿いを滑って右岸側から台地に上がる。
今は藪が薄く、こちらの秡川ルートは楽そうだ。
問題は中島台ルートだが…
赤川上流側。
雪で埋もれて川の形はしておらず。
なんだか異世界感がある。
2025年04月19日 13:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 13:29
赤川上流側。
雪で埋もれて川の形はしておらず。
なんだか異世界感がある。
登り返して中島台方面に下山滑走。
別に登り返さなくても下山できるが、この辺は人それぞれ。
今回は2本目滑走、てことで登り返す。
2025年04月19日 14:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 14:19
登り返して中島台方面に下山滑走。
別に登り返さなくても下山できるが、この辺は人それぞれ。
今回は2本目滑走、てことで登り返す。
H1830mまで登って北面を眺める。
2025年04月19日 15:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 15:16
H1830mまで登って北面を眺める。
ここから滑走スタート。
上手く中島台ルートに戻れるかな。
この戻り、毎回上手くいかないんだよね。
2025年04月19日 15:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 15:17
ここから滑走スタート。
上手く中島台ルートに戻れるかな。
この戻り、毎回上手くいかないんだよね。
今回もダメでした。。。
ブッシュに捕まったので、藪漕ぎで通過。
こんなのが3回程度。
やっぱ、ルーファイセンスねぇな。
2025年04月19日 15:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 15:24
今回もダメでした。。。
ブッシュに捕まったので、藪漕ぎで通過。
こんなのが3回程度。
やっぱ、ルーファイセンスねぇな。
稲倉岳は夕方の雰囲気。
もうじき、あの峰の後ろに日が沈む。
2025年04月19日 15:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/19 15:38
稲倉岳は夕方の雰囲気。
もうじき、あの峰の後ろに日が沈む。
快晴続きだったが、夕方から雲が増えてきた。
明日は荒れる天気予報。
その予報は当たりそうだ。
2025年04月19日 15:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 15:38
快晴続きだったが、夕方から雲が増えてきた。
明日は荒れる天気予報。
その予報は当たりそうだ。
藪で手間取ったが、H905台地まで抜けた。
この光景を眺めるのも今回が最後。
また来年もこの景色を見れるよう期待しよう。
2025年04月19日 15:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 15:44
藪で手間取ったが、H905台地まで抜けた。
この光景を眺めるのも今回が最後。
また来年もこの景色を見れるよう期待しよう。
ぶなじゅりんを滑って下山する。
森林帯はストップスノー無しの全面ザラメ。
滑り良し。
2025年04月19日 16:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 16:06
ぶなじゅりんを滑って下山する。
森林帯はストップスノー無しの全面ザラメ。
滑り良し。
朝よりも融雪が進んだ。
朝は通れた場所が、帰りは雪切れ。
スキーで通れなくなっていた。
2025年04月19日 16:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/19 16:20
朝よりも融雪が進んだ。
朝は通れた場所が、帰りは雪切れ。
スキーで通れなくなっていた。
最後は板を担いで。
遊歩道を歩いて帰る。
2025年04月19日 16:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 16:37
最後は板を担いで。
遊歩道を歩いて帰る。
獅子ヶ鼻湿原の地図が掲示されていた。
これによると、あがりこ大王の他に、あがりこ女王も存在するらしい。
今度探してみよう。
2025年04月19日 16:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 16:43
獅子ヶ鼻湿原の地図が掲示されていた。
これによると、あがりこ大王の他に、あがりこ女王も存在するらしい。
今度探してみよう。
水芭蕉の群生。
2025年04月19日 16:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 16:44
水芭蕉の群生。
路肩にポツンと咲く一輪。
2025年04月19日 16:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/19 16:45
路肩にポツンと咲く一輪。
駐車場に帰ってきた。
2025年04月19日 16:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 16:47
駐車場に帰ってきた。
下山後、栗山池公園に寄り道。
桜が見頃を迎えていた。
2025年04月19日 17:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/19 17:20
下山後、栗山池公園に寄り道。
桜が見頃を迎えていた。
桜並木の向こうに鳥海山。
2025年04月19日 17:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 17:25
桜並木の向こうに鳥海山。
桜と鳥海山。
山頂に雲がかかっているのが残念。
2025年04月19日 17:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
4/19 17:25
桜と鳥海山。
山頂に雲がかかっているのが残念。
水面に映る桜も良い感じ。
見事な桜景色だけど、花見している人は誰も居ない。
あまり知られていない公園なのだろうか?
勿体ないねぇ。
2025年04月19日 17:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/19 17:25
水面に映る桜も良い感じ。
見事な桜景色だけど、花見している人は誰も居ない。
あまり知られていない公園なのだろうか?
勿体ないねぇ。
まぁ、静かに花見できるのでそれも良いか。
2025年04月19日 17:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/19 17:26
まぁ、静かに花見できるのでそれも良いか。
ついでに三崎公園にも寄り道。
サンセットを期待するが、雲が沸いててダメだった。
2025年04月19日 17:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/19 17:46
ついでに三崎公園にも寄り道。
サンセットを期待するが、雲が沸いててダメだった。
公園のキャンプサイトにはテントが数張。
そろそろキャンプするにも良いシーズンね。
2025年04月19日 17:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/19 17:49
公園のキャンプサイトにはテントが数張。
そろそろキャンプするにも良いシーズンね。
撮影機器:

感想

今週末4/25には矢島ルートにつながる秡川までの道路が開通予定。
同日には鉾立・大平ルートの鳥海ブルーラインも開通予定との事。
今後の鳥海山BCはそれらルートがトレンドとなり、これまで多くのスキーヤーを楽しませてきた中島台ルートは静かに終わりを迎えてゆく事だろう。
私個人としては今回BCが今シーズン最後の中島台ルートと考えているが、一口に中島台ルートと言っても複数の滑走ルートがある。
その有終の美を飾るに相応しい滑走ルートとなると、「新山北面」が思い浮かんだ。

新山北面は高低差800mにも及ぶ、鳥海山きっての急斜面滑降ルート。
鳥海山の中でも最も標高の高い新山からの滑降である事、また、北面という位置にある事から、最上部は極めてクラストしやすく、その滑走にはリスクを伴う。
しかし、運良くコンディションに恵まれ滑走が叶ったのならば、大きな充実感と達成感を与えてくれるルートでもある。
言わば、ハイリスク・ハイリターンの浪漫ルート。
通常であれば秡川までの道路が開通してからのゴールデンウィーク期間に滑走する事が多いが、今回は中島台からのアプローチで滑走を試みた。

滑走当日は気温の高い日で、鳥海山山頂部の日中予想気温は5℃〜8℃程度で推移。
この気温であれば昼過ぎには北面の雪は緩むと思われた。
しかし、この日は前日から強風が吹き続けており、北面はウィンドクラスト。
そのクラストは正午を過ぎても解けず、北面の雪は硬いまま。
結局、雪が緩むのを待たずしての北面滑走開始となった。
新山下の高低差150m区間がクラストしており神経を使う滑走となったが、事前に御室の大物忌神社でお参りしたのが効いたらしい。
運には恵まれたようで、下に行くにつれて雪は緩んでゆく。
やがて、ザラメの快走斜面へと変貌。
更に下の方まで滑り降りると多少のストップスノーは出てきたが、強風の恩恵であろうかグリップ力は弱くさほど気にならない。
クラック、シュカブラは殆ど無し。
北面末端となる赤川源頭までは一様にフラットな斜面が続き、最後まで快適に滑走出来た。
やはり、滑走するなら早い時期が良いようで、去年のゴールデンウィークに滑走した時はクラックだらけで苦労したが、今回は時期が早かったおかげで良好。
これまで北面を滑走した中では、今回がベストと言えるような斜面状態であった。
滑走後、中島台ルートに抜ける際にはブッシュでルートを塞がれ藪漕ぎが発生したりと苦労はさせられたが、終わり良ければ全て良し。
新山北面は今後、秡川ルートからトライする事もあるかもしれないが、中島台からのルートは今回が最後。
その有終の美を飾るに相応しいBCになったと満足出来るような、会心の北面滑走であった。



◆新山北面滑走(新山〜赤川源頭)



2025年4月19日12時45分撮影
今シーズン初の新山北面滑走。
新山下の高低差150m区間がクラストしており神経を使う滑走となったが、下はザラメの快走斜面。
去年、GWに滑走した時はクラックだらけで苦労したが、今回は時期が早かったおかげで良好。
クラック、シュカブラは殆ど無く、赤川源頭までの高低差800m、快適に滑走出来た。


◆新山北面から中島台ルートに抜けてみた



2025年4月19日15時10分撮影
新山北面を滑走後、中島台ルート方面への下山滑走。
北面終点の赤川源頭部まで滑った後、標高1830m付近まで登り返し、そこから滑走開始した。
雪は完全に繋がっておらず、途中、3回ほどブッシュ帯に捕まり藪漕ぎ発生。
都度、板を外して藪を漕いで抜けている。
見苦しい藪漕ぎシーンは全カットしているのでスムーズに滑り抜けているように見えるかもしれないが、実際は結構な労力と時間を要している。
色々と苦労が多い新山北面滑走。だが、その苦労に見合う価値はある、と思う。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:339人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら